虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

四万十後あれこれ。

2008年10月28日 | ランニング

「朝起きて、あ~今日はもう走らなくていいんだ!と、思った時!!」
これは千葉真子さんの講演会での、
「引退した事を実感した時は?」の質問に対する回答。

本日引退表明をした高橋尚子さん。
彼女にも、ある意味「そんな幸せ」を実感して欲しいな、と思う。
長い間、私達市民ランナーに夢と希望を与えてくれてありがとう!
今後は大好きなランを記録との闘いから解放されて思う存分楽しんでくださいね。
そこかしこの大会であなたの笑顔に出会える事を楽しみにしています。

で、こちらtacocoさん。
「あ~、今日はもう走らなくていいんだ。」
と、四万十後の右足首故障にかこつけて全く走らなかった1週間。
その間、四万十完走祝賀会がありぃの。
 

ハピバスデ宴会がありぃの。
        
【確実に料理の腕を挙げた姫のハピバスデディナー】
(これなら何時でも嫁に行けるぞ。早よ行け~っ!)
一歩も走らずに食って飲んでの1週間。
ウェイト確実に2キロオーバー。orz。

朝は朝とて、朝刊に割く時間が半減。
スポーツ欄は軽くスルーだし、最も時間を掛ける株式市況欄もこのご
時勢にては完全スルー。
市場の冷え込みは米国の金融破綻がもさることながら虎V逸の経済波及効果「逸」が大きいのではないかと。
(tacoco経済評論家の何の根拠もない弁)
でも、本当は今が買い時なんだよな~、と食指が動く事動く事。

そんなこんなの走らない余裕の日々。
主治医からは2週間は休養を!とのお達しを頂いたにも関わらず、
今週からはスピードを取り戻すべく練習内容を変えた。
心臓バクバク練習復活っ!
走れない事は今の私にとっては却ってストレス。
ハピバスデを迎えて一つ齢を重ねたとは言え、そこはたかだか市民ランナーの強み。まだまだ現役で頑張れるのだから。
今週末はライフワークの西宮国際ラン。
聖地甲子園球場から次回福知山マラソンに向けて駆け抜けまっする!


四万十ツアー

2008年10月25日 | ランニング

前回の記事はゴールの興奮冷めやらず、レース奮闘記一色となってし
まった。
が、本当の四万十の良さは村を挙げてのホスピタリティーの素晴らしさにある。

以下、四万十ウルトラマラソンと四万十の人々と四万十の風景と我が四万十ウルトラマラソンツアーを誉め倒すの巻き。

         
お抱えドライバー付きの個人チャーターツアー(俗称キメラツアー)は
至れり尽くせりの超我儘ツアー。

出発は少々早めだが、それは讃岐うどんを食す為。
       
讃岐うどん店でも味のお墨付きのお店にて前日カーボローディンはバッチリ。旨い!

んで前日受付会場には横付けしてくれはるし。
そこで見つけた応援FAXにいきなりサプライズの感激。
       
続いて前夜祭会場までこれまた横付け~。
      
ランナーというバンパイアーに蹂躙された宴の後 ↑
それ以前には大盤振る舞いの地元のご馳走がありぃの、
 
餅つき大会&御餅の振る舞いありぃのと、村を挙げての出場ランナーへのおもてなし。本当にご馳走様でした。
(少々ビールが足りなかったですが・・・)

