例会のS先生とDさん(2子)の碁を観戦していたら、右下隅に図1のような詰碁が出現していました。aと打たれると白死となるのですが、双方とも手を抜いたまま進行し結局右下隅は関係なく白の中押し勝ちとなりました。 局後、右下隅aとオク手を指摘すると両者とも”あっ”と。外から狭めて来る手ばかりを読んでいて、いきなり急所に置かれる手をうっかりしたらしい。しかしそのお陰で白は右下隅に1手戻すことなく勝ちきってしまいました。本当に碁は何が幸いするか分りません。
図1
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