***** 子年の展望 No.1 *****
今年も残すところあと4日となりましたね。
さて、来年の干支と言えば「子(ねずみ)」ですが、
新たな年をつらつらと想像する中で、
思い浮かんだのが日本神話に登場する
「大国主神とネズミ」のやり取りでした。
まずはその概要をご紹介しましょう。
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スセリビメとの結婚の許しを得るため、
厳しい試練を乗り越えた大国主神に対し、
次にスサノオが命じたのは、
「広い野原に向かって射た
鳴鏑(なりかぶら)の矢を拾う」
という課題でした。しかしながら、
大国主神が野に入って矢を探し始めた頃、
スサノオの放った火により
一帯が火の海と化してしまいます。
たちまち四方八方を炎に取り囲まれ、
「万事休す」となった大国主神でしたが、
突如として現れた一匹のネズミのおかげで、
危機を脱することができたのです。
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根の国へと向かった大国主神が、
スサノオから与えられた試練に立ち向かう中で、
命を助けてくれたのがまさしく「ネズミ」でした。
この逸話の中には「令和2年」の暗示が、
あちこちに散りばめられている
(ような気がする)のですが、
果たしてそれらの内容とは……。