この方も吼えていらっしゃるように。
今、世界陸上が熱い。
開幕初日はいきなりの女子マラソン。連続メダル獲得目指す日本女子の闘いは見逃せない。
スタートは午前9時か。最低20キロ以上のLSDをこなさなければならない週末。
観てから走るか走ってから観るか、そこが問題だ!!
本来なら世界レベルの闘いを観戦後、モチベーションをぐっと高めて走り出したい所だが、この日も猛烈な残暑が予想される。
太陽が盛りになる前にとっとと済ませておく方が賢明だろうと、7時半に自宅を出発したが。
淀川河川敷の太陽は既に全開状態。
やっぱり河川敷を走るのは自殺行為だわ。大川の木漏れ日街道に逃げるべくユーターン。
すると、前方から3人のランナー集団がやってくる。
やや大き目のリュックを担ぎ、日焼け止め対策も完全防備。
これはかなりの距離を走る態勢だと一目で分かる。
この暑さの淀川河川敷でロングを計画するような変態はきっと知り合いに違いない。
と思ってすれ違ったら、案の定「tacocoさ~んっ!」と声を掛けられた。
「変態友の会」の(そんな会あるんか?)会長的存在のy子さんだった。
「どこまで行くの?」
「宇治まで~。」
「げ~~っ!40キロはあるんちゃうん!暑いから気を付けてね~。」と見送る。
この暑さの中、40キロですってよ!やはりかなり上位クラスの変態だ。
私とは明らかにレベルが違う。
だってこちらのランはその後、時間切れを言い訳に18キロでダウンするんやもん。
そしてテレビ桟敷に戻っての女子マラソンは・・・・。
ケニア勢の圧倒的な強さとスピードの前になでしこ軍団完敗の結果だった。
アフリカ勢が本気になってかかってきたら、日本の勝ち目はないかもなぁ。
そんな中で赤羽さんの粘りは大いに刺激になった。
やっぱり、観てから走ってたら本日のノルマまで粘れたか?
失礼ながら男子選手ならあのままずるずると10位くらいまで後退していたのでは・・・と危惧してしまう。
いやいや、今回は市民ランナーの星、川内選手が出場する。
彼がどんな粘りの走りを見せてくれるのか・・・。
大いに楽しみだ。
9月4日も、しっかり練習してテレビ桟敷にくぎ付けっ!!
このブログに何度も登場している枚方にある「凍氷」というかき氷屋さん。
たかがかき氷、されどかき氷。
ここのかき氷の美味しさを言葉で表現する事は難しい。
とにかく食してみれば判る!としか言いようがないのだ。
このただでさえ旨いと評判のかき氷を更に美味しくいただこうと、残暑厳しき8月最後の日曜日。
またまたお馬鹿ラン仲間数名を引き連れて行ってまいりましたとさ。
炎天下の淀川河川敷を20キロも走ってね。
身体からっからの状態で無事辿り着いたお店にて。
まず迷うのはどの味をチョイスするか。
皆それぞれ厳選の末に選んだのがこちらの色とりどりのラインナップ也。
マンゴー、桃、エメラルドパイン(新作)、そしてこちらも新作名前忘れたけど巨峰味で超美味しかった。
この日はこの後、ラン仲間の愛娘が出演するというこどもミュージカルを観劇するというオプションメニューもあり。
全ての目的を恙無く達成でき企画推進役としても大満足。
北海道マラソンや世界陸上の熱さにも負けぬ淀川河川敷の暑さと戯れた8月最後の休日でした。
東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地球場であるKスタ宮城。
夏休みを利用して念願の観戦入場を果たしてきた。
現存プロ野球球団のフランチャイズは全国に12球場あるのだが、10番目の訪問球場となる。
試合はロッテ戦。
さて、球場潜伏体験の感想を一言で表すならば、「羨ましい!」の一言。
マツダズムスタを訪れた時にも相当なカルチャーショックを受けたのだが、ここはそれ以上だったかも。
スタジアムは野球観戦するだけの場所ではない!老若男女みなが楽しめる空間なのだ!
