ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

スポルトレッティ ヴィラ・フィデリア・ロッソ 2006 

2011-11-07 | イタリア
VILLA-FIDELIA ROSSO 2006 SPORTOLETTTI

流石に 「イタリア超優良年で赤 = 濃い」 という式が成り立ちますね
このワインはヴェロネッリ誌2009で96点、しかもVintage2006の若飲みなので、硬さをイメージして開栓しました
このワインのセパージュは ML70%・CS20%・CF10%

色調は
やはり一言で言えば「濃いワイン」・・・・・もろにインキー
ボルドーと同様に底が見えないのですが、光源に透かすとその透明度の高さに気づきます

香りは
当初はALC臭が支配的で、次にバニラのニュアンスが出てきます
要するに若すぎで樽が出すぎている状態で、久しぶりに、治まるまで閉口してしました
まあ、ボルドーと言われても間違いなく納得しているでしょう

味わいは
色調と香りに感じた内容そのもので、熟成5年じゃ(飲めますが)若すぎですね
果実味と言うより、甘みが出過ぎる部分が残糖的とまではいかないですが、バランスを崩している
ボルドーに比べれば確かにアタックが柔らかいと言えるでしょうが
まだまだ全体的に本来の実力値でないように思えます
その柔らかさのイメージがボルドー右岸ぽさがあって・・・・・MLからか?
同じようなイメージが広がったのが葡萄の強い年のプピーユでした

要するに、ヴェロネッリの評点までは10年以上は熟成させないといかんですね
今日は硬いのでボトル1/3として、2日目の状態を確認します
(落ちないでしょうがALCを飛ばしたいので)

<2日目>
2日目も予想通り落ちてないです
ALC臭も落ち着いてきましたが、削りたての板や樫樽のニュアンス、ピーマンや青草が・・・
もろに初日より樽やセパージュの特徴が出てきています
甘みも過ぎるのが若干閉口してしまいます

購入価格は2,180円(税込)で廉価の割にしっかりしたワイン
でも手持ちはあと1本
セラーのスペース的問題もあってちょっと持て余しそうですが
せめてあと5年(熟成10年)くらい熟成させてみたいものです

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