ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

思わず追加! 普段飲みのポッジョ・レ・ヴォルピ エポス 2009 

2011-10-30 | イタリア
EPOS FRASCATI SUPERIORE SECCO 2009 POGGIO LE VOLPI

宣伝文句が大袈裟であるのは毎度のことにしろ
気になっていたのか2日目の朝から確認のためにもう一度試飲
やっぱりこれは買いだとショップの残り3本(のみだった)を発注しました

酔っていたのかバキュバンしててエア抜きを忘れていて、逆に状態確認には丁度良かったかなと
まあラツィオのワインの相場はメジャーな北部ではないのでそうそう上がるようなイメージもないし
ここしばらく・・・ざっと数年は普段飲み用(和食あわせに)に常備したいワイン

昨夜は家内がオツマミに
砂肝の薄切り炒め、豚肉エシャロットソース、蒸しジャガイモの薄塩、サラダ ・・・・・後でたこ焼きを

実はたこ焼きにも合ったので、B級グルメとしてはこのワイン買いかなあと思ったのですが
昨夜は衝動買いを止めて、朝もう一度確認したまで

で、調べても余り情報がないのですが、セパージュはどうやら3種の混醸で

マルヴァジア・ディ・カンディア 50%
マルヴァジア・デル・ラツィオ 40%
トレッビアーノ10%

昨夜感じた口中でのチグハグな複雑味・・・ちょっと喧騒的な味わいと言える原因が分かりました
まあ、この喧騒さは時間が解決してくれるでしょう・・・・・と言うかその前に飲んじゃうかも (^^;

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ポッジョ・レ・ヴォルピ エポス フラスカティ スペリオーレ セッコ 2009

2011-10-29 | イタリア
EPOS FRASCATI SUPERIORE SECCO 2009 POGGIO LE VOLPI

トレビエッキーリ ”” のワイン
でも2K以下のワイン・・・・・これってホント???

正直ナメテいました、まじめにゴメンナサイです
100種を超えると言われるマルヴァジアでもマルヴァジア・ラツィオ種の葡萄を使うそうです
ラツィオ州のワインも初めてですし良く分かりませんが
ひょっとしたらイタリアではQUALITE-PRIXなワインがフランスよりも多いのかもしれません

色調は
樽が写真の通り綺麗に入っているのですが
  ・・・味わいに僅かにしか感じないので、そのさりげなさが好いですね
香りに
シャルドネと違う香りがハッキリでていて
矛盾した表現ですが、若さがあるにもかかわらず完熟っぽいマンゴや蜂蜜が一杯
味わいは
若さゆえのALCを感じながらも
口中でミネラル(苦味に間違えそうな)を感じながら
  ・・・ヴィンテージ所以の全体的な硬さは若干あるものの
既に柔らかでクリアな果実味がいいですね

要するに、若さに似合わない完熟感がある、熟成させたらどうなるのかイメージが広がらない
ちょっと混乱気味の自分の感覚がちょっと恥ずかしいです

でも、これって購入価格1680円(税込)・・・・・ウソだろ!

ブルゴーニュなら5K当りのものとセパージュが違うこと以外に大差は無いですね
ブッションもしっかりとした49mmコルクですし、これは恐るべしです

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J・M・ボワイヨ ボーヌ 1er エプノ 2006(2日目)

2011-10-27 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
Le lendemain(翌日)

全然落ちてないですね
余韻のかすれるような苦味も変化無く(強くなってない)そのまま

変化と言えば、酸化によって渋みが増した程度でしょうか
今日も美味しく飲めるワインです

そういう結果を見るにつけ、余韻の苦味が・・・・・アー勿体無い!

