ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ドメーヌ・カーネロス ブリュット ヴィンテージ 2009 ④

2014-04-29 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
Domaine Carneros Brut Vintage 2009

2ヶ月ぶりに開栓。
来年くらいまで置いてからと思っていたのですが・・・
熟成用にと思ってセラーに寝かせてましたが
こういうこともあろうかと買い足していて正解でした。 

柔らかいイースト香が時折鼻を突きますが
これが治まってきたらと熟成が楽しみになり

まあいいっかといつものいいかげんさで喉を潤して *^o^*
今なら、ル・レーヴ'07よりもバランスが良いぶんだけこの'09の方が美味しいです。



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ヴィーニェ・エ・ヴィーニ マルヴァジア・デル・サレント ドーディチ・エ・メッツォ 2012

2014-04-28 | イタリア
Vigne e Vini 12 e mezzo Marvasia del salento 2012

濃くなく薄くなく、サラッとしているのに果実味があって
これはカジュアルに飲めて好いですね。
甘ったるさがマルヴァジアのイメージだったのですが
このマルヴァジアいけますね。
この造り手は、基本的にここのプリマドンナ2012が気に入って
ここのワインを一通り飲んでみようと思い
今回のように見つけたら試しています。

香水のような化粧っぽい香りが好みではないのですが、引っかかりのないワイン
普段飲みとしては、先般のマンドラロッサのフィアーノよりもこっちの方が好みです。



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シャトー・モンフォーコン バロン・ルイ 2008

2014-04-24 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
Domaine Château de Montfaucon Côtes du Rhône BARON LOUIS 2008

”30150 Montfaucon”を地図を見ると、高速 A9 を挟んで Châteauneuf-du-Pape の反対側でわたしの好みのLIRACの上部に位置する。ということが分かって若開けにもかかわらず少し期待しての開栓でしたが・・・。

セパージュは、現地WEBでは”grenache, syrah, cinsault, carignan, counoise et mourvèdre の6種で率の表示はない。(日本のショップには、主体のGN60%、他10%づつの記載あり)混醸配分の記載がないということは、恐らくヴィンテージによって多少の混醸調整をしているのでしょうか。

香味にGN主体のワインであるのは分かりますが、60%ではなく80%以上に感じます。良く言えば葡萄の味わいに癖が無くていい感じですし、悪く言えばジュースのようで個性が無いとも言えます。できれば、コクとか個性とか印象深さがあるととは思います。グルナッシュを初めて味わうには標準的で、価格的にも廉価な良く出来たスタンダードワインと言えるでしょう。



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セッテソリ マンドラロッサ・フィアーノ 2011 

2014-04-22 | イタリア
Settesoli Mandrarossa Fiano 2011

フィアーノ100%のシチリア産のワインです。
色調も好みで、初日は香が今一歩でしたが、3日目は僅かですがフルーツ香が出てきました。日増しにバランスが取れてきて、香味がクリアになってきてなかなかです。
価格的にもテーブルワインとしての気軽さがあって、食事も選ばなさそうで、焼き鳥の塩焼きあたりやアクアパッツアなど幅広い選択ができそうで、キーンと冷やしたワインでやりたい気分になります。気のおけない仲間とワイワイガヤガヤ飲むような、女性受けも良さそうなワインです。



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シャトー・アントニャック ラ・クロズリー・デ・リ ピノ・ノワール 2012

2014-04-20 | ラングドック/南西地区/マディラン
La Closerie des Lys Pinot Noir Limoux 2012

実は、このワインを飲む前にカーネロスのル・レーヴ2007をグラス1杯半分の残りで状態確認をしました。開栓して2週間が経ちましたが、流石に泡は抜けてスティルワイン状態でした。でもカリシャルの'07は、優良年故もあってかこれが大層美味い。比較確認用にグラス一杯残していたシャブリのピエレレよりも遥かです。想像するに、熟成による至福の時を期待するのに何年寝かせればいいのか。 ・・・今でさえ7年目ですからあと8年で15年は最低条件なのかな・・・ アッチャー またセラーが満杯 *_*;;

