TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ハンドラー・フットワーク

2003-05-23 12:00:50 | インポート
新しいアジリティ・クラスの練習が始まった。

今度のクラスは車で10分と近く、ちょうど夕食後の時間帯。
前の学校で一緒だったクラスメイトが3組くらいいて、少人数なのでわきあいあい。

夫とTABIだけ出席する。帰宅後にお茶を飲みながら、クラスの様子を聞いてみる。
チャンピオンシップの常連がコーチするだけあって、競技会を念頭においた
かなり実践的でインテンシブな練習内容だ。犬はもうかなりできあがっているので、
ハンドラーの方をガンガンと鍛えるカリキュラムとなっている。
TABIは、久しぶりのコースをウキウキしながら走ってきたらしい。
これからも楽しみだ。


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戦争は終わったのか?

2003-05-18 11:37:06 | インポート
「イラク戦争は終わったって報道されてるけど、そうじゃないのよ」と、Joan。

「人民の自由のため」(苦笑)に戦ったアメリカが勝利し、きれいにおかたずけを
してイラクに平和が訪れた… 人民は解放されて喜んでいる… といった報道が
胡散臭いってことくらいは誰でも知ってる。だが実際の状況はかなり悲惨らしい。

もうイラク戦のことなんか金にならないから、詳しい様子は報道はされない。
浄水場が爆撃を受け、死体が放置されたままなため衛生状態が悪化の一途を
たどり疫病が流行っているという。人民だって報道されたように手放しで喜んで
いるわけじゃないから、あちこちに不穏分子が生まれ、そのうちひともめありそうな
緊迫した状況だそうだ。

テレビのニュースや新聞で報道される事柄は、実際に起きていることのほんの
表層でしかなく、また真実とは全く異なることもたびたびだ。
情報は、操作されている。

Gabriellaは、「月食のあとには戦争が起こる」という故事を教えてくれた。
オレンジ色の月に、不安を感じる。


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SARS Hype ? SARS as a bogus pandemic

2003-05-16 11:27:07 | インポート
人々の目をくらますための「疫病」として、ではなぜ呼吸器疾患が選ばれたのか?

「適度に感染力が強く、季節や住環境・人種を選ばず、合併症が出ると死亡する
ことがあり、高齢者など抵抗力のない層に死亡率が高い」ものといったら?
そう、まず思いつくのはいわゆる「風邪」(感昌・インフルエンザ)だ。

風邪や流感は飛沫感染だから、患者のそばにいる人に次々とうつりやすい。
しかも、風邪のウィルスはこの地球上どこにでもウヨウヨしているから、
患者がいるところならどこでも「伝染病発生地域」としてでっちあげできる。
風邪ひきなら一年中いるから、いつでもデマを流すことができる。
そして手当てが遅れ肺炎になれば患者は死ぬことがあるから、
「致死率の高い恐ろしい病気」とレッテルを貼るのに好都合だ。

エボラ熱のようなのは発生地域が限られているし、ウェストナイル・ウィルスは
蚊の季節じゃないと「大流行」をでっちあげるにはちと苦しい。
エイズは性交渉や麻薬注射の使いまわしで感染することが主といわれるから、
患者層がある程度限られるし、すぐ死ぬわけでないので脅しが弱い。

風邪や肺炎ならいつだってどこだって、たくさんの人間が死んでいるのだから、
その数字をちょいとひねって「新しい未知のウィルスによる感染増加」
とやれば、人々はおののく。症状は、「咳・熱」などという風邪・結核や
喘息などあらゆる呼吸器疾患に共通するものにすれば、喘息発作で死のうが、
ただの肺炎で死のうが、「未知のウィルス」で死んだことにして数字を出せば
いいのだ。大体、誰もその「正体」を知らないんだから、「違う」と反論できや
しないじゃないか?

