虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

羊頭狗肉

2010年06月29日 | ランニング

これはウルトラのラン仲間の誰にも言っていないのだが・・・・・。
実は、四万十ウルトラマラソン@2010年。
こっそり今年も60キロにエントリーしてしまっている。(これ、内緒なのだが・・・)
その言い訳は。
卒業記念の福知山マラソンで諦めていた自己新に向けてちょっとばかし始動しようかと思ったから・・・・、というもの。


ほんでもって今宵、所属ランニングクラブの恒例火曜日練習会。
持っていた【甲子園球場、vs中日戦】のチケットを他人に譲ってまで参加してきた。
あ~ん、タイガース爆勝、金本さんギネス記念フォトシートプレゼント!
というスペシャルチケットだったといのに!

そういう犠牲を払ってまで参加した練習会はそれなりに有意義だった。
なんと言ってもスペシャルゲストに国際ランナーkりんがご降臨。
頑張って彼女に喰らい着いていこうと思った。
だがしかし、それも結果的には頭の中だけ。
4.5キロまでは何とか喰らい着いていくも、ラストの折り返しで徐々に引き離され、結局6キロでダウン。
「ね~さん、いける。着いてきて~!」の女王様の掛け声も空しく撃沈の無様な図。
イメージトレーニングでは、キロ5分はへっちゃらで走れる予定だったのだがな~。
こうゆうのも「羊頭狗肉」というのだろうか。
折りしも参院選で煩い街頭。
どこぞの政党の演説に対して思わず叫んだ四文字熟語がこれだった。
その時は自身の練習の姿に合致するとは思わなんだが~!

さてさて、そろそろサッカーワールドカップの観戦体勢も整ってきた。
ここへ来ての彼らにこの四文字熟語は相応しくないだろう。
頑張って声援を送ろっと。


目出度い!

2010年06月26日 | ランニング

サッカーワールドカップでは、NIPPONの決勝トーナメント進出に沸く列島。
少なからず影響を受けたのか、何だか居ても立っても居られぬ興奮状態にあって
今朝は走りたいモードがフル充填だった。
だが、そんな時に限って生憎の雨。
それでも、このハイテンションは止められない!
えいやっと駆け出し、本降りの雨の中を15キロのラン。
この熱狂に大きな刺激を受けて、秋のマラソンシーズン。
今回が最後の出場だと位置付けている福知山マラソンで諦めていた自己新に向けて最後の頑張りをしてみようかと思うようになってしまった。
取り立ててサッカーファンでもないと言うのに、ほんま影響されやすい単細胞にも困ったものだ。

さて、今宵は目出度い繋がりでラン仲間の結婚お披露目会が予定されている。
一応練習もこなしたので心置きなく飲み食いできるってもんだ。
3年振りに脚を通すスカートに10年振りに履くピンヒールという馴れない装備での
お出掛け・・・。
ラン繋がりで良き伴侶を得たカップルからの幸せのお裾分けをたっぷりいただき。
            

ほんに佳き日でありました。


君に会いに行く。

2010年06月19日 | ランニング
二桁の完全数は二つしかないという。
それは6と28。
プロ野球選手で私が熱烈なファンになった選手は二人しかいない。
くしくもその背番号は「6」と「28」。

背番号28を熱狂的に追いかけた日々は私のプロ野球元年と重なる。
黒土のマウンド上で華麗にしなる、白い縦じまに染め抜かれた28。
この姿を追い求めて、甲子園球場に虎風荘に阪神パーク(現ララポート)へと通い続けた幼少の日々。(本当はもちょっと大きかったかも・・。)
そして、現在進行形で追いかけるもう1つの数字「6」に関しては今更言うまでもない事であろう。

もう1つ幼少の頃に大好きだった「28」がある。
何と、それに再会できるとあって、本日は嬉々として神戸まで出掛けていった。
題して、
      「28」に会う為に28キロ走ろう!