さて本題のワインは、値段からイメージできない良い味わい。流石に香りは今一歩ですが・・・。柔らかい渋み、価格から樽はないだろうと思いきや、味わいに古樽を感じてフィラディスWEBを調べると50%もあるじゃないですか。このクラスには不要と思っていましたが、新樽か古樽か不明にしろ、少しあるほうがいいのかもしれません。VT'12でこれだけ飲めますから、恐らく古樽がほとんどだと思いますが、まあ熟成ではなく若飲みを考慮しての造りなのでしょう。

<フィラディスの情報>
AOC: Vin de Pays d'Oc
品種:ピノ・ノワール100%
熟成:バリック(50%)&ステンレスタンク(50%)5ヶ月
コメント:
リムーのオート・ヴァレ地区の粘土石灰土壌と標高500mという高地の涼しい気候により、南仏でありながらブルゴーニュを思わせるピノの美しさが活きる。ブラックチェリーのフルーティさに黒いスパイスのほのかな香り。たっぷりと詰まった旨みやエキスに魅了される芳醇なピノ・ノワール。



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ラ・シャブリジェンヌ シャブリ ラ・ピエレレ 2011

2014-04-18 | シャブリ
La Chablisienne Chablis La Pierrelée 2011

これはスタンダードなシャブリですね。

シャブリジェンヌは生産者組合で、以前は予約すれば工場や畑を団体でも訪問できたのですが、今でもそうなのでしょか。ここのフラッグシップらしいのですが、当時同行した友人と1999のGCのグルヌイヌ(=蛙 友人曰くPP91だそうで)をわたしは試し買いの1本だけ、友人は半ダースを買い求め、数年後に開栓したのですが・・・ ウ~ン今一歩感があってそれからは飲んでいませんでした。

シャブリジェンヌは、あれから二十年近く経って随分印象が良くなりました。写真の通りデキャンタで2013の金賞を受賞したようで、このクラスではという但し書きが付くかと思いますが、個性的とは感じないけれど平均点以上と思えます。

キンメリジャンの香りがする、硬くてそれでも柔らかさがあって、且つ、僅かなトロミが舌にのって旨みと甘みが苦味にも感じるミネラル感とが重ね合わさって、なかなかのレベルです。これなら、時には食事に合わせてみようかと。



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ローガン・ワインズ ウィマーラ シラーズ/ヴィオニエ 2011

2014-04-15 | NZ・AUT・南米その他
Logan Wines Weemala Shiraz Viognier 2011

ローガンのワインは、1月にシャルドネを飲んで気に入って、赤を購入してみました。しかも、セパージュの混醸がまるでローヌの Côte-Rôtie のようでちょっと期待したのですが・・・

飲んでみると、ロティに近いものはありますが、どこか違います。普段飲みでは問題なく、若いヴィンテージ2011で飲ませるには、それなりに美味しい。たぶんセパージュの馴染んでくると面白いかもしれません。

<モトックス情報>
原産国:オーストラリア
地方:ニュー・サウス・ウェールズ
地区:セントラル・レンジス
原産地呼称:セントラル・レンジスG.I.
品種:シラーズ94%/ ヴィオニエ6%
醗酵:ステンレス   
熟成:50%フレンチ、ハンガリアンオーク樽(12ヶ月新樽15%)、
    50%ステンレスタンク
平均収量:37hl/ha
樹齢:13年
土壌:赤茶のローム質土壌が玄武岩の上に広がる
海外ワイン専門誌評価歴:(2011)フォン・フック 90



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シャトー・エラ トカイ フルミント ドライ 2012

2014-04-12 | 東欧
Château Hellha TOKAJI Furmint Dry 2012

フルミントは、このシャトー・エラで3種目。3種とも個性があり、それぞれこういうワインもありかと思います。中でも、ドボゴが価格も他の2種の倍で、香味も抜きんでています。
今回のエラは、僅かですが雑味が感じられます。輪郭的なものとは思えませんので、ちょっとがっかりですね。



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ベアトリス & パスカル・ランベール シノン キュヴェ・ダナエ 2010

