ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ドメーヌ・ド・オート・モリエール ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー 2015

2015-11-25 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
Domane de Haute Moliere  Beaujolais Villages Nouveau 2015

忘れたころにボジョレーの話で恐縮ですが、今年もいつものように直観重視の我が家のご意見番が味見して決めてきたヌーヴォー2015は、なかなかのもので、記憶上での比較で言えばここ数年では一番良さそうです。



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ドメーヌ・サント・バルブ  ヴィレ・クレッセ ラ・ペリエール 2013

2015-09-30 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
Domaine Sainte Barbe Viré-Clessé La Perrière 2013

このワインは、2013と若さと強さが前面に出たワインで、今回のペリエールはかつてのレピネとチュリセの間にできたクラスと思います。では、違いは何かと聞かれれば、大差を余り感じないとしか言えない。RWG誌が彼らのお気に入りで、毎年良い評価をする中で、2013はRWG92と高い。これはペリエールで、レピネは92+ですし・・・。

ごちゃごちゃ言っても、それは点数をつける側の勝手であって、こちらは興味本位にのってしまっただけのことです。私的には、下から2番目のレ・ティーユが普段飲みであれば何ら問題は無いし、一番の Qualité-prix であるというのが結論です。

ここのワインについては、いつも若飲みのため熟成させたこともないので、確かに読めない部分もあります。ただ可能性として、このペリエールは酸の伸びと強さから、熟成によって化ける可能性は十分にあるかもしれません。特にヴィンテージ2013は強そうですから。



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ドメーヌ・サント・バルブ マコン・ヴィラージュ レ・ティーユ 2013

2015-04-18 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
Domaine Sainte Barbe Macon-Villages les Tilles 2013

レ・ティーユはずっと前に試したことはありましたが、その後は1つ上のレピネばかり飲んでましたので、随分久しぶりで飲んでみました。
第一印象は、やはりここのワインは、Qualité-prix な好いワインだと痛感するとともに、2本並べて比較試飲したわけではないですが、レ・ティーユもレピネも大差ないのではないかという印象が残ります。

甘酸バランス良く滑らかな酸が心地よく、フルーツ香、ミネラル感、若いので木の実や深みは感じませんが、好いワインだなと思えます。故に、最近できたレピネのもう一つ上のペリエールを試してみたくなりますね。



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ドメーヌ・シュボー マコン・ソリュトレ・プイィ シュール・ル・モン 2012

2014-06-17 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
Mâcon-Solutré-Pouilly Sur le Mont 2012

ワイン名から畑は”山の上(Sur le Mont) ”とはマコンのどこら辺なのでしょうか。早いのが分かってはいても1~2年程度と思って開けました。第一印象は、ちょっとバターぽい香味がマコンらしい。

なかなかバランスの良いワインで、ミネラル感もしっかりしています。特に特徴は油分の香味を感ずる以外にないなあと思いきや、2日目には酸の甘酸っぱさに果実味が合わさって、ミネラル感がも柔らかくなり、少し完熟的なパイナップルがでてきて、このクラスでは文句なしに良い塩梅です。

無名なワインでしょうが、ドメーヌ物で安心感のあるしっかりした造りのワインで馬鹿にできませんね。超熟タイプのボトルからみて、ひょっとすると10年程度で大化けするのかも。(@_@)



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ドメーヌ・ギヨ・ブルー マコン・クリュジーユ レ・ジュヌヴリエール 2010 

2014-03-04 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
Domaine Guillot-Broux Macon-Cruzille Les Genievrieres 2010

このワインは、3年前に飲んだ '09 の印象が良かったので毎年試したいと思っているワイン。

グラス口から白系のブーケが香り、ミネラル感のある柔らかな酸の香り漂います。
その香りには、南側の白ワインにありがちな油分的な印象はありません。
あと数年でミネラルが解けてきて、厚みのある柔らかな酸と絡んでくると・・・ 化ける力を秘めているかも。

やはりこの造り手は、赤よりも(どこかで見ましたがガメイの名手とか)白の方が造り手としては上手いのでは?
好みじゃないのでガメイを飲んでいませんが、そんな風に思います。



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2013 ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー ジョルジュ・デュブッフ

2013-11-23 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
Georges Beaujolais-Villages Nouveau 2013

