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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

新・「南京大虐殺」 デーブ・スペクターが論破される動画

2021-03-28 13:52:52 | 政治

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アクセス急増の古い記事を一部編集して再掲します。

以下「南京大虐殺」 デーブ・スペクターが論破される動画2007-02-13 08:30:34 |

の再掲です。

             ★

デーブ・スペクターと言う男、日本人以上に駄洒落を飛ばし、英語がしゃべれないという噂が実しやかに流れるほど日本語に堪能なテレビタレント。

その速射砲のように相手に浴びせる日本語技能でお笑いをやっている分には何の罪も無い。

だが、こと歴史問題となると親日の仮面を脱ぎ捨てて反日の牙むき出しに、中国、韓国の味方をする。

その憎悪むき出しの反日姿勢をたかがお笑いタレントとして看過していいものか。

その反日姿勢が買われたのかテレビの歴史トーク番組にはよく顔を出して日本攻撃の急先鋒となっている。

たかがタレントと言うがアメリカ国籍で日本語堪能、しかも普段は親日の仮面を被った男の発言は過小評価出来ない。

奥さんも日本人で共に日本で生活している、一見親日家の「反日歴史観」は特に英語圏の国での影響は看過できない。

この男日本のテレビでメシを食っていながら一体何の恨みを日本に持っているのかと思っていたら、どうも本人の「ユダヤ系アメリカ人」と言う出自にあるようだ。

ナチス・ドイツに虐殺されたユダヤ人にとって、枢軸国としてその同盟国だった日本はどうしても「従軍慰安婦」や「南京大虐殺」の加害者で無ければ困るのだろう。

彼の口から出てくる日本人の姿は残酷な「性奴隷」の加害者であり南京の虐殺者であり強姦魔である。

かれの祖父母或いは親類がナチスの被害に遭ったのだろうか。

その、デーブ・スペクターがトーク番組でその付け焼刃の歴史観を見事に論破される瞬間の動画を紹介したい。

その前に彼の反日姿勢を「従軍慰安婦」をテーマにした「そこまで言って委員会」を「夜郎自大ブログ」さんより転載。感謝!http://moon.ap.teacup.com/miyamon/37.html

その後に「南京大虐殺」で論破される【動画】です。

(以下抜粋で転載。)

2005/2/23

たかじんのそこまで言って委員会

パネラー  宮崎哲弥、三宅久之、江田けんじ、橋下徹、
      高市早苗、桂ざこば、デーブ・スペクター、田嶋陽子、
ゲスト:伊豆見元(静岡県立大学国際関係学部教授)

今回一番問題となったのは
●NHK 朝日新聞 どっちの味方?

三宅久之のみNHK支持
その理由は新聞記者たるもの自分の先入観を元に記事を書くのは
新聞記者として恥ずべき行為だという理由から。

NHKでの放送規制問題での従軍慰安婦問題

田嶋陽子が民衆法廷の主催者の一員ということを自ら漏らす
「苦労して作り上げた(意図的に作成した?)のに
 編集で全く違うつくりにされてしまってさ」

三宅久之の
「慰安婦としての売春行為は日本軍人に対してあった。
 悲しい事だが生活の手段として仕方ない。
 そこに軍の強制はなかった。ほとんどは自主的」

という意見に対して
デーブ
「この人(三宅)は目の前に実際の兵を連れてきても正当化する
 そういう人だよ」と人間性の否定発言

さらに田嶋陽子が
「違うよ、あれは軍の強制連行があったんだよ。
 北朝鮮の拉致は日本軍のを真似したんだよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハァ!?なんつった、今。

しかしその発言にはあまりとまらず進行

橋下弁護士は
「民衆法廷は弁護人もいない全く法廷の形を成していない。
 あれはただの意見表明。
 南京大虐殺を公にした東京裁判も全くのまがいもの」
という法治国家における至極当然な見解。

高市早苗の従軍慰安婦の見解
「政府資料はないと国会答弁で出ている」

デーブが高市早苗が発言しようとすると
「あなた自民党のまわしもの、森の手先」
と下品な物言い
軍の強制による慰安婦はなかったなんていう人がいるから
 朝日新聞が必要なんですよ」

この問題に関しては

宮崎哲弥の
「朝日新聞はもう従軍慰安婦を正面から認めていないよ話にならない」
辛坊治郎
「デーブさんが好きなフジサンケイグループの
 産経新聞は1度も従軍慰安婦という用語は使用していない。」

という二人の発言で
田嶋陽子、デーブは絶句。
ほぼ歴年の抗争を凝縮した議論となりました。
デーブスペクターの下品な性格が露わになっていましたね。


なんというか
パネラー陣は優しいねぇ
田嶋陽子の問題発言を追求すれば大阪でもTV出れなくなるぞ。
                   ◇
 

***反日を唱える外人と日本人の言いたい放題***

268 名前: 名無しさん 投稿日:2007/02/01 22:34
【動画】「たかじんのそこまで言って委員会」http://joseino.hp.infoseek.co.jp/20050306_takajin.wmv


南京大虐殺について、ここまで突っ込んだ番組は「たかじんのそこまで言って委員会」だけか?
亜細亜大学 東中野教授 『証拠として通用する写真は一枚もなかった』

反日系?のユダヤ系アメリカ人 = デーブ・スペクターが論破され、最後は 『無かっ
た』と意見が変わる。

(番組開始時点)
<大虐殺あった派>
落語家:桂ざこば ・・・ 「大」虐殺とは言わないまでも 少しはあったのでは
椙山女学院大学教授:川崎泰資(元NHK) ・・・ 外電は伝えていた、無かったなんて言ったら大問題
作家・タレント:遥洋子 ・・・ 証拠が多い
TVプロデューサー:デーブスペクター ・・・ 言うまでも無い

<大虐殺無かった派>
評論家:宮崎哲弥 ・・・ 南京事件はあったが、南京大虐殺は無い
前台湾総統府国策顧問:金美齢 ・・・ 日本人はそんなことしない
政治評論家:三宅久之  ・・・ 民間人を誤って処刑した程度
民主党衆議院議員:西村眞悟 ・・・ 南京には20万人も人がいない
                 ◇

【動画】「南京大虐殺」でデーブ・スペクターが論破された瞬間。(ダイジェスト版)http://www.youtube.com/watch?v=ZzPgi4Wn9Zk

◆プロパガンダ写真研究所http://www2u.biglobe.ne.jp/~sus/index.htm

 

               ◆ 

 

