虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

初舞台

2011年12月13日 | 沖縄

手すさびのひとつとして、沖縄三線を習い始めて半年。
晴れて初レース、ちゃうわ初舞台を踏む事とあいなった。
大会は、ちゃうわ舞台はライブハウス梅田AKASOでの演奏会。
出演を決めてからは、それなりに頑張って練習した。
ランニングに費やす時間と同じくらい、こっちの練習も励めば、もっと上達するのだろうが・・・・。
いかんせん、こちらの練習はラン時間の3分の1くらい。
まだまだジョガーほどの腕前である。
今回の種目、ちゃう演目は独奏ではないので、少々の間違いなら誤魔化しがきく。
若干気が楽だ。

楽屋にて。ランシャツならぬ沖縄衣装に着替えて準備中。まだまだ余裕。
      


その後、スタートブロックちゃうわ、舞台袖に移動しての出番待ち。
次第にボルテージが上がってくる。
まるで勝負レースのスタートラインに立つがのごとく・・・・。
日常生活では得られないこの緊張感が堪らない。
これを体感する事が若さと健康の秘訣!!だと思っているさ~。
    
なんとかボロを出さずに自分の演目を終えることが出来た。

さぁ、あとは客席で一観客となって楽しみ、飲むぞっ!
(何せ飲み放題ライブだからねっ!)

先輩たちの演奏を聴く。飲みながら・・・・。

                

師匠の演目に魅入る。飲みながら・・・。
         

最後はお決まりのエイサーだ。
      

会場は熱狂と乱舞と鳴り物と酒の坩堝と化す。

開演は2時からだったが、リハーサルに始まり、打ち上げ、二次会を含めると、
今レースの飲酒タイムはサブナインくらいかな?
まっ、大切な三線を担いで帰らんといかんから、今日はこれくらいにしといたろか。
(笑)


沖縄な~。

2011年07月12日 | 沖縄

大坂城野外音楽堂は我が実家とマイ練習コースのど真ん中にある。
ここで大好物のBEGINのコンサートが開催されるという。
これは何をさておいても行け!という神のお告げであろうと・・・。
チケット発売日を今か今かと待っていた或る日。
2号さんから。
79日空いてる?実はどうしても一緒に行って欲しい所があるねん。
場所は言えないけど付き合ってくれる?」とのたってのお願いがあった。
何と件のコンサートと同日である。でも娘のどうしてものお願いに泣く泣くコンサートを諦める母。

ところが!

58日の母の日に!!
プレゼントされたのは、そのBEGINのコンサートチケットだった!

        

心憎い演出に感動した日から早
2ヶ月。
先週末は待ちに待ったそのコンサート当日となった。
宮古島の「島唄」さんと「サ~♪ゆいゆい」さん母娘は心躍らせて大坂城野音に向かいましたとさ。
そう。
我が家に関する固有名詞はすべて不思議と沖縄繋がりの韻を含んでいるのでした~。
私が沖縄フェチになる土台が知らず知らず培養されていたのね・・・。


BEGINメンバーの人間味溢れる唄とトークに酔い。
  いっぺ~、アシビぃ、大満足で会場を後にしたふたり。
  ちゃ~、くくるあったこ~なったサ~。


私は、オリオンビール片手に下手な三線でも爪弾きたくなった。猛然と。

更に更に・・・・・・!
    猛然と那覇マラソンを走りたくなったのだ!


だがしかし、那覇マラソンは神戸マラソンの2週間後。



炎上覚悟で、傲慢かましてよかですかっ!
  こうなりゃ、
       神戸マラソン当選がいらんかったわ~っ!


そんなに続けてフルマラソン走られへんもん~。

これが選ばれし者の恍惚と不安って?


