ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ドメーヌ・ミッシェル・グロ HCDN ブラン 2009

2012-09-28 | HCDN/CDNV/その他
Domaine MichelGROS H・C・d・N Blanc 2009

いいワインですね。
赤の造り手と思っていましたが・・・。秀逸な造り手は、赤も白も選ばないのですね。

アルミキャップを取ったらカビが来ていました。カビは気にはしてないのですが、圧縮コルクが少し浮いている方が気になりましたが、ブッショネの心配は不要でした。

ミッシェル・グロの白ワインは、初めて飲みました。ヴィンテージが良いのもありますが、(室温だったのですが・・・)グラス口から完熟パイナップルなどフルーツ香がただよっており、味わいもイメージ通りでした。甘酸バランスも良く、このクラスで村名クラスの香味があるなんて。



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ゴレッティ レ・ムーラ・サラチェーネ サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 2004 

2012-09-27 | イタリア
GORETTI Sagrantino di Montefalco 2004

エチケットに”Sagrantino100%”とありますのでセパージュでしょう。
まあ、今日も初物の葡萄にチャレンジしています。

8年物にしては写真の通りオレンジの入り方が少なく、味わいでも熟成途中であることが分かります。香味は、サンジョベーゼに似ているところもあって、エチケットの地図がトスカーナの隣ですから、少し混じっているかもしれません。




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ファットリア・レ・コルティ キアンティ クラッシコ 2008

2012-09-23 | イタリア
Le Corti Chianti Classico 2008

VT08では、飲めなくはないですが、若かったです。
2日目は随分柔らかくなりましたが、イタリアワインを知らない、サンジョヴェーゼを知らないから・・・ 
まあ、今でも美味しく飲めますが、熟成させるまで待っていられないのも・・・ ^^;



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ドメーヌ・エルベ・シャルロパン フィッサン 2009

2012-09-21 | ジュブシャン/マルサネ/フィサン
Domaine Herve Charlopin  Fixin 2009

ヴィンテージ2009は、この9月を境に・・・・・と言ってよいのか、また一皮向けたようで、良くなってきました。このワインは、若飲みタイプと思っていましたが、なんのなんの。

普段飲みQUALITE-PRIXなワインの最右翼です。



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ベルナール・モロー ACブル・ブラン 2010

2012-09-17 | ACブルゴーニュ
Domaine Bernard MOREAU Bourgogne Blanc 2010

ベルナール・モローのワインは、この2年しか経っていないVintage 2010で、将来を期待させられます。
従前に、3年間で5本飲んで変化を見て、結論として難しい年だったと実感するVT07は、5年未満では酸の入り方や甘みの出方に難はありましたが、それでも5年を境に変化が楽しめる素晴らしいワインになりました。

まあ、今日のワインの場合は、ヴィンテージの良さがそのままポテンシャルとして最初から顔出しています。乾いた鞣革香、蜂蜜や青さがあるパイナップル、白や黄のブーケetc・・・ 良いワインになる要素が詰まってますね。雑味があるのはACブルですから仕方ないにしても、こういう酸が綺麗で、余韻まで甘酸のしっかりしたワインを飲むと、やっぱりブルゴーニュはいいなあって思ってしまいます。

実は、セラーの関係もあって、VT09はパスして、VT10に絞っていたのですが、正解でした。恐らくブルゴーニュは、09より10の方が良いものが多いかもしれませんね。このワインは今は、バランスをチョイ崩していますが、それでも良いと思わせてしまうほどに味わわせてくれる、ええワインです。今年いただいたスソ物ワインではトップレベルでしょうか。

毎回いい買い物をしていますが・・・・・ というか、ストックリストを見ると、VT07もVT10も200円の違いで、ほぼ同価格という納得価格で手に入れてました。上級キュベも何本かストックしていますが、ACブルでこういうワインを飲むと、そのレベルであっても十分に熟成させてみような・・・ な~んてそれまでに飲んじゃうかも・・・・・ ^^;


※ブッショネ対策ブッション=DIAM6でした

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この価格で旨いですね! カサノヴァ・ディ・ネリ 2009

2012-09-14 | イタリア
Casanova di Neri ROSSO DI MONTALCINO 2009

ヴィンテージは2009と若いのですが、これはいけますね。
ストックリストを見ると、なんと買値が1,500円でした。で、ツマミのセンザンキにピッタリ。こういう気軽な飲み方も気に入ってますが、それよりも、旨安ワインって探せばまだまだあるんだと実感。

セパージュは、ブルネッロ。
ブルネッロってサンジョベーゼだというのですが・・・ サンジョヴェーゼ・グロッソのモンタルチーノでの呼び名で、トスカーナ「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノD.O.C.G」を造る高貴品種だとのこと。 
ナンジャそりゃ ?_?

