だが、その楽しき空間を乱す存在がハト。
先日のランでもハトの遠足と遭遇。
彼等はファンランのジョガーが接近しても決して避けて飛び立とうとはしない。
ハト集団との激突を避けてストップ&迂回したのはランナーtacoco号の方だった。
つまり、ハトとのチキンゲームで敗北したわけだ。
昔ある書物で読んだうろ覚えの知識だが、鳩はその脳に優れた危機管理能力を有しているのだとか。夢中で餌を啄んでいようが、人間の接近には敏速に反応し直ぐに飛び立ってしまう。
彼らの秀逸な危機管理マニュアルには鈍足で近寄る接近物体を見極める能力すらも持ち合わせているのだとか。
そう。近寄る物体が鈍足ならば、餌をついばむ行為を止めないのだとさ。
どうやら、相手が避けてくれるのを察知しているらしい。
つまり休日ランの私のラン速度では、彼らの危機管理能力ではアンパイと認識さ
れ遠足を中断して飛び立つ、という危機感は皆無だったようだ。
チックショー。ハトにすら馬鹿にされる走力ってか?
鳩の馬鹿野郎~~~~っ!
「鳩」と言えば・・・・・・・・。
昨今web上で話題の落書(らくしよ)がある。
だれが考案したかは不明の「よみ人知らず」の作品だとか。
日本には謎の鳥がいる。正体はよく分からない。
中国から見れば「カモ」に見える。
米国から見れば「チキン」に見える。
欧州から見れば「アホウドリ」に見える。
日本の有権者には「サギ」だと思われている。
オザワから見れば「オウム」のような存在。
でも鳥自身は「ハト」だと言い張っている。
それでいて、約束をしたら「ウソ」に見え
身体検査をしたら「カラス」のように真っ黒、
釈明会見では「キュウカンチョウ」になるが、
実際は単なる鵜飼いの「ウ」。
私はあの鳥は日本の「ガン」だと思う。
誰の作品だか知らぬが実に秀逸。
ここで描かれている「鳩君」が日本経済と行っている現在進行形のチキンゲーム。
持ち前のハトの危機管理能力を最大限に発揮して、果たして勝利してくれるのだ
ろうか???