ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

グラシア・デ・チリ コレクション SR・ML・MV 2008 (1000円シリーズ:04)

2011-11-30 | NZ・AUT・南米その他
昨日4本あったのに、追加購入しようとしたら完売 (泣)
楽天市場にもなくなっているようです

おそらく、理由はPP91 にもかかわらず価格は1050円税込
 ・・・・・グラシアの白ワインの出来映えから察するに
赤も美味しいワインだということなのでしょう

セパージュの構成はシラー(SR)70%、メルロー(ML)20%、ムールヴェードル(MV)10%
自社畑で取れた葡萄を手積みし選別
発酵前10℃で10日間浸漬、100%フレンチオークで18ヶ月熟成(内30%新樽)・・・除梗は不明

これだけ贅沢仕様で\1,050はちょっと信じられません
 ・・・・・ショップの回し者ではありません、念のため

では、開栓してみましょう

香りに
SRのグリエ香が支配的にあり、セメダイン香が邪魔にならない程度に
紫のブーケ、牧草など・・・・・・恐らく熟成してくれば獣臭系や鞣革が出てくるかもしれません
味わいは
タンニンが細かく渋みを感じさせない、気持ち甘みが勝っているか、でも良いバランスです

総じて、PP91とまでは思いませんが、自分なりでは89-90なら納得でしょうか
まあ、2日目の状態を見てからですね・・・・・2日目も良ければ91でも納得か! 
いずれにしても、間違いなく1000円シリーズで3つ目のQUALITE-PRIXなワイン

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グラシア・デ・チリ エステート ヴィンヤード コレクション SB 2010 (1000円シリーズ:03)

2011-11-29 | NZ・AUT・南米その他
GRACIA DE CHILE COLECCION SAUVIGNON BLANNC 2010

いやーこのワインも好いですね!
1,000円ワインシリーズの第3弾ですが・・・・・QUALITE-PRIXの極みかな?!

購入価格:1,050円税込
香味からではこの価格はちょっと信じられません (驚愕)
11/10に飲んだメラン オデッセ リラック 2009 とこのワインは当りですね

セパージュは、従前では若飲みでは青臭さがあって好みではなかったソーヴィニヨンブラン(SB)
参考程度であったはずのステファン・タンザーIWSで90点に納得です
インポターは国分で、なかなかやるのーお主!っていうところでしょうか

大袈裟に言えば、ピンキリという意味で
セラーのSBで造られたのD・ダギュノーのSILEX1994と飲み比べしたくなりますね 

「チリのワイン産地の最南端のヴィオヴィオヴァレー 
 すごく すごく 涼しいところ。
 それは太平洋沿岸には山脈と言えるものが無く、大きく広がる河口から南極から流れてくる
 冷たいフンボルト海流の影響をまともに受けるところです。」とのインポーターコメントです

確かに、香りにSBらしい青臭さがあるのですが嫌味がなくてビックリ
味わいも、アタック~余韻まで酸味と果実味が、交じり合って、爽快感があって、いいですね
やはりワインはピュアさとバランス
  ・・・・・この新興国のワインに及ばないワインは沢山あるでしょう
カキフライがマリアージュで久々に美味しくいただけました ・・・・・ 合掌!

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ブリューノ・クレール ジュブレ・シャンベルタン 1er クロ・フォントニィ 2002

2011-11-27 | ジュブシャン/マルサネ/フィサン
<CH・ラ・バロンヌ 2010>
先日(11/22開栓)のCH・ラ・バロンヌ をグラス一杯残していました
今日5日ぶりに飲んでみました
このワインの強さでしょう活き活きしていて随分飲みやすくなっていました

GEVREY-CHAMBERTIN 1er CLOS DU FONTENENY DOMAINE BRUNO CLAIR

さて、今日は若いワインが続いていたので・・・・・
ブリューノ・クレールのジュブシャンを飲み頃かなと思いつつ開栓

色調に
熟成感のあるレンガが入りかけのガーネット
思わず一口飲んでみてピークそのものの味わいにニンマリですね

香りは
やや弱めですが、イチゴやフランボワーズのフルーツ香
枯葉、下草や乾いた鞣革もありますが弱め

味わいは
香りのとおりのイチゴが中心で薄ウマとしては申し分ないです
タンニン自体が消えてなくなっている感じで
薄ウマにあるジワ~っと熟成感とともに美味しさが広がります