2014-04-10 | ロワール
Domaine Pascal-Lambert Chinon cuvée Danaé 2010

シノンの古城跡と町並みが好きで、何度か旅行がてらに現地でワインも購入したこともあるシノン。当時は、シノンと言えばオーソドックスなシャルル・ジョゲが印象深かったのですが・・・ ラベルが中国人のような肖像?の特徴のあるラベルでして・・・。

シノンのワインは、フィリップ・アリエの「Domaine Philippe Alliet CINON VV 2000 (クラスマン評価:10/10)」をN先輩に飲ませていただいて以来で、久々のカベルネ・フラン100%。このワインは、”DOMAINE”ものであることがパッと見た目には分かりませんが、裏ラベルに記載されている仏語文面に「私たちのドメーヌはビオディナミを実践しています」とありますので理解できます。

それはさておき、パスカル・ランベールという造り手は有名ぽい紹介があるのですが、クラスマン2003を見ても記載がありませんでした。ロワールの通ではないわたしには?ですが、新進気鋭なのかもしれません。 ^^;
思ったよりもアタックも軽く、香味もしっかりしていて今が飲み始めというところですが、できればあと数年してから飲みたいですね。



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ドメーヌ・カーネロス ル・レーヴ ブラン・ド・ブラン 2007

2014-04-08 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
Domaine Carneros Le Reve Blanc de Blancs 20007

ル・レーヴはカーネロスの最上位ですが、この2007は流石にカリフォルニアの優良年の故かまだ硬い。好みの柔らかさやコクがでるまでこなれるのには、恐らくは熟成10年以上が必要か? せめてあと5年程度は寝かせないといけないかもしれません。そう言えば、美味しいと思ったのはコント・ド・シャンパーニュのVT2000でしたので、そこから思えば12年程度熟成させてから・・・・・ と、なるんでしょう。

泡そのものが大きめなのですが、ここら辺にシャンパーニュとの違いが見えます。でも、香味にミネラル感、若いパイナップル、僅かな蜂蜜、白系や黄系のブーケもあり熟成が楽しみです。

残念ながら手持ち分は、今は気長にセラーで寝かせて待つしかないですね。 T_T;;



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シャトー・ドーフィネ・ロンディロン 2003 で花見

2014-04-07 | ボルドー
Château Dauphiné-Rondillon 2003

花見が・・・ えらく寒くて、今年は仕方なく自宅にて桜のない花見。
5日の土曜日のこと、朝は青空があり調子良かったのですが昼前からドンヨリと黒っぽい雲の覆われてきて、雨もパラパラ。こりゃダメだと即決で屋外での花見は中止。

自宅でしたのでつまみもいろいろ揃えて・・・ なかでもスモークチーズとチョリソ、どちらもこのワインには良く合いました。

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プラネタ・セグレタ ビアンコ 2012

2014-04-06 | イタリア
La Segreta Bianco Planeta 2012  

初物ワインを飲むのが最近の楽しみなのですが、今回のワインは、グレカニコ50%、シャルドネ30%、ヴィオニエ10%、フィアーノ10%のシチリアのワインで、割合を見ての通り土着品種のグレカニコ主体です。
開栓即では、若いせいかセパージュの鬩ぎ合いがあって口中楽しくないです。 ・・・2日目には面白い変化でも期待していいのでしょうか。  ̄  ̄!
そんなことを記載していたら、温度も上がってきて、余韻の軽さと抜ける感じが物足りませんが、セパージュのハーモニーが少しでてきて、随分良くなってきました。苦味のようなミネラル感もあり・・・ 価格からみれば、それなりで好いんじゃないでしょうか。



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ケイネズ・ワイナリー ピノ・ノワール アンダーソン・ヴァレー 2010

2014-04-03 | アメリカ/カナダ
KNEZ WINERY Demuth Vineyard Anderson Valley Chardonnay 2010

このピノは、明らかにブルではないピノと分かります。でも、グラスの空き具合からもそれなりに美味しいワインとも言えます。であれば、明るさからカリピノかなと思えるでしょう。仕様として、コルクも5cmあるし、キャップシールもなくて、不必要なものにお金かけてなくて好印象。ヴィンテージも'05という若い割りに香味にしっかりしていますし、価格的にも3K以下のワインなのでアリですね。
簡単ですがこれにて 
 


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