虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

エントリー難民

2011年09月30日 | ランニング

大阪市民ハーフよ、お前もか・・・・。
2012大阪ハーフの募集パンフレットが本日郵送されてきた。
市民ランナー急増の好影響(悪影響?)を受けてか・・・・。
「定員5000名を超えた場合は抽選となります。」
との但し書きがあった。
昨年も瞬時で定員オーバーとなった人気大会だ。
募集人数
を上回るのは必至だろう。

生家から100m地点がコースとなっているこの大会は車椅子の母に走る姿を見てもらえる唯一のレースだ。
当然毎年参加している。
今年も参加する為には、いかに籤運が強いわたしと言えども天の采配を待つしかない。

ましてや籤運がからきしない「どこかの誰かさん」のような方々にとっては(誰とは言いませんが。)
人気大会に出場する為にはまず抽選関門を突破する事が課題となるわけだ・・・・・。
こうなりゃ、日々の練習に新メニューを追加しなければなりませんな。


「籤運インターバル」
100本!(笑)

御籤箱から気合いを込めて当たり籤を引く!勝率5割まで頑張るぞっ!とかね。

先日感動の初参加をしてから目下大絶賛中の村岡ダブルフル。
そこいらであまりに褒め倒すとこちらも抽選大会となってしまう懸念がある。
広告塔にならないように、この大会を喧伝しまくるのは以後控よう。
でもね~。
前回の完走記では言い忘れてたけどこの大会、参加賞も良かったんよね~。

     
       【こうじみそと干し椎茸】
生活に密着した物資はほんま嬉しいわ~。
おまけにTシャツも洒落ていた。
           

参加者が投稿した川柳がプリントされている。
あっ、また宣伝してるやんっ・・・・・・・。
今年私も投稿したから、自分の作品が選ばれる可能性だってあるのだ。
抽選となって高倍率となっても、来年は是非とも参加しなけりゃならない!


おまけにもう一つ。大切な記録更新のミッションもあるのだから・・・・。




前夜祭でいっぱい積み上げた積木。

         

この段数の記録も更新しなきゃっ!


村岡ーニバル!

2011年09月27日 | ランニング

評判の大会「村岡ウルトラマラソン」を存分に楽しんできた。

それと言うのも多くのラン仲間たちのアドバイスを一切聞き入れず、頑強に44キロの部にエントリーしたおかげだ!
これまで幾度もラン仲間の惹句に騙され煮え湯を飲まされたお陰で私もやっと学習したらしい。
ランナーは皆、大嘘つきだと言う事を・・・・・・。
エントリー時、コース選択を迷っている私に皆、口を揃えて意見したものだ。
   「44キロなんかあっという間に終わってつまらんよ。」
   「tacocoさんなら88キロじゃないと物足らないって!」
   「どうせ出場するなら倍楽しまなきゃ損っ!」
   「その走力で44キロはおかしいよ~。」
   「44キロなんかハイキングと一緒やで~。皆、歩いてるだけで面白くないで。」
   「絶対に88キロにしとき。もっと走りたかったって後悔するから。」etc。

皆様心温かきご忠告の数々ありがとうございました。
後悔など微塵もしておりません!
十分に物足りました。私の走力には程よいキツサでございました。
あっという間どころか5時間15分もかかって遊んでしまいました。
ハイキング気分など全くなく、もっと走りたいとも思いませんでした~!
逆にあのタフなコースを88キロやら100キロやら走る「変態」ウィルスにはまだ侵されていなかったのだと、改めて思った次第でございます。

さて以下が、44キロだからこそ味わえたその素晴らしき旅路です。

いきなり標高600mのお山を登り500m一気に下ってまたまた400m登ってまた下る。
最後に激坂300mの峠の登り下りで締めるというジェットコースターのようなコース。
88キロ、100キロの方々はこの倍以上の登り下りを繰り返してからこのコースに至るのだから恐れ入る。
まっ、そんな「変態性高気圧」な方々とは関わらない事にいたしましょう。
悪いウィルスが感染するといけないので・・・・。

確かにルートは決して楽ではない。
だが、それが楽しくてたまらないのは奇想天外なコース企画と沿道の応援の暖かさ&村人総出でもてなしてくれる「カフェ」があるから!