優しく、熟成香の香る、バランスのとても良いワイン
夕食の小エビのフライにピッタリで日本食の食事にあわせやすかったです

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シャトー・ラ・バロンヌ 2010 ブルーノ・デュシェン醸造 (1000円シリーズ:02)

2011-11-22 | ラングドック/南西地区/マディラン
Corbières Rouge Le Noir Cuve sans sulfites Chateau La Baronne 2010

ブルーノ・デュシェン(Bruno Duchene)が醸造するネゴス物で新井順子さんのプロジェクト・ワイン
もちろんBIOです
購入価格:1,780円(税込)・・・・・今回の1,000円ワインシリーズで一番高かったワイン

デュシェンのワインは一度は試してみたいなって思っているのですが
イメージ的に”ちょい高”のイメージがあって、二の足を踏んでいる間に毎年NETから蒸発
そんな思いのあるところで、何と119年古樹で、フィロキセラにも耐えた葡萄樹・・・・・ではなく
今回はその若木、と言っても1960年植樹の50歳の古樹
CH.La Baronneの当主であるジャン・リニェール氏は、南仏のLanguedocに90haもの畑を持つ大地主で
本職は医者であり、50年以上も前、父親の代の1957年に畑を購入したものとのこと

生産量312本しかなく、天然アルコール度数14.18度とのこと
カリニャンという葡萄は知らないわけでは有りませんでしたが
100%物は初めてですし、デュシェンが醸造 ・・・・・ 故に興味津々

【新井さんコメント】
「白の収穫後 9/29に収穫。朝は5度、お昼は22度という外気です。100%INOXタンク
 で熟成させたカリニャン100%のワイン。去年は3つの中で一番やんちゃな野性的
 な味わいでしたが、今年はぐっとシャープで垢抜けました。
 今飲んで一番おいしいかなぁ。飲みやすいです。1960年の葡萄です(樹齢50年)。 ピュアな ところは、
 もちろん健在ですよ! 」との掲載コメント  → INOXタンク=ステンレスタンク

Vintage2010・・・・・若飲み過ぎて幼児虐待的になるかもしれませんが
まあゴチャゴチャ言わず、新井さんコメントを鵜呑みにして先ずは飲んでみましょう (默)

香りは
スミレや紫系のブーケ、チョーク、インク・・・・・トゥア・リータ ロッソ・ディ・ノートリに近い
味わいは
グルナッシュとシラーの中間的と言ったほうが分かりやすいでしょうか
濃いことに変わりはありませんが、ノートリよりも飲みやすく美味しい
おそらく熟成してくるとローヌのワインのようになるのかもしれません
総合的には
新井さんのコメント通りなのでしょう・・・・・私には十分”やんちゃ”で美味しいです
この上位キュベ樹齢119歳を熟成させてみたいかな・・・・・でもセラーにスペースがない (涙)

今晩はサッカー五輪予選でバーレーンとの試合!

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”1000円シリーズのワイン” 最近思うこと ・・・・・

2011-11-21 | 日記
<スローワイン2日目>
2日目も変わらずでした
酸味が気持ち出過ぎているのは、若飲み故と言えるでしょう
また、シュナンとソーヴィニヨンとのハーモニーはまだまだですね
それでも15%のSBが前面に出るのは、葡萄の強さと造り手の持ち味としてでしょうか
常温に戻ってからは酸と果実味のバランスが上がってそこそこの塩梅です
恐らくは、3-4年程度熟成させると葡萄のハーモニーが楽しくなりそうです・・・・・待てないけれど(汗)


さて、最近強く思うことは、ワインの購入価格についてです

FR駐在時代との大きな違いは
当時のフランスでは外国のワインはあまり見かけませんでした
 ・・・フランスではもちろん自国のワインに誇りがあったのでしょう
ふと、日本国内での最近の取扱われている世界のワインをみると
 ・・・新世界のチリ、南ア、アルゼンチン、カナダなどで面白そうなワインがありそう
じっくり探していけば、安くて美味しいワインをめぐり合えるかもしれない

