虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

走る「たおや女」

2009年06月29日 | ランニング

ランニング界にマラニック企画多数あれど、
かつてこれ程恐ろしいマラニックがあっただろうか。
その名も・・・・。

 「男子ご法度!女性限定!レディース京都観光マラニック!」

何が恐ろしいかって。
梅雨の晴れ間に、京都某所に集結したスーパー女性ランナー総勢13名也!!
敢えて披瀝しやしないが、皆それぞれ個性的でパワフル、それなりの実績を持つランナーばかり。

彼女達の走りは美しい。
そんな「たおや女」集団が古都を往く旅!それこそ、げに恐ろしきかな・・・。

古都京都は雅な街だ。
修学院離宮、曼珠院、詩仙堂と走って巡る。

   
叙情的なその名を口にするだけで何やら気品が溢れてくるよな雰囲気。

       
そんな上品な街に木魂する「たおや女」達の力強いステップ。
美の共鳴空間だ。芸術的ハーモニー。実にアートだ。


趣き深い古都は、街のアイテムですら風情を演出する。
ゴミ箱だって自販機だって。これこの通り、情緒満点なのだから。
      

そんな典雅な街を麗人ランナー達は優美に軽やかに走る。
       
これまた美しい絵画的風景となる。

気品溢れる古都の風景は、わたくし達がそこはかとなく持つ鬱屈を存分に癒ししてくれた。

が・・・・・・っ!
それよりも、佳人たちを慰めたもの。それは・・・・・。







        お喋りランっ!!


総走行距離は20数キロ。僅かにハーフマラソンの距離だったが。
尽きる事を知らぬお喋り時間を距離に換算すると優にウルトラマラソン級だと断言する。だって脚は休憩してもお口の休憩時間は無かったですもんっ!
イニシャルトークも超「炸レッツ!」
かつてこれ程愉しいマラニックがあったろうか。

暑く熱いランをゴールした「たおや女」達は、京の風情ある居酒屋にて草鞋を脱ぐ。


尚且つ背中のチャックを降ろすと。何と!!

手弱女の着ぐるみから現れ出たのは。益荒男(ますらお)達。
そして・・・・・。

        
「今日は、いっちにち、おっ疲れさ~~ん!」
「乾杯~~っ!」
ぐっび~~。
こんな慰労会が始まった。

「次ぎ、生中。お替り要る人は~~っ?」「は~いっ。はいっ、はいっ。は~いっ!」

誰一人の周回遅れもなく、一斉に次の杯を空ける豪傑たち。


こうして、古都の宴は彼らの言いたい放題トークの爆裂と共に延々と続くのであった。

ああ、遠くで微かに雅楽の音色が聴こえる・・・・・・。


悪いおっさん

2009年06月24日 | ランニング
    【ヤッソ800】

近頃ランナーの間でブームになりつつある新しい練習法のこと。
考案者はアメリカのランニング雑誌『ランナーズワールド』編集者バート・ヤッソ氏。
「800m×10本のインターバルトレーニングからフルマラソンのタイムを算出するやり方」で、例えばフルマラソンを4時間で走るつもりならば・・・・・・・。
800mを4分で10本、つなぎのjog400mを4分で走る、というやり方。
サブスリー目標なら双方を3分弱にするといった至って簡単な計算方式だ。

フルマラソン3時間半を目標とする私の場合800mを3分半。これを10本もせよと?
出来ませんっ!(きっぱり。)
などと言いつつも、この練習法を知ってからは旺盛なチャレンジ精神が黙ってはおれず、数回、吐きそうになりながらトライしてみた。
しかし、10本は到底無理なので6本のみ。
(こんな所が軟弱ランナーの本領発揮だな~。)
それでも、これがっ、口ほど以上にしんどい!ほんまに吐きそうになる。

と或る日。(正確には昨週の金曜日)。
大川沿いの800mマーキングスポットにてこれをやっていたら・・・。
帰宅途上のラン仲間Sさんに目撃されていた・・・・らしい。
彼曰く。「悪魔の形相で走っていたので、声も掛けられなかった。」と。


       
上の写真は軟弱ランナーtacocoさんでさえも悪魔の形相に駆り立てるくだんの練習
方の考案者。
「悪いおっさん」ヤッソ氏のお姿。
  (画像ネタ元はアメリカ帰りのラン仲間tomoちゃん提供の米国雑誌。)

この「ヤッソ800」を半分しか出来ない私と、半分とは言え、週に一回ノルマとして
やってしまう私。
まさしく、中途半端なランナーが、中途半端に挑戦する練習内容だわ。
ランナーズ主催「一歳刻みランキング」で、毎年50位あたりを行ったり来たりしている実態も頷けると言うもの。
これを10本達成すればも少し上を目指せるのになぁ。
そこが出来ずに、さりとて6本だけはやる。あ~~、ほんまに中途半端~~~~!

