たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

令和の大嘗祭

2019-12-19 09:17:18 | 大嘗祭

 

***** 大嘗祭 No.2 *****

先月、11月14日の夕方~15日明け方にかけ、

皇居内に設えられた大嘗宮において、

皇位継承に伴う一世に一度の重要な儀式

「大嘗祭(だいじょうさい)」が執り行われました。

「大嘗祭」とは、即位後に初めて催行される

「新嘗祭(にいなめさい)」のことで、

7世紀後半の天武天皇の時代から受け継がれる

皇室の伝統です(原型はそれ以前からあり)。

 

「大嘗祭」に関する一連の儀式は、

天皇陛下が「即位の礼」と

「大嘗祭の中心的な儀式の期日」を、

皇室の祖先や神々に伝えられた

5月8日のお祭りから始まり、

続けて5月13日には、大嘗祭で使う

米を収穫する2つの地方を決める、

「斎田点定(さいでんてんてい)の儀」が

宮中三殿の国内の神々を祀る神殿で行われました。

 

儀式の中では、亀の甲羅を火であぶり

ヒビの入り具合で物事を定める、

「亀卜(きぼく)」と呼ばれる占いが行われますが、

その結果「大嘗祭」で使う米を収穫する

東の「悠紀(ゆき)」地方に栃木県が、

西の「主基(すき)」地方に京都府が選ばれました。

出典:NHK NEWS WEB(加筆修正あり)