今年の味わいは果実味がちょっと弱いのか? 香りも若干期待はずれだろうか。いつもだとブルゴーニュの出来栄えを2種類くらい飲んで占うのですが、今年はパス。
ガメは好みではないので、ハーフでしたので家内とグラス一杯ずつ飲んで、ヴァントゥーの初飲みのブルスキエールを開栓。(次回掲載)



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ドメーヌ・サント・バルブ ヴィレ・クレッセ レピネ 2009

2013-09-12 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
Domaine Sainte-Barbe VIRE-CLESSE L'EPINE 2009

もちろん、未だ若いです。でも、柔らかくなりました。このワインはこれで3本目。元々早飲み用に購入していたのですが、どうやら熟成は7-8年程度を見るべきかなと思えます。

古い話でしょうか? RWG一押しらしいですが、旨安と言う意味ならそうかもしれません。 ・・・視野を広げれば他にも旨安はいろいろありますのでこれはこれで。



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ドメーヌ・コルディエ マコン・ヴェルジッソン ラ・ロッシュ 2011 

2013-06-30 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
Domaine CORDIER Macon Vergisson La Roche 2011

フィラディスのWEBから、熟成はバリック9ヶ月と記載がありました。で、「マコンヴィラージュのクラスまで手摘みを行い、その結果、収量は15hl/haにまで抑えられている。マコン最上の区画から生み出されるこのワインには、適度に硬質感のあるミネラルの骨格があり、完熟した果実を感じることができる。コルディエ手掛けるマコン中の最上級キュヴェ」 とのこと。

完熟葡萄を使っている割に酸味があります。多少なりとも補酸しているのでしょうか。クリストフ・コルディエが好きな畑は、Pouilly-Fuisse VERS-CRASですが、このワインや Pouilly-Fuisse Vieilles Vignes も完熟葡萄を使っているのですが、酸が綺麗に入っていて甘酸バランスも良く、口中の広がり具合や余韻に至るまで、良くできたワインというイメージはヴィンテージ2011も変わりませんね。

収量15hl/haが、この(値段的に)裾物クラスで事実かなと疑問に思いつつ、味わうと納得するんですよ。造り手の実力でしょうか。油分的なバターぽさがプイィ的で、ブラインドなら、わたしには間違いなくマコンとは分からないでしょう。香りに軽めのミネラル香、獣臭まではいかないけれど生肉など野趣、白系ブーケ、完熟パイナップルなど旨いワインに仕上がっています。

 ・・・そういや、これってヴィンテージ2011ですよね。VERS-CRASのVT05は飲み始めまでに6~7年掛かりましたので、フュッセと違ってマコンならこれだけ早く飲めるのにちょっとビックリ。



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ドメーヌ・サント・バルブ ヴィレ・クレッセ レピネ 2009 ②

2013-03-05 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
Domaine Sainte-Barbe VIRE-CLESSE L'EPINE 2009

このワインは、昨年の4月に飲んで以来の1年ぶりです。

昨年の記載を見てみると、バランス的に酸が強めで、ミネラル感はあったようです。今思い出しましたが、割とサラッとしていたかと思います。1年でどれくらい変化したでしょうか?

香りは
石灰系のミネラル、軽めの鞣革、軽~いナッツ、白系ブーケなど強くはないのですすが、このクラスでは文句無いです。
味わいは
酸が昨年から随分落着いてきており、甘酸のバランスが良くなりました。ただサラッと感は変わらずで、余韻に少し苦味が出てきています。(苦味の入り方から軽いブかも?)

まあ、購入価格も2Kほどですが、十分に美味しいです。



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モワラール ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2012

2012-11-16 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
Beaujolais Villages Nouveveau 2012

昨日に引き続き、ヌーヴォーのヴィラージュ物のハーフサイズをいただきました。
きっと、明治屋輸入のものがよかったよねと一言言ったのが、また飲む羽目に ^^;

まあ、こんなものでしょ。2011の方が良かったですね。
ネゴシアン物ですが、ヴィラージュですから通常品よりもいいのは当たり前でしょ。でも、ハーフで1.3kは高いでしょ!