楽しい仕掛けその1。
なにせコースは山の中。
スタート時には可愛い子供たちがこんな獣避けの鈴を配ってくれる。
     
これにはスタート時から笑ろた~。ほんまに熊やら猿やら蛇が頻繁に出るコースなんだと。
楽しい仕掛けその2。
二つ目の山越えの後にはこんな圧巻風景が!
       
何と長楽寺と言うお寺の中を1周して世界最大の但馬大仏を拝観する!
こんなレース他にないっしょっ!
拝観の後はお寺さんのご接待のおはぎが振舞われる。これがめっちゃ美味しい!
   
      
        二つ食べたかったと後悔しきり。

楽しい仕掛けその3。

      
コースに出現する全出場者へのネームプレート@メッセージ入り!
苦しい峠越えの個所で自分の名前を見つけた時の嬉しさったら!
本名のプレートと一緒にちゃんと記念撮影しましたとも。


更に5キロごとに出現するエイドの醍醐味。
このメニューの豊富さと美味しさは既にエイドの域を超えている!

        

      
おらが村の「カフェ」でしょう!
評判のカレーエイド、素麺エイド、お好み焼きエイドetcを完全制覇。
その他、フルーツ、飲み物などこれでもかってくらいに種類盛りだくさん。
地元の隠れ料理の振舞いも多数あり。
冷たいおしぼりサービスやらクールスプレーのサービスありと・・・・・・サービス満点。

エイド通過後はいつも満腹のあまりゲップを繰り返して走っていたっけ。
過去のレースでこれ程ホスピタリティー溢れるエイドはなかったと断言する!!
しかもお世話してくださる方々の応対は真心こもって心底暖かい。
沿道の応援でもじぃちゃん、ばぁちゃん、子供たちのとのほのぼのとした触れ合いが疲れを忘れさせてくれた。
さらに溢れる青葉の中の森林浴は脚の疲れさえ癒してくれるし。

         

時間など全く気にせず本当に心地よく走らせていただいた。
残り20キロの表示を見つけて初めて時計を見たくらいだ。
その時、真面目に走れば5時間を切れるな~と、一瞬だけゴールタイムへの色気が出た。
けれど、そんなくだらない駆け引きで残りの旅路の面白さを半減させたくはない!
最後まで大会を楽しみ尽くして感動のゴール。
いやぁ~~!面白すぎるっ!こんなに楽しんでこれをレースと呼ぶには憚りあるぞ。

これはランナーと村人達がこぞって織り成すお祭り、カーニバルでしょ!
名付けるなら・・・・・・・。

         「むらおかーニバル」!!?
   
来年もきっと戻ってくるからねっ。


と、こうして記事にしてレースを振り返ってみると・・・・・・・・・。
何故だか44キロでは物足りない気分になっている自分がいる。
どうせなら来年は88キロ走らないとカーニバルした気がせんよね~。
って?

あな恐ろしや。
どうやら例の危険なウィルスに冒されたようだ・・・・。


シーズンイン!

2011年09月24日 | ランニング

人気のない大坂城公園。
雨が上がっているとはいえ台風予報だもんな、当たり前か。
クラブの定期練習会、中止だろうとは思いつつやって来たらやはり出席者はいなかった。
仕方ないから一人でペース走でもやるかと走りだしたが・・・・・・。
1周目でチェックしたタイムのあまりのひどさに愕然として途中で投げ出してしまった。

フルマラソンのシーズンを前にしてこれはかなりのショック。

数日後の秋分の日は、「お墓参りラン22キロ」を計画した。
途中で先日のリベンジペース走をすべく大坂城公園へ。
まずはフルマラソンのレースペースで9キロ走れるようにとの設定でスタート。
トレイルだとかマラニックだとか、夏に遊び過ぎたせいか、こんな甘目のペースですら、かなりきつい。

これで走り切れなかったら「引退!」だと、劇画的に考えつつ自分を鼓舞しながら黙々と走る。
設定タイムをクリアして何とか最後まで走り切れた~!
祝日の朝にこんな事を一人でやれる「変態性」がまだ自分に或る事・・・・・・・・、
タイムの事よりも、そこに満足した。
シーズンへの赤信号は黄色信号くらいに昇格したかな。

さて、そんなこんなのシーズン初レースは こちら ↓   。



           
                  【大会HPからの画像】

うわっ、明日やんっ!