いい白ワインの造り手はいい赤ワインを造るという話はよくある話ですねえ
ジャンの白ワインはStockがありませんので、ちょっと探してみたくなりました

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J・M・ボワイヨ ボーヌ 1er エプノ 2006 

2011-10-26 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
J・MARC BOILLOT BEANE 1er EPENOTTES 2006

決して正解というわけではありませんが
05より06の方が熟成が早いと思っているからですが・・・・・・どんなものでしょうか

セラーの開けやすいものからという論理も成り立っています
ヴィンテージ2009はACブルクラスがあるけれどもせめてあと半年我慢でしょう
こういうときの根拠というのがStock価格ですから、何とも弱い根拠だなあと思いつつ開栓

ジャン・マルク・ボワイヨは白屋かと思っていましたがどうしてどうして
赤の”Epenotte”もなかなか良いですねえ

色調はやや濃い目
既にガーネットに近くなってきています

香りに
生肉や牧草があって、僅かに鞣革もあって
ブーケは強いてあげれば色の濃い赤系の花でしょうか
この香りの構成はニュイのAOCでは見られませんから分かりやすいかも知れません

味わいは
抑え気味に感じる甘みですが、酸とのバランスが取れている分十分に思えます
やはりバランスがそう感じさせるのでしょう
開栓1時間半で余韻にかすれたような苦味があるのが気になります
購入価格は3.5k ・・・・・この価格であればこの苦味は許せる範囲でしょうか

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ラドワ レ・マドンヌ VV 2009(2日目)

2011-10-24 | サントーバン/マランジュ/ラドワ
2日目の状態はどうでしょう
初日の印象からであれば特に落ちそうな様子もなく
た・ぶ・ん 樽が馴染んで香味のバランスが少しアップするかなと期待

でどうだったか

ニュイのどことはない隠微さもなく相変わらず明るさのある味わい
このワインだけでなくヴィンテージ2009は最初から酸のバランス(入り方)がいいです


R・グロフィエのパスグラやイブ・ボワイエのACブルもそうでした
確かに数本しか試していないのですが、この傾向にあるのだろうと思われます

思い起こせば、VT09のボジョレが例年になく美味しかったのを思いだします
産地が近いのでやはりボジョレの出来映えは割と連動しているのか知れませんね

まあ、”毎年解禁”の宣伝にのって家内がたぶん買ってくるでしょう
ここ最近はブルピノの出来具合を見るためにも丁度良しとして1本だけ味わっています

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カシャ・オキダン ラドワ レ・マドンヌ VV 2009

2011-10-23 | サントーバン/マランジュ/ラドワ
Ladoix les Madonnes VV 2009 DomaineCachat-Ocquidant

Vintage2009は・・・・・早飲みOKですね
カシャ・オキダンのワインはイチゴ香満載で気持ちいいです
これだけ若飲みができて、それなりに楽しめます

若干樽がありますが、素直にタンニンを感じるのが良いですね
Vintage2009は果実味、酸、タンニンがバランス良くていいですね

まあ、圧縮コルクはちょっとイタダケません・・・・・・が

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ドメーヌ・ラモネ シャサーニュ・モンラッシェ 2006 

2011-10-18 | ピュルニ/シャサーニュ・モンラッシェ
Domaine Ramonet Chassagne Montrachet Blanc 2006

Vintage2006の村名であれば若飲みに耐えられるかなと思い開栓しました

イメージ的には
VT06は酸が優しく、サラサラして飲みやすいものが多いものが多い
ラモネは若飲みでも耐えられるし、このワインは村名なので(余計に)OKでは?

WAのヴィンテージ評価も白ワインは2004~2008まではずっと90-91で推移していますが
ヴィンテージ評価が同点でも、ヴィンテージごとに造り手は天候に合わせたワイン造りのはず
だから評価やPPはあくまでも道標でしかないはず・・・・・故に若飲みも面白い!