ほろ酔い気分で前夜祭を終えた我々を待ち受けるチャーターバスは
一路お宿まで送ってくださる。
翌朝は3時起床だよ。おやすみなさ~い。

明けては早朝4時にも拘らずスタート地点まで送ってくださるバス。

松明に照らされた中をスタート。
昨年の風景と全く同じく、村の人々からの絶える事なき声援を受けての
レース。
      
子供達の「頑張れ~っ!」コールが田園の中に木魂する。
到る所で村の人々のハイタッチステーションが点在する。
 
私設エイドではこのご馳走。&ビア。
しかも
歓迎のお手製幟でもって最後の走りを
                    鼓舞してくださる。

そんなこんなの激励、応援、声援があったからこそ最後まで走れた
100キロ。
今思い出しても感動で涙が出そうなほどの感謝です。

全国にウルトラマラソンの大会は数多くあれど、私は四万十以外の
100キロは走れそうもない。
と、言えるほど四万十フェチになってしまいました~。

この後我がツアーは、
          

風呂&グルメ打ち上げで終結する。

PS.
アクシデントがあれども機能するツアー。
実は打ち上げ直前に怪我人が出るも、そこは白衣の天使さながらの
U嬢と日頃は飲んだくれ喋りすぎのT氏がここぞとばかり作用する。
抜群のサポート体制にて無事大阪に帰着。
う~ん、これ総てひっくるめて三万円弱は超リーズナブルでないかい?


100キロの旅路

2008年10月22日 | ランニング

ウルトラはフルマラソンよりずっと楽。
六甲全従よりウルトラの方が楽チン。
それだけ走りこんでいるtacocoさんなら100キロは楽勝。
四万十はエイドに寄って居るだけで楽しく完走できるよ~。
ゆっくり走れば100キロなんて口笛吹いてゴールできるから。
etc。
数々の心優しきアドバイスを頂いたウルトラ経験者の皆様。

全員バケツ持って廊下に立ってなさいっ!!
この大嘘つき共めっ!

溺死体の如く腫れ上がった右足首。
    
整形外科にて大げさに巻かれた包帯が物語る悪夢の参戦記。


        
午前5時。スタート直前の記念撮影。この頃はまだ元気一杯さ~。
そして午前5時半、四万十川ウルトラマラソン100キロの部がスタート!

絶対に突っ込まない事!最初からキロ7分で走れ!etc
先輩諸氏からの数々のアドバイスを遵守して、スタートから自重して慎重に走る。
最初の難関。標高600mの山越えも、歩きを交えて決っして突っ走らない。下りも飛ばさずに忍耐の走り。
それでも、下りきった地点で右足首に最初の違和感が・・・・。
シューズの縛りがキツイのかなと紐を緩めて走り続けたものの、これが後の修羅場の予兆だとは、その時点では知る由もなかった。
ほどなくの30キロ地点で、母なる清流四万十川と合流する。
        
そこには昨年応援ランで参加した時と全く同じ風景があった。
うたかたのように変わりゆく世にあって、そこだけ悠久の時を刻む故郷の山河。四万十川は来る者を優しく包み込むように滔々と流れる。
お母さ~ん。約束どおり今年はランナーとして帰ってきましたよ~!
と心の中で叫んだりしてみる。この時はまだまだ余裕の走り。
まもなく、50キロ折り返し。
ここからいよいよ未知の距離ゾーンに突入するんだ。
チャララ、チャララ~、チャララ~♪。
映画「未知との遭遇」のサウンドトラックをハミングするなどして、少し重くなりはじめた足を鼓舞してやる。まだまだちょっぴりの余裕あり。
さぁ、目指すは中継地点のカヌー館!
待ち受ける応援メールと焼きプリンを楽しみに頑張るぞっ、と。
          【カヌー館にて】
携帯電話と焼きプリンを手に笑顔のショット。
やっぱりみんなにおねだりしてみるもんだ。
機器からあふれ出んばかりの多数のメールに驚喜し、時折吹き出しながらありがたく、楽しく読ませていただいた。

残りの38キロの道のりもこれを励みに頑張れそうだ。
この時不遜にも、残りはもう半分以下、100キロってこんなもんか~と考えていた。
ああ、何と傲慢で幸せだったのだろう、この頃は。

激励メールの中にラン友A氏からのこんな言葉があった。
「ここまでは楽だったと思うけど70キロからの10キロが一番苦しい筈」
さすがはベテランランナーの慧眼。
まさに70キロ地点。これが現実のものとなるのだから。
それまで痛みを発していた右足首が突如発火。
激痛の為、とある橋の真ん中で悶絶の立ち往生。
その橋とは名勝沈下橋、昨年の応援ランでにこやかに記念撮影をした風光明媚で有名な橋だ。
          