プロ野球で言うならクラシリ出場権は得たものの、日シリ出場権は逃すという某チームのここ数年の実績に似てる?

でも、今シーズンで言うなら・・・・。
中途半端ランナーtacocoの域にも達していないですやんっ!某チームっ!

明治の英傑達。

2009年06月22日 | ランニング

登山の予定が雨予報の為に順延となった日曜日。
残念な予定変更は逆に素敵な予定を舞い込んで来てくれる事に・・。

その日はランニングクラブ恒例のビールマラニックの日。
登山が駄目なら、少しだけでも仲間と一緒に走りたいと、急遽集合場所の武庫川駅に向かう。
阪急仁川駅まで楽しくお喋りランをした後、これから甲山を攻める仲間達と別れて
一人43号線を目指す。
「あっ、姐さん、これから甲子園やねっ!」と皆が口々に叫ぶ。

しっ、失敬なっ!
確かにこの日は聖地で楽天戦が予定されていた。でも!
私にだって、ランやヤキュ以外の予定だってあるのだ!(極たまにだが・・。)

向かう先は西宮戎神社。(ここまでで、走行距離トータル20キロ弱)

ここは、例年正月に俊足を競う、福男で有名なあの神社。
尚且つタイガースがシーズン前に選手一同で優勝祈願に参る神社としても有名。
なんや。姐さん、やっぱりヤキュ&ランですやんか~~~。

だから~。違うって!
実はこの神社に移築されている、「六英堂」をどうしても見学したかったからなのっ!
一般公開は6月までというから、今日がほぼラストチャンスだったのだ。

六英堂とは元岩倉具視私邸の称。
「明治高官集会所」などの異名を取るように、木戸孝允・大久保利通・伊藤博文などがしばしばこの室で会合したという。
大正11年7月、神戸に移築された際に「六英堂」と名付けられた。
六英とは、木戸・西郷・大久保・岩倉・三条実美・伊藤の6人のこと。
彼らの位牌と写真をまつり、当時の日本を代表する政治家の英知を集めた建物という意味で「六英堂」となったそうだ。
後に具視公病臥の折は明治天皇の再三にわたる見舞いのご臨幸を仰いだ邸宅。由緒あるお邸は、その威厳を宿したまま、ひっそりとそこに佇む。
          

 【何気に展示されている公ご愛用の狩り衣】
ご維新の英傑たちの息吹をそこかしこに感じたひと時。
こんな素敵な歴史旅をランで巡る幸せをかみ締めつつ次の目的地へ。

2番目のヤキュラン以外のお楽しみは・・・・。
山へ行けなかった代わりに山岳映画を見よう!ツアー。

話題の超大作映画。

     「剣岳、点の記」

を観る!
明治の測量士たちの大自然への不屈の挑戦を描いた新田次郎原作の傑作。
これを映像化した木村監督の手腕と。
死と隣り合わせの長くハードな撮影を全うされた出演陣に盛大な拍手を送りたい。
前評判に違わぬ素晴らしい作品であった!!
本当に剣岳に2回も登頂したという俳優の方のコメントがこのロケの過酷さを集約している。
「40キロもの荷物を背負って数十キロを歩く日々が何日も続く。そこにはスターさんも大部屋さんの区別もない。危険と隣合わせのその旅の途上には完全に素の自分が
いる。しかし、その緊張感の中で、カメラが廻るや全く別な人格を演じなければならない。その苦るみを嫌というほど味わった。」と。


トレイルランナーという名の傲慢な山走りの民達よ。
お山マラニックと称しては、山を興じるそこかしこの市民ランナー達よ。
この映画を必ず観なさいっ!

そして。
神々が宿る峻厳なる山々への。
底知れぬ畏怖と、それでも抱かずにはいられない限りない憧憬と挑戦心。
我々が山に魅入られるこの矛盾した想いを、再認識してくるのですっ!
そして、また。
神々が宿る崇高なる山々を・・。
ランという名の行為で蹂躙する、畏れ多い無礼をひたすら詫びて来るのですっ!

