虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

OKINAWA!

2007年06月29日 | 沖縄

北の大地での「北海道マラソン」に向けて、練習開始宣言をした翌日。
ち~とも走らないで、南の島、沖縄モード全開で、騒いでいた宣言主さん。





ここは、大阪市内にある沖縄料理と島唄ライブのお店。

        

この日は、沖縄民謡界の「氷川きよし」と呼ばれる超イケメンお兄さんのステージ。
多彩な沖縄民謡に加えて、私が只今練習中の「安里屋ユンタ」「十九の春」
「島んちゅの宝」「涙そうそう」まで演奏してくれる演出に大満足。
酔いも手伝って、飛び入りで舞台に駆け上がりたくなる~。

太皷まで登場で会場は更にヒートアップ。

♪「おじぃ自慢のオリオンビール」では、客は総立ち。
   皆オリオンビールを追加注文してジョッキ片手に、歌い、踊りまくる。

          【ずらりと居並ぶ泡盛のラインナップ】
              

この環境下で、飲み過ぎない酒飲みはいない。(キッパリ!)


 




「てやんで~、収容バスが怖くて道マラになんか出れるかよ~。ひっく。」 

「やかまし~、借金8が怖くて阪神ファンなんかやってられるかよ~。ひっく。」






かくして・・・・・・・・・。

リーグ戦再開前夜、「北海道マラソン、カウントダウン73」の夜は更け行く。


兄貴の力

2007年06月27日 | タイガース

    「姉さん、兄貴の焼肉のタレです。このタレで焼肉食って
                
北海道マラソン3時間50分で走っタレ!」

            


昨日、ラン仲間から送られてきた画像付きのメール。

へ~、こんなの出てたんや。知らなかった。

早速ネットで検索。あった~。

      試食した金本本人が「おいしい」と中辛の味に太鼓判を押し、
      ラベルに直筆の商品名を記した

という。


                     


最近、露出度の高い金本さん。
それでもプレーではあれ程の活躍を続けていらっしゃるのだから。
まさに鉄人の称号に相応しい御方。


などと感心している場合では、そろそろなくなってきた。
このところ両肩に、何やら重た~い物がのしかかっているなぁと感じていたのだが、
その正体が、図らずもこのメールで判明した。


         「北海道マラソン」


昨年、32℃の猛暑の中であえなく撃沈し、初めての収容バス体験をした悪夢のレース。
リベンジを期してエントリーした今年は記録度外視で完走だけが必達目標である。
号砲まであと2ヶ月半。

そろそろ気合入れて練習せいっ!と、
心の片隅でもう一人のわたしが叫び続けていたのか・・・・。



こんな楽しいランばかりやっていては駄目よ!ってことっすか~?




【6.23、交流戦マラニック(金本さん15号3ラン!)】
   →  

2号線をひたすら西への、おきまりの 「My favorite」コース。
但し、この日はよもやまさかの敗戦・・・・・・・・・。

立ち上がりをうまく攻め、あのダルビッシュから4点も獲った!!のに・・。

試合を反芻して、if を言い出すと、止まらなくなりそうだから寡黙を決め込んだものの、悔やまれる一敗。
き~~~~~~~~っ!


虎君たちよ~。
オールスター戦までをワンクールと考えて、
なんとか巻き返しを図ってくれないかなぁ。
わたしも、道マラに向けてストイックに頑張るからさっ!
     




生駒ボルダーコース

2007年06月18日 | ランニング

日曜日の練習は生駒ボルダーコース。
ここは関西市民ランナーたちの強化練習のめっか。
通称「灯篭ゲート」と呼ばれる地点から、みずのみ園地までの14.47キロを折り返す。

単独走の「ひそ練」の時もあるけれど、今日は総勢14名の賑やかな 練習。
しかも嬉しいことに、スタート地点にはチョークで書かれた先発隊からの激励メッセージが。

               

        「おはようございます。先は長い。
                  マイペースでみんなぶじ帰ってきてください。」

『先は長い』という言葉に妙な重みが・・・。
だって、この29キロはタフでほんとにほんとに長いのだから。
しかし、エールをいただいたからには今日は頑張るぞっ!
書いてある通りマイペースでね。

今の時期はあじさい園が開園しているのでハイカーも多い。
スタートから5キロ地点にある約1.5キロのあじさい園。
往路で見たなあじさい。
綺麗だなぁ。鮮やかだなぁ。見事だなぁ。