全く同じ場所でこの笑顔が翌年苦痛に歪むとは何という皮肉。
通りすがりのランナーさんが「大丈夫か?」と、見かねて湿布薬をくださった。
すぐに塗ろうとすると、「川に落ちるから渡ってから塗りなさい。」と。
そんな注意をされるほど、ひどい状態だったのか。あの時の私は。
ゼッケンも確認しませず名前も存じ上げませんが本当に助かった。
患部に塗りたおして先を急ごうとするも、もはや走れない状態。
初めて「リタイヤ」の文字が脳裏を掠めた恐ろしい瞬間だった。
痛みをこらえてとぼとぼと歩く事数分。
突如沿道から「tacocoさ~ん」の声が。私を呼ぶあなたは誰?
謎の私設エイドのお方。
(後で判明したのだがNET繋がりのランナー、スダチさんだった。)
このブースで「ビ」の付くアルコール麻酔を処方していただく。
実に旨かった~。
これが効いたのか湿布薬が効いたのか、その後しばらくは痛みが緩和してくれた。
地獄に仏とはまさにこの事を言うのだろう。
お二人の生仏様、本当にありがとうございました~。

お陰で何とか第一目標地点の私設エイドまで辿り着けたのだ。
知る人ぞ知る、四万十名物の81キロ私設エイド。
昨年の応援ランで束の間交流したK氏一家とすっかり意気投合。
来年はランナーとしてやってきます!
今思えばこの軽い一言が地獄への入り口だったのだ。
約束通り這うようにやって来たこの地!
 【昨年のご家族との仲良しショット】
感動の再会に憩うこと数十分。
ここでも「ビ」の付く鎮痛剤を処方いただき、ゴールまで残り19キロ。
しかし、このたったの19キロが本当の修羅場だった。
走れども走れども距離の進まぬ19キロ。
わずか1キロが無限のように永く感じる。
体中そこいら中が痛い。
脇の下やスポーツブラの境目は摩擦で激しい擦過傷。
太もも、脚の付け根も悲鳴を挙げている。
それよりも何よりも大患部の右足首は一歩踏み出す毎に激痛。
給水エイドのスポンジを靴下に押し込みアイシング替わりに痛みを緩和させて走っていた。
ウルトラマラソンとはただ単に痛みとの闘いなのだ。
見渡せば周りは半数以上が潰れて歩いている。
でも歩くと次ぎ走り出す時に激しい苦痛がある事、歩いても距離は決して減らない事を悟ってからは給水以外で立ち止まる事を封印して、ただ黙々と走り続けた。立ち止まりさえしなければゴールに近づく、一歩踏み出しさえすれば距離は減る。その一念で。

実は、歩きたい誘惑に抗ったのは頑張れば12時間台でゴールできるという微かな希望があったから。
それと、頂いた多数の応援メールやとららちゃんの応援FAXが背中を押してくれたから。
だからこそ頑張れた果てしなく永い最後の10キロ。
ドックドックと休まず走り続けていると数十人のランナーを追い抜いていく。
あんたって中々根性あるやんっ!と自分をちょっぴり褒めてやりつつ、またひたすら走る。
あと5キロ、あと4キロ、あと3キロと心の中でのカウントダウン。
それでもラスト1キロ地点で眼前に現れた激坂を前にした時は、さすがに「もうダメ。もう走れない!」と、泣きながら歩いてしまった。
でも歩き登りきった時に聞こえてきたゴールのアナウンスの声。
苦しみの涙が歓喜の涙に変った瞬間だ。
泣きじゃくりながらゴールしたくせに何故かゴール時のアナウンスの声をはっきりと覚えている。
「次に女性ランナーが入ってきました~。ゼッケン223大阪から参加
の○○○子さんです。おめでとうございます!」
        
感動のゴール!!

