井山名人に河野臨九段が挑戦する第39期名人戦挑戦手合い七番勝負第1局は井山名人が先勝しました。
上記対局で河野九段が手にしていた扇子には「仁風」の書。同九段の師匠(小林光一九段)の師匠である木谷実九段(故人)の揮毫のようです。木谷実九段と言えばファンも多く、誰もが認める昭和の大棋士なのですが、名人、本因坊のタイトルはついに取ることは出来ませんでした。河野九段が時折、扇子を開いて風を送っている . . . 本文を読む
黒番における星と小桂馬締のコンビネーションの勝率については、2014/8/23付けの記事で述べましたが、星と一間締のコンビネーション(下図参照)も小桂馬締程ではありませんが良く見かける布石です。過去10年間のトッププロ同士の対局((注1)参照)においては黒番の星と一間締(または一間締と星)の布石は54局あり(当方の調べ)、その勝率は黒の30勝24敗(55.6%)と悪くありません(星と小桂馬締の布 . . . 本文を読む
子供達の夏季・冬季休みに行われている囲碁教室において、もう少し分かり易く、興味を持って貰えるような内容にすべく、日本棋院発行のテキストなどを参考にして、講義する内容をパワーポイントにまとめることとした。つぎの冬休みの教室で試して行きたいと思っています。
さて明日から待ちに待った39期名人戦挑戦手合いが始ります。碁聖戦と同じく、井山名人に河野臨九段が挑戦します。河野九段にとっては初めての七番勝 . . . 本文を読む