という企画。
 距離稼ぎの為に、日本三大大仏を拝み、
   プレスリーの像、海軍操練所跡を見学し、
  クシカツを喰らい・・・・・・・。etc。
その他神戸の名所を数々案内していただく。
極めつけはこちら。本日のメインイベント。
     新湊川隧道 潜入。
湊川の架け替え工事によって作られ近年に完成したこの隧道が月に一度だけ
一般公開されるというのだ。その公開日が今日。
  この中に踏み込むマラニックメンバー一同。

                
潜入した隧道の中は、鍾乳洞のような心地よい冷気を帯びている。
往く手に白いもやが掛かった道のりは異空間を浮遊する旅人のような感覚だ。
しかも、折り返し部分ではクラリネットのコンサートが催されていた。
自然の音響設備の中で聴く管楽器の音色に癒されるひととき。
う~ん、これ程素晴らしいコンテンツのマラニックは久しぶりだぞ。

これだけで、既に心一杯、胸一杯、お腹一杯なのに・・・・・・。
ゴール地点では、待ち人
「愛人28号」、違っ!
「変人28号」(それはアンタ。)

鉄人28号が私を待ってくれていた!!

          
    幼少時の憧れの君の股間で同じポーズで悦に入るの図。

     

長田と言えば、締めは粉モン&ぼっかけでしょ!

まさに完全数の如き、至福の一日。

これで今宵、侍ブルーがオランダオレンジに勝ったりする事があったりなんかしたらば・・・・・・。

  二桁の完全数に19が加わるんだってさ。  

ガーミン退院

2010年06月16日 | ランニング

「鳩」と言うより「雁」だと思う!
と、ネット上の某落書にて揶揄された小鳩政権が倒れて早や一週間。
政界の癌と言われし前政権の副総理だった方が後を継いだというのに・・・・・。
支持率がV字回復と言う摩訶不思議現象が蔓延る政界。
その管政権も。
濁音がついて「ガン政権」と言われないように今後の舵取り、頑張って欲しいものだ。

ガン、癌といえば・・・。
かつて、腎臓癌、膀胱癌を克服して、生還した我が父。
この程、その父が目出度くも、前立腺癌まで克服してまたまた生還してきた。
あと1つ克服出来たら「泌尿器系癌のサイクルヒットやで!」と冗談をかます娘。
それにしても、癌サバイバーとして無事退院してくれたその生命力には感服する。

同じく先日やっとこさ退院してきたのが私のガーミン君!
        
病名:バッテリー切れ。
全治:三ヶ月。
治療費:15,000円也!
ええ~っ!バッテリー変えるだけで「いっ、一万。ごっ、五千円って?」
足元見るのもええ加減にせいっ!

足元見るのは絶対にダメ!
          特にランナーの足元は、ね。

私の足なんか・・・。
親指には、水ぶくれありタコあり。
右足の爪は1本、左足の爪は2本も黒く変色し死んでいる。
ぺティキア塗って誤魔化そうとしても、赤のマニュキアなら紅色に、ブルーなら
群青色に、イエローなら、う○○色に染まってしまう・・・・。
夏でもサンダルを履けぬこの悲哀。
手指なら手のひらかえして隠せばええけど、足指は隠しようがないんだから~。

手の平返しと言えば、サッカーワールドカップ、岡田ジャパン!
なんすか。あれは。
開幕前はあれほど冷ややかだった世論。
カメルーン戦に1勝したというだけで手の平返しの笑止千万のあの大騒ぎ。
何か納得いかねども、ともかく侍ブルーの海外初勝利おめでとう!

おめでとうっ!!
金本さん、フルイニング出場記録1492試合、ギネスブック公認!!

前代未聞の快挙ながらも、所詮東の小国の小さなリーグでの記録だろ。
って事でカル・リプケンの記録を抜いて世界一になった時でさえスルーされた経緯があった。
今回は球団の努力などあってやっと認定されたという。
我々ファンが彼を敬う気持ちにギネス認定など関係ない勲章とは言えるのだが、
彼の偉業が世界的に認められた事は素直に喜ばしい事。

自称弟子として、影響を受けないはずはなく。
歳を言い訳にせず、ほんまにまた頑張ろうっ!と!!
今宵。
決意も新たに迷っていた福知山マラソンへのエントリーを決めた!
諦めていた自己新を目指して・・・・・・!