現時点では、このワインは09で、先日のポッジョ・スカレッテのキアンティ・クラッシコ 2010 よりも香味において一枚上手ですね。ということは、ちゃんとした造り手であれば、熟成させれば、サンジョベーゼも旨いワインにな(れ・・・イタリアファンにはゴメンナサイ!)るんですねぇ。 ・・・・・よし、寝かせるか! *^_^*



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早くても若くても・・・丁度良い シャサーニュ・モンラッシェ 1er フランソワ・ダレン 2008

2012-09-12 | ピュルニ/シャサーニュ・モンラッシェ
CHASSAGNE-MONTRACHET 1er Francois D'ALLAINES 2008

基本的に、造り手本人も言っているようですが、若飲みタイプのワイン。
都合5本飲んでみて実感できますね。

ミネラル感からまだまだ若いかなとも思えますが・・・
開栓して1時間もたつと、硬質感に柔らかさを感じるようになります。やはり、流石の特級モンラッシェに隣接の1級畑ブランショですね。



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隠れた銘酒!! アンドレ・ペレ サン・ジョセフ 2009

2012-09-09 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
SAINT-JOSEPH 2009 Andre PERRET

ローヌ周辺には北のサンジョセフや、南のヴァケラスやジゴンダスなど日本ではマイナーかもしれませんが、銘醸地といえるいいワインを醸すAOCが沢山あります。
このワインもその一つであり、ドメーヌであることは、DOMAINEが入っていませんが、PROPRIETAIRE=所有者、VITICULTEUR=栽培者で分かりますね。

このワインは、アンドレ・ペレの唯一造る赤だとか。
ペレは、コンドリューでヴィオニエの名手として有名ですが、なんのなんの。赤もいいですね。所謂、余り教えたくない造り手です・・・・・、と言うより規模が小さいのか市場では余り見かけません。

まあ、わたしの舌では、テロワールに忠実に造っているなんてまでは分かりません。が、シラー(100%)種の葡萄の果実味が素直に旨い!! 葡萄の持つ個性を素直に表現しているのは、良く分かります。スパイス云々は置いても、ギガルやシャプティエなどから、焦げパンのイメージがシラーにはあったのですが・・・・・葡萄の旨さもさることながら、余韻が綺麗です。

これいくらで買ったんだっけ?!



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雑味も・・・?! ロベール・グロフィエ ACブル 2009

2012-09-05 | ACブルゴーニュ
Robert GROFIFIER Bourgogne Pino-Noir 2009

このワインは、好きなモレの造り手でもあるのでそこそこ期待したのですが、全くの期待はずれでした。

折角の重厚ボトルですが、使うまでもないですね。インポーターのLUCの取り扱うワインは、ワインの実力値よりも高め価格設定が多いように思います。これなら、2009のパスグラの方が、廉価な上にもう少しピュアであったと思います。

まあACブルだから・・・・・とは言えない、この程度のワインに3.6k出すには???ですね。これでは巷で評判が良いらしい上級キュベに手が出ないです。 

香りは、
ALC臭が漂いすぎ、紫系のブーケもありますが
味わいに、雑味が・・・余韻に・・・アッラ~(汗)。
バランスとかヴィンテージを差っぴいても、優良と言われるVintage2009でこれですか!!! これも勉強ですね。



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スペインのピノ??? ルナ・ベベリデ フィンカ・ラ・クエスタ 2009

2012-09-02 | スペイン/ポルトガル
luna beberide finca la cuesta 2009

ポムロールのゴンボード・ギヨ1996、3日目も変わらず美味しく飲めました。オーガニックワインであるとのことですが・・・・・パリで手頃な価格だった(2~3,000円だったか?)としか記憶がないのですが・・・好いワインでした。

さて、ゴンボードのボトルが空いたので開栓したのが、DOビエルソのスペインワインで、セパージュはメンシア(Mencia)。

調べてみると、メンシアはスペインの黒葡萄で、主にカスティーリャ・イ・レオン州を中心に栽培されているとのことで、カベルネフランに類似した形状をしているが、早熟で、果皮が薄くポリフェノールやアントシアニンが少ないため、スペインのピノ・ノワールとも言われるようです。

メンシアは、初めてですので何とも言いにくいのですが、このワインだけで言えば、ピノとは全く違う味わいですね。グラスに注ぐと結構、CSやCFほどではないにしろ、色目が濃い~のが印象に残りました。まあ、今までにない初物としての香味の方が印象的です。

PP91、IWC90といいますが・・・

香りは、
干し肉、生っぽい梅鰹、干草、黄色系押し花のようなブーケ、若いが故のALC臭。
味わいは、
柔らかい酸、甘酸っぱい杏系?、タンニンは細やかでそういう面でPNに似ているか。

こうやって記載していても、全然今までに味わってきたワインとの差異を感じますね。総じて、決して嫌いではないタイプのワインです。というのも、何だかんだと言いつつ、グラスが進んでいますからそれなりに旨いのかな ?_?




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