◆2チャンネルの反応

273 名前: 名無しさん 投稿日:2007/02/03 00:17
中国研究者、南京事件で講演「30~40万虐殺」に懐疑的

1937年末の南京事件を研究している中国人研究者2人が30日、都内で講演し、30万から40万人の虐殺説に疑問を呈した。両氏は、これらの過大な数字は中国内での反日感情の高まりなどに伴う「政治的な問題に影響されたものだ」などと指摘した。

昨年末に始まった日中歴史共同研究の中国側座長である歩平・中国社会科学院近代史研究所所長も同じ立場をとっているといわれ、数字で争って、対日関係を悪化させてはならないとの中国側の空気を反映したものとみることもできる。

張氏は「中国の初期の研究は学術的ではなかった」と語り、80年代の中国の研究は感情的で、政治的な色彩を帯びていたと指摘した。
さらに、資料も中国側からみた3冊の本に依拠していたという。

中国で現在、一般に流布されている南京事件の30万~40万人虐殺説について、「中国の学者にとって、確かに難しい面がある」と述べて、中国人研究者への当局からの圧力を示唆した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/37406/ [ソースチェック]

アメリカが核兵器で一般市民を30万人も殺してしまったたことを正当化させるために日本軍も南京で同じだけ殺したことにしておきたかったんだよ。
小火器しかなかった日本軍が30万人を殺すことは明らかに無理であったのに
いまだにアメリカは南京大虐殺は無かったとは一言もいわない。
その昔、白人がアメリカに入植したときインディアンを大量虐殺したこともごまかしている始末。
イラク政策なんか見ていても近代アメリカは中華思想とたいしてかわらないんじゃないだろうか。
まず日本国民はよくこのことを学ぶべき。南京大虐殺は極東軍事裁判時にふっ沸いた事件であった。当時南京には多くの外国人記者がおり、それこそ大規模な虐殺行為があればすぐ世界中に報道されていたはずだ。

しかし南京で虐殺行為はあった。それは中国国民党が南京に入った際に起きたものだ。
要は中国人が中国人を殺したのである。

何の殺人行為が無かったとまで言わない。当時の南京には便衣兵がおり、彼等が抵抗をし、その結果殺害された者はいた可能性がある。もし仮に30万もの人間が殺されたとしたらその死体はどこへ行ったのだろうか。南京は大規模な開発が進んでいるがいまだかつて大量の死体が南京から発見されたと聞いたことは無い。

中国が日本の南京での調査を受け入れないのを見ても嘘は明白だ。もし真実なら堂々と受け入れればいい。そしてもう1つ日本人は忘れてはいけないことがある。南京のようなはっきりしないことではなく、1937年に通州事件が起きたことだ。これは中国人による日本人(民間人も含む)を虐殺したという事件があった。これは実に残虐な方法で行われていたようだ。

敗戦国は嘘や捏造まで受け入れる必要は無い。日本と中国ではもはや謝罪も補償の必要も無いということで日中平和友好条約が結ばれたのだ。中国が日本へ要求していることは謝罪や補償という言葉でごまかした恫喝、恐喝行為と同じである。ましてや日本の一部だったにも関わらず、いつのまにか戦勝国気取りで調子に乗っている半島には何の謝罪、補償も必要ない。

日本人はいい加減に目覚めろ。いつまで嘘で脅される。奴等は世界中で工作活動をし日本の国益を著しくそこねている。


※参考※ 中国人の残虐性がよくわかります、必見です。


通州事件とは?
http://www004.upp.so-net.ne.jp/teikoku-denmo/no_frame/history/honbun/tsushu.html [ソースチェック]
日本人居留民を通州城内に全員集め、城門を閉めた上で(要は城外へ逃げられない様にして)、日本人居留民の住宅一軒々々に火を放ち、女性には暴行を加えた上で局部に丸太を突き刺す等して殺害、子供は両手・両足を切断し、男性には首に縄を巻き付けた上で引き回す等、「残虐」の限りを尽くしたのです。
http://ryutukenkyukai.hp.infoseek.co.jp/tusyu_jiken_1.html [ソースチェック]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E5%B7%9E%E4%BA%8B%E4%BB%B6 [ソースチェック]
一部で「通州虐殺事件」、「第二の尼港事件」とも言われる。殺され方が極めて残虐であったとされ、日本の対中感情は大きく悪化した。 その後1937年12月24日、冀東政府と日本側との間で交渉が成立、冀東政府は日本側に正式陳謝の上、120万円の賠償金を支払い、事件は解決した。

近年ではこの事件に対する報道は日中両国で皆無であり、歴史の闇に埋もれようとしている。

■消された「通州事件」消された「通州事件」
http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/tushujiken.htm [ソースチェック]

277 名前: 名無しさん 投稿日:2007/02/10 11:05
「従軍慰安婦」という言葉を「創造」したのは元毎日新聞記者で作家の     「千田夏光」(故人)

反韓から朝鮮統一工作の一環として親韓の第一歩となる捏造記事を出した 「朝日新聞」

書いた記者は「韓国太平洋戦争犠牲者遺族会」理事の娘と結婚していた   「植村 隆」

朝日の捏造「慰安婦」記事に検証なしで韓国に謝罪したのは          「宮沢喜一」

「強制連行の証拠はないが、慰安所には軍が関与した」とした          「加藤紘一」

その捏造を強化する「偽証」を法廷で行ったのが                  「吉田清治」

証人として吉田清治にその「偽証」をさせた弁護士が               「高木健一」
 
政府の調査結果を無視して「事実だ」と談話を発表したのは           「河野洋平」
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「キャンセルカルチャー」助長の理由、企業の事なかれ主義

2021-03-28 06:57:17 | マスコミ批判

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リップサービス満点で知られる森喜朗氏の「森発言」に端を発し、森発言自体は差別発言ではないが、一部のフェミ界隈がこれを女性蔑視やジェンダーなどの大げさな言葉で騒ぎ始めた。

 
結局テレビを中心にしたマスメディアが森氏を日本五輪委員長から辞任に追い込み、この一連の辞任騒動を「キャンセルカルチャー」と言うらしい。
 
そこで、キャンセルカルチャーについて書かれた三浦瑠麗氏のコメントを紹介しよう。
 
困ったカルチャー、と言うより悪しき
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リップサービス満点で知られる森喜朗氏の「森発言」に端を発し、森発言自体は差別発言ではないが、一部のフェミ界隈がこれを女性蔑視やジェンダーなどの大げさな言葉で騒ぎ始めた。
 