と或る休日のヤキュラン以外のイベント2連発は。
奇しくも明治の漢たちの胆力に衝撃を受けた一日と相成った。
これで、駄作の記憶も見事に吹っ飛んだようだ。


前半戦の忌まわしい記憶を忘れて明治の漢たちの気概で頑張って欲しいな~。
誰に、とは言いませんが。って。
やっぱり「ヤキュ」に想いを馳せずにはおれませ~ん。


駄作

2009年06月18日 | 観劇
久しぶりに行きたかった木曜練習会を投げ打ってまで出掛けた試写会。
これが・・・・・。
久しぶりにワーストランキングを更新する位の駄作だった。
ただ今あちこちの番組に主演者が映画宣伝の為に出まくっているというのに。
公開前なので作品名を出すのは自粛しておくが、(本当は)声を大にして言いたい!
絶対に金払ってまでは見るなっ!と。
途中で帰った人も数名見たし、帰りのエレベーターの中でも皆、酷評。
あんなベタな脚本なら誰でも書けるわ。そこらの昼メロの台本よりも酷い。
お連れがいなければ私も途中で絶対に帰っていた。
出演者はそれなりに芸達者の方たちなのだが、あまりにもホンが駄作な為にやる気
がないみたいな演技。
唯一の見せ場と言えば・・・・・・・・。
う~~~~~っ。これ言ったら作品がちょんばれするから封印する。
いたってお喋りの私が暴露を抑制されるのは非常に辛い。
許されるのなら、もっともっと悪口言いたいよ~~っ!
映宣では、あれほど素晴らしい映像が溢れて以いるのにねぇ~。

でもこれより酷いライブが前日のタイガースvsファイターズ。
先発、下さんが早々と退散するや、出てくる中継ぎ投手陣は総てボッコボコ。
貧打線が珍しく5打点も挙げのに、何故か拙攻のイメージだけが残っているし。
桜井のHR意外ほとんどええとこ無しの延々4時間。
でも、私はええのよ。
この日はちゃんとラン練習できたし、途中で怒ってテレビのスウィッチを切る選択肢
は自分にあったし。
この試合をライブで観た方はさぞお疲れだったろう。


と、思いきや、この酷い試合とおまけに駄作の試写会を二日間連続で観たという、
お気の毒な方が・・・・。私の極、身近にいたのだった。



姫1号、昨夜の帰還後の第一声は。

    疲れたっ~!

そりゃそうでしょ。本当にご愁傷様。お疲れ様。



株主総会でも糾弾されていたらしい虎経営陣殿。
新しいファン層、大事なご新規様をこれ程まで疲れさせる試合したら、営業戦略とし
ては大いにアカンでしょ。

暗黒を乗り越えてきた、ウチらコアなファンはどないなっても付いていくけど。
そこに胡坐をかいて殿様商売を続けていたら・・・・。

  奢れる者も久しからずや。唯春の夜の夢のごとし。
  たけきものも遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ・・・・・。

盛者必衰の理に絡めとられてしまいまするよ。

どこまで落ちても諦めず巻き返しを期待するファンが存在する事を忘れないで!

逃避行ラン。

2009年06月15日 | タイガース

【一日目、3連敗】
3連勝の後の3連敗で落ち込んでいた
金曜日。移動日で試合もなし。
むしゃくしゃした気分をぶつけるかのように一人インターバル敢行。
1000mx5本。
頑張れタイガース&taoco、負けるなタイガース&tacocoと、
意味不明な呪文を心の中で唱えながら頑張った。
お陰で全盛期の頃に匹敵するタイムが刻めた。
大川沿いのコースをマイコースとされるランナーな皆様。
練習途上、こんな変な女を見掛けたなら・・・・それは多分私です。
そっとしといてやってください。

【二日目、4連敗】
ヤキュからの消極的逃避活動。真昼間からの観劇マラニック敢行。
K大学までの観劇を兼ねての超迂回LSD20キロ。
前夜の吐きそうな程の苦しい練習とは打って変っての楽しいラン♪
おまけに劇の方も想像以上の出来栄えで連敗とは裏腹に超ご満悦一日。

【三日目、5連敗】
ヤキュらかの積極的逃避活動。
「星のブランコマラニック」に参加。24キロ走破。
「星のブランコ」とは・・・。
全長280m、最大地上高50mの木床版吊橋で、人道吊橋としては、全国的にも最大級の規模。吊橋からは、ほしだ園地の森が眼下に望め、四季折々に美しい姿を見る事が出来る。スリルを味わいながら空中散歩を楽しもう。
と、ある。
        

       
こ~~んな、↑ 緑の絨毯の上の空中散歩。
それは地上の楽園かと思うほど素晴らしい場所だった!

