虎っ娘ランナーのランニング日誌

マラニックバッグにタイガースメガホンをさして国道2号線を西へひた走るランナーを見かけたら・・・、それは私です。

結婚落語会

2007年11月29日 | ランニング
田辺寄席という地域寄席がある。

昭和49年にスタートし、地域の落語ファンらで作る世話人会を中心にこれまで
443回の寄席を開催してきた。
幹事役は桂文太師匠。
世話人代表の方と少なからずの縁があり、落語好きもあって時折行事に顔出しをし
ている。

この度この寄席で、落語が結んだ愛がめでたく実を結んだ。
新郎は世話人の一人で、新婦はお茶子さん、という共に落語好きのカップルだ。
ちなみにお茶子とは座布団を返したり、名ビラをめくっていただく女性のこと。


落語が結んだご縁ということで、「寄席で結婚式をしたら?」、という冗談から出た
話が現実となった。
しかも、場所は今をときめく天満天神繁盛亭

 

出演も、桂 三幸(三枝門下)、笑福亭 鶴瓶、菊池まどか(浪曲)
      桂 文太(文枝門下)と豪華な面々が顔を揃えてくれた。

出演者全員、演目も結婚をテーマにとって会場を爆笑に包んでくれる。

それにしても桂文太さんの噺はいつ拝聴しても上手いなぁ。
話芸としての芸術の極みやと思う。
映画や演劇も人に感動を与えるが、古典芸能の奥の深さには触れるたびに
感じ入ってしまう。

さて、演目が終了した高座に、今しがたお隣の天満宮で結婚式を挙げたばかりの新郎新婦が入場してきた。

          

ここからは、主賓、友人のスピーチに始まり両親への花束贈呈へと続くお決まりの
披露宴式次第が続く。

落語が取り持つご縁とはいえ、当世大人気の定席にて、大入りの観客の祝福を受けて披露宴ができるとは、何と言う果報者。

ランニングが取り持つご縁だからと、国策資格取得を決めたレースのゴール会場
でラン仲間に見守られながら、婚姻届にサインをした先日のランナーカップルに勝るとも劣らない幸せ度数だ。

是非とも笑いに満ち溢れた幸せな家庭を築いていただかねばならない。
ご恩返しとして、君達の愛を育んだ落語を含む伝統芸能の継承にも尽力してね。

あっ、そうそうランナーカップルの方も二人分の優良DNAを継承したランナーを
続々とこの世に送り出して、マラソン王国NIPPONに貢献してくれ給え。

こちらも、落語会披露宴ならぬ「練習会披露宴」を盛大に開催し皆で手痛い祝福を
してあげよう。

キロ4分の1000mインターバル x 10本。

新郎新婦は両足にカンカン付けて走るんやでっ!
私は、チェックポイントでストップウォッチ片手にライスシャワー係り。

と、計画は次々膨らむ。
ああ、楽しき哉、レース後、束の間の憩いの日々。


緊張と緩和

2007年11月27日 | ランニング

結果はともかく、メインレースが終わってほっと一安心。
カーボ、禁酒と続く食の呪縛とレース前の緊張感から解放され、束の間の休息を
思う存分楽しむぞっ!



福知山翌日は早速、イタリアンランチをいただく事に。
あの定番の下品な宴会シーンとは一線を画す、小洒落たイタリアンレストラン
での贅沢なひと時。
ランニングウェアを脱いでちょっぴりエレガンスに。

      
             



ここには、「かんぱ~い!」「イェ~イ!」「バンザ~イ!」の嬌声も、
「ビールないよ~!お替り早くね~!」の怒声も、
口角泡飛ばす議論もなく。
馬鹿騒ぎも、こぼれたビールも、汚れたお皿も、上半身裸男もいない

音と言えば、静かなBGMと食器の触れ合う音と軽やかな会話だけ。
少し西に傾いたお日様の光がテーブルに優しく影を落とす。
休日の昼下がり。
ゆったりまったりと時が流れ、血流までが穏やかに弛緩していくのがわかる。