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ボジョレ・ヌーボー 2012 

2012-11-15 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
CEVENNE Beaujolais Nouveau 2012

今年のボジョレ・ヌーヴォーも例年通り、家内の見立ててでT急ストアで調達してきたようです。
第一印象は、例年よりもちょっと酸が弱く、色調が薄いかもしれませんね。私の好みは、明治屋のヌーヴォーですが、選択権は家内ですので・・・・・。できれば、同一銘柄で比較しないとVintage2012のBourgogneの出来栄えがイメージできません。 アッリャー・・・^^;



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ドメーヌ・サント・バルブ ヴィレ・クレッセ レピネ 2009

2012-04-25 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
DOMAINE SAINTE BARBE VIRE-CLESSE L'EPINE 2009

室温近くの21度で開栓。
綺麗な酸、甘み、石灰系のミネラル感もしっかりしていてなかなかです。ただ、若い分本来のバランスではないのでしょう。今でも美味しく飲めますが・・・あと4-5年は寝かせたいQUALITE-PRIXなワインです。




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ドメーヌ・サント・バルブ マコン レクスプレッション・デュ・シャルドネ 2010

2012-02-24 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
Domaine Sainte BARBE Macon-L'expression CHARDONNAYY 2010

Vintage2010ですが・・・・・もう飲めます。
ABマークの通りのBIOとは違う若干の雑味があるのですが、気にはなりません。色調もステンレス・タンク(熟成7ヶ月)の割りに、写真の通り黄金の色合いがあります。果実の甘さから完熟葡萄を使っているのでしょう。Vintage2010も良いかも知れません。

このワイン自体、サント・バルブのすそ物ですが、価格1,370円税込から考えれば問題ありません。このVintageでは未だ実力が見えてない部分もあるでしょうが、まあ、食中酒でOKです。

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2011 ボジョレー・ヌーボー フィリップ・ド・メリー

2011-11-17 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
BEAUJOTAIS NOUVEAU 2011 Philippe de MERY

今年も家内がヌーボ-を買ってきました・・・・・何と800円とか
ガメは1年に1回この日のだけ飲みます
このワインはイオンで買ったものですが、輸入者と引取先ってイオンの子会社だったかと
地元で金賞か何か取ってたワインですが、まあ売るための賞でしょうから

Vintage2009の場合、ボジョレー・ヌーボーの出来栄えの通り
確かにBourgogneワインは良いですね
ACブルでもバランスの取れた果実味に溢れたものが多いのも確かです

で、件の2011ですが、このVintageも良さそうです
ということは2009、2010、2011と良いわけですから
円高で暫くはフランスワインが割安感を持って飲めそうな気配でしょうか

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ドミニク・コルナン プイィ・フュイッセ レ・シュヴリエール 2007

2011-03-30 | プィフュッセ/マコネ/ボジョレー
POUILLY-FUISSE LES CHEVRIERES 2007 Dinique CORNIN

プイィ・フュッセはヴェルジッソンのピョコッと出っ張った石灰石の巨岩に代表されるミネラル感があります
私の好きなAOCの一つです

件のワインの造り手コルナンは初めて味わいました
知らなかったのですが、英国デキャンタ誌では5★だそうですね

でもこの CHEVRIERES=ヤギ飼い と名前が付いているので
 ・・・ヴェルジッソンとヤギ飼いと掛けると
 ・・・石灰岩がゴロゴロした山斜面でヤギを放牧している光景がイメージされます
裏のエチケット(写真参照)の記載されている内容は

このワインは、自然を尊重した私の畑で、ブルゴーニュの南(陽)光を受けた、石灰粘土の斜面にある、オリジナルの(最初から植替えのない)シャルドネで造っています。 醸造と瓶詰めは、シャントレ村のブドウ栽培者のドミニク・コルナンです。”

と簡潔明瞭な仏語で記載されています
まあ、簡単に言えば(AB=)エコセールのマークはないですが、自然派ということなのでしょう

香りは
最初に石鹸を思い起こさせるミネラル香があり、もろに石灰粘土を示しています
遅れて完熟系のパイナップル、グレープフルーツなどなど・・・マンゴまでは行かないですが
1時間半程度でフルーツが前面に入れ替わってきてなかなかですねえ
開栓当初は酸が少し立ち気味だったのですが
酸が時間とともに飛んできて、強さの順番が入れ替わったのですね

味わいは
果実味もあるのですが割と単調な味わいです
トロミはなくサラサラしていたのですが
香が入れ替わったころからグラスの涙からイメージされるトロミがホンの少し出てきました

それでも、市価の半額という買値でしたのでそれなりに満足です