たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

ネズミの暗示

2019-12-28 09:04:00 | 一年の展望

 

***** 子年の展望 No.1 *****

今年も残すところあと4日となりましたね。

さて、来年の干支と言えば「子(ねずみ)」ですが、

新たな年をつらつらと想像する中で、

思い浮かんだのが日本神話に登場する

「大国主神とネズミ」のやり取りでした。

まずはその概要をご紹介しましょう。

 

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スセリビメとの結婚の許しを得るため、

厳しい試練を乗り越えた大国主神に対し、

次にスサノオが命じたのは、

「広い野原に向かって射た

鳴鏑(なりかぶら)の矢を拾う」

という課題でした。しかしながら、

大国主神が野に入って矢を探し始めた頃、

スサノオの放った火により

一帯が火の海と化してしまいます。

たちまち四方八方を炎に取り囲まれ、

「万事休す」となった大国主神でしたが、

突如として現れた一匹のネズミのおかげで、

危機を脱することができたのです。

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根の国へと向かった大国主神が、

スサノオから与えられた試練に立ち向かう中で、

命を助けてくれたのがまさしく「ネズミ」でした。

この逸話の中には「令和2年」の暗示が、

あちこちに散りばめられている

(ような気がする)のですが、

果たしてそれらの内容とは……。