同日、夜の部。



舞台は変わり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 私は、こんな場面に居た。。。。














     
      

                   



罵声と嬌声と怒声と下ネタの飛び交う場末の寿司屋

還暦を迎えて今尚元気を持て余すおっさん二人は、贈られた真っ赤なランニング
ウェアに身を包みご満悦。



あ~あ。
血流が逆流し弛緩していくのがわかるわ。  
     
明日から真面目に練習しよっと。          


福知山記

2007年11月24日 | ランニング

「練習不足は裏切らない!」 ラン仲間M氏の名言より。)

故障明けの練習不足で挑んだ3回目の福知山マラソンは、その名言通りのリゾルト
で終わった。
前年の同大会の記録は上回ったものの自己ベストに2分足らずの自己セカンド。
悔しいという思いと、良くやったという安堵感とが交錯する。

当日は快晴。天候としては絶好のコンディションだろう。
半ば諦めていたスタートラインに今こうして立てる感動にしばし浸る・・・・・・・

のはずだった。
が、スタート10分前の私は、こんな所にいた。













長蛇のトイレの列。

頼む~、早くしてくれ~。祈る気持ちで順番を待つ。
ウェアを半袖かランシャツかで悩んでいたが為のこの惨劇。
オーマイガーッ!

スタート3分前、やっと脱出し、スタート地点へ猛ダッシュ。
後方地点にやっとの事で潜り込むと直ぐにカウントダウンが始まり、一気に号砲だ。
感慨も何もあったもんじゃない。
今回のつまづき第一発目だ。

後方からのスタートがこれほどの大渋滞だと初めて知る。
(いつもごり押しで先頭集団からスタートしているから・・・)
特に今年から10キロの部が設定され、同時スタートをしたものだから、混雑という
より混乱もの。
せめて10キロの部は15分遅れでスタートして欲しかった。
(大会関係者様へ。来年度への申し送り事項としての希望。)

ここで少しでも早く渋滞から抜け出すべく、決してやってはいけないと言われるジグ
ザグ走行をしてしまう。
恐らくいらぬ体力を消耗したことだろう。今回のつまづき第2番目。

それでも、アームカバーの効果よろしくハーフまでは軽快な走りで中間点でのタイム
は過去最高だった。
これはいけるかもという淡い期待でもって、へばってきた脚力に鞭うちつつ、30キロ
の私設エイドに到着。
               【金本さんのメッセージ入りVMドリンク】
     
エイドの皆さんありがとう!ほんとうにいっぱい元気をもらいましたよ。

VMドリンクで気力回復。さあ、あと10キロ頑張るぞ~。
       
颯爽と私設エイドを飛び出すバックシャンtacocoさん。






しかし、しかし、元気にエイドを飛び出したその直後。
またもや左足大腿部がピキピキピキ~と警告音を発し出す。
今回のつまづき第3発目。
いよいよ、おいでなすったか。
ピンチ、ピンチ。あと少しやから何とか切れずに持ってくれ~。

昔、「ファイト~一発っ!」のCMであったっけな~。
山の岩場で太い縄がビビビ~と裂けて今にも切れそうになるってシーン。
自分の内部で筋肉があんな感じになってるみたいや~。

くっそ~、こっちもファイト~いっぱ~つっ!ラストまで頑張れっ!
そんなあほな事を考え、患部を宥めすかしつつ走り続ける。

37キロ地点。
ボランティアの方からエアーサロンパスを拝借して、「もう止めてくれ~」と叫ぶ左足
に「おだまりっ!」とばかりに吹き付けてやる。

あと5キロ。タイムはどんどん落ちて自己ベストは当落ぎりぎり。
一瞬、加古川マラソンの為にここで勇気ある撤退をした方がいいのかな、とも思う。
が、本能が勝手に最後まで走ることを選択したようだ。