                

帰路20キロ以上走った後に眺める同じあじさい達。
変わらず美しいその容姿。
だが、

暑い~、しんどい~、足痛い~、のど渇いた~、お腹空いた~。


既に花を愛でる心の余裕を失っている・・・・・・。


       あじさいの花言葉「移り気」「心変わり」



と、こうして、いつものようにふらふらになってのやっとこさゴール。
タイムは前回より20分も遅かった。
まっ、写真撮りながら休憩しながらのゆっくりペースだったのでね。
仕方ないよね。
と、いうことにしておこう。
決して走力が落ちたわけではないと・・・・。


ゴール後はふれあいセンターで入浴&昼食。
車で来た為、ご褒美のビールはおあずけ。(泣)

    「私に構わず、皆はビール飲んでねっ。」(にこっ!)

笑顔で優しく言ったのに、誰一人ビールを飲まない。

何で?どうして?

ひょっとして、先の言葉が皆には、

    「あんたらな~、我慢してるウチの前でビールなんか飲んでみぃ~
    タダではすまへんからな~っ!」


とでも聞こえたのかしらん・・・・・???


林弾、鷹射ち!

2007年06月11日 | タイガース

 いかずちの 威宿る林弾 鷹を射る

そんな発句がすらりと浮かんだほど、美しいアーチだった。
ライトスタンドに一直線に伸びる林くんのサヨナラホームラン。
(まるで金本さんのアーチみたい。)

この日は、「甲子園マラニック」の今季第三弾
tacocoさんが商標登録するこの企画。
虎っ娘ランナー、虎男ランナー達の間で次第に人気を集め、今回もFrun気鋭のランナーMさんが併走してくださることに。

お天気男のMさんの断言どおり、20キロのランは雨に遭うこともなく、湯浴みの最中に降った激しい通り雨も聖地入りすると、痛いほどの日差しに変わっていた。


さて、試合。
ソフトバンク先発はただでさえ苦手な杉内。
しかもこの日は、絶好調のご様子。
5回まで1安打(金本さん)に抑えられ、ジャンの好投を見殺しにしそうな展開。
そんな相変わらずの貧打打線を激しくお怒りになったのが雷神様。

突如、甲子園球場に轟く雷鳴と豪雨。
試合は1-0のソフトバンクリードの状態で1時間も中断。
この時、「今日の杉内の調子じゃこのままノーゲームになった方がいいかも。」
と、一瞬でも思ったわたしをどうかお許し下さい。

9回、10回。
雷神様の怒りをエネルギーとして採り込んだかのように、鳥谷、野口、関本のバットが火を吹く。

そして、雷神が宿った林威助。鷹射ちの見事な一撃!

痺れました。
こうなりゃ、絶対今年のオールスター。
ファン投票で選出してあげなきゃね。
この日配られたオールスターファン投票用紙。
大きく林威助と記入して投函するぞ!

              




でも、この日の陰のヒーローはこの方達。
          【阪神園芸HPより】

5回のあの豪雨で「湖」状態と化したグラウンドを僅か30分あまりで
復元してくれた。
神業的技術による、この復元ショーは、昨日の試合の最高のパフォーマンスだった。
            【携帯写メで映りが悪いが・・】



オマリーさん。
「甲子園球場は阪神園芸がイチバンや~!」
と、絶叫してください。

ほんまに有難い。あなたたちの努力がサヨナラ勝利を呼びました!








5時間26分

2007年06月06日 | タイガース

タイガース1点リードで迎えた9回裏。
藤川球児登場で、あっさり2アウト。
この時点で全国1000万人の虎ファンの99%が勝利を確信したことだろう。
私も、本日二度の逆転打を放った金本さんのお立ち台を想像していた。

しかし、まさかのまさかの3連打で同点。うっそやろ~の延長戦突入。
どうすんのよ。ピッチャー。
この試合、落としたらもうお陀仏や~。
とても直視などできない!
(と言っても地上波の中継が終了。ラジオ観戦だったが。)

心を落ち着けて、気を紛らわしつつ観戦しようと、取り出したのがこれ。

                      ↓

           