ヤキュラン遠征

2011年09月20日 | ランニング

旧広島市民球場時代から続けている「ヤキュ&ラン」プチ旅行、広島遠征も今年で6年目となる。
初日の試合は台風での中止も危ぶまれた。
お席はタイガースベンチの真上という特等席。毎度毎度広島の虎仲間には感謝しきりです~。

でもね。試合結果は・・・・・。
こんなんじゃ中止やった方が良かったわっ!(怒)
のお粗末試合で迎えた広島第1日目の夜。

   盛り上がったのは祝勝会ならぬ反省会だけだったかも。

でも翌朝のランの部は大成功!
これまた何度目かの「広島~宮島ラン」
今年は福井から参加のラン仲間cさんを早朝6時に夜行バスの到着地で拉致。
500キロ超のバス旅を終えた彼をそのまま20キロ超のラン旅に連れ出して差し上げるという
優しさ。
昨年は35度以上の猛暑に泣かされ12キロ地点で広電のお世話になった記憶がある。
が、今年は曇り空で蒸し暑さはあるもののまずまずのラン日和だ。
6時半広島駅をスタート。数々の思い出が残る広島市民球場を通過。
     照明とメーンボードだけが残る。
                            兵どもが夢の跡・・・・か。

平和公園を抜け原爆ドームで黙祷。
あとは国道2号線をひたすら西へ走るだけ。
    「宮島20キロ、岩国40キロ」
とふたつ並んで表示されている標識の数字がどんどん下がっていくのが楽しい。
宮島と平和公園を結べば丁度フルマラソンの距離になるな~。
国道沿いのコースはフラットで走りやすいし、
瀬戸内の海を臨む景観も素晴らしいし、
二つの世界遺産を結ぶ夢のようなマラソン大会を夢想しては楽しむ。
いや、それよりも。
岩国ゴールのワンウェイコースなら原爆ドームと米軍基地を結ぶという物議を醸しそうな大会が出来上がるぞ。などとランに関する妄想は果てしなく・・・。
お喋りしている間に昨年リタイアしたポイント「楽々園」駅もさらっと通過してあっという間に宮島まで。
ゴールのご褒美はこちら。
    

「あなごめしコロッケ」なる初メニューとビール!!
く~~~~っ!美味也。
20キロ走った汗だくの身体に染渡る~~っ!
午後1時半の試合開始までにスタンドに鎮座しなければならない面々は観光もそこそに銭湯へGO!
さて、リベンジしなければならない試合はやっぱりこの方が2打席連続ホームランで決めてくださった!!

      

目の前でヒーローインタビューが観られて何という僥倖っ!
でもチームの低迷ゆえか、そのお顔に晴れやかさはない。
確かに現戦績を思うとファンとしても情けないやら歯がゆいやら。
これを機に、今季の観戦も納めようかと思う。
広島の秋空に掛かった美しい
2本のアーチを今季の究極の思い出として・・・。

そろそろ二毛作の裏作の畑を耕さなければならないからね・・・。


沖縄&ラン

2011年09月15日 | ランニング

三線の音色に魂が揺さぶられるほどの感動を覚えた。
あれは何時、何処で、だったのだろう。
動機の記憶は忘却の彼方だが、後年三線好きは高じて遂に「○○の手習い」
三線教室に通うまでなるのだが・・・。
私の沖縄好きを決定付けたのは映画「ナビィの恋」。
マイベストテンの映画部門で堂々ベスト3に入る。
(その後ベスト3に躍り出た素晴らしい作品に出会っているから今はランクをちょっと落としているが。)この作品でおじぃ役を好演した登川誠仁さん。
沖縄伝統音楽における現役最高峰のシンガーであり三線の名手であり琉球民謡登川流宗家であらせられる。
三線の妙技と相まって天然のエンターテーメントが発揮された渋い演技が素晴らしかった。
映画の脚本も良かったが何より師匠の三線に魅せられたものだ。