SARSが報告されてから香港で760人が非定型肺炎で亡くなっており、そのうち
234人がSARSとされる。つまり、SARSの死者の2倍以上が他の肺炎で死んだわけだ。
また犠牲者のほとんどが高齢者で、ステロイドの過剰投与により死亡したという。
http://home.so-net.com.hk/~pns/

「大流行」した病気の正体は、こんなものだ。


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尊厳死

2003-05-15 10:13:08 | インポート
実家の母がアルツハイマーと診断されてから、一ヶ月。

昨年暮れ以降、母からの国際電話が頻繁となり家庭内の不穏な状況が伝わって
きたのだが、母からの一方的な情報しか伝わってなかったために、父に異常が
おきたのだとばかり思っていた。が、日本に帰ってすぐ気がついたのだが、
人格が変貌したのは母の方だった。

不安・抑うつ・睡眠障害・被害妄想・健忘症状は日増しに悪化する。
まだ初期のため、身の回りのことは自分でできるし、近所の人などまさか
母が病気とは夢にも思っていない。だが、この病気には治療法がなく進行する
一方で、平均余命は5.8年と言われる。いずれ母も、娘の私を判別できなくなるだろう。
アリセプトを処方されているものの、いまのところ効果は出ていない。

夜となく昼となく、娘に電話をかけては「死にたい」と泣く母。
幼児のように聞き分けがなくなってしまった彼女を相手に、睡眠不足も手伝って
私も疲れてしまった。心理カウンセラーに教えてもらい、アルツハイマーソサエティ
の門をたたいた。そこでは様々な最新情報が入手でき、専門カウンセラーによる
介護家族のためのカウンセリングも受けられる。患者も大変かもしれないが、
家族のほうがもっと打撃を大きく受けるのがこの病気の特徴だ。
家族のケアこそ大切なのだそうだ。

長距離介護に関する情報ももらってきた。こういうサポート体制は、ほんとうに
アメリカやカナダは進んでいるなと思う。65歳以上の13人に1人がアルツハイマー
を発症している国ならでは、というべきか。

こういう状況を見ると、尊厳死という言葉が重みを増す。
私は「生きてさえいれば幸せ」とは考えない方で、犬でも場合によっては
安楽死も致し方ない、と思う。
できれば私が老年に達するまでに尊厳死が合法となり、遺言に希望を明記できる
ようになって欲しいものだ。


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SARS Hype ? smoke screenとしてのSARS

2003-05-13 09:09:18 | インポート
SARSがsmoke screen(煙幕)として使われた、というのは欧米のジャーナリスト
の間では前から話題になっていた。

現実に起きている事件から一般大衆の目をそらすためにsmoke screenを使う
ことは、昔から権力者の常套手段だった。イラク戦争と時期をほぼ同じくして
このhoaxが始まったことからして、この指摘は当たっているといえる。
例えばこのような↓シナリオ
http://www.nomorefakenews.com/archives/archiveview.php?key=319
http://www.nomorefakenews.com/archives/archiveview.php?key=354
http://sarsscam.com/

まあ私が属している欧米のMLでも、去年アメリカで天然痘がらみのscamがあったとき
すでに、こんなインチキ伝染病騒ぎが近い将来起こるだろう、と予想してた。
だから、メンバーでSARSデマを本気にしたやつは皆無だった。
しかし、ほとんどの一般大衆はニュースを頭から信じてしまった。
これはオーソン・ウェルズの「Mars Attack」を彷彿とさせる。

1938年のハロウィーン、ウェルズはラジオの生放送中に、臨時ニュースの形で
「火星人が襲来し、あちこちの都市が攻撃を受けている」といった緊迫した原稿を
読み上げた。あまりに臨場感があったため、聴衆は本気にして全米でパニック。
火星人をやっつけるため武器を持って集まった人々も出た。
そんなバカな、と思うが一般大衆というのはだまされやすいというのが定説だし
50年以上前はもっと人々が素直だったのだろう。

今回一連のSARS報道を見ていると、マインド・コントロールのオペレーション
としても、SARSは大成功だったのではないかと思う。
smoke screenとしての役割はもうほぼ終わったため、このホラ話もそろそろ
店じまいをするだろう。そして来年の今頃は、「SARS?ああ、そういえばそんな
ものがあったわねえ」と、思い出話に変わってしまうだろう。
石油危機時のトイレットペーパー騒ぎみたいなものだ。

マスクや殺菌剤を買いに走った皆様、ご苦労さまでした。


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