と、彼は自信たっぷりに語っていた。
そこは、野球も観戦出来るアミューズメントパークだったのだ。
だって、球場周りは完全に遊園地。楽しめるアトラクションがいっぱい。
ステージではミニコンサートが行われている、派手なバスは巡回している、
巨大な人口砂浜で興じる子たちあり、屋台あり、遊技施設あり、ゲーム屋あり、と。
さながらミニディズニーランドの様相。
「羨ましい!」
子供の笑顔と嬌声が溢れている。これだけで既にテンションあがりまくり。
さて球場内。ここがまたお洒落~。
大リーグの球場には行った事がないけれど、なんかそんな雰囲気を醸し出している。
試合開始前、いきなり大勢のファンがグランドになだれ込んできた。
そしたら皆思い思いにキャッチボールを始めるではないか。
試合前の恒例のイベントなのだろうか。♪「野球場へゆこう」の曲が流れる。
何て楽しいのっ!見送る選手達とハイタッチ、
「羨ましいっ!」
イニングつなぎの間はアトラクションの目白押し。
チアガール達は派手に踊りまくり(この子たちは幼少時より皆子飼いのようだ。)
、マスコット達は笑いを誘う名演技。
打ち上げ花火も派手に打ちあがった。
ラッキーセブンにはお馴染みの風船飛ばし。
ユニークなのは、飛び散った風船を集めてお掃除に協力するとご褒美がいただける所。
一石二鳥のこの企画、おこちゃまは大喜び!うちも真似して欲しいわ。
試合はロッテの猛攻に敗れはしたけれど、これだけ楽しめれば悔しさも忘れるって。
「羨ましい!」。
とは言いつつも・・・・・。
我ら虎っ子はアナログで前時代的な雰囲気を持つ甲子園球場をこよなく愛している。
ただ、心底「羨ましい!」と思うのは選手とファンとの距離感の違いだけか。
ファンと選手のガードが緩くて近いのだな~。何気にハイタッチなんて出来ちゃうんだもんね。
まっ、阪神ファンのモラルの低さを鑑みるにそれは実現不可能な事でしょう。
これ他球場に行くたびに恥ずかしながら実感する事。
自業自得か。
ファンと言えば・・・・・・
最後にこの方達に言及しておこっと。
ファンとは言わないねんね。ロッテサポーターやね。
応援は相変わらずお見事やったわ。
てか、あんたら合唱団か、ホンマ、歌旨すぎっ!
そんなこんなの球場お遍路10番札所の遠征日誌でした。
早晩、残りの千葉と福岡をやっつけなければ・・・。
枚方市に、「山田池公園」という名の大きな公園がある。
ここが我が庭だと豪語するラン仲間のお薦めでそのひっろ~いお庭で練習会をすることになった。
自慢のお庭は確かに素晴らしかった。
緑の密度が濃い。そして深い。
公園の中心に鎮座する池は癒しの緑を満々と湛え、ここが本当に大阪?という位風情がある。
木漏れ日道のランニングコースは夏でも涼しげだ。
四季折々の花木の賑わい、小奇麗に整備された施設、・・・。
ともかく賞賛の言葉ばかり発しながらの実に素敵な練習会となった。
その後はご自宅にお邪魔して打ち上げまで。お世話になりました。(この場を借りて御礼。ペコリ)。
こんな練習会は良いな~。
名付けるなら。
「マイコース紹介練習会」。か。
それを念頭に我が自慢の練習コースを俯瞰してみる。
やはり人様にお薦めできるのは、大坂城まで通じる大川沿いのコースだろう。
山田池ほどではないが、なかなか心地よい木漏れ日街道が続いているぞ。
与謝蕪村の碑や毛馬閘門、旧藤田男爵邸の庭園など見所が随所に。
水陸両用バスの発着場では、バスの着水と上陸の楽しい風景に遭遇出来たりする。
最近では砂浜まで出現した!
「大阪ふれあいの水辺」
都心部にこれまでなかった水辺で憩える空間を創ろうというプロジェクトらしい。
ランで通過するたび、何か工事やってるな~と思ってたらこんな素敵な計画だったのね。
オープニングイベントではビーチバレー教室やハワイアンダンス、砂浜宝探し、カヌー等など。
賑やかな企画があったらしい。
あらら、こうして披露してみると我が練習コース、なかなかのモンじゃないか。
よっしゃ!
次回はワタクシが案内人となって「マイコース紹介練習会」を開催しようっ!
早速妄想が・・・・・・。
ラン&浜辺でスイカ割り大会?
いやいや、砂浜で熱血練習して夕陽に向かって叫ぶか?
それとも水着で練習会する?