”1,000円シリーズ” のワインとは0~1,990円までのワインで
 ・・・・・そんな思いは、ワインラヴァーの行き着く先の一つかもしれません

確かにお金を出せば良いワインはいろいろあって
そういうワインは、探して集めることも難しいし、また、そのコレクションの楽しみもありますが・・・

丁度今は、円高に振れてから数ヶ月経って、輸入価格に反映してきて安くなっているし、財布に優しいし
ワイン市場をグローバルにみると
QUALITE-PRIXなワインは探すのが容易になってきたと言えるのでは? との思いが走ります

廉価のワインでも普段飲みに耐えられる美味しいワインとして
ひとまず、南アの”slowine”をシリーズ01としての皮切りにいろいろ試していきたいと思います

《因みに、写真は左から「仏・伊・仏・アルゼンチン・チリ・チリ」の1000円シリーズのでパーカーポイントやタンザーで90点を超えるワインが3本もあります》

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スローワイン シュナンブラン/ソーヴィニヨンブラン 2010 (1000円シリーズ:01) 

2011-11-19 | 南アフリカ
Slowine Chenin-blanc / Sauvignon-blanc 2010

何だか得体の知れないワインを衝動買い
それも最近少し興味が出てきた南アフリカのワイン

ワインコンセプトとして
「スローライフ&スローフードの推進として、日本に輸入する度に1本あたり米ドルで25セント(約30円)が現地の環境保全対策基金に寄付されます」
とのことです

興味のある南アのワインの購入で、ホンノ少しの30円でも、環境保全に寄付できれば一石二鳥
でも、南アで30円って価値は高いのだろうか?
セパージュはCB85%、SB15%とのことですから
ちょっと甘みが走っているかなとイメージで開栓
 ・・・・・スクリューキャップがある意味で良いですね
価格は税込1,080円でした

香りは
ソービニオンの茎っぽさがでていてシュナンのフルーティさが押されてます
ですので、香りだけではシュナンの混醸だとは気づかないかもしれません
味わいは
優しい果実味があって酸も綺麗に入って来ていいです
このクラスとしては申し分ないのではないでしょうか
敢えて言えば、シースルーの苦味が残るのが残念でしょうか

Vintageも2010ですし、酸味がきついかと思いきや十分こなれていて
今から数年間が飲み頃といった感じです
厚みやあコクはありませんが、普段のみであればこのワインで十分ですね
  ・・・・・これが1,000円とは (驚)

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2011 ボジョレー・ヌーボー フィリップ・ド・メリー

2011-11-17 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
BEAUJOTAIS NOUVEAU 2011 Philippe de MERY

今年も家内がヌーボ-を買ってきました・・・・・何と800円とか
ガメは1年に1回この日のだけ飲みます
このワインはイオンで買ったものですが、輸入者と引取先ってイオンの子会社だったかと
地元で金賞か何か取ってたワインですが、まあ売るための賞でしょうから

Vintage2009の場合、ボジョレー・ヌーボーの出来栄えの通り
確かにBourgogneワインは良いですね
ACブルでもバランスの取れた果実味に溢れたものが多いのも確かです

で、件の2011ですが、このVintageも良さそうです
ということは2009、2010、2011と良いわけですから
円高で暫くはフランスワインが割安感を持って飲めそうな気配でしょうか

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ピラー・ロック カベルネ・ソーヴィニヨン スタッグ・スリープ・ディストリクト 2002 (3)

2011-11-16 | アメリカ/カナダ
PILLAR ROCK CABERNET-SAUVIGNON 2002 STAGS LEAP DISTRICT

このボトルで最後の スタッグ・スリープ・ディストリクト Vintage2002
やはり、このワインは峠を過ぎたところですね

最初に飲んだボトルで、CSの割りにちょっと滓の付き方が早いなあというワインでした
アメリカの赤というかCSをいろいろ飲んでいるわけではありませんが・・・・・
まあ、ボルドータイプとは全然違いますね

でも、それなりに3本とも美味しく飲ませてもらえました・・・・・合唱!

