TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Happy Mother's Day

2003-05-12 07:04:10 | インポート
今日は母の日。

一年で一番、レストランが忙しい日だとか。
この日だけはお母さんが台所に立たなくてもいいよう、食事に招待するらしい。
確かに、町中のレストランの駐車場はどこもいっぱいだ。

私たちには子供がいないので、私は「お母さん」ではないのだが、いちおう
TABIのママということになってるので夫は母の日プレゼントということで
映画を見せてくれた。

「Billy Elliot」
新作ではないが(三年くらい前のやつ)、見過ごしてしまったやつだ。
炭鉱町の貧しい少年が、男らしくボクシングをやれ、と言う父親に逆らい、
好きな踊りに目覚めてロイヤルバレエ団のオーディションを受ける。

ま、現実的ではないがよくできた映画だ。
実際にはこんな夢物語は絶対に絶対に絶対に起こりえない。でも、疲れた大人たちは
映画の少年の純粋な目にかつての自分を見出し、「ガンバレ!」とつい応援
してしまうわけ。「あしたのジョー」よかずっと軽くて、良かった。

本物の「お母さん」でない私は、今日も夕飯の支度をしなきゃならない。ちっ。


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グランドオープニング

2003-05-11 12:40:28 | インポート
Paw Plexのグランドオープニングに行く。

昨年までTABIのアジリティクラスのトレーナーだった人が独立して、
うちから車で10分くらいのところにある元倉庫を買い取って総合ドッグスポーツ
センターを開設した。ここには犬のデイケアやセミナー会場、トレーニング施設
などがあって、メンバーはいつでも行って練習ができる。

なんといっても、近いのがいい。これまでのクラスは山の中で風光明媚だが
車で1時間はかかる。しかも、真冬は雪のため道が閉鎖されて通えない。
だから冬の間半年間は練習ができない。

それだけでなく、ちょっとカチンときたこともあった。
納屋の改修工事が済み次第練習を開始すると言われ続け、今年初めにはクラスの
みんながかけつけてマット敷きや大掃除などお手伝いをした。やっと完成して
翌週から練習開始のはずだったのに、アジのクラスはお休みのまま。
ところが、フライボールのクラスは即、道具を持ち込んで練習開始。4月の
トーナメントをにらんで、だ。アジのクラスは単なる労働力だったのか。

今日のオープニングには、悪天候にもかかわらず駐車場にあふれるぐらいの
大勢がかけつけた。アジリティのクラスメイトもたくさん。彼らも、来週からは
こちらに通うそうだ。私たちもそうするつもり。

会場では、各種スポーツのデモが行われた。
アジのマスターコースでは、昨年のFunMatchで素晴らしい走りを見せたシェルティ
が模範を。彼女は12歳というが、まだまだ足腰がぴんしゃんしている。
アジって、健康な犬ならいくつになっても走れるんだな。


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健康診断

2003-05-10 08:22:11 | インポート
年に一度の健康チェックに行く。

いつもは私の誕生日前後なんだけど、今回はいろいろ忙しくて春になってしまった。
主治医のオフィスは引越しして新しくなっていた。駐車場がないのがちと困る。
以前からオルタナティヴに興味があった彼女は、今度は東洋療法のセラピストなど
を集めた建物にオフィスをかまえることにしたらしい。明るくて、風水っぽい
インテリアがあったりして広く、いいかんじ。

血液検査をすることになり、「ついでだからあれもこれもやっちゃう?」と
オプションでいろいろつけてもらった。ま、タダだからいいか、と思ってたのだが
あとで後悔することに。

検査は、新しくオープンした総合病院の血液センターでやったのだが、
採血する際に例えば風疹抗体検査ならそれ用に試験管1本分とる。つまり、
検査項目が多ければ多いほど、試験管の数が多いのだった!
検査技師が6本の試験管を持ってきたときには「まさか全部は私用じゃないだろ」
と思ってたが、甘かった。しかも、検査によっては「試験管いっぱいに採る」
のだそうだ!

吸血鬼に遭遇したようなものだ。採り終わったら、手の先がすっかり冷たく
なってしまった。思わず病院内にあるTim Horton'sでドーナツと紅茶を
買って一休みしてから帰る。

来年からは必要なものだけにしよう。


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SARS Hype ? Super-spreader...Yeah, right

2003-05-08 11:37:01 | インポート
SARSのウィルスは、伝染力が強いと言われる。

一人の患者が、周囲の何十名という人々を感染させるのだそうだ。

シンガポールでは、26歳の患者が親類を含む<b><font size=4 color=#ff0000>100</font></b>名を感染させた。
ベトナムでは、48歳のビジネスマンにより<b><font size=4 color=#ff0000>80</font></b>名の医療関係者が感染し、そのうち
WHOの医師 Carlo Urbani は死亡。
香港では、26歳の男性が入院先の医師・看護婦・医学生など<b><font size=4 color=#ff0000>112</font></b>名を感染させた。
カナダでは、トロント在住の78歳の中国人女性が香港から感染して持ち込み死亡、
確認されているだけでも約<b><font size=4 color=#ff0000>70</font></b>名が感染している。
Air China の乗客一人が持ち込んだウィルスは、台湾・北京・その他中国各地へ
飛び火したとも。

ところが。
アメリカでは、41名の患者が出たと言われているが、その患者からうつされた
とみられる感染者はたったの<b><font size=4 color=#ff0000>2</font></b>名。

あれ?伝染力が強いはずなのに?
なんでだろう♪ なんでだろう♪
教えて、エキスパートさん?
アジアやカナダみたいにSuper-spreaderは出なかったの?

<b><font size=4>We have been</font></b> <b><font size=6 color=#ff0000>fortunate</font></b> <b><font size=4>we haven't encountered such a person.
...Dr. James Hughes, Centers for Disease Control and Prevention</font></b>

さすが!そうこなくっちゃ。
ご迷答!センセに座布団10枚やっとくれ!!
God Save America(苦笑)


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SARS Hype ? いぢめの構造

2003-05-08 03:58:36 | インポート
5月5日付けTIME(カナダ版)の特集は、The Truth About SARSだった。

内容はタイトルとは裏腹で、WHOやCDCのヨイショ記事みたいでつまらない。
5ドル返せ!と言いたいところだが、記事中のグローバルマップがちょいとイカす。
どの国にどれだけSARS患者がいてどれだけ死んだか、をマップにしたもの。
これを見ると、アメリカにたてついたやつは制裁される、という掟が明らか。

クレティエンがブッシュに「対イラク戦に関与しないよ」とハッキリ言ってから
カナダいぢめはちくちくと続いてきたが、こういう形でビンタされるとはね。
隣り合わせでしかもアジア系移民の多い国なのに、なぜカナダはSARS危険国で
アメリカはそうでないのか、そのへんの言い訳がとてもステキだ。
TIMEは、「アメリカはこれまで全くラッキーだったとしかいいようがない」
NEWSWEEKは、「アメリカに持ち込まれたウィルスは、非常に伝染力の弱いもの
であった」

なるほどね?、ものは言いようだよね。


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