そんなこんなの6月半ばでした。


水上バス追走記

2010年06月13日 | ランニング

ふと思いついたアホ企画。
 水上バスで行く「淀川歴史探訪の旅」
      
(天満橋八軒家浜~枚方船着場)

これを陸からランで追走しよう!というもくろみ。

決行前にこっそりブログに公開したものだから・・・。
当日、船の出航時間には二人も同行者が参集してくれていた。
女子ラン仲間のTさんと、それから・・・・。

「君はいつもの間にこんなにアホになったんだ。
  前はもっと真面目なランナーだったはずだが・・・。」
と嘆きながら駆けつけてくれたのは、何と前夜偶然にも弟子のブログを読んでこの
アホ企画を知ったという、我が元祖師匠であるT先生。
還暦を迎えても尚健脚を誇る元サブスリーランナー様だ。
あと一名、こんなアホの顔を拝んでおこうと走って登場した野次馬一名も。

午前10時、定刻通りに出航するアクアライナーを見送って、総勢3名の陸からの便乗組も出発する。
大川では併走する船に手を振りながら追走。船からも手を振ってくれている!
  【大川を行く華麗なアクアライナー】

だが、こやつ結構速い。思い描いていたスピードよりも相当速いのだ。
とにかく、毛馬閘門までは頑張ろうと、必死で併走する。

だって、ここではこれが見たかったのだもん。 ↓
            

大川と淀川では水面の高さが違う為に、淀川に船を乗り入れる為には一度閘門に船を入れ出口を閉めて増水させ、水位の上昇でもって高さの違う河川に導くのだ
という。

 【閘門にて次第に上昇していく船体】

15分以上も時間を要する大移動儀式だった。
途中まで見学してから、我々陸部隊は先行する事にした。
淀川に入ると、走行コースと河川が離れている為に船の姿をとらえる事が出来難い。
今の内に少しでも距離を稼いでおかねば!
なにしろ我々にはエンジンがないのだから。

ここから約15キロ。たった15キロだと思ったのは大甘だったと思い知る。
この日の気温30度。木陰皆無の河川敷など、マゾしか走らんやろっ!
フラフラの極限状態の頃、姿を見失った船に再遭遇した。

 【仁和寺橋下で微かに見える船体】
船や~~っ!
奇声を上げて川面に駆け寄る一行。嬉しくて「お~い!」と叫ぶことしきり。
限界状態の身体もしばし蘇ったものだ。
キロ6分で走れば船と一緒にゴールできる!という隊長T先生の檄に引きつられて
ラスト6キロ。
途中何度も「いいや、もう歩こう。」と諦めかけた追走劇だったが・・・・・・。


枚方の船着場到着直前に何とかアクアライナーに追いつき、歓喜の手を振ながらのゴール!!乗船客達も応えてくれているではないかっ!
    【ゴールしたアクアライナー】

特筆すべきはここから!!
下船する乗船客たちを出迎えるべく船着場で待つ我々3人を、彼らは皆、驚愕と尊敬の眼差しで見つめるのだ。

「あなた達よね~、走ってはったのは!」
「凄いですわね~!何キロあるの?いっつも走ってはるの?」
「ずっと船の中で話題になってたのよ~~っ!」
                                 と、賞賛の嵐&嵐

おまけに。
    「握手してくださいっ!」 
    「写真撮らせてくださいっ!」
    「お茶をどうぞっ!」
                               etc。

さながらスターになった気分で意気揚々。
ああ、面白かった~~っ!

決死のアクアライナー追走マラニックはこれにて大満足の大成功!


4980円払った乗船客達の皆様よりも、
       「タダ乗り」した私たちの方が楽しんじゃってホントごめんなさい。


勝手にマラニック

2010年06月10日 | ランニング
今年は京阪電車開業100周年と淀川改良工事100周年だとか。
それを記念し大阪水上バスが100年前の淀川舟運を現在によみがえらせるという。題して。
  「舟運復活! 淀川歴史探訪の旅」だとか。
    (
船はアクアライナーを利用)  ↓
         
計10便限定で運航された船便もいよいよこの週末の土曜日で最終便だという。
「上りの旅コース」は午前10時、京阪天満橋駅すぐの八軒家浜船着場を出航。
大川、毛馬閘門(こうもん)を通過して枚方淀川河川公園・枚方船着場まで。
枚方到着後、江戸時代に栄えた三十石船の船宿「鍵屋資料館」などを散策する。
ちなみに参加費は道中弁当付きで4980円だとか。

興味津々で電話で問い合わせた所、航行時間2時間半だと言う。
八軒家浜船着場から枚方までは22~3キロくらいか。
それを2時間半なら・・・・・・・。







    走って追走できるやんっ!

