<丹倉神社 あかぐらじんじゃ>
「丹倉神社」と「まないたさま」で感じた
「落ち着かない感覚」の正体は、
恐らく「巨岩」が発するものかもしれません。
「溜める性質」を持つ石や鉱物の類は、
水のように自浄作用を持たないため、
長い間人間の念を受け止め続けた結果、
悲喜こもごもの様々な「思いの磁気」を
その身に帯びるようになったのでしょう。
確かに、鉱物から放出されるパワーは、
私たち人間に大きな作用をもたらします。
ましてや人の背丈をはるかに越える巨岩であれば、
そのエネルギーたるや並大抵ではないはずです。
これはあくまで個人的な感想ですから、
異なる意見も多いと思われますが、
「パワーが強い=願いが叶う」と思い込むと、
逆効果となる場合も往々にしてあるのですね。
「丹倉神社」と「まないたさま」も、
無心でお参りする心がけさえあれば、
文句なくすばらしいと思える場所です。
ただし「他人の聖地」が「自分の聖地」
であるとは言い切れない部分も多々あります。
誰かの言う「すばらしさ」ではなく、
自分にとっての「すばらしさ」を、
感じることこそ、聖地巡礼の要なのでしょう。