ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

マルケス・デ・カセレス アンテア・バレル・フェルメンテッド 2011

2014-10-31 | スペイン/ポルトガル
Marques de Caceres Antea Barrel Fermented 2011

インポーターのアルカンさんによると、産地はスペインのリオハ。セパージュはヴィウラ主体で、マルヴォワジー少量とのこと。 ・・・って、ラベルに書いてある内容のみですね。 えらく簡単ですが、それら以外の情報がないの? 非公開ならそれも情報だから、それならそう記載してもらえるといいのでは。

少し残した3日目が一番美味しい。甘みを抑えていてそれなりにバランスが取れてきているのですが、一方でエッジに残る苦味に違和感が残ります。まだ早いのかもしれませんが、現時点ではその違和感がちょっと・・・。



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ブラック・マウンテン ベンチ ピノ・ノワール 2012 

2014-10-30 | アメリカ/カナダ
Brack Mountain Bench Pinot Noir 2012

久しぶりのカリピノです。原産地は、A.V.A. Sonoma Coast。RRVなら価格的に倍くらいするかもしれません。カリフォルニアも結構良いお値段しますが、中でもソノマは比較的安価で掘り出し物がでてくると嬉しくなるのですが・・・ 当たらぬも八卦か当たらぬも八卦 ・・・かもしれませんね。

さて、このワインは開栓当初からイチゴが香っていて好印象。色調は気持ち濃い目で、味わいは柔らかく、バランスもとれており好みです。普段飲みであれば問題なしですが、もう一段価格が下がればというところ。



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武蔵御嶽神社(奥多摩)散策 & トッコ ピノ・グリージョ 2011

2014-10-29 | イタリア
Tocco Pinot Grigio 2011 FriuliーItalia

奥多摩の御岳山(ミタケサン)に天気もいいので家内と散策に行ってきました。JR奥多摩線御岳駅下車して、バスでケーブルカー下まで移動し、ケーブルカーで参道近くへ。頂上付近に武蔵御嶽神社があるのですが、何と犬を祭っているようで、道理で犬連れの参拝客が多いのが頷けました。

<参道と山門の風景>


<本堂周辺>
あ・うんの狛犬が、ちょっと格好の良いイケメン(?)犬でした (^^;
神社の宝物殿には、畠山重忠が奉納した赤糸縅大鎧(国宝)があり、実は長男の鎧甲が、職人さんが模したと言われるものとそっくりなのにビックリ!!。多分模写して作ったと言っていたので、たぶんあれでしょう。


<ソムリエのいる茶屋>
ソムリエのいる茶屋があるとのことで立ち寄ってみると、品のあるお爺ちゃまソムリエ?が酒屋さんの前掛けをしてサービスをされてました。
シャブリをボトルで買っていく若い女性2人を見て、”真っ昼間から おーやるじゃん”・・・ 。で、わたしはワイン3種ピノノワール/シャルドネ/シャブリの中からPNで一服。で、入れ物は何と紙コップ! 洗い物の問題もあるでしょうが、妙に自然ぽさがいいなあと感じますね。味わいは不味くはなく”一杯600円なり”でした。



夕食にイタリアのフリウリ産のトッコ・ピノグリージョをいただきました。インポーターのグローバルって? ショップ担当の方が面白いインポーターとワインを見つけてきたようです。特にこれといった特徴はないのですが、夕食に合わせやすいグリージョでした。

アルフォンス・メロ エドモンド サンセール・ブラン 2007

2014-10-24 | ロワール
Alphonse Mellot Sancerre Blanc Cuvee Edmond 2007

ソーヴィニヨン・ブラン(SB)100%のロワールのワインです。実は、このセパージュは好みじゃないのに、年に何度か試しています。で、今回は当りですね。久しぶりに美味いと感じ、舌鼓です。

香りは、開栓当初からボトル口から水飴香、白色や黄色が混じる百合系ブーケ。SBの青っぽさが随分柔らかく変化してきてますし、時間が経ってくるとローストした木の実も出てきますね。あと僅かですが鞣革、生肉っぽさもあります。

味わいは、香りに負けてなくて、水飴の甘やかさに酸が合わさって、少しトロミがあって舌の上での広がりが心地よいです。

ロワールのヴィンテージ’07は、評価的には今一歩だったので、売価も特価だったのか?。でも、若飲みしたら、酸っぱさに辟易し間違いなく受けが良くなかったのではと思います。概ね4~5年程度じゃダメで、せめて熟成8年は必要だろうと思われます。酒躯の力強さがまだありますので、先の熟成も楽しめそうです。

もう一本ありますので、それはあと2年、熟成10年あたりで開けてみたいと思います。



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スターク・コンデ・ワインズ スターク・コンデ カベルネ・ソーヴィニヨン 2009 