家から自転車で15分の至近距離に三線教室を見つけて通い始めたら、偶然にも教室の先生は登川氏の愛弟子だった。そんな奇縁に感動。


「第4回琉球民謡登川流関西コンクール記念公演」

は教室主催の大イベントだった。
新米の私は舞台に立つ事は固辞し、観客として楽しむ事にした。
時は9月第二日曜日。
会場は尼崎アルカイックホール。(家から12キロほどか・・。)
教室の仲間達が演奏する新人賞が11時から。
師範の記念公演は5時半から。(間にえらく時間があるな・・。)
(コンサート会場から1.5キロ地点に尼崎陸上競技場があるな・・・・。)


もうお分かりだろう。
これだけの条件下で私の考える事など。

家から尼崎までランで向かう。
教室仲間の演奏を聞いた後、中抜けして尼陸に向かう。
2時からラン仲間を集合させて周回コース(1.2キロ)で練習会開催。
尼崎体育館のシャワーをお借りして汗を流し、再びコンサート会場へ。
やったね。

       沖縄民謡とランのコラボ企画が見事完成!

自分の都合に合わせた勝手な呼び掛けにも関わらず思いのほか沢山のメンバーが集まってくれた。
主催者が六甲で捻挫した右足の痛みで満足に走れなかった以外は楽しく完璧な練習会だった。
そしてコンサートもっ!
 【教室の仲間が演奏する前座】

 【我が師匠の舞台、孫娘の天才三線少女と共に】


  【宗家、登川誠仁の圧倒の弾き】    

          
フィナーレは全員でカチャーシ、師匠も宗家も生徒たちも観客も総出で!
ノリノリ♪

チムドンドンの後はチムチュラサーになった素敵な一日。
みんな~。
ニフェーデービル


山の神様

2011年09月13日 | ランニング

 山に怒られた。
愛すべき山は怒ると怖かった。でも多いに学習した。
とある土曜日。
六甲の主と渾名されるjさん主催の山企画に誘われて参加した。
メンバーは超豪華。
トレイル仲間達から神と崇められる存在のmくんに元気盛りのメンズ2名。
少々躊躇いもあったが、え~いままよ!とばかりに自身の走力も鑑みず参加した。
この図々し過ぎる暴挙に山の神がお怒りになったのだろうか・・・・・・・・。
阪急岡本-打越峠-黒五谷-住吉道-西おたふく山-極楽茶屋跡-紅葉谷道-魚屋道-一軒茶屋-東六甲分岐-船坂峠-大平山-塩尾寺-宝塚。という一般的なコースに安心したせいもある。
私の脚にあわせてゆっくりペースでスタートした行軍は快調に進み、皆山の魅力を楽しみつつ
あっという間に昼食ポイントに到達。すると・・・。
リーダーは素早い手つきでバーナーに火を起こし、マジシャンのように美味しいオニオンスープを創り出して皆に振舞う。
            

美味しいっ!!

神と呼ばれる方は脚を捻った私の為にテーピングを施してくれる。
         
他のメンズ達も紅一点のワタクシを優しく気遣ってくれ、逆ハーレム状態の本当に楽しい山行きだった。

           ここまでは・・・・・・!

リーダーが見せたかったという勇壮な滝の風景を楽しんだ後、皆は六甲の異変に気付く。

          【本日の山行きの見せ場だった滝】

大型台風12号が残した、流木、倒木、川の増水、土砂崩れの影響でその様相を変えていたようだ。
山慣れたリーダーが取り付けを見逃すほどに・・・。

     「あれっ、道がない!」

リーダーのこの一言が悪夢の始まりだった。おかしいと思いつつ道無き道を歩んだ我々。
ほどなく完全に進路を誤った事がわかった。今更引き返す事も出来ないって?
でも、進むべき先はまるで密林状態だよ。どこを向いても「道」はないよ~。

前進する為には潅木を掻き分け、薙ぎ倒し、踏みつけて自分で進路を作る他ない。
でも敵も手強いの何のって。踏み付けようとしても何度も殴り返してくる木々達。
奴らのカウンターパンチは強烈だ。踏みつけの力をちょっとでも抜くと、下から顔面を直撃してくるから。
バッチ~~ン!とね。
更に危険なのは「棘」なる武器を持つ輩たち。手袋を持ってきていなければ血まみれだったろう。