十数年前、魂を鷲掴みにされた沖縄民謡。
夢だった沖縄三味線を、実はこっそり習い始めていたのだ。

多忙な日々の間隙をぬって練習2ヶ月間。
家族曰く、ようやく「騒音」「雑音」から普通の「音」に昇格したらしい。

とかく心労の絶えない今シーズン。どれ程この子に慰められたことだろう。
今宵も冷静を保つ為に、「弾き聴き」作戦開始だ。

あららら。調音してる間に、10回表が終わっちゃったよ~。

球児の身体を心配しつつ、練習中の「島唄」
へたくそ!ちゃうよ。キャッチャー野口に言ったんちゃうよ。
自分の演奏にやで。
ふ~、危ない危ない。何とか10回を凌いだわ。

11回表、タイガースの攻撃や。曲変えよ。「19の春」。
あかん、難しいわ。
ちっ、一番濱中、機能してないやん!曲変えよ。「涙そうそう」。

赤星出塁、林くん続く。ほんで、打席に金本さん!
三線を放り出して、正座。祈りのポーズ。
通じました。
タイムリーツーベースヒット!!
やった~やった~!

さぁさぁ、陽気な曲いきましょ。「安里屋ユンタ」

やた。藤本、追加点。
♪さぁ~、ゆ~い、ゆ~い・・。
この回、打者一巡。5点差。もう勝ったね。

11回裏、渡辺→吉野のちょっと?な投手リレーでもきっちり締め。

ばんざ~い!ばんざ~い!

ビン、ベン、ベベン(←三線の音)

        
これ ↑ 全部小声&消音。
なんつ~たかて、時計の針は11時過ぎやもんね。

はぁ~~~ぁ、疲れた。
左腕が妙に凝っている、沖縄三味線弾き聴きナイター。

♪マタハーリヌ チンダラ カヌシャーマーヨー





生駒越え一人旅

2007年06月03日 | ランニング

母方の叔父が還暦を迎えた。

そのお祝いの宴を、奈良の「かんぽの宿、平群」で行うという。

幼少の頃から、イデオロギー的、文化的、精神的に大きな感化を受けたこの叔父夫婦の大イベントに不参加は許されない。
JAL千歳マラソン&札幌ドーム日ハム戦ツアーのお誘いを泣く泣く断って、お呼ばれさせていただいた。

結果論ながら、北の大地での戦績を振り返ると、遠征断念は正解だったかもしれない。

「かんぽの宿、平群」は、15名以上で宿泊すると、自宅まで往復の送迎バスサービスがある。
大阪市内の叔父宅から生駒山を越えて、バスで楽々移動だそうだ。


生駒山と言えば、関西の市民ランナーにとっては六甲山と並ぶ修行コースのメッカ。

そんな言わば聖地を、いやしくもランナーともあろう者が四輪で越えるなどということは!
タイガースの選手達が、聖地甲子園でエポック社の野球盤ゲームをすることと同じ愚考ではないか!

という説に基づき、当日完璧なランニングスタイルで現れたわたくしに、一同は喧々諤々。



「こんな子に育てた覚えはない」と泣く老母。
「あほなことは止めろ。」と怒り心頭の親族一同。
「いつもの事やし~。」と冷ややかな視線の娘たち。
そんなこんなの誹謗中傷をすべて

♪左に受け流しぃ~~~~(by ムーディー勝山)


「宴会には遅れないこと!」を絶対条件に、我儘旅への査証が降りた。


時間的制約のある往路は、らくらく登山道からスタート。
30分ほど駆け上ると、いつもの練習コース、生駒縦走道に出る。
なるかわ園地~十三峠を過ぎると、あっという間に奈良側。
もう、平群町。
           
  
そこから元山上口駅まで、随分迷ったものの何とか絶対条件をクリアして到着。
(山越え走行距離約20キロ。)

親族一同が会した大宴会。豪華なお料理で栄養補給。
復路は、実家までの全ルート30キロ走破だからね。
            

一夜明けて、復路は、
元山上口から、千光寺、鳴川峠、枚岡神社コース。

宴席で飲みすぎた身体を引きずりつつ、それでも山道は爽快。
府民の森あたりから見下ろす大阪平野。
少しモヤっているけど、心洗われる風景。
これだからマラニックはやめられない。
          

「ねえちゃん、元気やな~」と、ハイカー達の激励を受けてあっという間に下山。
さあ、ここからは平地の旅路。
外環状、中環、内環状と、大阪の大動脈を横切って市内へ。

4時間弱の生駒越え一人旅、無事完了。

バス組の連中からは狂人扱いをされていたらしい。

が、

あなたたちは、知らないのよ~。
この醍醐味をね!!