福地山名物ラスト1キロの激坂が辛かった。
何とか無事にゴール。
電光掲示板のタイムを確認した瞬間は悔しさと情けなさで一杯だったが、しばらくし
たら「結構良く頑張ったやん。」と自分を慰めてやる余裕が出てきた。

苦しかった35キロ以降。
「もうフルは二度と走りたくない!」と何度思ったろう。
が、ゴールして数分後には、
「さぁ、加古川に向けてもっと質のある練習をしなきゃな。」と考える。
本当に懲りない奴がここに。


と、わたしのへぼレース記はこのくらいにして。

今大会ではもっともっと重大なるイベントがあったのだ。
ラン仲間で私の可愛い妹分が国際資格ゲットをこの福知山のワンチャンスに賭けて
レースに挑んでいるのだ。
大会前まで、恐怖感とプレッシャーから悲愴感漂うメールが何度も寄越されていた。
何もしてあげられないが、その苦しみは痛いほどわかる。
ただ心の中で「頑張って!」と祈るだけ。
レース中も「Kりんはもうゴールした頃やな。15分切れたんやろうか。」
自分も苦しい中でその心配事ばかりが脳裏をよぎっていた。

ゴール後、先にゴールした仲間に真っ先にKりんの事を尋ねた。
「取ったよ。」の一言に、小さくガッツポーズ。

なんちゅう~男前!ほんまに凄い女や!
たった1年で30分以上もタイムを縮めた彼女。
絶対大阪国際に出る!と有限実行した彼女。
ここに至るまでの、計り知れない努力と根性を思うと頭が下がる。
まるで「栄光の架け橋」(by ゆず)の世界そのもの。
  I respect you!
    
    心からおめでとう!




さらに男前な事に、来来週彼女はホノルルマラソンにてハネムーンランをするのだ。
だってお相手も、サブスリーランナーだし。
も一つ男前な事。
国際資格をゲットしたこの日の日付で入籍をするという。
そして、私が関わるこの日のメインイベント。




   「結婚証人」!



    
神妙な面持ちで保証人の欄にサインするtacocoさん。
衆人の面前で本名、生年月日を書くのは少々辛いぞ~。
無事大役完了。
いや~、実にめでたい。
寿ぎの日だ~。


こんな佳き日に、自分の自己記録更新などというちっぽけな事に拘るなんて
馬鹿げてるぞ~っ!

  ↑  あの~、それってほんとは充分に拘ってるんじゃないかと。


前夜

2007年11月22日 | ランニング

先日の東京国際女子マラソンに出場した尊敬する女性ランナー二人から
励ましのメッセージを頂いた。

    
    絶対に弱気にならないこと。やればできる!


    
    自分と闘い続ける心、走り続ける気持ち=闘走心、これが一番大事。

本当にありがとう!
二つとも、大切にバッグに詰め込んだからね。

更に嬉しいことに、今回はラン仲間たちが私設エイドを設営してくれるという。

で、そこに預けるスペシャルドリンクも忘れずバッグに詰めてと。





                    

  

本命レース前夜にこんな物、用意している暇があるなんて。
余裕?諦念?自棄?逃避?



福地山は遠い。
明日は4時起き。早く寝なさい!

そして、

ゴールはもっと遠い・・・・・・・・・・・・。
おやすみなさ~い。


神戸学院大学女子駅伝部

2007年11月18日 | ランニング

     
好天に恵まれた土曜日に参加してきた大会。
3時間、襷をつなぎ周回数を競うレース。
主催は神戸学院大学、女子駅伝部。
神戸学院大学女子駅伝部は、大学女子駅伝の全国大会にも出場し、
大阪国際女子マラソンで13位と大健闘した上谷聡子さんが在籍している。
最近めきめき頭角を顕してきているチームだ。

  

