「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

刑事はつらい商売?

2011-03-18 22:54:46 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい<あやしい】

#72と#73についてのミニ日誌を書く前に、こちらを先にやろうと思います。


第74話 48.12.14 ひとりぼっちの演奏会 (シンコ・ジーパン)佐藤仁哉 山本廉 加藤茂雄

かなり久々のシンコ主演作(48話以来)。

前回と同じ「音楽絡みの青春像」的テーマですが、前回の業界絡みの闇的な部分無くなり、シンコが女として刑事としてどう動き、迷い、苦しみ、割り切るかに焦点が当てられます。さらに、72話で淡い何かが芽生えた感じのジーパンとの静かな対立。

ほろ苦いながらも、シンコ自身がプロのデカとして振舞いながら、それでも本来の自分を失いたくないという抵抗と葛藤は非常に熱いものがあります。

このシンコのテーマは、もうちょっと後で結実します。

でも、この頃の高橋惠子さん・・・まだ10代なんですよね。
改めて考えると凄い。


第75話 48.12.21 仕掛けられた銃声 (ゴリさん)土屋嘉男 木内みどり 根岸一正 

七曲署の前歴がちょっと垣間見られる興味深い点と、正義感あふれていた刑事が刑事の職を失った後の末路の悲しさ、

そして、本当は拳銃を撃ちたくないゴリさんがとうとう絶対に拳銃を向けたくない相手に・・・。

という非常にナーバスでシビアな点と、見どころの多い作品となっていると思います。

土屋嘉男氏の好演も手伝っています。

個人的には隠れた名作だと思っていますが、

でも・・・やはり辛い作品ではあります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする