隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

上海城市新聞 Vol.20 『中国へ治療に行きました』(その9・最終回)

2012年06月09日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.20 『中国へ治療に行きました』(その8)はこちら⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ac788f1457b59dc91199efffa567b574

 

 写真をクリックすると拡大画像が表示されます。

 

映画が終わって外に出ると、雨も上がっていたので、帰国前の最後の街歩きをしました。「歩行街」の出入り口の道路には、客待ちの「輪タク (三輪自転車タクシー) 」が列を作っていました。

 

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【客待ちの「輪タク」】

 

許可を得なくて、ディズニーのキャラクターを使っていると思われる子供洋品店を、見つけたりしました。

 

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【あのキャラクターは?

 

最後の晩御飯は、昨年から数回通っている西餐 (西洋料理) レストランの「萱美特西餐店」で、「肉醤意大利面 (ミートスパゲティ) 」16元 (約210円) と、「炸鶏翅 (手羽先の唐揚)」7元 (約90円) を食べました。

 

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萱美特西餐店】

 

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【肉醤意大利面

 

 

8日目:5月30日 (水)】快晴


前日に王さんがナンバープレートを取得できたとの連絡をもらいましたので、武漢天河国際飛行場までは王さんのタクシーにお願いしました。

 

午前10時にホテルを出発して、12時25分には空港に着きました。搭乗手続き開始が、13時30分なので、あと1時間あります。

 

そこで王さんと別れて、前回同様に空港ターミナルのKFCで一人でお昼を食べても良かったのですが、王さんにお世話になったので、「お昼を一緒に食べませんか」と誘ったところ、近くにいい食堂があると言うので、彼にお店まで連れて行ってもらうことにしました。

 

彼が連れて行ってくれたのは、空港から7~8分の天河村にある「水香園酒楼」という地元の人達が行く食堂でした。もちろん、ここの食事は旨かったですよ。

 

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王さんのタクシーと「水香園酒楼」】

 

帰りのCA114便の乗客は、往きと同じく30人強でした。定刻より5分遅れの14:35に武漢を出発し、 成田到着は定刻の19:15より5分早い19:00でした。

 

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帰りの機内食

 

8日間の信陽訪問の目的は達せられたのでしょうか?

 

1番目の目的の、咳と血痰の治療ですが、第一人民病院の中医科で診療してもらい、漢方薬を処方され飲みました。隊長の肺に潜む咳と血痰の原因を直接退治するのではなく、咳と痰を押さえるとともに、体力を付け自然治療をするための滋養強壮の漢方薬を処方してくれました。この薬を4日間のみ、薬が無くなったあとは、市販品の「利肺片」を買いました。大量の薬を持ち帰り、成田の税関で荷物の中を調べられたらやっかいなので、日本には写真の様に3箱 (12日分) のみ持ち込みました。

漢方薬の効果は少しはあったのでしょうか、咳と痰は少し治まっています。

 

2番目の目的の、左の腰から足の裏まで広がっている痛みの治療ですが、毎晩マッサージ店に通い、抜火缶は一日置きにやってもらいました。治療を受けた直後は痛みが少しは消えたのですが、帰国後は、もとの状態に戻ってしまい、痛みは今も続いています。 

 

3番目の、1週間日本語を一言もしゃべらず、日本からの情報も遮断し、精神を鍛練する目的ですが、機内を除いて、日本人には一人も遭遇しませんでした。

スマホの国際ローミング機能をオフにして、インターネットにも接続しませんでした。ホテルでは、日本の衛星放送も見られず、帰りのCA機内にはもちろん日本語の新聞や雑誌も置いてありませんでした。 

 

これまで、一人で海外へ行った時は、孤独を紛らわす為に、往きの飛行機内で酔っ払って足元もおぼつかなくなるほどお酒を飲み、現地でも毎晩飲んでいました。しかし、今回は孤独にも耐えられ、4月初旬から始めた禁酒を継続することが出来ました。 