二度とこんな苦しみなんかするもんかっ!
と、レース後半何度つぶやいたことか。
ただ同時に「そんな事言っても、あんたはどうせまた出るんでしょ。」
と、言い返すもう一人の自分。
これ程の苦しみを体験すると人間少しは大人になれるのかな。
やっとtacocoと言う人が理解できてきた100キロの旅路であった。


報告&御礼

2008年10月20日 | ランニング

みなさんの激励メールを励みに頑張りました!!
無事完走。
タイム12時間54分(手元の時計)でした。
地獄のような苦しさでした。
カヌー館では携帯から溢れ出んばかりのたくさんの励ましメールを頂き
本当にありがとうございました。
一人一人にお返事できませんが、この場を借りて御礼です。
昨日午前5時半から午後6時半まで走り続け、夜行バスにて
今朝6時に梅田に帰ってきました。

鉄人tacocoはこれから出勤です。
レース記は後日頭を整理してアップします。

先ずは取り急ぎご報告と御礼まで。


新たな目標に向けて

2008年10月17日 | ランニング

10月18日。
我が阪神タイガースは新たな目標に向かって旅立つ。
岡田監督の最後の花道だとか屈辱のペナントレースへのリベンジだとか内に秘めた諸々の意味を込めて。
選手達は今宵、ちょっぴりの不安とみなぎる自信とが綾なす心模様
で眠りにつくのだろう。

同日。
tacocoさんも勝負のレースに向けて旅立つ。
初めての100キロマラソン。
何としても完走を!出来れば目標タイムをクリアして!
とか内に秘めた諸々の思いを込めて。
そして、無限大の不安とほんのちょっぴりの自信とが綾なす心模様
で今宵眠りにつく・・・・・・。

中継地点のカヌー館(約62キロ地点)へ送る荷物の中に着替えと替
えシューズに加えて、このようなブツを忍ばせた。

        

お気に入りスウィーツと携帯電話。
脚に違和感があればシューズを替える。余裕があれば着替える。
お気に入りスウィーツはここまで頑張ったご褒美。
そして携帯電話は・・・・・。
エールメールで元気をいただく為!!
そう。
友人、知人、ラン仲間からの頑張れメールで残り40キロ弱走破へ
の元気を貰おうという厚かましい魂胆なのだ。
つ~ことで。
携帯メルアドをご存知の皆様。
エールコメントを送信しといてもらえるとほんまありがたいっす。
順調に行けば午後12時半前後にはここに辿り着いている事でしょう。
皆様の熱きメッセージを大募集中!!


               

ゼッケンNO.223。
金本さんおらんけど、球児&セッキー!
それも悪くないっ!てっ。

明日早朝にはチャーターバスが出発する。
まな板の上の鯉一匹、何はともあれ元気に行ってまいりま~す!
まな板の上の虎一匹、何としても頑張れ~~~っ!


復活。

2008年10月14日 | ランニング

10月10日。
こんな事になろうとは予測だにせず、この日に優勝祝賀会をしようと決めていた。大阪某所の虎族宅にて。
名目は「残念会」「兎連覇羨まし会」となったが皆で自棄酒を痛飲す。

       

明けて11日。
傷心を癒す為にはやはりこれっっしょ。


 
   OKINA~WA~~っ!!

唄って踊って飲んで食べて騒いで。
それっ~ユイ~ユイ~♪と。

さらに明けて2日目、12日。
鶴見緑地でラン仲間とのBBQパーティー!
ろくに走りもせず、飲むは食うは。
だんだんと傷口がカサブタに覆われてきたぞ。
      

明けて3日目。10月13日。
姫1号が傷心の母をパン焼き教室に誘ってくれた。
イースト菌の香りに癒される~。
ハロウィンを控えたこの日のメニューはパンプキンブレッド。
焼きたてパンの美味しいことといったら。
食べましたとも、お腹一杯。
         

そして「あの日」から4日目。
本日より通常出勤。
         完治!!
妙薬は、
酒と美食とここに ↓ 集う虎っ子たちの元気なコメント。
        虎っ子達のお家

「勝っても負けても虎命。」って。
使い古されたこんなフレーズが妙に身近に感じた4日間。

これでやっと、クライマックスシリーズも四万十も平常心で頑張れる!