2014-10-23 | 南アフリカ
Stark-Conde Wines Stark Conde Cabernet Sauvignon 2009

南アフリカのCS主体のワイン。南アは面白い産地だと思って何種類か試していますが、ボルドー系は初めてです。
しっかりした香味で、スタンダードなワイン。全体的に可成り良いレベルであり、熟成6年なりの堅さも残っています。熟成ワインが飲みたければ10年以上が必要でしょうか、けれども若くてもそれなりに飲める。何本かストックして、毎年開けて、その変化を楽しめるワインですね。

<モトックス情報>
原産国:南アフリカ
地方:コースタル・リージョン
地区:ステレンボッシュ
原産地呼称:W.O.ステレンボッシュ
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 85%/ メルロー 6%/ プティ・ヴェルドー 7%/ カベルネ・フラン 2%
醸造・熟成:熟成:300L フレンチオーク22ヶ月(新樽35%)瓶熟9ヶ月
年生産量:20004 本
栽培面積:20ha
平均収量:32.5hl/ha
樹齢:17-20年
土壌:風化した花崗岩土、砂利を含む粘土質
オーガニック等の情報:サステーナブル農法
ワイン・スペクテーター得点:91
海外ワイン専門誌評価歴:(2009)プラッターガイド 4星



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(T_T) ドメーヌ・ジョセフ・ロティ グラン・オルディネール 2010 

2014-10-21 | ACブルゴーニュ
Domaine Joseph Roty Bourgogne Grand Ordinaire2010

残念ながら軽いブッショネ。開栓時にコルクがボトル内に落ちそうになりました。スポンジのようなフニャフニャ・コルクで、これでよく液漏れを起こさなかったものだと思います。

まあ、ブッショネは軽いので雑味感があるワインとして飲めるだけ飲んじゃえと少し飲んで・・・ ご意見番からの提案で、ビーフシチューに使うことになり一安心。でも、贅沢なビーフシチューですよね。



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ドメ-ヌ・フィリップ・テシエ クール・シュヴェルニー ブラン 2011  

2014-10-19 | ロワール
Domaine Philippe Tessier Cheverny Cour-Cheverny 2011

ロワールの自然派という触れ込みと、初めて味わうセパージュのロモランタンに魅かれて購入。

実は、開栓したのが6日前でした。当初は酸が走ってて、 ・・・ヴィンテージの悪さもあったかも知れません・・・ (+_+)でしばらく放っておいたのです。で、故に今日が6日目。
やっとアプリコットが中心的な香りで、味わいも余韻に苦味を伴いながらそれに近いものになってきました。PRのあったうっとりする香とかは、試飲会で何日か経ったものだったのではと思います。

確かに個性のあるワインで面白いのですが、好みによって好き嫌いが分かれるところでしょう。ロモランタンは、絶滅危惧種のような葡萄らしく、機会があれば是非応援したいものです。



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ドメーヌ・シルヴィ・エモナン ジュヴレ・シャンベルタン VV 2005

2014-10-15 | ジュブシャン/マルサネ/フィサン
Domaine Sylvie ESMONIN Gevrey Chambertin VV 2005

ドミニク・ローランの奥さんシルヴィーが造るワイン。昨年の7月開栓しましたが、その時は液質もバランスも悪くてあちこちの歪が目につきました。

今回も雑味が僅かに余韻に感じますが、基本的に香味のバランスが取れてきていて、ジュブシャンらしくなってなかなかです。
それでもPP93-94は大袈裟でしょう。それが若い時の評価だといえばそうかも知れません。評価は好みもありますし、あくまで参考でしかない凡例と言えるかも。

熟成ほぼ10年で、造りからみれば、こんなに早飲みは造り手の意図ではない飲み方かもしれません。コクのあるしっかりしたものが飲みたくなって開けましたが・・・ 10年でやっと飲み頃で、まだまだ熟成できる力強さがあります。濃いめは好みではないのですが、これは濃い薄いが気にならない、後引きを促される良いワインです。ブラインドグラスか目を瞑って飲めば、色目に翻弄されることはないですから。



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オート・レッド ピノ・ノワール  2011

2014-10-14 | アメリカ/カナダ
Delicato Family Vineyards Haute Red Pinot Noir 2011

終売のワインでしょうか。超特売で1本だけ購入。そして飲んでみて、しまったもっと買っておけばよかった・・・・・ いつものパターン。

カリピノですが、甘ったるさがなくてバランスも良く、なかなかイケます。確かにシラーが6%(シラー+プチシラー)を感じますが、中心はしっかり”ピノぽさ”を感じます。正直言うと、値段的にあまりにも安すぎて何本も買うのは躊躇したといのが本音。ワインリストを見て、インポーターさんとショップには頭下がります。イヤー参った参った +_+

あっという間に完売。消費者としては安いに越したことはないのですが、いくらなんでもね。



<モトックスj情報>
原産国:アメリカ
地方:カリフォルニア
品種:ピノ・ノワール 81%/ ルバイアード 4.1%/ シラー 3.8%/ プティ・シラー 2.2%/ サンジョヴェーゼ 1.5%/ その他
醸造・熟成:醗酵:ステンレス・タンク
熟成:ステンレス・タンクで3-6ヶ月(オークスティーヴ使用)
オーガニック等の情報:サステーナブル農法