結局テレビを中心にしたマスメディアが森氏を日本五輪委員長から辞任に追い込み、この一連の辞任騒動を「キャンセルカルチャー」と言うらしい。
 
そこで、キャンセルカルチャーについて書かれた三浦瑠麗氏のコメントを紹介しよう。
 
困ったカルチャー、と言うより悪しきカルチャーが蔓延したものだ!
                  ★
三浦瑠麗「キャンセル・カルチャーはなぜ危険なのか」キャンセル・カルチャーは異端審問
プレジデント 2021年1月29日号
三浦 瑠麗国際政治学者<著者の記事一覧>
12次ページ
「異端審問」の構造とほぼ同じ
キャンセル・カルチャーという言葉には様々な定義があるが、要は1つの発言や物の見方、つまり表現や意見などを理由にボイコットをしようとするものだ。
 
写真=iStock.com/Eoneren
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最近では、ナイキやDHCに対してキャンセル運動が発動された。
 
といっても、DHCの会長が排外主義的な意見の持ち主であることは有名で、活動した人がその商品を買っていたとは考えにくい。ボイコットは単に物を買うのをやめることだけではなく、発言を撤回に追い込んだり、公的空間から排除することを目的にしている。
 
現代ではSNSのハッシュタグ#が人々をつなげ、1つの標語でもって圧力を形成することができるため、努力せずにキャンセル運動に参加できるようになっている。そして、仮にごく少数の人しか参加していない場合でも、それが向けられる企業や個人には大きな圧力として感じられる。
 
キャンセル・カルチャーは「異端審問」の構造とほぼ同じであり、それが砂粒のような個人の集合体によって行われているために、暴力性がぼやかされている。
 
新教と旧教の対立の頃から、人間がやっていることは大して変わらない。
 
人権運動だから、環境保護だから、100%正しい目的のためにやっているのだから、という理屈を唱える人はいるだろう。実はこの考え方が一番危険だ。人間社会には100%潔白で公明正大な人などというものは存在しないにもかかわらず、自分の側が正義だと思えば、自分の醜さや悪意に気づかずに、あるいはそれに向き合うことなく、相手に人差し指を突きつけることができるからだ。この快感はやめられない刺激を生む。
 
差異化を放棄することは知性を放棄すること
圧力をかけて対象となる会社や個人を貶めることに続く運動の目的は、相手に何らかのことを無理やり「表明させる」ことだ。これは文化大革命のときの「自己批判」の手法と同じだが、そこにおいて、人間が積み上げてきた文明や叡智は消し飛んでしまう。なぜか。
 
物事をすべて、白か黒か、正統か異端かに分けてしまえば、その他の存在は消え、差異化する努力や知的営みには何の意味もなくなってしまうからだ。
 
そして、差異化こそが知性に必要なものであり、目指すところでもある。差異化を放棄することは、知性を放棄することにほかならない。
 
いつの時代も、そうした運動はなくならないだろうから、別になくせ、と言っているわけでもない。単に、キャンセル・カルチャーが繰り広げる「運動」に、知的な価値は見いだせないというだけである。
 
表現の自由とは、すべての表現が尊ばれるということではない。
 
どこかに美しい蓮の花が咲くことを期待しながら、場を確保しておこうということにすぎないのだ。
 
                ★
 
企業の事なかれ主義が「キャンセルカルチャー」を助長する
2021年03月27日 16:43
池田 信夫
呉座勇一さんのツイートが炎上して謝罪に追い込まれた。彼はアゴラでも八幡さんと炎上騒ぎを起こしたことがあるが、元のツイートはこんな感じで、大した話ではない。
 
 
この騒ぎが大きくなったきっかけは、NHKが呉座さんを大河ドラマの時代考証からおろしたことだ。これは本人の申し出ということになっているが、「NHKに抗議しよう」というツイートがたくさんあり、電凸が来たことがトラブルの原因と思われる。彼の勤務先の国際日本文化研究センターが「厳重注意」の処分を発表したのも、電凸が原因だ。彼のツイートは個人的なもので、内容も彼の専門とは無関係なので、これは筋違いである。
 
森発言から始まった「ミソジニー」騒ぎ
こういう騒ぎは森喜朗氏の事件から一連のものである。これ自体は差別発言ではないが、一部のフェミ界隈がこれをミソジニー(女性蔑視)やジェンダーなどの大げさな言葉で騒ぎ始めた。
 
 
次いで東京オリンピックの開閉会式の演出統括だった佐々木宏氏が、渡辺直美さんをブタにたとえた昨年のLINEのメッセージを週刊文春に書かれた。この発言には渡辺さんが「私はこの体型で幸せ」として佐々木氏を擁護するコメントを出したが、彼はクリエイティブ・ディレクターを辞任した。
 
 
テレビ朝日の「報道ステーション」のCMも炎上した(これも元の動画は削除されている)。「ジェンダー平等は時代遅れ」というのは意味不明だが、意味不明なCMなんていくらでもある。ジェンダーだけが炎上して、テレビ朝日が謝罪するのもおかしい。
 
 
 
言葉狩りに安易に謝罪するな
以上の騒ぎが、ここ1ヶ月ほどの間に起こった。いずれもツイッター発の騒ぎで女性差別にからみ、当事者が職を追われるなどのペナルティを受けたことが共通している。いずれも些細な話で、ちょっと前ならツイッター上の騒ぎで終わっただろうが、それがネットからマスコミに延焼するのも共通点だ。
 
これは最近はやりの言葉でいえばキャンセルカルチャーである。昔の「言葉狩り」と同じだが、差別発言を糾弾して所属する組織から追放(キャンセル)させようとするのが特徴だ。昔のタブーは差別と韓国人差別だったが、今は女性差別である。
 
役所や企業は「差別」という言葉に弱い。昔は解放同盟が役所に押しかけて1日中糾弾集会をやるなどの騒ぎがあったが、最近は解放同盟の代わりにフェミの電凸が企業の悩みの種だ。差別用語については役所やマスコミも自衛して放送禁止用語などをつくったが、女性差別というのはほとんど意識していないので、いくらでも騒ぎを起こせる。
 
こういう風潮を助長するのが、企業の事なかれ主義である。その場をとりつくろうつもりで安易に謝罪すると、それが前例になって騒ぎが拡大する。アゴラも過去に慰安婦問題や蓮舫問題などで炎上したことはあるが、謝罪したことはない。謝罪するような記事は書かなかったからだ。企業はこういう抗議に対する窓口をつくり、安易に謝罪しないで当事者に事情を聞き、クレームに対しては毅然と対応すべきだ。
 
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三浦瑠麗「キャンセル・カルチャーはなぜ危険なのか」キャンセル・カルチャーは異端審問