基本的に熟成ワインが好みなのですが・・・こんな見立てで開栓してみました

色調は
樽が15%程度で古樽か
透明度も高く、液面の艶も柔らかさのある反射がいいですね

香りは
CDそのもので、強くない酸が香ってます
乾いた鞣革、ドライパイナップル、下草、白系のブーケなど

味わいは
開栓当初は雑味っぽい塩気のあるミネラルがありました・・・・・が
程よい甘み、ちょっと薄めのトロミ、柔らかで綺麗な酸が余韻まで全体を包み込んでいます

決して球体的ではありませんがいいですねえ
購入価格はワインリストを見ると6.1Kでした
   ・・・・・ウ~~ンもう少し買っておけば良かったかなぁ ムツカシ(?_?)
   ・・・・・コルディエのVERS-CRAS2005(4.2K)には完敗でしょうか

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醴泉(REISEN) 純米山田錦(十四代飲み比べ)

2011-10-15 | 日本酒
清酒は先月小分けした十四代中取り純米無濾過を気が向いたときにチビチビやってました
今日のオツマミは指宿土産のカツオの「うんまか煮(枕崎産)」

でもって今日は気になっていた清酒を開封してみました
東京のH酒店主催の「参加蔵元が選ぶ!!単純に呑んで美味い酒ランキング」にて1位になった
醴泉・純米山田錦です。
審査員は錚々たるメンバーが名を連ねており
【飛露喜】廣木社長・【杉錦】杉井社長・【喜楽長】喜多社長・【山形正宗】水戸部社長
【松の司】石田杜氏・【黒龍】畑山杜氏・【玉川】フィリップ・ハーパー杜氏など計84名

私くらいの清酒素人としては
これだけの面々が評価したと言うだけで興味津々であったわけです

香りは
少し酸味を感じる香りが支配的です
酵母臭でしょうか?・・・発酵臭とでもいうのでしょうかあります
フルーツは当初?マークでしたが徐々にパイナップルが出てきました
味わいは
豊潤さのある少し温度が上がってきてトロミも出てきて
厚みのあるフルーティさが心地よいです

<十四代(小分けの東洋美人ボトル)と比較試飲>
①香りは十四代に軍配 ・・・と言うか完勝
②味わいのフルーティさは五分五分か、気持ち醴泉に軍配
③トロミは十四代が気持ち勝ってます
④甘みは強いのが十四代で余韻を引っ張ります(醴泉は切れを感じます)
⑤イメージは、十四代:わた飴 醴泉:京和菓子
⑥酸味は醴泉、その分だけキリッとした感を受けます
⑦全体バランスは醴泉かなぁ(好みで分かれますね)

総合的に見て、飲み飽きしないのが醴泉。華やかさを感じるのが十四代。
十四代のプレミア価格を除き、@的にもええ勝負ですね

清酒の上位陣はワインのような明らかな差異が無く
その差異こそが微妙なワビサビになるのがよ~く分かりました(難し!) 

<醴泉データ>
原料米:山田錦
精米歩合:麹米-東条産特等 山田錦50%
       掛米-東条産特等 山田錦60%
酸度:1.6
日本酒度:2
酸度:1.4
ALC:15-16度
産地:岐阜県
蔵元:玉泉堂酒造
価格:1491円税込

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J・M・ミヨ エシェゾー GC 1999

2011-10-14 | エシェゾー/VR/クロブジョー
Jean Marc MILLOT ECHEZEAUX GC 1999

このワインはこれで御終い
昨年末の長男のバースデイとクリスマスで神楽坂のラ・マティエールでいただきました

その時にピークになっているのを確認できていましたので
今日は恐らく峠の下り坂をイメージしての開栓でした
 ・・・・・和牛のサイコロステーキが夕食の一品になっていたので開栓

香りも
下降気味で弱弱しいのですが開栓当初から
完熟イチゴ、すもも、梅鰹、腐葉土、うっすら獣臭、牧草や下草・・・・・イグサなど
Vones-Romaneeの特徴が出ているかなと感じられますね
イイですねえ

色調は
写真の通り薄めで、中心がガーネット、エッジがオレンジ
正しく色調の通りの味わいに舌鼓です

味わいは
完熟イチゴの果実味と綺麗な酸、溶け込んだタンニンとのハーモニーが好いですね

M・ミニュレの娘婿ですから、エシェゾーは財産分けとか
であればもう少し長熟でも良いような気がするのですが・・・・・

ワインそのものも小ぶりな造りですが
まあそれなりに楽しませてもらってます
この造り手は、基本的に早飲みかもしれませんね

<追記>
・・・・・・で、家内もINAOグラスで少し飲みましたが1本空いてしまいました
・・・・・で、たった今、内村航平3大会連続金メダルおめでとう!!  今日は撃沈だべな

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十四代 & ピラーロック CS  清酒とワインのハーモニー

2011-10-13 | アメリカ/カナダ
今晩は帰りに見つけたヤリ烏賊の刺身が美味しそうだったのでこれに決まり!