シーズン終&シーズンイン。

2008年10月11日 | ランニング

こんな時は、泣く位キツイ練習。
例えば1000mのインターバルを7本くらいやってヘロヘロになって
頭ん中を真空にしてしまいたかった。
ウルトラマラソン1週間前の練習メニュー、「ゆっくりjog」をしながら、
そう思った。
楽しいはずのjogが何故か今朝はぜ~んぜん楽しくない。
さっきから、胸の奥深くに何やら怒りの塊のようなものを感じる。
しばらくはその正体がつかめなかった。

ここんとこ姫達と喧嘩もしていないしなぁ・・・。
昨日の仕事でミス連発した事かやろか?
それとも、今朝の計量でウェイトが超オーバーしていた事?
お風呂場のカビ掃除をとっととやんなきゃいけない事か?
どれもこれも懸案事項だが、どうもここにある怒りの源ではないような
気がする。
15キロ程走ってやっと気が付いた。

やはり「あの事」が原因だった。

前半の貯金なんて最初からなかったと思えばいいのだ、と。
昨夜はきちんと自分の中で落とし前をつけてから眠った。
これが効を奏したか目覚めた時はさほど落胆を感じなかったのに。

敵を憎むでもなく、誰かを責めるでもなく、怒りを顕す事もなく・・・・。
それなのに、心の奥底にはただならぬ鬱屈が沈殿しているようだ。
穏やかでいて深い深い傷心。

そう。
元気なように見えても私は深く静かに傷ついています。
私のまわりの「兎」の皆さん。
あんたとか、あ~たとか、そこの君の事よ。
そっとしといてくださいね~。決してつつかないでね~。



少しでも気を紛らわそうと、今シーズンのレース計画を練ることにした。
ランをやっててホントに良かったわ!
入れ替わりにこちらのシーズンが始まるんだもんっ!

ところが、エントリー計画は、いきなりの大失策。
今年の本命レースと位置づけていた泉州マラソンのエントリーが既に締め切られていたのだ!!
これはかなりショック。
あたふたとその他のレースを物色してみる。
四万十100キロからスピードレースへの復帰戦として、西宮国際マラソンの10キロの部には既にエントリー済み。
毎年ハーフに出場しているが今年は脚の疲労度を考慮して10キロを選択した。
改修工事中の甲子園球場から来季に向けて元気にスタートするぞっ。

続いて走るは福知山マラソン。ウルトラ明けの初フル。
後半どんだけ粘れるかの試金石的なレースにしよう。

その後、エントリーしたのが12月7日開催の八幡市民マラソン
市民マラソン故にエントリー料が10キロ部門で何と、800円也!!
格安~。3000円の西宮国際と比べたら4回も参加できるやんっ。
安さに目がくらんで速攻エントリー資料をダウンロード。
この情報に食いついてきたのが、このほど某ランニングクラブに内緒で
入会しよった姫一号。
彼女の初レースを一緒に走ることとなった。負けないからね。
エントリー締め切りは10月24日だそう。
婿候補の♂ランナー諸君、是非ご一緒いたしましょう!

翌週は昨年応援ランで参加した「東山三十六峰マウンテンマラソン」にエントリー予定。(定員に達して締め切られたという噂も耳にしたが。)
起伏激しいコースを楽しんで走りたい。

それと、今年は宝塚ハーフに参加しよかと。参加賞のアトムの
絵柄のTシャツが欲しい!多分エントリー予定。

年明けのレース、確実なのは口熊野マラソンのハーフの部。
毎年出場している大阪市民ハーフを棒に振ってまでこちら一本に絞る。
それもこれも密かに年代別入賞を狙うが為の貪欲計画。

3月は京都シティーハーフをちょっと本気モードで走ろうかと。

んで、同じく3月。願わくば、東京マラソン!
すんごい倍率だそうで、恐らくは当選望むべくもないだろう。
  「傷心のタイガースファン枠」
なんて考えてくれない?
これがハズレた時の代替マラソンというとやはり篠山マラソンしかないかな~。
てな如くの今季の「ラン」シーズン模様。
その他、諸々。
マラニックやら練習会やら駅伝やらトレイルやらに参加しつつ、
また慌しくひとシーズンが終わるのやろね。

そしたらまた安芸キャンプ詣でから始まって振り出しに戻る、と。


凹んでる暇なんてないわっ!!