久し振りに居酒屋tacocoも開店するだわさ。
さっそくお抱えシェフの身柄を拘束しなきゃ。
その節は皆さま是非お越しくださいませね。
江戸へのラン遠征。これが夏季休暇の恒例となって今年で4年目。
高尾山~陣馬山トレイルランは3回目となる。
今年こそは往復制覇を!不退転の気持ちで早朝6時半新宿駅に降り立つ。
お供はいつもの美ジョガー、スケさんとカクさん。
江戸詰め家老の龍様が若侍安べいを従えてお出迎えくださる。
毎年のことながら誠にかたじけない。
新宿駅から高尾山口まで京王線で1時間余り。
大阪市内から30分で登山口に辿り着く六甲がより便利に感じられる。
それでも、こちらではトレイルランが隆盛のようだ。やたらにランナーと出会う。
しかもピチピチの山ガールが多いぞ。
いやいや、老若男女皆ウェアにお金を掛けてはるわ。
だってランナー集団がカラフルで華やかやもん。
そこんとこ大会の参加小Tシャツ着用率が高い関西とは大違いか?
高尾山、陣馬山ルートは片道18キロほど。それほど険峻なルートではない。
陣馬山最高峰で標高977m。
いつも駆け回っているお山はというと・・・・。
生駒ボルダーコースが片道13キロ、標高は最高点で約640m。
妙見山が往復42キロ、標高約660m。
六甲は標高900m、全従すると往復50キロ超もある。
これだけ鍛えているのだから往復制覇も不可能な距離ではないはず!と。
気合充分に陣馬山頂上着。
【頂上の白馬の君に三度目の再会】
毎年毎年ここの茶店で飲むビールほど旨いものはないっ!
絶景を背にビール!の図。これも三回目也。
そして今年は例年のビールの旨さを凌駕する最っ高!のビールを頂戴した。
「高尾山の神」と自称するtさんが「関西から来た客人の為に。」と。
リュックから取り出したのがっ!
【缶ビール数缶と枝豆!!】
ひぇ~、こんな重いもの担いであのタフな山をヒョイヒョイ登ってはったんですかっ!
何よりその気持ちが超嬉しいではないか。
高尾山の神から下賜された有難くかしこきビール。
だというのに、ぐいっと一息に飲み干す不届き者。だって250ml缶なんだも~ん。
当然お代わりのもう一缶。これを購入した時点で既に最初の意気込みは泡と消えた。
復路を走る気力も一緒に飲み干してしまったようだ。
どうも異国の地では甘えが生じるようで・・・。
敢え無くバスで下山した訳だが。
今年の高尾もまた思い出いっぱいの素晴らしきトレイルとなった。
何たって、関東のお山は素敵だし。
何と言っても関東のメンズは優しい!
おまけに関東のメンズはイケメンだ!
関東のメンズは優しい!
おまけに関東のメンズはイケメンだ!
関東のメンズは優しい!
おまけに関東のメンズはイケメンだ!
まぁ、これくらい言っとけば関西のメンズも、もちっと優しくなるだろう。
次回六甲トレイル時には彼らのリュックからどんな素敵な心入れが出てくることだろか。
1泊4日の強行スケジュールの東京~仙台旅を無事終えて帰ってまいりました。
関東のラン仲間達の心遣いが嬉しかった高尾、陣馬山トレイル。
プロ野球の新しい形に開眼したKスタ宮城での野球観戦etc、思い出のシーンが満載の旅でした。
いつもならここから爆笑漫遊記が綴られるのですが、楽しい記憶ばかりの旅日記を今はまだ書ける気になれません。
落ち着いたらこの二つに関する記事はアップいたします。
と言うのも、三日目に敢行した仙台→松島へのラン旅の記憶が痛烈に心に焼き付いているからです。
仙台でのラン日誌。
東京から夜行バスに揺られて仙台に着いたのが早朝5時半。
まだお店などどこも開店しているはずもなく。
これは走るしかないだろうと、宿泊先に荷物を預けて市内の観光名所を巡る事に。
仙台城址、瑞鳳殿(伊達家の霊屋)、土井晩翠宅、仙台博物館と地図を片手にあちこち迷走。
当然、仙台の代表的美味も完全制覇した。
ずんだ餅、これは私好みのお味です。知らなかったが冷やし中華は仙台が発生の地だとか。