時々、チビチビやっていた小分けボトル(東洋美人)の十四代中取り純米無濾過がばっちりマッチ
ヤリ烏賊の甘みと酒の甘みとの相乗効果でめっちゃウマ
やっぱり醤油には清酒ですね

次にピラーロックのCSが程よくこなれてきていて
2日目のヘタリもなく、くすみもなくなり良い塩梅です
やはり良いワインであるのは間違いないですね

清酒からワインの切り替えも違和感なく
いいお酒のバトンタッチって楽しいものです

こういう美味しいお酒を飲むと
 ・・・・・ACブルと違って、少々高くてもって思うんですね

あークワバラクワバラ

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ピラー・ロック カベルネ・ソーヴィニヨン スタッグスリープ・ディストリクト 2002  (2)

2011-10-12 | アメリカ/カナダ
PILLAR ROCK CABERNET-SAUVIGNON 2002 STAGS LEAP DISTRICT

今年2月に1本目を飲んで以来です

前回からみて8ヶ月で落ちてきたか、随分ボトル差が出てきたのか
色調からは、残念なことにエッジに滓と色調が落ちてきているのが良く分かるようになりました
スタッグスリープ・ディストリクト であれば、もう少し色々と試したかったですね

香りのイメージにズレがあるのですが ・・・
開栓初期はくすみのある味わいだったのですが ・・・
液温が上がり香がグラス口から漂うようになりました

小一時間でやっと今年2月の開栓したときに近くなりました
フランボワーズやスーボワなど赤系の果実がいいですね

でも、何だかんだと言いつつ、家内は美味しいと言いながら今撃沈しています
まあ、それなりにこれがNapaという物差しは全然持ち合わせがありません
こんな飲み手に飲まれたくなかったろうなあ・・・・・と思いつつ
私には丁度良い、幸せワインでした (*^o^*)

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ちょとだけ観光・・・指宿(2011.10.07)

2011-10-10 | 日記
日本最南端の駅 ・・・などのちょっとだけ観光ができました

仕事の関係で出向いた地が何と薩摩半島の突端の指宿
鹿児島湾を挟んで反対側が大隅半島
10月というのに汗ばむ初夏のようでもう別世界的な南国のたたずまい

タクシーの案内で何とはなく寄った「最南端の西大山駅」、北緯31度11分という
緯度的な数値はよく分かりませんが、稚内の逆版かなあと思いつつ駅写真を記念に
下の写真「日本最南端の駅」の道標の後ろに霞がかかってうっすら見える山が開聞岳
 ・・・その昔はGOLFでカシオワールドが山麓のいぶすきGCで開かれていたので有名です
(クリック1回大きめ:2回最大化)
  
着いた時は丁度9:03の電車が出た後でしたが、よく見ると ・・・なんと次は14時過ぎ(汗)
 ・・・スローライフがいいですねえ

目立つところに「幸せの黄色いポスト」があったので思わずパチリ
ついでにスローライフな証拠の時刻表を写真におさめておきました

周辺にはいろいろ見所もあるようです
(クリック1回大きめ:2回最大化)


池田湖はカルデラ湖なので海と繋がっていないのにウナギが生息していて
観光案内のタクシーの運転手さん曰く
「七不思議ではないけれどどうやってこの湖に来たのか解明できていない」そうです
天敵もいないのか大ウナギが・・・・・胴回り50cm~60cmもあってバケモノウナギですね
(クリック1回大きめ:2回最大化)