那覇の乱・RUN

2009年12月07日 | 沖縄

拙ブログへの訪問者にはランナーが圧倒的に多いはず。
読者の方々はきっと、下記のようなふざけた野郎が初めてのフルマラソンでどんな
地獄を体験するか、固唾を呑んで結果報告をお待ちのことだと思う。

3年越しの念願叶っての那覇マラソンは、

 月間走行距離100キロ未満。
 30キロ走もインターバルもスピード練習もやったことがなく。
 カーボローディングもサプリ摂取もランニングアイテムもな~んも所有せず。
 マラソンに対する意気込みも希薄な・・・・。
そんなおちゃらけランナーの初フル挑戦を見届けるレースとなった。

 「那覇マラソンはお祭りだから速く走ったら勿体ない。
       5時間位かけて楽しまなければ!」
という沖縄フェチのラン仲間からのアドバイスに従って今回は本当に観光ランに徹する。初めて携帯電話を持って走るフルマラソンレースだ。

スターターは沖縄出身の女子プロゴルファー諸味里しのぶさん。

     走りながら写真を撮るのって難しい。
             (しのぶちゃんの顔がおっさんの手で隠れてる~。)
姫と一緒に仲良くスタート。
参加人数3万人強のレースはスタート地点を過ぎても遅々として進まず、レースの
注意点などを姫に伝授しつつ、ゆっく~りと走る。

コース上で、ラン仲間と次々と出会ってはお喋り。
スーツ姿にアフロヘアで那覇マラソンを走る事で有名なKしゃんとも無事遭遇。
写りが悪い写真をパチリ。

この大会は本当にお祭りだ。その他にもユニークな仮装ランナーが多数。
その都度シャッターチャンスっ!
       

おまけにあちこちから我が麗しの三線の響きが~~~♪

       

                  
三線のメロディーが聴こえる度に立ち止まり、踊り、撮り、酔う。
更におまけに私設エイドがすんごい!!

      引きも切らぬ応援と私設エイドのオンパレード。
格別なのが、このチューペット。
パイナップル味、メロン味、オレンジ味などウチナンチュ~では味わえないテイスト
がランナーの喉を心地よく潤してくれる。
都度都度エイドを楽しむ。

ありゃありゃ!
そんな風にOKINAWAを存分に楽しんでいたらば。
姫とすっかりはぐれてしまったではないか。

既に30キロ地点。
この時点で予想ゴールタイムは4時間15分位か。
背後にいるであろう姫を待ちつつこんな風にゆっくり走るのも、もう限界と見た。
以後は作戦変更。とっととゴールして逆走して姫を出迎える事にしよう。と。

ちょっぴりパワーアップしてゴールを目指す。
それでも途切れない沿道の声援に大感動。こんなに素晴らしい大会があったの!
肩を並べるランナーに何度も声掛ける。
    「楽しいですね!ほんとに楽しい大会ですねっ!」と。

もっともっと走っていたい!
と、名残惜しくゴールした大会なんて初めてだ。
ゴールタイムは4時間9分。もうちょっと楽しんで走ればよかったかな~。
でもその後もゆっくりなんてしてられない。
姫のゴールを見届けるべく急ぎ再びコース上に逆走する。
赤いユニを見つける度に、あれが姫か?と目をこする。
この時点でゴールタイムは4時間半位か。
あ~、今頃はまだ地獄のランをしているのだろう。
ゴールして「もう、ランなんてコリゴリ!」なんて言われたら悲しいな~。
でもきっとそう言うだろうな~。なんて心配ではち切れそうになっていたら・・・・・・。
いきなり携帯電話が鳴る!何と姫からではないかっ!
     「今どこにおるん?とっくにゴールしてるでっ~♪」
ぬぅ~あ~なに~おぅ~~っ?!


再び急ぎゴール地点に戻る。
これが地獄を見た者の顔か?満面笑みの姫がそこに。

誇らしげに見せる完走証の数字は何とっ!!

       
      
3時間56分24秒!!





出発前の記事では確かにこう記した。


 ともかく地獄をさまよう姫の伴走を先輩として余裕で見届けてこようかと・・・・・。
 でも、これで4時間数分でゴールしたなら。
  わたしゃ、金輪際、平日の練習はせんっ!!


と。

ランの神様。
ワタクシtacocoは明日から平日はひたすら仕事に励み、週末ジョガーとなる事を誓いますっ!
レース前カーボも禁酒なども一切いたしませんっ!
一分でも速くなる為には大枚惜しまずにこれまでの精神も悔い改めますっ!