香りは
まだまだALC臭に支配されています
中でも紫系のブーケがいいですね
CSの青臭さも殆どなくて
乾いた鞣革がホンノリ程度で、下草香もホンノリ

味わいは果実で一杯!
フランボワーズと言うよりフレーズ(完熟イチゴ)、樽も余韻にかけて出てくる様もいいですね
前回の2本目に比べると随分良くなりました・・・・・ボトル差ですね
家内がスモークチ-ズを切ってきたのですが、合わないかなと思っていたのですが・・・まあまあか

現時点での結論としては
アメリカ産のワインってAOCがイメージが出てこない
 ・・・・・ピノもそうだったけか
最大の根拠は味わいが華やかさではないだろうか (?_?)

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カレラ ハーラン・シャルドネ 2009

2011-11-13 | アメリカ/カナダ
CALERA CHARDONNAY MT.HARLAN 2009

実は「メラン・オデッセ リラック 2009 Domデセニュー」を一杯だけ残していました
3日目でも落ちがなくて、またまたビックリ!
恐らくは上位キュベの「ヴィラージュ ロダン フィリップ・フォルブラ2005」では未だ若い
であればこの裾物で十分だったのかなあ・・・・・というのがイメージ(正しくないかもしれません)
まあ次回は、と言うより、在庫があるうちに買い求めたいと思います


さて、このワインはVintageから言えば最低でも数年待ちのワインですが
3月に飲んだキュベV2009が既に飲める状態だったので開栓してみました

PP96ですが、パーカーはカレラに甘い点数を付けると言われていますし
評価点数は、購入時のガイダンスでしかないのは周知の通りです

香りは
樽香が強く、ALC臭も強く出ています・・・・・若いVintageですから仕方ないですね
乾いた鞣革はホンノリ、ドライパイナップル、一瞬のリンゴ蜜など
ブーケは白系~黄系でしょうか
とか記載していると、べっ甲飴のような香が漂ってきました ・・・・・好いですねえ(悦)

味わいは
思ったよりも、程よい果実味がいいですね
キュベVのあの残糖感の記憶とは別世界です・・・・・クラスの違いが歴然です
現時点ではPP96とまでは実感はありませんが、凸凹感はあるにせよなかなかのバランスです

購入価格は2,990円(税込)ですから大正解と言えるでしょうか
但し、あと最低でも5年熟成で!
球体的とまでは言いませんが、パーカーポイントまではまだまだにしろ
普段白ワインは飲まない家内がちょっとだけといいつつ注いでやると”これ美味しい!”だと言う
彼女は値段も知らないし
ましてやこのワインが新世界のアメリカのCDなんて知りもしないので

私には第3者の良い評価者かも (爆)


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2011セラー庫内点検 EUROCAVE VIEILLITHEQUE-COMFORT

2011-11-12 | 日記
EUROCAVE VIEILLITHEQUE-COMFORT

セラーの年1回のチェックをしました
昨年もほぼ同時期の11/15に掃除をしていました

今回は庫内の汗の影響でのエチケットの汚れ状態を確認することでした
FR駐在時は乾燥しすぎるくらいで、セラーの湿気が無いのが心配でしたが
やはり日本の夏場は、セラードアの開閉で湿気が篭りすぎで年一回は状態チェックが必要ですね
9月のことでしたが、庫内の汗でBeaucastel Blan VVのラベルが黒ずんでしまっていました



こんなエチケットになってたらとか
ひょっとしたら滴が何処かに溜まっていないか心配でした・・・・・が



今回は内壁を触って、適度な湿度を感じる程度でしたので丁度良い状態でした
一通り庫内をチェックしてみて特に問題はなさそうで一安心しました

Stockはセラー内に177本、セラーが一杯で例年のごとく部屋にダンボール箱で2C/S
まあダンボール分は、来年春までに飲むワインと清酒ばかりです

このセラー基本的にパリで仕立てました
購入時にワイン会の主幹I氏に ”セラーだけは大きいのにした方が良い” と言われて
既製品(オプション選択タイプ)で一番大きいのを選んだのですが・・・・・
当初は庫内がスカスカで、温度を下げると直ぐに冷えて感度を見てあそんでましたが
でも今ではホント容量的に小さいと感ずるようになりました(汗)

