狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

私権を制限、デニー知事、イデオロギーのため!「戦没者の遺骨守って」 ガマフヤー具志堅さん ハンスト始める 土砂採取断念訴え

2021-03-02 07:19:53 | 普天間移設
2021年3月2日 05:00有料

 名護市辺野古の新基地建設を巡る本島南部からの土砂採取断念を求めている沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん(67)らが1日、那覇市の県民広場でハンガーストライキを始めた。6日まで抗議の意志を示し、沖縄防衛局に計画断念を求めるほか、開発届けを出した業者への中止命令を玉城デニー知事が出すよう訴え続ける。(2面に関連)

 具志堅さんは「沖縄戦戦没者の遺骨が残る土砂を埋め立てに使うのは絶対間違っている。基地に反対か賛成か以前の、人道上の問題だ」と指摘。県内外の人々や遺族に伝えるため決断したとし「家庭で1食だけでも抜き、戦没者の遺骨を守るという共感の意思を示してほしい」と呼び掛けた。

 本島南部は76年前の沖縄戦で軍民混在となり多くの人々が命を落とした激戦地で、未収集の遺骨も多い。防衛局は新基地建設の埋め立てで県内土砂調達可能量の約7割、約3200万立方メートルを糸満市と八重瀬町から採取することを計画している。

 糸満市の「魂魄(こんぱく)の塔」近くの鉱山では業者が開発届け出を1月に出しており、県が近く結論を出し、受理されれば工事が再開される。反対する市民は自然公園法33条2項に基づく知事の中止命令を求めている。

 具志堅さんは「開発を届け出た業者は他にもいる。既存の業者含め、戦没者の遺骨が残る緑地帯の開発が新たに行われる可能性が非常に高い」と危惧。「問題の鉱山も辺野古の需要を視野に入れた開発で、他の業者も知事の判断に注目している。最初をいかに止めるかが大事だ」と述べた。

(写図説明)ハンガーストライキに込めた思いと決意を語る具志堅隆松さん=1日、那覇市・県民広場

[フォローアップ]南部採掘規制 先見えず 新基地土砂 国定公園 前例なく 私権制限 懸念の声も

2021年3月2日 05:00有料

 糸満市の採掘業者が沖縄戦跡国定公園内の「魂魄(こんぱく)の塔」近くで計画する鉱山開発への反対の声を踏まえ、玉城デニー知事が「どのような対応が可能か全庁的に検討する」と言及したことで、県が前例のない自然公園法33条2項に基づく禁止や制限などの措置命令を出すかに注目が集まっている。国の処理基準は、採掘が眺望に著しい支障を及ぼすかなどを審査し、尾根の著しい改変など風景を守る必要があれば可能とする。県自然保護課はこれを参考にする考えだが、「眺望を守る具体的な基準は固まっていない」とし、規制できるかは不透明だ。(社会部・山城響、政経部・大野亨恭)=26面に関連

 環境省によると、確認できる2010年度以降、全国でも国定公園での規制はない。国立公園では19年度に17件あった。うち、12件は三重県の「伊勢志摩国立公園」が対象で、いずれも太陽光発電装置の撤去を求める内容だったという。

県民傷つける」

 沖縄戦の激戦地だった本島南部では、戦没者の遺骨が多く見つかっている。開発予定地でもこれまでに複数の骨片が見つかった。

 玉城知事は開会中の県議会2月定例会で、名護市辺野古の新基地建設で南部地区から埋め立て土砂が採取される可能性があることに、「県民の心を深く傷つける。到底認められない」とくぎを刺した。

 一方で県幹部からは、「採石を認めない場合は私権の制限にも関わってくる」との声も上がる。

 自然保護課は「慰霊搭がすぐそばにあり、他の鉱山開発より景観を守る重要性が高いという考え方はある」と話す。さらに「開発前に遺骨が見つかった予定地は初めてとみられ、これまでの対応とは異なってくる」と指摘する。

 県が開発を規制する場合、法律では届け出受理から30日以内に処分しなければならないと定めるが、「実地調査」が必要であれば延長できると規定する。

 ただし、同課の比嘉貢課長は「調査は開発行為が対象で、遺骨収集を含むべきかは、今のところ何とも言えない」と強調。「書類が整えば届け出を受理し、開発と景観のどちらが重要か必要性を比較しながら慎重に検討していく」とする。

条例適用回避か

 「県政与党主導の県外土砂規制条例により県内での土砂調達を余儀なくされた。南部の土砂問題は県政へのブーメランだ」。政府関係者は、15年7月にできた条例が結果的に土砂の県内調達を後押ししたとし「自業自得だ」と突き放す。

 当初計画では土砂の7割を県外から調達する予定だった。だが、新基地建設断念を求める与党を中心に条例を賛成多数で可決した。防衛省は19年12月、条例適用回避を狙うかのように方針を転換。「県内でも調達可能」と結論付けた。

 責任転嫁された形の県政与党側は「政府の詭弁(きべん)だ」(幹部)と反発する。ただ、与党議員の一人は「結果論だが県内土砂に転換させてしまったのは事実。そこまでは想定外だった」とうなだれる。別の議員は「規制条例は県外土砂防止に効果を発揮した。南部の土砂使用を止めるための新たな手段を検討したい」と危機感を募らせた。

(写図説明)立木が伐採された鉱山開発予定エリア=2020年12月、糸満市内

(写図説明)鉱山開発の規制の流れ

                

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文在寅よ、さらば…! いよいよ韓国経済も外交も「打つ手なし」

2021-03-02 04:48:47 | 政治

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