2位。

2008年10月06日 | ランニング

このタイトル。
決してタイガースのペナントの順位を予想しているのではないっ!

日曜日、四万十100キロの前哨戦として ↓ この大会の50キロの
部を走ってきた。

               

芦屋浜沿いの平坦なコースを片道5キロ(往復10キロ)を5往復する。
 
ところがこの日は生憎の雨。
しかもレース中一度も止む事なく降り続ける無情の雨。
走っている我々は良いとして、支えてくれるスタッフの方はさぞ大変だったろうと思う。
雨の中本当にありがとうございました。
と、心からお礼を言いたく成る程、ボランティアスタッフに支えられた
暖かい素晴らしい大会だったのだ。
立ち寄るエイドでは、いつもいつも
「スタミナつけて頑張って走ってくださいね~。」
と、優しい言葉を投げかけてくださる。
折り返しポイントでのゼッケンチェックでは常に笑顔で
「ハ~イ、通過OKです。この後も頑張ってくださ~い。」
と、エールのお言葉をいただく。
周回チェックの「確認輪ゴム」を腕にはめてくれる本部テントでは毎回
必ず「おめでとうございま~す!」の一言が添えられる。
ゴールシーンは一人ひとり写真に収めてくださるし。
50キロの苦しい旅を和ませてくれる数々のねぎらいに感謝感激。

あくまで四万十100キロのテスト走。
キロ6分半くらいでゆっくり楽しく走るつもりでエントリーしたこの大会だったが・・・・。
開会式で以外にも女子のエントリーが少ない事を認識。
頑張れば入賞に食い込めるかなぁ・・・との淡い願望。
この時点で専らの貪欲上昇志向のアンテナがむくむくと全開する。
レース方針を大幅向転換のギアチェンジっ!
最初の20キロはハーフレースのつもりでほんのばかし突っ込んでみるぞっ!後は野となれ山となれだ。
これが幸いしてか。
正確な順位はわからないものの周回2週目では女子の2位かも?
その後ぶっちぎりでトップを走っていた女子がリタイアした事を知る。
ひょっとして瞬間女子トップ?
これは頑張るしかなやんっ。
と、エイドで漂う事を封印してその後も必死の檄走。
ところがところが30キロエイドで昨今市場から消えたバナナをここぞと
ばかりに食した数分間のロスの間。
知らぬ間に2位の女子に抜かされていた~。
あ~、食い意地張った自己の大きな誤算、油断。
その後タイムにして40秒、距離にしてたった100m。
しかしこの僅差は果てしなく大きい。
ラストの数キロを決死の覚悟で追い上げるも叶わない。
2位とはこんなものだ。
1位を走る者との差はこれ程大きいのだと実感する。
これはタイガースへのオマージュとして捧げる体験談。


とはいえ、本当に気持ちよく走らせていただき、なんとか女子の部2位に食い込んだtacoco選手。
    

              

表彰状と豪華な副賞までゲット。
強豪選手がエントリーしなかったというラッキー故の受賞とはいえ。
まさに転んでもタダでは起きない(今回は別に転んではいないが。)
このど根性。
優勝を意識しすぎてガチガチの虎戦士達も見習って欲しいわ。

虎と言えばゆかりのHデパート様から嬉しい差し入れを頂戴した。
今話題の並んでもゲット出来ないという、行列の出来るお菓子。
 クラブハリエのバームクーヘン!
       