そりゃそうだろう、神戸のこの絶景を借景に、今年4月に完成したばかりの最新鋭の瀟洒なキャンパスを持つ。

 こんな恵まれた環境の中で
       勉学と部活動に勤しむことが出来る君達学生は本当は幸せだ!
 今後この大学は文武両道で益々飛躍することだろう。

と、今回すっかりお世話になったので学校のPRを込めて、ここんとこ強調しておか
なければ。

というのも・・・・・・・・・・・、










  

大会を一生懸命、サポートしてくれた女子駅伝部の面々。
クラブ行事とは言え、厳しい練習の合間での準備、立案は大変な作業だったろう。
楽しい一日をありがとう。
君たちの今後の活躍を期待してるね。


そして、このぴちぴちの女子大生を前に、鼻の下を伸ばし大奮闘したのが、
チームのおっさんランナー達。
  
感動のウィニングラン!


おっさん達の「鼻の下伸ばしラン」が、チームの大健闘を呼び、



何と、部門別第一位をゲットしたのだ。

        

表彰状と副賞まで頂いてしまった。
これは本当にラッキーな入賞だった。
決してタダでは起きない恐るべし軍団。

        

そして、このブログお決まりの締め、打ち上げ写真。
神戸と言えば、中華バイキング!


だが、しかし。
福知山向けカーボローディン中のtacocoさんは、美味しそうに並ぶ焼飯、焼きそば、ゴマ団子などのご馳走を尻目に野菜と鶏肉ばかり食べていましたとさ。


淀リバ応援

2007年11月13日 | ランニング

先週の日曜日は淀川リバーサイドマラソン。

この大会の会場は我が家から約18キロ。
昨年は家からランで駆け付け10キロの部に出場し、合わせ技の30キロ走を
こなしたのだが、今年はそんな根性も失せ、気楽に応援ランだけを楽しむ。

つもりが・・・・・。
前日の3時間走と飲み過ぎの後遺症で体調は最悪。
超スローjogでの快適とは程遠い状態でのスタートとなった。

疲れた足は、途中寄り道ばかり。

美しい花壇道に目を奪われては、しばしの休憩。
      

   
草野球のイケメンのピッチャーに心奪われては、しばし観戦してみたりと、
足はつとに進まず・・・・。

この投手「ユウキ」君は、
(何で名前まで知ってるねん! ← 監督がそう呼んどったのっ!)
かっこいいだけでなくすんごい球を投げる好投手だった。

名付けて「河川敷王子」!
後姿しかお見せできないのが、惜しいくらいの可愛いお顔やったよ!


そんなこんなで、スタート時間には間に合わず、10キロの部、ハーフの部の
往路をスタート2キロ地点から応援する羽目に。

歩きながら、仲間を見つけては声援を送りつつ、やっとこさ会場に到着。
復路は、ゴール手前200m地点に陣取り、ラン仲間を迎える。

打ち上げと称する宴会で、いつもお安い料金で飲み食いさせていただき、
大変お世話になっている亀寿司さん。(実は昨夜の飲みすぎもそれが原因)
今日は、そこのマスターが久しぶりにハーフを走られる。
何としてもゴールを見届けなければならない。
というのも、今年1月の市民ハーフ。
「ゴールで絶対待ってるからね!」とマスターと約束した事を、自分が自己ベストを出した興奮ですっかり忘れてしまい、おやっさんを置き去りにして帰ってしまった過去が
あるからだ。
店に行くたび、未だにその恨みツラミを言わている。

だから今日は何としてもゴールで待ち受けねばならないのだ。

「1時間50分くらいで帰るからな。悪くても2時間は切る。」と豪語していた、
おやっさん。
待つこと30分以上。
次々とゴールしていくラン仲間たちを尻目におやっさんの姿は全く見えない。

あらら、もう2時間オーバーだわさ。
こっちは身体がすっかり冷えてきたぞ。ええ加減に待ちくたびれた~。
もしかして、どっかで棄権でもした?
そんな心配が頭をよぎった時、遥か遠くにおやっさんの姿が!