この後、池田湖の(地元で有名)流しそうめん定食を食べたのですが
おかずの養殖している虹鱒と一緒に何とチョウザメまでが養殖池で泳いでいました


今回は仕事の合間で時間がなかったのでこの程度で

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ヴァンデミオ アマデウス 2009

2011-10-09 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
AMADEUS 2009 VINDEMIO AOC VENTOUX

鹿児島の指宿へ会議出張していて更新ができていませんでした
初体験の砂蒸し風呂って、温度調整してくれていて、波音を聞きながら温まるってなかなかのもでした
開聞岳、長崎鼻、池田湖、日本最南端の西大山駅などなど観光もできました


さて、このワインは2006年が初出荷になる新進気鋭のヴァンデミオ
AOCの VENTOUX は1973年にVDQSからAOCワインに昇格したもので
余り耳慣れてないかもしれませんが GIGONDASやVACQUEYRAS の南側を取り巻くように隣接
西側には シャトー・ヌフ・ド・パプやリラック を控えている、見方によっては銘醸地かもしれません

この造り手のVintage2007の最下位キュベのREGAINを8月に千年葡萄家で飲んでみて
思ったよりも熟成4年にしては既にバランス良く、美味しく飲めましたので
フラッグシップのAMADEUS(PP93)を、Vintage2009にかかわらず若飲みをしてみました
PP93はVintage2007に続いてのことで
  ・・・アマデウスは2007と2009の2回のみの優良年しか造らないようです
  ・・・平均収量15hl/haで樹齢60年を超えるVVのグルナッシュ(GN80% SR20%)
  ・・・ビオディナミ(Bio-Dynamie)

香りは
ALC臭が強く正しく色調のようでインキー
フルーツ香やミネラル香など裏側には潜んでいる・・・・・そんなイメ-ジが広がります
まあ良くあるボルドーなどの若い時に樽が香っている状態です

味わいは
果実味と言うよりも甘みが立ち過ぎてバランスが崩れています
要素の一つ一つはクリアで良いのですが、Vintageが若い分だけバラついているのは仕方ないでしょう

要するに(飲めるけど)このクラスでの若飲みでは幼児虐待みたいになってしまいますね
イメージ的には銘醸BEAUCASTEL98の若い時に似ています
まあ、最低でも5年程度は熟成させるのがベターですね

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イヴ・ボワイエ マルトノ ACブル ブラン 2009

2011-10-02 | ACブルゴーニュ
BOURGOGNE BLANC 2009 Yves BOYER-MARTENOT

Vintage2009は2003に似たところがあると思っていました  ・・・が
このワインは03と違って、補酸どころか補糖もしてなさそうな印象です

開栓して30分程度で強めの酸味が少し落ち着いてきます
香味に青さのあるパイナップル感があって
ACブルにしては綺麗な酸が印象的で
綺麗な酸だけに僅かな雑味が目立ってしまいますね

(まだ?)複雑味はないのですが、雑味をさておき、余韻の素直さがいいです
現時点では、まあ仕方がないという範囲でしょうか

イブ・ボワイエは初めてで、全くの白紙でしたが
村名クラスと言うには難しくても、ACブルではそれなりに楽しめますねぇ

まあ、良い白ワインに共通の要素があって
上級キュベなら熟成が楽しみなワインでしょう

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ドメ-ヌ・デ・クロワ ボーヌ 1er ボーヌ レ・ブレッサンド 2006 (2日目)

2011-10-01 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
BNAUNE 1ER LES BRESSANDES 2006 DOMAINE DES CROIX (le lendemain)

2日目の落ちが心配・・・・・と言うイメージありました

が ・・・気持ち苦味が強くなりましたが、何とか持ちこたえました

ウ~ン香りも味わいも今一歩です

飲める範囲ですが、苦味が出てきているのも残念です
美味しいと言いつつ、流石に家内も分かったようです

エチケットにもしっかりBeuneの醸造者と記載がありますから
このワインは本拠地のブレッサンドなのでピュアなワインを期待をしていたので

ここ最近のワインは連続してハズレでした (悲)

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