太っ腹にも一人一箱のお持ち帰り~。
姫達は母の2位受賞などよりも喜ぶこと喜ぶこと。
      
さすが人気の洋菓子。
ふんわり~!!美味しい~!!としか形容できないほどの旨さ。
tacoco的には菓子よりタイガースの勝利をくださ~い。
と密かに思っていたが。


てことでフルマラソン以上の距離を嬉し恥ずかし初体験してきた。
だがしかし、四万十ウルトラはこの倍。
あと更に50キロ!って?
あまりにも膨大な距離ゆえ、どれだけしんどいのか想像すらできない。
半分の距離ですらゴール後はフラフラ、足腰ガタガタ、意識朦朧のていたらく。
これをおもんばかるとほんまにえらいレースにエントリーしたものだと、
心配を通り越して後悔と不安と恐怖と逃避願望が・・・・。
四万十に向け自信をつけるつもりの前哨戦が却ってヤブヘビ。
えらいこっちゃ~!

話を戻す。
2位受賞でっも満面笑顔のラッキーtacocoさん
だが、
虎のペナント2位通過は決して満面笑顔ではないぞよっ!
貴方達は断固1位通過。
これ必達目標!
わたしのオマージュを真摯に受け止めて~。


「覚悟のすすめ」の薦め

2008年10月03日 | ランニング

野球(タイガース)のない3日間で2回目を読破したこのご本。
          

読後。
いや~、自称アスリートであって良かった!
と思った!!
広義の意味でアスリートとは
「自身に目標に向かって少なくとも週に五日以上の練習を自分に課して努力する人」と、あった。
これを知って以来、私は自分を自称アスリートと称している。

お陰で、ちりばめられた金言をすべてランに置き換える事によって、雲上人の金本さんを身近に感じる事が出来た!!

     「練習で3割できれば試合で8割出来る。
                 5割出来れば10割出来る。」
そうっ!!そうです!
練習で5割でも本レースになれば10割のタイムが出ますよね。
練習タイムで涙を流しても本番では自己新を出した事ありましたから~
まさに実感!



   「野球の為ならたいがいの事は我慢できる。
    旅行に行きたいとか、遊びたいとかいう願望はつね
    にあるけれど、野球のトレーニングに支障をきたすよう
       なことはしない・・・」


野球をランに置き換えると総てtacocoさんの生活信念に該当するっ!
金本さん、まさに同感でございます。

    「”ビビリ”だったから努力することをやめられなかった。
     私は小心者で上がり性だ。
      『このまま打てないのではないか、
           俺はダメなんじゃないか。』
          そう考えると不安でたまらなくなる。」
だからこそ自らに厳しい練習を課したと。

うん、うんっ!
同じくいつも思っていまする。
このままタイムが伸びなくなるのでは、走れなくなるのでは、私はダメなんじゃないか、と。
その恐怖から逃れる為にひたすら毎日走っている。
おこがましいながらこれまた同感でございまする。

   「年を重ねて成長するもの、それは精神力に他ならない!」

う~ん、これぞまさしく
         金言。
金本さんも自覚されているのだ。
年齢と共に体力、筋力、走力、持久力etc総てが低下していく事を。
しかしそれを精神力とたゆみない努力でもって補い、総合的な能力を低下させない!でいらっしゃる。
自称弟子を名乗るからには、断固この点を見習わなければ!
洞爺湖マラソンで年齢最後?の自己新を出して以来、モチベーション
が下がりっぱなしのわたくし。
アンチエイジング同盟。
まだ諦めてはいけないのですね。
昨今のゆるゆる練習を早速改める決意をする。

金本さん。
やはり、貴方は心のお師匠様!




ほんでもってタイガースファンの諸君にとっては、今宵の試合結果は
まさに
     「覚悟のすすめ」

か?



でもこの本の最後はこう締めくくられている。

 「今度こそ日本シリーズを制し、”日本一”の監督として岡田監督を胴上げしたいと思う。それが現実になってこそ、タイガースはほんとうに変ったといえる。」


皆、ラストゲームまで覚悟の気持ちで応援に臨まねばっ!