あ~あ。
真面目にランナーしてるのが阿呆らしいわっ。
てことで取り急ぎ結果報告でした。
那覇マラソン旅行記はまたゆっくりとアップいたします。


ウチナージャンキー

2009年05月14日 | 沖縄

一昨日の金本さんの神の如き大活躍に刺激されて自称アスリートは昨夜も練習に
精を出した。本当ならランサボの日であったのに・・・・・。
タイガースの若手頑張れっ!という思いを込めて、老体に鞭打ちつつ、大阪城公
園にて、プチトレイルランに励む。
今宵の試合では遅咲き桜井がやっとその芽が開花したようで、老婆心ながら嬉し
い限りだ。
てことで、安藤投手の完投勝利を記念して母の日のプレゼントの一つ
     「種から育てる美味しい枝豆」  を植樹する事にする!
           
説明書どおりに土を入れ、水を与え種を一粒ずつ丁寧に土に埋め込む。 
これを食する頃にはタイガースが兎を喰っている事を祈念しつつ。
10月には、こいつをつまみに美味しいビールを飲むぞっ!祝杯として。


とはいえ、虎の不調時には読書も進む。
「沖縄 誰にも書かれたくなかった戦後史」(佐野真一著)
                          
ウチナージャンキー(沖縄耽溺者)を気取る者として、避けては通れぬ書籍だと、
分厚い本にめげる事なく取り組んでみた。
実に怖い内容であった。
かつての被害者史観に満ちた沖縄関連図書とは一線を画す戦後沖縄の裏面史。
400人もの関係者に直接取材したという迫力ある筆致でぐいぐい引き込まれる。
目からウロコ的な情報の山に沖縄への思いが少なからず変化したような気もする。

沖縄民謡の虜になったと・・・・・。
ちょい、いい気になって三線など爪弾く私だが。
ジャズの旋律に虐げられた黒人のスピリッツが宿るように、島唄の逞しい響きの
底流に流れる物悲しい旋律にも耳を傾けるべきなのだと、強く思った次第である。

実は、2009年のマラソンレースは「那覇マラソン」で有終の美を飾ろうと決めている。
羨ましい事に姫1号のフルマラソン初レースがこの大会だそうだ。
ちっ。(私もこの大会をバージンにすりゃ良かったサ~。)
まっ、その生き証人となるという口実で久しぶりの沖縄訪問と念願の那覇マラソン
出場を実現させる。

大好きなあの街を、あの空気を。
新たな視線で、万感の思いで駆け抜けよう!


OKINAWA!

2007年06月29日 | 沖縄

北の大地での「北海道マラソン」に向けて、練習開始宣言をした翌日。
ち~とも走らないで、南の島、沖縄モード全開で、騒いでいた宣言主さん。





ここは、大阪市内にある沖縄料理と島唄ライブのお店。

        

この日は、沖縄民謡界の「氷川きよし」と呼ばれる超イケメンお兄さんのステージ。
多彩な沖縄民謡に加えて、私が只今練習中の「安里屋ユンタ」「十九の春」
「島んちゅの宝」「涙そうそう」まで演奏してくれる演出に大満足。
酔いも手伝って、飛び入りで舞台に駆け上がりたくなる~。

太皷まで登場で会場は更にヒートアップ。

♪「おじぃ自慢のオリオンビール」では、客は総立ち。
   皆オリオンビールを追加注文してジョッキ片手に、歌い、踊りまくる。

          【ずらりと居並ぶ泡盛のラインナップ】
              

この環境下で、飲み過ぎない酒飲みはいない。(キッパリ!)


 




「てやんで~、収容バスが怖くて道マラになんか出れるかよ~。ひっく。」 

「やかまし~、借金8が怖くて阪神ファンなんかやってられるかよ~。ひっく。」






かくして・・・・・・・・・。

リーグ戦再開前夜、「北海道マラソン、カウントダウン73」の夜は更け行く。