TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Happy Independence Day

2006-07-06 05:17:33 | インポート
祝日の今日、クラブ・ミーティングを兼ねたピクニック・ブレックファスト。

このピクニックは、クラブ創設以来29年続いているという。
郊外のクラブ会員の自宅の庭で、テーブルや椅子を持ち込み、それぞれマフィン
やキャセロールを持参してのポットラック。やはりお年寄りの古い会員が多い。
今日新会員になったのは、ゴールデン・ドードルの飼い主のBecky。

私は漆塗りのお重にイチゴやキウイなどの果物を詰めて持っていったのだが、
そのお重を見た上品な老婦人が「あなた日本の方?」と声をかける。
ぺムブロークを飼っている彼女のご主人は元軍人で、軍の楽団員だったそうで、
軍の仕事で世界中を旅し、昭和30年代には日本にも演奏旅行に行ったという。
「おみやげに、ミキモトの真珠を買ってくれたのよ」とうれしそうに笑う。

日本の小学校で演奏をした際、生徒たちがきっちりと整列し、全く私語もなく
静かに熱心に聴いていたのがとても印象に残っている、とご主人。
「アメリカの学校では考えられないね。一度ニューヨークで演奏したとき、
生徒たちがあまりにうるさくて中断したこともあったよ」
ま、今の日本はアメリカ並みかもしれないが、確かに昔の日本の学校は厳しかった
し、先生の威厳もあった。古き良き日本を知っている人が、こんなところにも
いたと思うと、うれしい。

さて、夜は花火を見に行く。
カナダの建国記念日の花火はしょぼくてすぐ終わってしまうが、やはりアメリカ
は金持ちだけあってものすごく豪華な花火を一時間にわたって見せてくれる。
目的地に着くまで渋滞で、大部分は車の中から見学してが、ハート型とか星型
の花火など、なかなか趣向をこらした花火をたくさん見ることができた。
TABIは花火よりも見物の人々に興味深々で、人間ウォッチングに余念がない。
花火を怖れる犬は多いが、この子は全く気にしない。いろんな人になでてもらえる
ので、お祭りは大好きなのだ。

これからも末永く、この子と花火を見にいけますように。


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