「道」というのは、こうやって先駆者が苦労して切り開いてくれたから、そこにあるんだ、と学習。
これまで何気に通っていた道にすら感謝の心が芽生えた体験だった。
更に難題は立ち塞がる「堰堤」との格闘。「堰堤」なる言葉もこの日初めて学んだ。

        

               ↑  このダムみたいなコンクリートの巨大な壁を言うそうだ。
                  洪水防止の為に何基も築かれているらしい。

こいつを乗り越えなければ先には進めないのだが、その為には左右どちらかの急斜面をよじ登るしかないのだ。
写真には階段みたいのがあるが、私らが行く道にはそんなのは無かった。

         
             ↑   こんな急斜面を屈強な男子陣に遅れじと渾身の力で付いて行く。
滑落阻止の為に常に全神経を集中させて安全な足場と摑まる枝を探し出さねばならない。
「必死のパッチ」とはこんな状態の事を言うんやで、関本君よ。
     (阪神ファンだけに通じるコメント)

苦心惨憺の末にやっとこさ堰堤をひとつを乗り越えて向こう側に降り立つ。
安心したのも束の間今度は再び密林との格闘が始まるのだ。
一つの画面をクリアしてもまた新たなステージが始まる、延々と続くゲーム上の闘いみたいだ。
頭の中で。
♪「行け~、行け~川口浩、行け行け~川口浩、どんと行け~」
の曲がリフレインして面白がっていたのも始めの30分くらい。
迷走が延々1時間も続き、さらに偵察に行ったmくんの。
   「まだまだ道路はずっと先の方みたいですね。」
の声を聞くに及んでは、疲労感と絶望感が一挙に押し寄せてきた。
もう~ダメ~~~っ!
でもここで弱音を吐いたって始まらないと、ジョークで自分を鼓舞しながら前へ、前へ・・・・。

枝に絡まられて身動き取れなくなった事数度、。
鋭い棘に指を刺された事数度。
誤って流木に体重を預けて急坂から滑ったこと数度。

獣のように四足で地を這い、永遠に続くかと思われた恐怖の1時間半の行軍は、眼前に本当の「道」が現れて終わった。舗装路を観た時には歓喜の雄叫びが自然発露したわ。
無事に帰れたからこそ、こうして笑い話で綴れる日記だ。

山を軽んじてはいけないぞっ!

最近調子に乗っていた私への戒めだろうか。
この程度のお仕置きでもって諭してくれた山の神様の慈愛に、謙虚に頭を垂れる・・・・。
山は正しく畏れ、敬い、そして愛すべきだと。


母娘対決

2011年09月08日 | ランニング

東京マラソン財団は5日、東京マラソン2012(来年2月26日)の参加申し込みが28万3988人で締め切ったと発表した。マラソンの抽選倍率は約9・6倍で過去最高。抽選結果は10月中旬に発表される。

てな記事が新聞に掲載されていた。
私も4回目の当選を狙って運だめしで申し込みしたのだが、最近のマラソンブームは凄まじい。
これからは大会にエントリーする事が最初の関門になるな~。
アクセス難民の末にやっとこさエントリーできた名古屋ウィメンズマラソンしかり。
そういえばこの大会には我が家の練習せん姫も無事エントリーしたとか。
このレースが正真正銘のガチンコ勝負になりそうだ。
(神戸マラソンも揃って出場だが、私は直前の徳島マラソンで燃え尽きているだろうから。)

最近では、「練習せん姫」と呼ぶのも憚られるように真面目に練習している彼女。
ちょっと危機感を募らせる古馬である。
先日のクラブの定例練習会にも出席した姫。
この日のメニューはビルドアップ6キロ走だった。
日頃チャラランばかりしているワタクシにはかなりハードな練習だ。
案の定スピードがアップする中盤以降かなりへばった。
なんとあの練習せん姫にすら先行されるという不覚。
「あ~、やっぱし私ももう終わりか~。名古屋マラソンでは負かされるな~。」
と、そう思ったとたんに心に鞭が入った。
ラスト1.5キロで猛烈にスパート。
するりと姫を追い抜いて、かなりの差で先着してやったわ。
ホホホ、まだまだ負けんぞっ!とばかりに。

拙ブログの読者には、こんな醜い母子の闘いを楽しみに、いや面白がっている方々も多いと聞く。
古馬は一度追い抜かされたら最後、その後で抜き返す事は至難であるはず。
その時点で娘との楽しき切磋琢磨の日々が終わるだろう。
束の間の蜜月を少しでも永く楽しめるように、負けずに練習しよっと。
そろそろ涼しくなってきたから、チャララン♪とはおさらばしてね。

    シーズン間近。
    暫く山もヤキュも封印だっ!