はっ~~~~~っ!緑の絨毯か~~~。
ここの風景もそりゃまっこと、素晴らしいに違いないが・・・・・。
虎っ娘ランナー的、「緑の絨毯」は聖地甲子園球場の芝!!
そこでの虎戦士の活躍こそ「地上の楽園」なのだっ!




虎の負けが込めば込むほど、哀しいほどの虎愛を痛感する毎日。
ほんまに頑張ってくれよっ。タイガースっ!


甲子園マラニック参加メンバー!

2009年06月10日 | タイガース

いよいよ開催まで一ヶ月を切りました!
ここへ来てちょっとだけアゲアゲ気配のタイガースでしたが、今宵のゲームはいかん
ともしがたく・・・・・。
しかし、マラニック開催日までには是非とも借金完済とあって欲しいものです!

さてここで熱き虎ランナー参加メンバーのご紹介をさせていただきます。

メグちゃん:ブラインドランナーの有名人で虎っ娘。なんと初甲子園参戦だとか。
       そんな彼女の為にもええ試合で決めて欲しい!
青ちゃん:栄えあるサブスリーランナーであり元高校野球児、今回はメグちゃんの
      伴走も努めてくださいます。有難きご参加。
島ちゃん:可愛いお顔で四万十100キロも完走する立派な虎っ娘ランナー。
まりもさん:ただ今記録超アップ中。前回の泉州マラソンではあさっり私の記録を
       抜かれました~。京都から参加の熱き虎っ娘です。
ボガさん:オーストラリアでのラン遠征帰りのサブ3.5ランナー様。酔拳走りでは
      誰にも負けませんって?
英太郎君:福知山コミュから参加の精鋭虎男ランナーです。若さで暑い淀川を
       熱く駆け抜けてくださいね。
むーさんご夫妻:カップルでのご参加。金本さんの故郷広島産のスーパーランナー
           様です。
ブランボウさん:遠く三重から参加の熱~い虎っ娘ランナー。当日は泊まり覚悟での
          熱血参加です!凄い~!
chikaさん:これまた遠方の福井から参入の有難い虎男ランナー様です。
       勿論宿泊覚悟の大遠征。ありがたや~!
キミ爺さん:多分参加メンバー最高齢だと思います。それでも脚はご達者。
       しかも虎歴も最古参かと。色々お話聞きしたいです。
もりもり神戸さん:神戸から参加のスーパートレイルランナー様。六甲縦走なら何時
           でもお任せ!のこちらも熱い虎男さまです。
【番外参加】
鯨さん:安芸キャンプの聖地高知が生んだ酔拳ランナー。ランにヤキュに酒に
     音楽にのマルチ多才なランナーさんです。
最後に。
tacoco:甲子園マラニック商標登録寸前の元祖虎っ娘ランナー。このマラニック
      主催者、宜しくです。

あと二名の虎男ランナー様が参加表明されていましたが残念ながら仕事関係の
急用の為不参加となりました。
よって二名空きが出ました!!
参加希望の虎ランナー様を只今急遽追加募集中です!
奮ってご表明くださ~い!
以下に詳細を再度アップいたします。


日時 :7月5日(日) 6時試合開始 vs ヤクルト戦 
集合場所:JR桜ノ宮駅 西口改札(大川側の方です!)
集合時間:1時半(2時スタートを厳守する為に集合時間を早めました。)
走行距離:約21キロ
コース:JR桜ノ宮~大川~淀川~国道2号線へ(ここまでで約8キロ) 
     尼崎~武庫川河川敷(約15キロ) ~鳴尾浜
     スーパー銭湯「熊野の郷」にて、
     http://www.kumano-no-sato.com/index2.html 
      禊の湯浴み後、銭湯の送迎バスにて聖地甲子園球場へ。 
チケット代:3塁アルプス席、2500円+手数料の計2600円。