12

「異端審問」の構造とほぼ同じ

キャンセル・カルチャーという言葉には様々な定義があるが、要は1つの発言や物の見方、つまり表現や意見などを理由にボイコットをしようとするものだ。

ゴム製のアヒルを群衆の中から外に立っています。
写真=iStock.com/Eoneren
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最近では、ナイキやDHCに対してキャンセル運動が発動された。

といっても、DHCの会長が排外主義的な意見の持ち主であることは有名で、活動した人がその商品を買っていたとは考えにくい。ボイコットは単に物を買うのをやめることだけではなく、発言を撤回に追い込んだり、公的空間から排除することを目的にしている。

現代ではSNSのハッシュタグ#が人々をつなげ、1つの標語でもって圧力を形成することができるため、努力せずにキャンセル運動に参加できるようになっている。そして、仮にごく少数の人しか参加していない場合でも、それが向けられる企業や個人には大きな圧力として感じられる。

キャンセル・カルチャーは「異端審問」の構造とほぼ同じであり、それが砂粒のような個人の集合体によって行われているために、暴力性がぼやかされている。

新教と旧教の対立の頃から、人間がやっていることは大して変わらない。

人権運動だから、環境保護だから、100%正しい目的のためにやっているのだから、という理屈を唱える人はいるだろう。実はこの考え方が一番危険だ。人間社会には100%潔白で公明正大な人などというものは存在しないにもかかわらず、自分の側が正義だと思えば、自分の醜さや悪意に気づかずに、あるいはそれに向き合うことなく、相手に人差し指を突きつけることができるからだ。この快感はやめられない刺激を生む。

差異化を放棄することは知性を放棄すること

圧力をかけて対象となる会社や個人を貶めることに続く運動の目的は、相手に何らかのことを無理やり「表明させる」ことだ。これは文化大革命のときの「自己批判」の手法と同じだが、そこにおいて、人間が積み上げてきた文明や叡智は消し飛んでしまう。なぜか。

物事をすべて、白か黒か、正統か異端かに分けてしまえば、その他の存在は消え、差異化する努力や知的営みには何の意味もなくなってしまうからだ。

そして、差異化こそが知性に必要なものであり、目指すところでもある。差異化を放棄することは、知性を放棄することにほかならない。

いつの時代も、そうした運動はなくならないだろうから、別になくせ、と言っているわけでもない。単に、キャンセル・カルチャーが繰り広げる「運動」に、知的な価値は見いだせないというだけである。

表現の自由とは、すべての表現が尊ばれるということではない。

どこかに美しい蓮の花が咲くことを期待しながら、場を確保しておこうということにすぎないのだ。

                ★

 

企業の事なかれ主義が「キャンセルカルチャー」を助長する

2021年03月27日 16:43
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呉座勇一さんのツイートが炎上して謝罪に追い込まれた。彼はアゴラでも八幡さんと炎上騒ぎを起こしたことがあるが、元のツイートはこんな感じで、大した話ではない。

この騒ぎが大きくなったきっかけは、NHKが呉座さんを大河ドラマの時代考証からおろしたことだ。これは本人の申し出ということになっているが、「NHKに抗議しよう」というツイートがたくさんあり、電凸が来たことがトラブルの原因と思われる。彼の勤務先の国際日本文化研究センターが「厳重注意」の処分を発表したのも、電凸が原因だ。彼のツイートは個人的なもので、内容も彼の専門とは無関係なので、これは筋違いである。

森発言から始まった「ミソジニー」騒ぎ

こういう騒ぎは森喜朗氏の事件から一連のものである。これ自体は差別発言ではないが、一部のフェミ界隈がこれをミソジニー(女性蔑視)やジェンダーなどの大げさな言葉で騒ぎ始めた。

次いで東京オリンピックの開閉会式の演出統括だった佐々木宏氏が、渡辺直美さんをブタにたとえた昨年のLINEのメッセージを週刊文春に書かれた。この発言には渡辺さんが「私はこの体型で幸せ」として佐々木氏を擁護するコメントを出したが、彼はクリエイティブ・ディレクターを辞任した。

テレビ朝日の「報道ステーション」のCMも炎上した(これも元の動画は削除されている)。「ジェンダー平等は時代遅れ」というのは意味不明だが、意味不明なCMなんていくらでもある。ジェンダーだけが炎上して、テレビ朝日が謝罪するのもおかしい。

 

言葉狩りに安易に謝罪するな

以上の騒ぎが、ここ1ヶ月ほどの間に起こった。いずれもツイッター発の騒ぎで女性差別にからみ、当事者が職を追われるなどのペナルティを受けたことが共通している。いずれも些細な話で、ちょっと前ならツイッター上の騒ぎで終わっただろうが、それがネットからマスコミに延焼するのも共通点だ。

これは最近はやりの言葉でいえばキャンセルカルチャーである。昔の「言葉狩り」と同じだが、差別発言を糾弾して所属する組織から追放(キャンセル)させようとするのが特徴だ。昔のタブーは差別と韓国人差別だったが、今は女性差別である。

役所や企業は「差別」という言葉に弱い。昔は解放同盟が役所に押しかけて1日中糾弾集会をやるなどの騒ぎがあったが、最近は解放同盟の代わりにフェミの電凸が企業の悩みの種だ。差別用語については役所やマスコミも自衛して放送禁止用語などをつくったが、女性差別というのはほとんど意識していないので、いくらでも騒ぎを起こせる。

こういう風潮を助長するのが、企業の事なかれ主義である。その場をとりつくろうつもりで安易に謝罪すると、それが前例になって騒ぎが拡大する。アゴラも過去に慰安婦問題や蓮舫問題などで炎上したことはあるが、謝罪したことはない。謝罪するような記事は書かなかったからだ。企業はこういう抗議に対する窓口をつくり、安易に謝罪しないで当事者に事情を聞き、クレームに対しては毅然と対応すべきだ。

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【静岡】県立高校願書の性別欄廃止

2021-03-28 05:16:19 | マスコミ批判

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沖縄タイムスやデニー知事は「性の多様性尊重宣言」に賛成のようだ。

静岡県では県立高校の願書から性別欄を廃止したという。

性別廃止して成績順に選考、結果として1学年90%男子になったら性差別なんだろ?