あまり好みではない牛タンは牛タンまんじゅうとして食す。これならOK。
この日の仙台市は33度。大阪の暑さよりはマシだろうとの思惑は大外れ。
翌日の松島までのランが思いやられるな~、と。
その危惧は大当たり。当日朝7時。
既に北の杜とは思えない灼熱の太陽が頭上を照らしていた。
松島までは約24キロ。
あまりの暑さに途中3駅程JR仙石線のお世話になり道のりをショートカット。
塩釜駅で降りて再び松島を目指す事に。
松島海岸へ続く絶景の道
日本三景のひとつ、松島湾。
松尾芭蕉があまりの美しさに句を詠めなかったと伝えられる景観が変わらずにそこにあった。
松島エリアはこの美しき島々に守られて奇跡的に津波の被害から免れたという。
ついさっきこの目で見た隣町の震災のつめあとを思い再び絶句した。
隣の港町、塩釜。
そこには仙台市では見られなかった凄まじい光景があった。
陸に打ち捨てられた船、寸断された歩道、壁だけが残った家々、根元を晒した倒木、
墓石が倒壊した霊園、段ボールの壁で営業しているセブンイレブン。
自然の脅威に畏れると共に、ここで落とされた多くの魂を悼み、とぼとぼ歩いた。
涙が溢れて止まらなかった。
海に向かって長く合掌した。祈るしか出来る事がないと思った。
惨状の中で、それでも懸命に生活している人々に出会った。
東北の方々は饒舌ではないが訥々と今の状況を話してくださった。
これでも塩釜はまだマシだと、隣町はもっと悲惨やと。
頑張るしかないしな、と。
絶景が残った松島だが、人気のない海岸に行くと・・・・・・。
ひっくり返った船はそのまま。波が持ってきたという、ごみやガレキなどが延々と続いていた。
メインの観光ポイント以外には手が回らないらしい。
そこで黙々とごみを拾っていた男性に出会った。
「人出が全然足りなくてね。あの船だってわしらではどうする事も出来ませんしね。
しょうがありませんわ。」
お土産店の女性は、
「観光客は例年の3分の一。でも大分戻ってきました。関西の皆さんももっと訪れてくださいね。」
被災地はまだまだ震災渦中にある。
それをこの目で確かめた旅となったが、それが一体どうだと言うのか。
無力な自分が腹立たしく、忸怩たる思いの旅明けの朝である。
夏たけなわ。
今週は夏休み週間に突入する会社も多いことかと。
夏休みと言えば!そうっ!
恒例tacoco姐さんの関東殴りこみ、いや関東遠征が今年も敢行される事と相成った。
お供はいつもの子分、いや若手美ジョガー二人。
関東支部の組員、いやラン仲間達が今年も関東屈指のトレイルの景勝「高尾山」での抗争、いや好走会を企画してくれているらしい。
その後は当然歓迎宴会。固めの杯、いや再会の乾杯が楽しみだ。
今回もまたアイドルタレント並みの強行スケジュールを組んでしまった。
盆休み前の仕事を納めたその日に、夜行バスにて東京へ出発。
早朝6時に新宿着。
急いで着替えを済ませてそのまま高尾山、陣馬山トレイルへ。
(今年は往復にチャレンジするぞ!)
無事完走後は歓迎宴会&勝手に二次会と、飲み倒して、ここからは子分達と別行動。
24時発の夜行バスにて一路仙台に向かう。
う~ん2日連続での夜行バス移動は老体にはちと酷かも。
翌早朝5時半に仙台駅着。
睡眠不足などどこ吹く風で市内観光&義捐金お届け活動etc。(の予定)
ほんでもって夕刻には必ずここに居る!!
Kスタ宮城!!
楽天イーグルスの本拠地だ。
既にこの日のチケット、楽天vsロッテ戦はは入手済み。
どんな試合展開になるのやら、とにかく初めてのスタジアムなのでワクドキだ。
星野監督吠える姿を久しぶりにライブ観戦できる。
これで現プロ野球12球団のホームスタジアムの内、未踏の球場はあと二つだけとなった。
夜は宿を確保しているので2日ぶりにお布団の上でゆっくりと眠れる。
充分に睡眠をとった翌朝は旅の醍醐味、「知らない所マラニック!」
仙台の街を東奔西走し、被災地東北にいっぱいお金を落としてくるぞっ!
皆さまお土産を乞うご期待!