愛宕大権現

2009年06月08日 | タイガース

二回目の愛宕山アタック。
未踏の表参道コースに挑戦する為にやってきた。
標高924mの頂きまで4.2キロ。
ハイキングレベルで上って約2時間半。健脚のハイカーで2時間。
普通のランナーなら1時間半、吐くほど頑張れば1時間切り。とは主催者の方の弁。
これでもランナーのはしくれと、目標タイムを1時間半に設定して・・・。
愛宕山タイムアタック、スタート!!4.2キロの山道を一気に駆け上がる。
たかが4.2キロ・・・・。
そんな考えは平地での物差しにすぎなかったと、スタートしてすぐに思い知らされる。
1キロ進むのでさえ、その長い事、しんどい事、苦しい事といったら!
     【こんな階段がこれでもかこれでもかと延々と続く道】
もうこれ以上階段見たら狂うっ!という境地に至る寸前にやっとこさ頂上到達。
タイムは吐く一歩手前の1時間8分也。
ゴールしてしまうとさっきまでの苦しさなどすっかり忘れてまたトライしてみたくなる。
本当に哀れな性だな、ランナーとは・・・・。

       
厳かな愛宕神社にて登頂記念のお参り。
この愛宕神社は約1300年の歴史をもつ防火鎮火の神様。
jならば!と炎上系投手。
福原とか福原とか福原とか福原とか・・・・・。延々。
あと、能見とか、江草とか、今季のジェフとかちょっぴり球児とかね。
彼らの炎上への防火鎮火を心を込めて祈った。

そしたらっ!!
この日の福原様、まさかの完封劇!!愛宕山大権現様の霊験あらたか也!

そして翌日、こんなとこに居たわたくし。
 
手ごわいソフバ打線相手にこの日の先発は能見王子の細腕よ~。
でもこの日のプリンスには愛宕大権現様のご利益が付いていた。
3割バッターが居並ぶホークス打線を3点に抑えるまずまずの好投。
その頑張りが9回裏の奇跡を呼ぶ。いえ!奇跡ではありません!!
「神、金本さん」の、4回目のご光臨です!

と、結果論ではこのように喜び爆発してはいるがその瞬間はちっとも楽しくなかった。
9回裏1、3塁での代打桧山さんの打席。
悪いけど桧山さんなんて全然見てません~。
ひたすらネクストバッターボックスの金本さんに双眼鏡の焦点を合わせ。
今どんなお気持ちなのか。と心配ばかり。
以前「こんな場面ではどんな事を考えていますか?」
との質問に「打ってくれ、決めてくれ、俺に回すなっ!って思ってます。」(笑)
と冗談ぽく答えていた金本さん。
今、その胸中やいかに?
全く無表情にひたすら素振りをされている金本さんをじっと見詰め続ける。
ひーやん四球。1アウト満塁で金本さんに打席が回ってきた!!
球場のファンは大声援。もってこ~い金本~!!の大合唱。
でも私はそんな気分じゃなかった。
まるで自分が勝負のレースのスタートラインに立っているかの如く。
緊張の呪縛に絡め取られヤキュなど楽しむ余裕などない。
ひたすら固まって固まって硬直していたら・・・・・。
何やら球場がどよめいている。
グランドの1、2塁間では選手達が異様に騒いでいる。
その光景を見て初めて金本さんのサヨナラヒット&勝利を認識したくらいだ。
そうしてやっと事実確認できたら今度は涙がとめどなく溢れてきた。
こんな感動を!こんないい試合を与えてくれた金本さんへの感謝の涙。


       「ヤキュの神、金本様」

あなたの信者で本当に良かった!!

併せて「鎮火の神、愛宕大権現様」

このお二方には当分逆らいませんって!!


苦ラン、楽ラン。

2009年06月05日 | ランニング

[楽しいランニング]
ラン友とのお喋りランやマラニック。タイガースが優勢のラジオナイターランなど。
[苦しいラン]
インターバル。ペース走。ヤッソ800などのスピード練習。

この大っ嫌いな練習メニューを最低でも週に一回は組み込む事にしている。
が。
スピード練習をやると決めた日は夕方になると気分が超ブルーになるのだ。
誰に強制されているわけでもない。そんなに嫌なら、やらなきゃいいのに。
それでも走りだすのは自身のパフォーマンスを高めたいが為。
と言うのはカッコ良すぎるか。
走力下降曲線の角度を最小限度に食い止める為と言うべきか。現状では。

水曜日の夜、大坂城公園のいつものコースにて。
はぁはぁ、ぜいぜい、ひぃひぃと9キロのペース走に苦しむおばさんランナー。
ラスト1キロ。あまりのしんどさに腹立つ。

「素人アスリートですら、こんなに頑張っているのに、タイガースの若手らはほんまにしっかり練習してるんかっ!」と。(何や、またそっちかい。)