行き過ぎではないか。

「性の多様性」を是認はしても尊重や宣言までする必要はあるのか。

LGBTはオリンピックで男女どちらで参加するのか。

同性パートナー法制化に慎重 菅首相「根幹に関わる」

2021年03月26日17時18分

 菅義偉首相は26日の参院財政金融委員会で、同性カップルに結婚に相当する関係を認める「同性パートナーシップ制度」を法律上に位置付けることについて、「極めて慎重な検討を要する」との認識を示した。同性婚が認められないことは憲法に反するとした札幌地裁の判断を踏まえ、日本維新の会の音喜多駿氏が法制化を求めたのに対する答弁。

【特集】同性婚制度化への橋頭堡になるか 違憲判決の行方

 首相は自治体レベルで同制度の導入が広がっている現状を念頭に、「同性のパートナーにも婚姻の法的利益と同様の効果を一部生じさせることは現在でも可能だ」と指摘。一方で、「それ以上の法的利益を付与するかはわが国の家族の在り方の根幹に関わる問題だ」と語った。

究極の多様性尊重は公衆浴場の混浴やトイレの男女別の廃止だろう。

ならば、混浴を狙う痴漢も「性の多様性尊重宣言」に相当するのだろうか。

筆者の近隣に在る普天間神宮にも「性の多様性尊重宣言」のレインボーカラーの幟が翻っていた。

「仏教はLGBT認めている」 普天満山神宮寺が仏前結婚式も検討

 
普天満山神宮寺の入り口にレインボーフラッグを掲げる住職の金城良啓さん=19日、宜野湾市普天間

 【宜野湾】沖縄県宜野湾市普天間にある普天満山神宮寺(東寺真言宗)が16日から、性的少数者に開かれたLGBTフレンドリー寺院として、性の多様性尊重を示すレインボーフラッグを入り口に掲げた。住職の金城良啓(りょうけい)さん(45)は「仏教はLGBTの存在や権利を認めている」と強調し、仏前で結婚式を開くことなども検討する。取り組みは県内約20の寺院でつくる県仏教会の中でも初とみられ、性的少数者らにも好評だ。

 普天満山神宮寺の本尊は金色の観音菩薩(ぼさつ)で、訪問者を温かく受け入れる雰囲気がある。仏は男性と女性の両性を備え持つとされる。また「観音」は「音を観る」という意味で、「心の悩みや願いを聞き入れる」という。金城さんは、性的少数者が仏の姿を自分と重ね合わせ「安心してお参りし、心を軽くする場所になれば」と願う。

 法的に同性婚は認められないが、仏前で結婚式を開き性的少数者を祝福することを検討中だ。来年4月に利用開始予定の納骨堂では、性的少数者同士への墓提供も予定する。多様な性が尊重される社会を目指すレインボーアライアンス沖縄の砂川秀樹さん(53)は「LGBTフレンドリーを示すことは、とても大きな力になる」と感じている。

               ★

沖縄県の「性の多様性尊重宣言」 当事者ら「大きな力」と評価 今後の取り組みへの注文も

2021年3月27日 13:18有料

 沖縄県の「性の多様性尊重宣言」が26日発表され、LGBTなど性的マイノリティーの当事者たちからは「一歩前進」と評価する声と、今後の取り組みへの注文が上がった。

▼関連:沖縄県が全国初の性の多様性尊重を宣言 電話での相談窓口も新設

 東京都在住の文化人類学者で、ゲイを公表している砂川秀樹さん(54)は「公的機関が多様な性を肯定することは、当事者にとって心理的に大きな力になる」と受け止めた。ただし具体的な施策に踏み込んでいるわけではなく「次のステップが大事だ」と強調する。例えば、同性のカップルを婚姻に相当する関係と認めるパートナーシップ制度の推進。「茨城や大阪などでは府県単位で導入している。居住市町村によって対応が異ならないよう、県が率先して制度化に取り組んでほしい」と望んだ。

 宜野湾市に住むレズビアンの宮城由香さん(50)も「ふんわりした内容だが、一歩を踏み出した意味は大きい」と感じた。同市議会では同日、市男女共同参画推進条例案が可決されたが、性自認や性的指向に言及した項目がないなど宮城さんたちにとっては不本意な内容だ。宮城さんは那覇市浦添市でのパートナーシップ制度を巡る動きにも触れ「宜野湾だけ取り残されないか」と案じた。

 日本性同一性障害・性別違和と共に生きる人々の会役員でGID沖縄の砂川雅代表(39)は、県の宣言を「性的指向で困難を抱える人たちと性自認で困難を抱える人たちで困りごとや求める対応は違い、同じ問題として捉えること自体に違和感がある」と指摘。WHO(世界保健機関)が医療を必要とする疾患と認める性同一性障害に十分に触れていないことを疑問視し「宣言で終わらず、学校現場の取り組みや県内企業で働く当事者の状況など客観的数値を検証し、生きづらさの解消に向けた対策を進めてほしい」と求めた。 

【静岡】県立高校願書の性別欄廃止

1: エファビレンツ(長野県) [BR] 2021/03/27(土) 17:57:58.58 ID:i/cnaROq0● BE:323057825-PLT(13000)
sssp://img.5ch.net/ico/syodai_mona.gif
静岡県教委は26日までに、県立高と県立高中等部の入学者選抜に必要な願書の性別記入欄を、2021年度から廃止すると決めた。心と体の性別が一致しないトランスジェンダーの志願者などへの配慮を踏まえ、願書に記載する必要のない情報として削除した。全国では2年ほど前から、入学願書の性別欄をなくす動きが進んでいる。

 高校教育課によると、夏に中学生に配布予定の22年度入学者選抜の要項から変更を反映する。県教委は性別記入欄の廃止に向け、行政運営の効率化を目的にした押印廃止の取り組みと合わせて学則を改正した。高校側は、中学校から提出される調査書で生徒の性別を把握でき、学校運営に支障はないという。

 26日には、トランスジェンダーの当事者らでつくる浜松TG研究会が性別欄廃止の要望書をまとめ、同課へ提出した。

 提出に訪れた鈴木げん代表に、本多伸治課長が「全国の中では遅れてしまったが、改める方向で進めていく」と説明した。鈴木代表は取材に「『性の在り方は多様』という前提に立ち、どんな子どもも尊重される学校にしてほしい」と訴えた。

県立高校願書の性別欄廃止 静岡県教委、2022年度入試から
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c54102cc7f4447cf76866be21ec0ed36c7d918b
本多伸治課長(左)に要望書を手渡した鈴木げん代表=26日午後1時半ごろ、県庁
本多伸治課長(左)に要望書を手渡した鈴木げん代表=26日午後1時半ごろ、県庁((静岡新聞社))
 
 

 

ネットの声
90: リトナビル(東京都) [ニダ] 2021/03/27(土) 18:07:03.37 ID:6SJIe2HN0
>>1
名前でわかるじゃん

 

94: ガンシクロビル(東京都) [HN] 2021/03/27(土) 18:07:25.34 ID:irPgVIk70
>>90
葵とかは?