ですので、最近では明確に熟成用と若飲み用の選択をしながら購入しているつもりですが
ときどき熟成用が増えてきて、満杯になると、熟成用ワインの消費にはしることが・・・・・(汗)
EUROCAVEは買って10年ですので未だ未だ若いCAVEですが
セラー故障を想定すればレンタルセラーなども必要かもしれません
これ以上増えるのを抑止するためにもレンタルセラーまでは手を出せないのも事実です
この悩みってずっと続くんでしょう (汗)

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メラン オデッセ リラック 2009 ドメーヌ・デュセニュー

2011-11-10 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
MAYRAN ODYSSEE LIRAC 2009 Domaine Duseigneur

いやー参りました
このワインの価格に合致しない香味に降参です (^^;
価格は1200円(税込) ・・・・・ってStockリストを見て再確認しました

確かに厚みやコクは薄っぺらくなく、そこそこあるのでウーンですね
それよりも飲み飽きしない、敢えて言えば後引きがあること自体、ホントにびっくりです
普段飲みであればこれで十分と言えます

実は最初にINAOグラス1杯半のデュックのシルヴィアンヌをいただいてから
鴨のスモークが余ったので、仕方なく開栓したワインでした
開栓した限りはシルヴィアンヌとの飲み比べ、熟成感の差を見るためだったのが・・・・・・・ (汗)
もちろん熟成感が違うのは当たり前ですが、シルヴィアンヌと+-見ていくとチャラですね、旨いです
因みにALCは14度ですがアタックから軽やかで度数を感じさせないのもびっくりです

パリの人気店のフィリップ・フォルブラ氏のル・ビストロ・デュ・ソムリエ他、アラン・デュカスがプロデュースのオー・リヨネや三ツ星ギイ・サヴォワなど数多くのレストランでも愛されているとのこと

このインポーターのコメントまんざらではないと実感
ホント、探せばまだまだフランスにはQUALITE-PRIXな美味しいワインはありますね 

<インポーター情報>
AOC:リラック
セパージュ:GN 60% SR20% MV20%
醗酵:セメントタンクにて主発酵(セメントタンクにてMLF)
熟成:セメントタンク熟成5ヶ月/瓶熟成12ヵ月
オーガニック等の情報 ビオディナミ
オーガニック認証機関 Biodyvin

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コート・デュ・ローヌ キュベ・シルヴィアンヌ 1999

2011-11-08 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
CUVEE SYLVIANE Cotes du Rhone 1999 CH D'HUGUES

デュッグのフラッグシップのシルヴィアンヌに使われる葡萄の耕作面積は約1ha
樹齢はおよそ30~50年のGN60%、SR30%、MV10%
手摘み収穫でマロ発酵の後に軽くフィルターを通しオークの新樽で樽熟成とのこと

グラスに注ぐ段階でその色調にレンガが入ってきて
  ・・・・・久しぶりにグルナッシュの熟成感を味わえました
南仏のピノと呼ばれるグルナッシュですが、根本的に違いますね
柔らかさの中に強さのある味わいが余韻まで続いていいです

確かにボヤケがないというとウソになるかもしれませんが
3kを切った価格帯のワインではトップクラスでしょう
開栓即に動物臭が香ってきて思わず気持ちの中でガッツポーズですね
過ぎない程よい果実味や土っぽさにボヤケの部分が消し去られました

まあ、自分にはこのワインでも十分満足です

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スポルトレッティ ヴィラ・フィデリア・ロッソ 2006 

2011-11-07 | イタリア
VILLA-FIDELIA ROSSO 2006 SPORTOLETTTI

流石に 「イタリア超優良年で赤 = 濃い」 という式が成り立ちますね
このワインはヴェロネッリ誌2009で96点、しかもVintage2006の若飲みなので、硬さをイメージして開栓しました
このワインのセパージュは ML70%・CS20%・CF10%

色調は
やはり一言で言えば「濃いワイン」・・・・・もろにインキー
ボルドーと同様に底が見えないのですが、光源に透かすとその透明度の高さに気づきます

香りは
当初はALC臭が支配的で、次にバニラのニュアンスが出てきます
要するに若すぎで樽が出すぎている状態で、久しぶりに、治まるまで閉口してしました
まあ、ボルドーと言われても間違いなく納得しているでしょう