えっ?
今週末はまた六甲へ。
おまけに来週の連休は広島への野球遠征。
という予定が既に入っているって?

マジ練は10月からということで・・・・。


台風の週末

2011年09月04日 | ランニング

週末に襲来した台風12号はサブスリーランナー速度で通過していった超スロー台風だったそう。
それゆえに被害も大きかったときく。
我が家の姫に言われたわ。
     「台風の速度もランナー目線で表現するねんな~。珍しい~!」   と。

そのランナーが受けたちっぽけな台風被害は・・・・・・・。
楽しみにしていたマラニック企画が流れた事くらい。

でも土曜日、日曜日とも台風雨の合間をかいくぐってロング走をこなせたから良しとしよう。
         

不気味な雲に覆われた淀川河川敷。でもそのお陰で涼しい。
あの厳しかった残暑を思うと頗る快適なランが出来た。

さくっとランノルマを果たした後は・・・・・


               

1週間後に迫った、「三線教室の新人コンクール」
そのリハーサル現場の見学に繰り出した。
まるでマラソンスタート時のように緊張したそれぞれの出番のリハ。

来年は私もこの場に立つと思うと見学しているだけでも緊張してきたわ。

当日は、尼崎アルカイックホールまでランで皆の応援に駆け付けますからね~。


ウィメンズ

2011年09月02日 | ランニング

昨今、女子力が赤マル急上昇中だ。
なにせ女子はどの年齢層であっても頗る元気で、しかも購買力が男子よりも数段高いと思われる。
そんな風潮を鑑みてなのかどうだか。
名古屋ウィメンズマラソン2012
てのが開催される。
女子だけのフルマラソンの市民大会は初の試みだ。

概要を見ると凄い事になっている。
まずコンセプトがこれだから・・。

女性限定の「名古屋ウィメンズマラソン」は全ての女性ランナーにとって魅力ある大会となることを目指しています。
完走者には、世界中の女性たちの人生の様々な幸福の瞬間を祝福してきたプレミア ジュエラー、ティファニーのペンダントが
贈られることが決まりました。
ティファニーは、世界の名だたるスポーツイベントのトロフィーを製作してきました。
このペンダントは、名古屋ウィメンズマラソン2012のためにデザインされた オリジナルのジュエリーとなっております。

                


更に。
ロンドン五輪の女子マラソン選考会との位置づけがなされた。
しかも。
サポートランナーが長谷川理恵と安田美沙子だと。
加えて。
大会ゴールドスポンサーはメナード化粧品株式会社。
きっとサンプル化粧品などが参加賞に盛り込まれるのでは・・・と期待している。

更に更に。
こんな発表まで。
3月11日は東日本大震災からちょうど1年となります。
名古屋ウィメンズマラソンの制限時間を1分延長して「7時間1分」とし、発生時刻の午後2時46分に
ランナー、スタッフを含めた大会関係者全員で黙とうをし、被災された皆様に哀悼の意を表します。
ですって。
(スタート時間は9時10分だから、黙祷時間は多分ゴール後になるとは思うが・・・・。)

こりゃ、どうしてもエントリーせねばならない!と。
エントリー開始日の9月1日。
会社の昼休み時間を利用してRUNNETにアクセスした。そしたら~。
何とこんなメッセージが!

只今の待ち人数15,000人、待ち時間4560秒。

まじっ?募集人数15000人でしょ?
この時点でエントリーは無理かと諦めましたよ。ほんと。
でも帰宅して再度繋げたらあっさりエントリー手続きできたから不思議。
一体どうなってるのこのシステム。
ただ本日時点で既に申し込み12500人、残り2500人となっていたから、やはりその人気振りは凄まじいのであろう。
希望者のレディースは早めに手続きしてね~。
きっと素敵な大会になる事であろうと大いに期待している。