 

108: ソホスブビル(大阪府) [US] 2021/03/27(土) 18:08:59.30 ID:SRDCpNiK0
>>90
稀にわからん奴いる
女の名前なのに男とかいるだろ
最近はキラキラネームあるから余計にややこしい

 

446: バロキサビルマルボキシル(東京都) [ニダ] 2021/03/27(土) 18:56:40.83 ID:cFPNCpEX0
>>90
美樹とか男でもいるじゃん

 

186: イスラトラビル(光) [VN] 2021/03/27(土) 18:17:48.33 ID:kiCyAiYr0
>>1

性別廃止して成績順に選考、結果として1学年90%男子になったら性差別なんだろ?

結局は願書から選択欄が消えるだけで、内々には男女比を「調整」してるんだろうが

それこそが性差別じゃないの?
コメント (6)

工作員認定、沖縄の敵は日本、沖タイの歴史観、沖縄では、自衛隊は放送禁止用語

2021-03-28 00:06:23 | マスコミ批判

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毎週月曜日の午後3時から生放送中のFMラジオ「オキラジ」『沖縄防衛情報局』で、筆者は沖縄タイムスら沖縄2紙のことを「中国の工作員と言わざるを得ない」と発言している。

本来なら「中国の工作員」と断定してもよさそうだが、確固たる証拠もないため「中国の不利な報道をしない」のを根拠に「工作員と言わざるを得ない」と語尾をごまかしている。

沖タイが日本のことを「琉球を侵略した侵略国」と捉え「中国が沖縄解放のため援軍として中国軍艦を派遣し、沖縄が中国の援軍を待つ」と報道していたらどうなるか。

沖縄タイムスはまさしく「中国の工作員」と認定してよいだろう。

その証拠を示す沖縄タイムスの記事がこれ。

◆沖縄タイムス2005年5月16日
大弦小弦
[大弦小弦]

 黄色軍艦がやってくる…。船体に黄色の龍の文様を描き、黄龍旗を掲げる清国の南洋艦隊は黄色軍艦と呼ばれたという。知人とこの話をしていたら、黄色軍艦が沖縄を侵略すると、勘違いして話がややこしくなった実際は逆で、明治の琉球人にとって清国軍艦は援軍だった。武力で琉球国を併合した明治政府に対し、琉球の首脳らは清へ使者を送って救援を求めている。そして、沖縄側はその黄色軍艦を待ちわびたのだっ▼一八八六(明治十九)年に大迫貞清県知事が上申した「事変準備ノ件」が残る。清が軍艦を派遣するとの報に対し、政府派遣の知事は、対策十項目を提案。政府も北洋艦隊から戦艦九隻が派遣されると情報を得て、県に指示を出した▼日清戦争時にも清国の援軍は話題になった。それから百余年が経過し、あれほど待ちわびた援軍をも敵と間違うところに今の位置があるのか。林泉忠著『「辺境東アジア」のアイデンティティ・ポリティクス』は当時の言葉を紹介する▼生きて日本国の属人と為るを願はす、死して日本国の属鬼と為るを願はす」。生きても死んでも日本とは一緒にならないという激しい決意。中国で死んだ幸地朝常が李鴻章へ送った書簡に残る言葉。歴史の反転は大きかったようだ▼百余年前はともかく、少なくとも最近の銃口や占領者を忘れてはいけない。境で揺れる島だからこそ、平和の選択肢を選び取る覚悟も必要だろう。(後田多敦)

 

 130621-02okiTV.jpg

沖縄では、自衛隊は放送禁止用語、2018-05-24

の再掲である。
 

 以下は沖縄メディアの自衛隊差別、「労使協定」による 2017-08-10の引用を編集した記事です。

 

信じられないことだが、沖縄のメディアには、自衛隊の名前を報道してはいけないという「労使協定」がある。

 自衛隊が、全県的行事である「那覇ハーリー」に参加する場合でも、自衛隊の名前のない別のチーム名でなければ参加できない。

自衛隊の名をテレビやラジオで連呼したり、新聞で報じることは「労使協定」に違反するからだ。

自衛隊口にするのも憚る「労使協定」が存在するとは・・・。

メディアによる明らかな自衛隊差別だ。

差別には敏感に反応する沖タイ阿部記者はどのように考えるのか。

 

過去記事から自衛隊差別について触れた記事を引用しよう。

 

 

脱清人の呪い? 沖縄の自衛隊差別 2009-07-26

 

ある種の言葉が放送禁止用語として、テレビ・ラジオでは自主規制するとはよく聞く話。

 

国の安全を守る職務の自衛隊が、沖縄のテレビ・ラジオでは、その名を連呼することも、その姿を映像で流すことも自主規制していた。 

 

いや、単なる自主規制だけではない。

 

マスコミ会社とマスコミ組合で「自衛隊は画面に出さない」という労使協定を結んでいるというから驚きだ。

 

つまり自衛隊は、沖縄では放送禁止用語だということになる。

 

とりあえず2年前の、自衛隊への憎悪に満ちた沖縄タイムス記事を熟読して頂きたい。

 

10)侵食する「軍隊」(6月28日朝刊社会面)
「戦略うまく抵抗感除かれている」
市民に融合 一方で監視

 

 たくましい二の腕をした短髪の男たちが、上半身をいっぱいに使って櫂を漕ぐ。「さあ、どちらのタイムが早いか」。アナウンサーの実況が映像に重なった。

 

 今年五月の那覇ハーリー。海保や消防など、日ごろから体を鍛える職場に属する人々が参加する一般競漕Bの決勝レースは、陸海空の各自衛隊による三チームで争われた。

 

 チーム名には「航空自衛隊レキオウイング」などと、それぞれの隊名がはっきりとうたわれ、テレビの実況中継では決勝を伝える約六分間の放送中に計十八回、「自衛隊」が連呼された。

 

 「私たちの活動が理解された証しだと思う」。優勝した陸上自衛隊第一混成団(那覇市)は自信をみせる。那覇ハーリーには、最初は参加も認められなかった。「1CBシーサーズ」「陸自シーサーズ」とチーム名に徐々に隊名を出し、三年前から堂々と「陸上自衛隊第一混成団」と名乗り始めた。

 

 民間チームの舟のかじ取りや会場設営、大会運営の手伝い。有給休暇を取った隊員が自主的に汗を流す姿が、那覇ハーリーの実行委員会に徐々に認められてきた結果とみる。

 

 「民間企業はみんな社名で出場する。隊名を隠す方が不自然でしょう」。市民からの苦情などはなく「むしろ会場で激励を受けるくらい」と胸を張る。

 

 今年四月ごろ、県内の民放テレビ局各社に広告代理店から打診があった。「自衛隊の隊員募集のコマーシャルフィルム(CF)を、そちらで放送できないか」。各社とも「県民感情にそぐわず、公共の電波に乗せることはできない」と断った。