苦しんでも、予定のメニューを終えると言いようのない達成感!
頑張ったご褒美に、翌日は楽しい系のランメニューを設定してあげる。
この日のテーマは・・・・・・・。
「出産記念日お祝いラン」。
その関係者である姫1号と一緒に大阪城公園を楽しく周回ランする。
遅いなぁ。もっと速く走れ~。そんなタラタラ走りで那覇マラソン本気で走るつもり?
などと激しく文句を言いつつの10キロほど。

汗を流した後は、大阪城のランニングショップ「RUN&WALK」がランナーの為に
オープンさせたと言うレストラン「ランチョン」にてお祝いディナーとしゃれ込む。
        

ランナー目線のボリュームたっぷりのメニューに加えて、ラン関係レストランを暗示
するかの如く、
      
トイレのドアノブはナイキのシューズ@子供版。実に小粋なインテリアやんっ!!

心もお腹も満たされてお会計。
「ありゃま、結構安いやん!」と喜んだのは良いのだが。
出産記念日ディナー。今日の主役は私やろ?



  何で私が奢らなあかんのっ!!




まぁ、まぁ。抑えて抑えて。ともかく。

        M子ちゃん、お誕生日おめでと~ね。


晴走雨飲。

2009年06月01日 | ランニング

虎が勝っては祝杯、走っては打ち上げ、虎が負けては自棄酒、またまた走っては
飲み・・・・・と。
こんな生活の繰り返しで、ありゃまもう今年もカレンダーを半分めくってしまったぞ。

ここんとこの晴走雨飲生活大図鑑。

先日は。
      

恩師の退官記念同窓会にて懐かしさにあまりの暴飲暴食。
この先生には本当にお世話になった。
あの頃。
まるで青春ドラマの再現みたいだった問題クラスで。
とある特別な理由で問題児だった私を、特別目を掛けてくれ、ちゃんと正しい道に
導いてくれた先生に今改めて感謝。
この先生とは卒業後も折に触れ交流を欠かさないという永~お付き合い。
先生、今後も時々は一緒に飲もうねっ!


先々週末は大好評だった姫一号のパスタに舌堤。
     
う~ん、腹一杯~&姫の愛にハート大満腹。

     

先週週中は沖縄三線教室。
偶然にもその教室近くにある三線を引くマスターがいるバーをラン仲間のTさんにご紹介いただく。このお店最高っ!
マスターの三線は一級品。料理も美味しい!加えて、お会計もリーズナブル!
と、三拍子揃ったバー。普段使いで以後ご利用必至かな・・・・!
う~ん、音楽感性と共にお腹も超ご満悦。


そして先週末の土曜日は。
姫2号の観劇マラニックの下見ラン。LSD往復30キロを走るぞっ!の目標が。
気合い空しく折り返し地点のK大学生協にてこんな物を食し大休憩し。尚且つ、
29キロで敢え無くジ・エンド。あと1キロを走り切れなかった~。情けない。
   でもこれは旨かったな~。

そして昨日日曜日は。
ランナー初心者の頃より毎年参加している
       「共生共走8時間耐久マラソン」
に参加。
(昨年のみ洞爺湖マラソン出場の為不参加。)

今年もこの方の演奏に鼓舞された。
 【高石ともやさん】
8時間演奏しまくりだった例年とは裏腹に今年は午前中でお帰りになった。
その理由はと言うと。
私もヘビーリスナーである、ABCラジオ「おはようパーソナリティー」にて道上洋三さん
のアシスタントを努める秋吉絵美ちゃんの結婚披露宴に出席の為だとか。
    エミちゃん結婚おめでとう!!
などと勝手に親しく言うのもこの3月。
  「道上さんに挑戦!」のコーナーにてチャレンジャー9名に選出され、
長居陸上競技場にてエミちゃんと親しく会話した経験値からの物言いに他ならない。
      
     【その時のえみちゃんとのミーハーショット】


ほんでもってこの日は8時間耐久レースとは名ばかり。
実際には10キロくらいをチョロチョロ走り。
後はひたすらテントで作っては食べの繰り返し状態だった~。
テントメニューの一つ。手作りイカ焼き。
何が手作りって。食材から「鉄板」まで総て!ってとこが凄い!!
     

本日焼き方役のおっさんKやんは老後の職業もこれで決まったかと言う程の腕前。
お味も超美味でしたっ!




虎の低迷をよそにそんなこんなの数週間。

来週はもっと真面目に走って、真面目に観戦する予定です。