「亀さ~~ん!」、声を限りの声援を送る。
が、苦しそうなおやっさん。

「そんなんじゃジャイアンツ魂が泣くで!」

これが効いたか、おやっさん、猛然とラストスパート!

無事ゴール。
わたしもこれで無事にミッション完遂。







      
目標タイムを逃すも、ラスト激走の亀寿司マスター。
この後、直ぐにお店に帰って鮨を握るのだから・・・。


    
こちらは、有限実行で、10キロの部41分の記録で見事年代別優勝を果たした
我が師匠。

実は、お二方とも今年  還暦!

いやはや、
このパワーを眼前にしては、高齢化社会を憂う気持ちも吹き飛びますわ。    

このお二方には、近々、敬意を表して赤いチャンチャンコならぬ
真っ赤なランパンを贈るつもり・・・・。 (まだ内緒だが。)       


スロピ

2007年11月11日 | 日記

スローピッチソフトボール(略称スロピ)なるものを初めて知った。

虎ブロガー系で旧知のtoraoさんいわほーさんihcikenさんたちの所属チームが
何とマイランニングコースのすぐ近くのソフトボール球場で試合をされると聞き、
好奇心を抑えられず、練習コースを迂回して見学に行って来た。

メンバーの某氏が「不惑の年代でこれほど、はまるスポーツに巡り合えるとは!」
と熱く語られていたように、確かに観戦しているだけでも実に面白い。


以下、スロピ普及員(にわか)としての解説。

スローピッチが、ファーストピッチソフトボールや野球と大きく異なる点。

・十人制である事(10人目の野手はフェアゾーンならどこでも守れる)
・投球は山なりのゆっくりした球である事
・盗塁・リード・パスボール進塁ができない事
・バントは禁止、チョップ打法はアウト
・ファールは3回で三振


初心者の方や女性、子供からお年寄りまで、経験の有無や運動能力を
問わず幅広く遊べるスポーツである、らしい。

ボールは3号 (12インチ )皮ボール、つまり硬球を使用する為、軟式野球にはない
カキーンという打球音が醍醐味だという。
打球音に関しては、実際に観戦してみて、軟式野球との迫力の違いを実感した。
打球速度も速く、それを華麗に処理する守備を観ていると実に小気味良い。
発祥の地は勿論アメリカだそうで、日本に入ってからまだ10年位。
各地でリーグ戦が行われているというが、まだ認知度は低いらしい。

 「プロ野球ごっこ」的な発想による粋な大人の遊び
    という惹句が小粋だな~。

            【試合開始のご挨拶】

   
          【試合前の入念なキャッチボール】

いつまで観戦していても飽きないほどゲームは面白かったのだが、
本日のメインイベントは福知山対策3時間走。

大急ぎで大阪城に駆けつけなければ!
ということで、この日、
スロピ観戦JOG10キロ + 3時間走で28キロ。

うん、よしよし充実の練習内容だ!


しかし、事実は最後キロ6分半まで落ち込んでヘロヘロ状態。
充実とは程遠い。
こんな状態では、自己ベスト更新はおろかフルマラソンを走りきることすら
不可能に思えてくる。



それはそうと、今回の練習で30キロ近くを走っても、左足の痛みは出なかった。
恐らく故障は完治したのだろう。
よって、福知山は故障を言い訳にはしない!キッパリ!
パーソナルベストを出せない場合は、ひとえに自身の努力不足、走力不足だという
こと。



まっ、練習の度に打ち上げと称してこんなことばっかりしてたら
そら、あかんわな~。







       
1キロ痩せたら5分速くなるって言われてるのにさ。


余談

2007年11月09日 | 日記

これは何?
整骨院の病名全リストですか?
と、思わせるかのようなタイガース故障者情報(kaleidoさん提供)