 

 自衛隊のテレビCFが県内で流されそうになったのはこれが初めてだ。

 

 県マスコミ労働組合協議会の宮城歓事務局長は「自衛隊の広報戦略のうまさで、沖縄でも徐々に抵抗感が取り除かれている」とみる。「報道機関は広告などの収入部門にまで食い込まれると、批判的な報道が難しくなる」と危機感を強める。

 

 柔らかな自衛隊のイメージを浸透させる一方、政府は今年五月、米軍普天間飛行場の代替施設建設に伴う海域の現況調査(事前調査)のための機器設置で、基地移設に反対する市民の活動をけん制する目的などで、海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」を沖縄に派遣した。

 

 一月には、熊本で陸上自衛隊第一混成団と在沖米海兵隊第三師団が共同演習し、四月には嘉手納基地に暫定配備されていた米空軍のステルス戦闘機F22Aラプターと、沖縄の空自・南西航空混成団のF4戦闘機などと模擬空中戦を展開した。

 

 今月に入り、陸上自衛隊の情報保全隊が、市民の活動を監視している実態も明らかになった。

 

 それらから浮かび上がる自衛隊の姿は、まぎれもない「軍隊」だ。

 

 沖縄で自衛隊が存在感と軍事機能を増す中で、昔の日本の軍隊が沖縄で犯した罪が教科書から消されていく。

 

 今回の教科書検定問題について発言を続ける作家の目取真俊さんは、「対中国を想定した島嶼防衛のために、宮古・八重山地域をはじめとして自衛隊の強化が進められ、沖縄は米軍だけではなく自衛隊の拠点にもなろうとしている。今回の教科書検定問題と沖縄における有事=戦争態勢づくりは密接に結びついている」と指摘する。(社会部・吉田啓)=おわり

 

                                            ◇

 

>チーム名には「航空自衛隊レキオウイング」などと、それぞれの隊名がはっきりとうたわれ、テレビの実況中継では決勝を伝える約六分間の放送中に計十八回、「自衛隊」が連呼された。

 

中国人と同じ視点の吉田記者は、テレビの実況中継で六分間に計十八回も「自衛隊」が連呼されたことを、怒りに震えながらカウントいたのだろう。

 

それにしても、である。

 

自国の自衛隊が県のハーリー行事に参加するというのに、地元テレビが、画面に映像を出すのはおろか、その名を連呼するのを怒りに震えて批判する新聞も新聞だ。

 

一体どこの新聞なのだ。

 

と思って呆れていたら、おやおやこんなところでも。

 

中国を母国と慕う目取真センセが、脱清人のDNAを引き継ぐように中国の代弁をしておられる。

 

対中国を想定した島嶼防衛のために、宮古・八重山地域をはじめとして自衛隊の強化が進められ、沖縄は米軍だけではなく自衛隊の拠点にもなろうとしている」

 

なるほど、これでは「琉球処分」の際、日本を嫌って中国に亡命した脱清人そのままの意見ではないか。

 

中国に軸足を置く目取真氏ならば、与那国に自衛隊を配備することも反対だろうし、石垣に同盟国の艦船が寄港するのも当然反対だろう。

 

過去に何度も引用したが、同じく脱清人の遺伝子を受け継いでいると思われるタイムス記者のコラムを紹介しよう。

 

◆沖縄タイムス2005年5月16日
大弦小弦
[大弦小弦]

 黄色軍艦がやってくる…。船体に黄色の龍の文様を描き、黄龍旗を掲げる清国の南洋艦隊は黄色軍艦と呼ばれたという。知人とこの話をしていたら、黄色軍艦が沖縄を侵略すると、勘違いして話がややこしくなった実際は逆で、明治の琉球人にとって清国軍艦は援軍だった。武力で琉球国を併合した明治政府に対し、琉球の首脳らは清へ使者を送って救援を求めている。そして、沖縄側はその黄色軍艦を待ちわびたのだっ▼一八八六(明治十九)年に大迫貞清県知事が上申した「事変準備ノ件」が残る。清が軍艦を派遣するとの報に対し、政府派遣の知事は、対策十項目を提案。政府も北洋艦隊から戦艦九隻が派遣されると情報を得て、県に指示を出した▼日清戦争時にも清国の援軍は話題になった。それから百余年が経過し、あれほど待ちわびた援軍をも敵と間違うところに今の位置があるのか。林泉忠著『「辺境東アジア」のアイデンティティ・ポリティクス』は当時の言葉を紹介する▼生きて日本国の属人と為るを願はす、死して日本国の属鬼と為るを願はす」。生きても死んでも日本とは一緒にならないという激しい決意。中国で死んだ幸地朝常が李鴻章へ送った書簡に残る言葉。歴史の反転は大きかったようだ▼百余年前はともかく、少なくとも最近の銃口や占領者を忘れてはいけない。境で揺れる島だからこそ、平和の選択肢を選び取る覚悟も必要だろう。(後田多敦)

 

ちなみに中国(清)に援軍を求めたのは琉球士族の一部であり、琉球士族の中でも、琉球王府で既得権を享受していた一部中国系士族とした方が正確であろう。  

 

沖縄タイムスコラムが言うように「沖縄」(明治の琉球人)全てが中国に援軍を求めたのではない。

 

それは現在の沖縄でも一部の親中国の知識人だけがが反日であるのを、あたかも沖縄人全体が反日であるかのようにマスコミが報じる状況と同じである。

                    ◇

 

ところで、沖縄のマスコミは本当に自衛隊をテレビ画面から締め出す労使協定を結んでいたのか。

 

単なる悪い冗談ではないのかという人もいる。

 

以下はその証拠を示す地元マスコミの「自衛隊憎悪」に関する過去エントリー「自衛隊は画面から消せ!」 沖縄テレビの労使協約よりの抜粋です。

 

<毎年、GWに開催されている「那覇ハーリー」という伝統行事があり、沖縄テレビではこの模様を中継しています。
那覇ハーリーというのは、簡単にいえば、学校や地域、会社などでチームを組んで参加するボートの競漕です。
この中継放送の際、出場した自衛隊の部隊名などがテレビ画面に露出したことに対して、組合は会社と団交を行ったそうです。

沖縄テレビでは「自社事業には自衛隊並びに自衛隊員は参加させない」との協定を組合と結んでおり、「ハーリーの中継や総集編などの放送では、宣撫工作に加担しないため自衛隊の露出について可能な限り控えるよう会社側に配慮を求めてきましたが、申し入れが守られなかったことは遺憾であり会社に抗議します」とあります。 >