 

しかし、海外での孤独には耐えられるようになったかも知れませんが、本当の意味での精神を鍛練することは出来ませんでした。感情を、コントロールすることはまだまだ出来ていません。 

 

4番目の目的の、「信陽毛尖茶」新茶の買い付けは出来ました。毎日、お茶を楽しんでいます。

 

*料金の情報、人民元の円換算レートは2012年5月現在のものです。

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上海城市新聞 Vol.20 『中国へ治療に行きました』(その8)

2012年06月09日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.20 『中国へ治療に行きました』(その7)はこちら⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bb56c3cc18f1717cabbcfca854125d65

                       写真をクリックすると拡大画像が表示されます。

 

この日は、朝から雨なので、朝食をゆっくりと食べて、外出をしようと思いました。「信合中州国際飯店」の宿泊料は、昨年11月の滞在時と同じ朝食付き1泊376元(約4900円)ですが、朝食の内容は様変わりしていました。

2日目の記事にも書きましたが、ドリップ式のコーヒーメーカーは壊れたまま。前回の洋食はそれなりに充実していましたが、現在は中華料理のみ。果物の質も落ちました。去年6月の開業なのですが、設備の劣化も早く、あちこちが薄汚れています。前回は見かけた欧米人も全く見かけず、国際ホテルが中国の普通のビジネスホテルに変わってしまったかのようです。

 

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【朝から「中華バイキング」】 

 

木曜日に病院で処方してもらった漢方薬は4日分なので、昨晩飲み終わっています。そのため、薬局で買った市販の漢方薬「利肺片」1箱24錠(4日分)11元7角(約150円)を、この日の朝食後から飲み始めました。「利肺片(肺に利のある錠剤)」とは、中国語のネーミングはすごいですね。

 

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漢方薬「利肺片」】

 

11時頃に外出し、雨が降っているので、「大商新玛特(Dashang New-Mart)ショッピングモール」の中でウィンドウ・ショッピング。

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大商新玛ショッピングモール】

 

昼食は、同モール内で、昨晩も行った「百年永和豆」へ。「馄饨(ワンタン)」10元(約130円)、「油条(揚げパン)」3元(約39円)、とコーヒー7元(約90円)を注文しました。

馄饨の発音 Hun Tunは、隊長が苦手な中国語の一つで、お店でHun Tunと頼んでも、なかなか理解してくれないことがあります。「百年永和豆」は、ファーストフードの店なので、カウンターのメニューを指差せば良いので助かります。

馄饨はおいしかったのですが、油条はいまいち、コーヒーは最初からミルクと砂糖が入っていので甘すぎて飲めるしろものではありませんでした。

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馄饨と油条】

 

食後には、まだ雨が降っていたので、歩行街近くで、昨年も行った「中影国際・信陽影場」と言うシネコンで「黒衣人3(メン・イン・ブラック3)」3D版を観ました。入場料は25元(約325円)と格安ですが、3Dメガネの保証金が100元必要です(退館時に返金)。

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【中影国際・信陽影場】

 

この映画は5月25日に日米同時公開され話題になりましたが、実は中国でも同日から公開されていました。北京や上海等の大都市では人気があったようですが、ここ内陸部の信陽市では、平日の昼間で雨ということもあったのか、110人の座席に対して、この時の入場者はわずか4名でした。

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【「黒衣人3」のポスター】

 

上海の映画館でトム・クルーズ主演の「宇宙戦争」や「ミッション:インポッシブル3」を観た時には、英語のセリフに中国語の字幕が付いていました。「黒衣人3」は中国語の吹き替えのみで、字幕はなしでした。そのため、セリフを聞き取るのに苦労しました。中国のTVのドラマでは、中国語のセリフに中国語の字幕が出るので、セリフを聞き取れなくても、字幕を見れば理解できるのに・・・

 

 

=========== 続きは、上海城市新聞 Vol.20 『中国へ治療に行きました』(その9)で ===========

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