金本 左膝半月版損傷(手術済)
赤星 頚椎椎間板ヘルニア 
鳥谷 右第九肋骨折
林  右肩肩峰下滑液包炎
桜井 左膝関節内軟骨炎症 
大城 右尺側手根伸筋腱鞘炎(手術済)
金村 左太腿筋肉痛
高橋勇 左肩習慣性脱臼(手術済)
狩野 右肩腱板炎 
桟原 右肩痛

岡崎 右肘痛(変形性肘関節症再発?)
坂  右肘痛
山田 右太股裏痛鶴  右第九肋骨疲労骨折
中村 右肘関節炎
橋本健 左肘関節炎
tacoco 左足大腿張筋断裂

よ~、こんだけ集めたもんだ。
治した者勝ちってことで、治療~リハビリ~復活まで。
よ~いドン!

で、その一番上にお名前が掲載されている方。

周知の通り、私が、レスペクトし私淑しております ↓ この方の。

                      

ビデオメッセージが出されました。(公式ホームページより)


その中で、
 
「金本選手を見て勇気をもらっているファンは多いと思うが・・」
というインタビュアーの質問に対して、

   「(連続フルイニング記録は)僕だけの記録ではないな。
    そういう気持ちを持ってくれている人たちみんなの為の記録、
    そういう意識はありますね。」

と、答えてくださっています。

「そう言う気持ちをもってくれている人」の代表選手(自称)として
本当に嬉しいお言葉です。

フルマラソンに於ける魔の35キロ地点。
一番苦しいここを乗り切るために、何度この呪文を唱えたことでしょう。
「金本さん、カネモトさん、かねもとさん、KANEMOTOさん・・・」と。

メインレース、2週間前。
今回もお世話になります!金本さん!

余談。
ビデオ撮りの日に金本さんが着ていらっしゃった
ARMANI EXCHANGEの赤のTシャツ
があまりにお似合いでカッコ良かったので、レディースの長袖トップスを
衝動ネットショッピングしてしまったわたし・・・・・。


会計計上の名目は何にしようか。
左足全快祝い?
パーソナルベスト更新時の自分へのご褒美(先付け)?


姫2号

2007年11月07日 | 観劇
我が家に寄生する姫2号。
先日、彼女の所属する劇団の公演を観劇してきた。

いや~、身贔屓ではなく本当に面白かった。
それに役者が皆、上手い。
学生演劇だが、そこいらの小劇団よりも数段良い。

高校演劇時代は、そこそこ上手な演劇部員でしかなかった姫2号も、ここでは「役者」
としての雰囲気を身に付けて堂々たる演技をしている。

不思議だ。奇妙だ。
かつて自分の体内に寄生していた生物が、別人格となって目の前の大舞台で
躍動しているなんて。




で、この姫2号。
某大手ドラッグストアでアルバイトをしているのだが、先日そこで面白いネタを
ゲットしてきてくれた。
以下、彼女の証言による再現ドラマ。

登場人物: レジ係りの姫2号。
        女性客A

姫      「ありがとうございます。xxxx円になります。」
女性客   「領収証をお願いします。」
姫      「はい。上様でよろしいでしょうか?」
女性客   「いえ、『○○マラソン大会事務局』でお願いします。」
姫      「え~、○○マラソンですか!」
女性客   (ぎくっとして)「えっ?そっそれが何か?」
姫      「私の母もマラソンをしていまして、出たことがある大会なんです。」
女性客   (安心して。)「あっ、そうなのね。」

  領収証を受け取り去っていった女性客Aを見送った後、姫2号は、
  「○○マラソンですか?」と問い掛けたとき女性客がびくっとした原因を
  悟ったという。


さて、ここで問題です。
女性客Aは姫2号の問い掛けに何ゆえそれほど驚いたのでしょうか?