味わいは
色調と香りに感じた内容そのもので、熟成5年じゃ(飲めますが)若すぎですね
果実味と言うより、甘みが出過ぎる部分が残糖的とまではいかないですが、バランスを崩している
ボルドーに比べれば確かにアタックが柔らかいと言えるでしょうが
まだまだ全体的に本来の実力値でないように思えます
その柔らかさのイメージがボルドー右岸ぽさがあって・・・・・MLからか?
同じようなイメージが広がったのが葡萄の強い年のプピーユでした

要するに、ヴェロネッリの評点までは10年以上は熟成させないといかんですね
今日は硬いのでボトル1/3として、2日目の状態を確認します
(落ちないでしょうがALCを飛ばしたいので)

<2日目>
2日目も予想通り落ちてないです
ALC臭も落ち着いてきましたが、削りたての板や樫樽のニュアンス、ピーマンや青草が・・・
もろに初日より樽やセパージュの特徴が出てきています
甘みも過ぎるのが若干閉口してしまいます

購入価格は2,180円(税込)で廉価の割にしっかりしたワイン
でも手持ちはあと1本
セラーのスペース的問題もあってちょっと持て余しそうですが
せめてあと5年(熟成10年)くらい熟成させてみたいものです

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到着! アルド・コンテルノ カルテット 1998 & CH・デュッグ シルヴィアンヌ 1999

2011-11-06 | イタリア
某ショップでカシャ・オキダンのコルトン GC クロ・デ・ヴェルジェンヌ 2009を熟成用に購入したことで
ショップからオークションに案内があり、今回2本落札したものです
落札価格はほぼ市価で落札でしたのでオークションの割りに安くはありませんでした
まあ、ワインそのものがもう市場にもなかったので飲みたければ仕方なしというところでした

① QUARTETTO LANGHE ROSSO 1998 ALDO CONTERNO

バローロの有名な造り手コンテルノ家の次男アルドが1997年から造りはじめたキュベ
飲み頃に入っているでしょうから開栓が楽しみです
落札価格は4,536円(税込)

ネッビオーロ40%、CS25%、ML25%、バルベーラ10%の割合で”4種=カルテット”ブレンド




② CUVEE SYLVIANE Cotes du Rhone 1999 CH D'HUQUES

シャトー・デュックはQUALITE-PRIXの造り手の印象がある
”奥さんの名前シルヴィアンヌ”を冠したトップキュベ
Vintage2002を飲んで以来で随分久しぶりです
ワインのラベルの絵は全てプラディエ氏が書いたものだったと記憶しています

Vintage的には丁度飲み頃で、落札価格は2,888円(税込)
セパージュはGN60%、SR30%、MV10%で年産は6000本



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到着・何時が飲み頃? カ・エンム・トランテアン ヨーヨー 2010 (KM31 V・D・F YOYO)

2011-11-05 | ラングドック/南西地区/マディラン
KM31 2010 YOYO

衝動買いしてしまったVDFのワインです

La Soula de la Dona Mortの畑が県道31㎞の所に存在している事から名前が付けられたそうで
Banyuls-sur-merというのはペルピニャンよりも、ほぼスペイン国境の地中海に面した街
そして彼のブリュノ・デュシェンがお隣さんという環境のようです

混醸はグルナッシュノワール50%、カリニャン50%

購入してから、飲み頃が?ですが、最低でも5年程度熟成はというところでしょうか
「その生産量はわずか3000本、この2007年は購入出来ませんでしたが、2年目のリリース2008年は
 4500本に若干増え、やっと少しだけ日本に入ってきました」というコメントがありました

日本輸入総数が120本だとのことですから希少性はありますが、そこが購入ポイントではなく
新進の造り手として試してみたくなったものです
  ・・・・・・でも1本目はいつ開栓しましょうか?
来年春あたりかと思っていますが・・・・・
ショップでは「SO2が多くないと感じると思う」とのことですが
一定量以下の亜硫酸塩だとブレタノマイセスが増えるということもあるので
恐らく最低使用量と言う意味合いでのアドバイスということでしょう

ここら辺のことはワイン醸造体験もないので良く分からないしですし
まあ、とにかくメチャ早飲みになりますが来年春先にでも試すか考えましょう

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