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ミニ ワイン会

2014-10-12 | ワイン会/レストラン
軽く飲み会でもとN氏ご夫妻と食事がてらに高円寺のボンジョリーナへ。

白ワインは、ヴィオニエ100%の Domaine André Perret Condrieu Chery 2006 

このワインはかなりの良いワインに仕上がっていて、一口飲んで、N氏開口一番のご指摘のACL度数はナント15%。・・・06は前にも飲んでたのですがそんなに高かったっけ?と思いつつ、ヴィオニエの美味しさに満足で、これならPP96も頷けます。日本では無名ですが、アンドレ・ペレが造るワインは赤も白もいいですねえ。

赤ワインは、Domaine Joblot 1er Clos de la Servoisine 2002

セルヴォワジーヌの力強さが感じられる一品で、良い色合いは熟成しているのですが、まだまだ酸が強めで、小1時間してやっと優しい酸味に変化。このころになって牛ヒレとの相性も良くなりいい塩梅。


ほろ酔い加減で帰ろうかと思ったのですが、近くの日本ワイン居酒屋に立ち寄って、ダイアモンド酒造の甲州を、N氏ご夫妻はルミエールのペティアンと、そのあとのものは酔いも手伝って忘却・・・・・ <(_ _)>


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チャラ シャルドネ サレント 2013

2014-10-10 | イタリア
Castello Monaci Chara Chardonnay Salento 2013

このワインは、イタリアのプーリア産のシャルドネ100%で、開栓して2日目です。初日から美味しく飲めますが、グラスに注ぎいれる時の柔らかなトロミが初日は感じられなくて翌日まで待ってみました。

翌日はやはり少し化けてバランスアップして、舌にのるオイリーさも出てきてイメージが合致しました。香りは、白ユリ等ブーケがあり、若干の石灰、青さの残るパイナップル、木の実はあるようで無さそうかな。味わいは、余韻の残糖感が若さを物語っています。2日目であればなかなかのもので、普段飲みでは十分ですね。

ところで、このグラスは二つの円が交わった形をしていて、飲み口が少し窄まったようになっています。グラスのせいでしょうか、今回の白ワインでは香りの広がりと集中を感じます。面白いグラスですねえ。割れにくい素材で食洗器もOKとか、気に入りました。



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ドゥーカ・サンフェリーチェ チロ・ロッソ リゼルヴァ リブランディ 2011

2014-10-08 | イタリア
Librandi Duca Sanfece Cirò Rosso Classico Superiore Riserva 2011

ブログ更新は、人間ドックがあったので1週間の休肝日を取り、休んでいました。
故に今はワインを飲みたくて飲みたくて・・・
ドックの後、帰宅して平日の真昼間から1週間ぶりのワインに手が震えそうです。 #^.^#

さて、このワインのセパージュはチロ・ロッソ。 ウ~ン知らんなあ。 ?_?  
まず、VT2011ですが柔らかな味わいがいいです。何も言われなければ、結構自信もってグルナッシュ主混醸と答えると思います。 ハハ・・・^^;

香味が好みのグルナッシュ的で、しかも思ったよりも薄目(ローヌやボルドーよりも薄目)で、もし、2-3日置いてまた変化があれば面白い。そうであれば、これはマジ追加アリですね。

つまみに黒酢の酢豚でいただいたのですが、手ごろ価格のワインでいいですねえ。でもこのワインは魚でも良さそうです。



つい最近購入の赤ワイン用新グラス。これって何故かシャンパン用の方が30%くらい大きいんですよ。


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アルティーガ・フステル ダミア カヴァ ブルット NV(vintage2012)

2014-10-01 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
Artiga Fustel  Damia Cava Brut NV(vintage2012)

ヴィンテージが、2011から2012に変わり、デゴルジュマンが2014年5月13日に変わりました (左から2枚目写真の中央下部)。前回の時に「ダミアはデゴルジして1年を目安にすれば良い」と記載しましたので、買い足ししない限り、後は来年の春先に開けてみましょう。でも、柔らかなアタックで酸もそこそこでいいです。

この泡は、第一搾汁のはずですが、凝集感がイメージよりも軽いんですね。値段的にも文句は毛頭ないのですが、収量を抑えるのは価格的にも酷なんでしょう。今回は5か月ぶりですが、これが旨安の典型的な泡であることに異論はないです。



写真は、新しく揃えたシャンパングラス。別に赤ワイン用グラスも揃えました。2010世界最優秀ソムリエとイタリア人デザイナーのコラボの「World's Best」と称する究極のワイングラス・・・ だそうです。 ウ~ンよー分からんなあ??? ま、ええか ?_?


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