大雪に見舞われ対応に大童です。盤上に目の無い石が4つ位出来ているような状況ですが、ここは冷静に出来ることを一つ一つ地道にこなして行くより手はありません。この地方の大雪は昔からあったようで、「後三年合戦」(注1参照)の最初の戦いでは、源義家も大雪にあい、命からがら退却を余儀なくされたと言われております。
ところで棋聖戦の第一局は井山六冠(白番)の半目勝ちでしたが、私は最後まで山下前名人(黒番)がよいと思っていました。あらためて自分の目算のいい加減さにあきれた次第です。第2局目の川越対局では是非山下前名人に頑張って頂き、シリーズをさらに盛り上げて貰いたいと思います。
(注1)後三年合戦 「後三年合戦」は、奥羽二州で勢力を誇った清原氏の内紛に、源義家が介入して起こった歴史上に名高い合戦です。詳細は「横手市ホームページの観光・文化」を参照下さい。