1日たっぷりと徘徊した後、帰阪の途へ。
あ~、やっと使えるわ、ANAの株主優待チケット。
さすがに帰りは夜行バスを回避して空便にて大阪へ。
と、まあ、今回はこれくらいにしといたるわ。(笑)
関東のラン仲間の皆様、今年もお世話になりまっす!!
週末はいつものように行楽地を駆ける。
今週のコースは福知山線廃線跡のハイキングコース。
涼しい木陰のルートを風景とお喋りを楽しみながらゆっくりと行く。
このコースの醍醐味は廃線跡に何箇所か残されたトンネルを通過する事にある。
一番長いトンネルで500m近くあるという。中は真っ暗闇。
当然懐中電灯は必携。トンネル真ん中辺りで戯れに皆の灯りを一斉に消してみる。
そこは漆黒の闇。
いつでも灯りを灯せるとわかっているからこそ楽しめる、
「灯りのない世界の恐怖」。
真夏の夜の怪談のような冷気とも霊気とも言える気配を感じた瞬間だった。
「そう言えば、前回来た時も○○さんが転んで流血事件があったよなぁ。」
などと、思い出話などしながら通過。
その後も武庫川の渓流に沿って快適なラン。
宝塚を抜け、中山寺駅近くのスーパー銭湯まであと少し。
さぁ。石鹸の「泡」と飲み物の「泡」のお楽しみが待ってるぞっ!
というその時!!
いきなりコンクリートの地面が眼前数センチに迫っているではないか。
ありゃ!と思った途端に顔面に強烈パンチを浴びた。
まさかの転倒。
道路の段差に躓いたのは仕方ないにしても、完全ダイブするこたぁないだろう。
サングラスに日除け帽、視界の悪さが災いしたか、全くもってヘタクソな転び方をしたもんだ。
前回に続く流血騒ぎの主役が自分に巡ってくるとは・・・。トホホ。
地球に頭突きを仕掛けて返り討ちにあった身体は一夜明けたらさらに悲惨な状態と化していた。
下唇裂傷、両肘、両膝打撲&切り傷、左目上打撲(青タン)、おまけに首はムチ打ち状態。
せっかくの日曜日なのに走れない情けなさよ。
鏡を覗いたら・・・。
真夏の怪談の主人公がそこに居た!!
あなたの名前は確かお岩さん?
やはりあの暗闇から霊気をお持ち帰りしていたのだ・・・・。
ご同行の皆さまご迷惑をお掛けしました・・。
ワンルームマンションという言葉は知ってはいても、これまで全く関わりがなかった。
多分一度も訪れた事がないと記憶している。
先日、初体験。
大阪某所のとあるワンルームマンションに、招かれてお邪魔したのだ。
ほ~、なるほどね。狭いながらもそれなりにこざっぱりと片付いていて居心地良さそうな空間ではないか。
何もかもコンパクトに設計されているから、動線も大いにショートカットできそう。
掃除もさぞ楽なことであろう。ビジネスホテルみたいな雰囲気やね。
ふと見やると、部屋の狭さにあわせた小さなテーブルはおいしそうなご馳走で溢れているし。
これまた小さな冷蔵庫はここの主が飲まない缶ビールが満杯。
手作りだと言うめちゃ旨のデザートが登場するまで、3時間も延々とお喋りをして楽しく過ごさせていただいた。
【このスウィーツは絶品だった】
何とこのマンションは大坂城公園噴水広場から1キロ圏内にある!
ふっふっふ~。実は、ここは新たに開設した私の密かな「ランニングステーション」なのだ。
シャワー完備、おまけに腕の立つシェフ付きやからラン仲間呼んで打ち上げも出来るよんっ♪
そやけどな~。こらっ、シェフよっ!
ビールはもっとギンギンに冷やしとかなあかんでっ!
それに部屋のクーラーもちゃんと効くようにしといてや~。
種明かしをすると・・。し~っ。これは内緒やから小さな声で。
このスポットは今夏から独り暮らしを始めた「せん姫の館」なのだ。
人員5名くらいまでなら収容可。ラン仲間の拠点にしてもええよ~とのお許し付き。
当然、野郎は進入禁止。
ただし「ラン婿」候補のナイスガイは例外よ~っ!!
そう。
1人暮らしを許可するにあたって・・・・・・・。
拠点をランナーの聖地大坂城公園周辺に選ばせたのはこのように様々な遠謀術数あってのこと。
「ランステ」を騙ったこのトラップにええ「ラン婿」引っかかって来ないかな~。