 

1972年、沖縄返還とともに自衛隊が移駐した沖縄では、那覇市をはじめとする革新自治体が住民登録の拒否をした。

 

これにより、保護者の住民票が取れず生徒は事実上の入学拒否となった。(→参考:沖縄タイムス社説 2004年9月22日

 

又琉球大学のの夜間学部に入学した自衛隊員が学生や職員の入学拒否ピケにあい結局入学出来なかった例もある。

 

一方、自衛隊に偏見を持つ勢力に限って、沖縄では珍しくない「不発弾処理」は自衛隊に任せて知らん顔。

 

それを問うと、「自分達の先輩(旧日本軍)の後始末をするのは当然だ」と自衛隊員の決死の処理作業に水をかける。

 

上記労使協約書の存在は、図らずも、沖縄テレビが労使ともに日本軍、そして自衛隊に対して創業以来、言われ無き偏見を持ち続けていることを暴露してしまった。 

 

復習の意味で「琉球処分」の概略を琉球新報の解説で。(煩雑と思う方はスルーしてください)

 

琉球処分 (りゅうきゅうしょぶん)
明治政府による琉球藩設置から分島問題の終結までをいう。明治維新にともない、1872(明治5)年、明治政府は〈琉球国〉を廃して〈琉球藩〉とし、廃藩置県に向けて清国との冊封関係・通交を絶ち、明治の年号使用、藩王(国王)自ら上京することなどを再三迫った。が、琉球が従わなかったため、79年3月、処分官、松田道之が随員・警官・兵あわせて約600人を従えて来琉、武力的威圧のもとで、3月27日に首里城で廃藩置県を布達、首里城明け渡しを命じ、ここに事実上琉球王国は滅び、〈沖縄県〉となる。華族に叙せられた藩王(国王)尚泰は東京在住を命じられた。しかし琉球士族の一部はこれに抗して清国に救援を求め、清国も日本政府の一方的な処分に抗議するなど、問題は尾を引いた。外交交渉の過程で、清国への先島分島問題が提案され、調印の段階まできたが、最終段階で清国が調印を拒否して分島問題は流産、琉球に対する日本の領有権が確定した。

 

                    ◇    

 

 琉球新報は脱清人のことを琉球士族の「一部」と正確に表現している。   

 

「琉球処分」とは、琉球王府の特権階級を処分したものであり、「琉球王府処分」と表現した方が正確である。

 

沖縄の知識人の中には、常に軸足を中国に置いて発言する人が多いのは、「琉球処分」の折、中国へ亡命をし損なった脱清人の呪いを現在に引き継いでいるからなのだろうか。

 

差別を声高に叫ぶ人ほど差別主義者である場合が多い。

 

 沖縄メディアの自衛隊報道についての

労使協定」

《琉球新報社》
 琉球新報社と琉球新報労働組合は団交の合意に基づき次のとおり確認する。
     記
一、社は一九七四年二月那覇マラソンへの自衛隊参加をめぐって組合と取り交わした「社の事業には自衛隊ならびに自衛隊員は参加させない」と了解事項を再確認する。
一、自衛隊が参加するおそれのある社の事業については参加資格の項に「自衛隊ならびに自衛隊員は参加できない」ことを明記する。
一、本覚書を遵守する立場から社は、社内はもとより共催、協賛団体に対しても覚書の趣旨徹底をはかるものとする。
 一九七五年十一月六日

《沖縄タイムス社》
 自衛隊ならびに自衛隊員の本社主催事業への参加問題について沖縄タイムス労働組合と沖縄タイムス社(以下会社とする)は、左記のように確認する。
     記
一、会社は、反戦平和の理念を明確にするため自社の主催する事業には原則として自衛隊ならびに自衛隊員は参加させない。
一、会社の主催する事業だけでなく、共催、後援、協賛等の団体に対しても右記の趣旨の徹底を図るものとする。
 一九八二年四月二十三日

《琉球放送》
 琉球放送労働組合と琉球放送株式会社は、自衛隊問題について左記のとおり確認する。
     記
 琉球放送株式会社は、マスコミが第二次世界大戦において日本軍部の大本営発表を報道し、戦争の加担者になってしまった忌まわしい過去への痛苦な反省の上に立って、恒久平和をめざし、戦争につながる一切のものに反対していく立場を明確にする為に「自社の主催行事等には自衛隊ならびに自衛隊員は参加させない」こととする。
 一九八二年四月二十一日

《ラジオ沖縄》
 民放労連ラジオ沖縄労働組合と株式会社ラジオ沖縄は、自衛隊問題に関し左記のとおり合意したので協定する。
     記
 株式会社ラジオ沖縄は、マスコミが第二次世界大戦において日本軍部の大本営発表を報道し、戦争の加担者になってしまった忌まわしい過去への痛苦な反省の上に立って、恒久平和をめざし、戦争につながる一切のものに反対していく立場を明確にするために、「自社の主催行事等には自衛隊ならびに自衛隊員は参加させない」とする民放労連ラジオ沖縄労働組合の申し入れについて基本的に合意し、自社の主催行事等には自衛隊ならびに自衛隊員は参加させないこととする。
 一九八二年四月二十三日





 産経新聞那覇支局長・小山裕士さんのブログの07/6/6付:「那覇ハーリー中継における自衛隊の露出についての抗議文」です。

沖縄県マスコミ労働組合協議会のビラです。
この中で、沖縄テレビ労組が会社宛に出した抗議文が掲載されているので紹介します。

毎年、GWに開催されている「那覇ハーリー」という伝統行事があり、沖縄テレビではこの模様を中継しています。
那覇ハーリーというのは、簡単にいえば、学校や地域、会社などでチームを組んで参加するボートの競漕です。
この中継放送の際、出場した自衛隊の部隊名などがテレビ画面に露出したことに対して、組合は会社と団交を行ったそうです。

沖縄テレビでは「自社事業には自衛隊並びに自衛隊員は参加させない」との協定を組合と結んでおり、「ハーリーの中継や総集編などの放送では、宣撫工作に加担しないため自衛隊の露出について可能な限り控えるよう会社側に配慮を求めてきましたが、申し入れが守られなかったことは遺憾であり会社に抗議します」とあります。

これに対して会社側は「自衛隊のフルネームが出たことは残念で、配慮を欠いたことは反省している。協定を結んでいる労働組合に対しては申し訳なく思う」と謝罪し、「今後は編集や中継などでは可能な限り露出を抑えるよう指示した」ことや「那覇ハーリーの自衛隊参加のあり方について目立たないような名称変更などを実行委員会で引き続き発言する」と回答したとのことです。

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