解答。

彼女の買い物かごには、
消毒薬、バンドエイド、包帯などのレースに必要と思われる大量の薬品とともに、
化粧水、リップクリーム、シャンプーなどが含まれていたというのだ!



○○マラソンって、
今年から女性ランナーへのお化粧サービスのエイド作ったんかいな~。
ほんでゴール地点には、シャワールーム(シャンプー付き)出来たんかいな~。

今年出た人おせ~て~。





「あれは、多分家で自分が使うものやで。だからドキっと、しはったんやわ~。
走る人たちのエントリー料から出てるお金やろ。ずるいな~。」
と、憤る姫2号。



真実は定かではないのでちょっと躊躇ったのだが、ビックリのお裾分けをと思い
姫2号の了承を得て、事実を公開してみました~。
チャンチャン♪

西宮国際ハーフ

2007年11月05日 | ランニング

久しぶりに訪れた甲子園は、リニューアル工事真っ最中。
工事用のガードで包囲され近寄る事さえできない。

          

ここをスタートとするのだからと、この大会を選んだというのに味気ない事この上なし。

左足に爆弾を抱えながらの半ば強引なレース出場とあって、
       
Mコーチにスパイラルテーピングを施してもらい爆弾を封印する。

このような状況下ゆえ、金本さんユニ着用は封印したのだが、せっかくの甲子園。
何か虎にゆかりのものをと、今回はこのスタイルで。






     
     【虎仲間wちゃん入手のブツ】          【Bさん撮影】  

テーピングに虎のしっぽ。
これで完璧!痛みも逃げていくっ!(ほんまか。)

それにしても、これほどリラックスしてレースにのぞむのは初めて。
昨日は禁酒もしなかったしね。
ファンランでも完走さえできれば、それで満足。

では、行ってきま~す♪

今回は反省もあって、控えめに後方からスタートし。
大幅なスタートロスと大渋滞に巻き込まれる。
でも気にしない。気にしない♪
5キロ地点あたりに地元少年野球チームとのハイタッチロードがある。
今年は沿道に駆け寄って、虎のシッポでハイタッチを交わす余裕もある。
楽しい♪

暫く走るとコースは武庫川河川敷に降りる。
快晴の空の向うに六甲の山並みが見えた。
突然何かの啓示のように心に浮かんだ気持ち。

「ああ、私は今、走らせていただいている!」

今こうして走っていられる事の「幸せの按分」を心から有難いと感じた。
本当に突発的に。
故障や病気や家族の介護や、経済的事情など様々なトラブルでスタートラインに立てないランナー達の走りたいという思い。
そんな思いの按分を今、私がいただいているんだなぁ、と。

しっかり受け止めて走ろう!と、少しだけ踏み込む足に力を込める。

いつものように折り返しコースでは仲間とエール交換をして力を貰う。
ありがとう。

応援にきてくれたボガさん、kikiちゃんも、ありがとうね。


あらゆる恩恵に謝意を表しながら無事ゴール!
      

奇跡的に痛みはない。


手元の時計でタイムを確認すると昨年の記録と2分しか変わらない。
な~んだ、一生懸命走ってもファンランモードで走っても変わんないやん。

これを・・・・。
所詮私はその程度のランナーよ。頑張ったところでたかが知れてるのよね。
と考えるか、
故障明けでもこのタイム。1年で走力がアップしたんだ!
と取るか・・・。
それはまた後でゆっくり考えよう。
今は、ただ早く、




    ビールが飲みたい!

と言うことで、打ち上げはtacocoさん御用達、
ジャイアンツファンのマスターで有名な亀寿司さん。
マスターはランナーでもある。

        

レース後のビールは旨い!
レース後の空腹に寿司もまた良し!
たらふく食べて(お土産までいただいて。)お勘定は?





     一人1500円也。   

あのぉ、
言っておきますけど、決して虎のシッポで脅したわけではありませんから。
マスターのランナーさんへの大サービス精神です。
良かったらお連れ致しますからね。