てことで、今週末のLSDはこれに便乗することにケテイっ!!

なっ、なんすか、それ。
4980円払って船旅する為に問い合わせたんじゃないんすか・・・・・。
正規の船旅では船中で淀川の歴史についての解説や「三十石舟歌」の披露が
あるそう。それが聴けぬのは残念だが。


淀川河川敷を船上の旅客達に手を振りながらずっと追走する。実に楽しそう。
こんな♀ランナーを見かけられた方は手など振ってくださいましね。
平坦な20キロの旅なら痛めた脚へのリハビリランに丁度良いかと・・。


こんなアホにご同行いただける方あれば6月12日午前10時に。
京阪天満橋駅すぐの八軒家浜船着場までお越し下さ~い。

ウルトラマラニック

2010年06月07日 | ランニング

某所某大会での100キロマラニック。

           
至る所で絶景に癒され・・・・・・。

   
至るエイドでご馳走&泡泡で癒され・・・・。

     
船着き場での待ち時間には地元の海の幸で癒され・・・・。

     
チャーター船便では束の間の船旅@ビア持ち込みで癒され・・・・・・。
    (何と!コース上に舟便があるレース!!)

目も腹も心も肝臓も癒され満たされた大会でした!!
自慢の故障中に左脚を抱えた身ゆえワープコースを駆使しての走行&歩行距離、
締めて楽しき75キロ。
スタッフの皆様、大会関係者の皆様本当にありがとうございました!!


だが、しかしっ!!
めっちゃ怒っているのが心優しきラン仲間&主治医の整骨院の先生方。
痛い脚を引き摺り、下り坂では後ろ向きに進み、何度も歩き、痛みで何度もストレッチをし、何度もインドメタシンをスプレーし・・・・・。
最後は缶ビール3缶で麻酔し・・・。(これが効いたの何のって!!)

調子に乗って75キロも走ってしまっちゃいました~。

  真っ先に癒すべきはお前の左脚じゃろがっ!!

ラン仲間の皆様、主治医様、ごめんなさ~い!
こんな、アホに効く薬は何ですやろ?


バースディラン

2010年06月02日 | ランニング
毎週火曜日は我がランニングクラブの大阪城練習会。
東の皇居に匹敵する西のランニングのメッカがこの大阪城公園だろう。
ここをランニングの本拠とする我がランニングクラブ。
加えて上沼恵美子さんと同じくここを実家と称して我が物顔に振舞うtacocoさん。
かつてはここで大々的にランニング結婚式をやり・・・・。
   
       
忘年会記念に面白駅伝を勝手に開催し・・・・・と。やりたい放題。
そのうち還暦祝いレースやら追悼駅伝とか・・・やらかすつもりだとか。
     (こらっ!ラン仲間の誰かを勝手に死なすな~~~っ!)

ほんでもって今宵やらかしたのは・・・・・。
昨今我がクラブでも増え続ける若手女子部員の中でも伸び頭のラン仲間Mちゃん。
その彼女が、くしくもこの火曜日練習日の日に20うん歳のお誕生日を迎えると
あって、そのバースディ記念練習会を密かに企画した。

              
ハピバスデの大合唱の後ケーキを持ち出しローソク吹き消し儀式。
そして、皆でケーキをぱくつく。
これら全てを公の広場、大阪城公園噴水前広場でやってのける厚顔の我々。

主役の本人はあまりの驚きに涙ウルウルの興奮状態。
こうして、サプライズパーティーは大成功だった!
やっぱ持つべきものはラン仲間やね~。
それでも、今宵は大切な練習会とあって、パーティーの後はしっかりと練習。
各自フルマラソンの自己ベストタイムを想定してのペース走。
ラスト3キロはフリー!と言うことで久しぶりの私も老体に鞭打ってスピード走に
付き合う。
キロ4分台なんて1人じゃ絶対に出来ない練習だ。
やっぱ持つべきはラン仲間やね~。ほんまに良い練習が出来たわ。




ところが。
帰宅したら、何故だかささやかなプレゼントに添えてこんなメッセージが。
     
  「生んでくれて有難う・・・・・ランも人生もtacocoを追いかけて頑張ります。
               云々かんぬん・・・・・・。」




この若手ラン仲間を、その昔、私が生んだんだっけ?