たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

神社からの警告

2019-12-23 09:52:11 | 神社と災害

 

***** 神社と災害 No.7 *****

数年前のTVの報道特集で、

「神社が伝える津波のメッセージ」と

題する内容の番組が放送されていました。

リアルタイムで視聴したわけではないのですが、

「神社と災害」の関係について調べているうちに、

「津波の浸水域に沿うかのように神社が建てられている」

という、東日本大震災の被災地の情報に行き当たり、

興味を持って掘り下げて行ったところ、

前述の特集番組を含むにわかには信じられないような

(ただし、神社の成り立ちを考えればあり得る)

現象に行き当たったのです。

 

それらの話を総合しますと、

津波による甚大な被害を受けたエリアには、

なぜか「被災を逃れた神社」が多数存在し、

そこに逃れた人々が命を救われたとのこと。

そして助かった神社の多くが、

浸水域の「縁」に立ち並んでおり、

「何らかの意図の元に神社が建てられたのではないか」

という可能性が浮かび上ってくるのだとか……。

果たして、「神社」と「災害」は

見えない糸で深く結びついているのか、

特番の取材記録をまとめた本などを引用しながら、

個人的な見解をつらつらと綴ってみたいと思います。

 

【参考書籍】

神社は警告する ~古代から伝わる津波のメッセージ
高世仁 吉田和史 熊谷航 --講談社--