ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ドメーヌ・パトリック・ユドロ オート・コート・ド・ニュイ レ・コロンビエール 2010 ④

2015-12-18 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Patrick Hudelot Hautes-Côtes-de-Nuits les Colombières 2010

これで最後で、このワインのインポーターがいないので日本ではもう飲めません。

で、このHCDNはまだ早かった。でも1-2年のことと思います。開栓して30分程度でマイルドになり、ピノの味わいが美味しいと感じられるようになります。村名でもないのです十分匹敵しますし、アラン・ユドロ・ノエラよりも濃く強い分だけ飲みごたえがあります。決してパトリックの方が良いという意味ではありませんが・・・。

それにしても、こういう良い造り手が日本から消えるのは寂しいですね。



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ドメーヌ・アンドレ・ショパン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2010

2015-08-25 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Andre CHOPIN Côte de Nuits Villages 2010

セラーにあるはずのグージュのNSG・プリュリエを開けようと庫内を探したのですが、あっらーどこにいったの ・・・?_?; 記憶の中の位置に無くて、ドアを開けっ放しではまずいかなと思ってたら、目の前に転がったボトルがこれ。  
2013.03以来の2年振りですが随分久しぶりです。で、ヴィラージュものですし、そろそろ熟成状態も良くなったかなと開栓しました。
血筋が良いんですかねえ、2日目も健全で、タンニンを感じつつ甘酸バランスのあるQualité-prix なワインであり、この造り手はこのクラスでも納得させますね。今週はこのまま気温も下がるそうなので、赤を美味しく飲みたいですね。



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ドメーヌ・パトリック・ユドロ オート・コート・ド・ニュイ レ・コロンビエール 2010 ③

2014-12-26 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Patrick Hudelot Hautes-Côtes-de-Nuits les Colombières 2010

インポーターの取り扱いがなくなったので、Hautes-Côtes-de-Nuits(蔵はエシェゾーetcありますが日本取扱はHCDNまで) でも大切に飲もうと思っていたのですが、先ほどセラーを(入替掃除)見てておもむろに開栓してしまいました。

コルクを抜いた瞬間の香に強めの甘酸っぱさを感じます。まだだよなぁって思わされる一瞬だったのですが、飲んでみると、酸の強さもありますが、しっかりした骨格を味わえる、将来性を感じながら楽しめるワインです。

タンニンの感じも良く、甘味も甘ったるさもなく、けれども余韻に残る甘酸っぱさも美味しい。甘酸渋が口中でいい塩梅の好みです。

この蔵って、どこか新インポーターさんでも見つかりませんかね。 ーー;



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ドメーヌ・アンドレ・ショパン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・モン・ド・ボンクール 2010 ④

2014-12-13 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Andre CHOPIN Côte de Nuits Villages Les Monts de Boncourt 2010

このワインは、小振りですが、やはり旨い。vintageが良いのもありますが、造り手のエッセンスが詰まっているように感じます。もっと買っておけばと後悔後先立たず!




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ドメーヌ・パトリック・ユドロ オート・コート・ド・ニュイ レ・コロンビエール 2010 ②

2014-09-08 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Patrick Hudelot Hautes-Côtes-de-Nuits les Colombières 2010

この造り手のワインは、以前にコメントでsss68さんからニュイにいろいろある旨の情報をいただき、この蔵の仏語WEBを見てなかったら、Échezeauxをセラー保管の熟成用にと思わなかたのですが・・・。
その時にインポーターのモトックスに上級キュベの取り扱いについて問い合わせると、逆に取扱いが中止になったとのこと。で、モトックスWEBを確認すると(WEBはありますが)WEBからワインリストが消えています。

と言うことで問い合わせて判明した輸入中止ワイン! ・・・あっら~ (T_T) ものですが・・・ 拠所ない事情があったのか、まあ、優良な造り手なのに(どこも)輸入再開しないんでしょうね。

このワインは、ちょっと濃い目で、甘酸バランスとタンニンの状態もこのクラスでは申し分ないレベルです。ましてや2日目の方が良くて、軽く鞣革、薄っすら生肉など獣臭的要素が出てきており値段に見合わない・・・・・ 若干強めの酸とタンニンから見れば、十分10年くらい熟成しそうですし、渋みまでもが後引きを感じさせます。この蔵のCMかVRできればÉchezeauxが入手できれば嬉しいですね。難しいと分かれば尚更かな。



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ドメーヌ・アンドレ・ショパン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・モン・ド・ボンクール 2010 ③

2014-09-04 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Andre CHOPIN Côte de Nuits Villages Les Monts de Boncourt 2010

アンドレ・ショパンはNSGのミュルジェなど赤が気に入っていたのですが、何気に買った白が初めて出会ったお気に入りになりました。VT'10の4年目で、香りが少し閉じに入ってきてないか、ちょっと早すぎないか? ・・・と思いつつ。1本目 2本目

なかなか入手しづらいリーズナブルなワインですが、最後の1本は6年後の熟成10年で ・・・待てないかもしれませんが・・・ でもまあ、十分寝かせてから開栓しましょう。

家内が、ピザ等レシピ本を近くのBOOKOFFで見つけてきてプレゼントしてくれました。ウ~ン、どういう意味でしょうか ?_?;;;

<2日目>
半熟のパイナップル満載に素晴らしい変化しました。閉じていたわけではなくて、ミネラル感と酸の状態から、何年後かに白鳥に様変わりするために一旦アヒルの子に変わる、そういった意味で閉じ始めかもしれませんが・・・。



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メゾン フランソワ・ラベ オート・コート・ドゥ・ニュイ ルージュ VV 2005

2014-05-02 | HCDN/CDNV/その他
Maison François Labet Hautes Cotes de Nuits Rouge Vieille Vignes 2005

1ヶ月前に飲んだ先回と違って、若干酸が強めですがこれは好いです。
先回は、初日から既に逝き気味で、峠を可也越えていました。
このクラスだと熟成にも可也ボトル差が出るんですね。

酸の強さだけではなく樽や薄っすらと梅が香ります。
2日目には酸化のニュアンスが出てきますが価格的には上出来の部類だと思います。
でも、2本飲んでアタリとハズレという確立50%のワインって・・・・・ どうなんでしょう。



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メゾン・フランソワ・ラベ オート・コート・ドゥ・ニュイ ルージュ VV 2005

2014-03-17 | HCDN/CDNV/その他
Maison François Labet Hautes Cotes de Nuits Rouge Vieille Vignes 2005

体調が芳しくなく、それでも”ワインが飲みたい虫”がむくっと起き出して、じゃあ適度に熟したものをと思い先日試しで購入したワインを開栓。

以前にこの造り手のピノ100%のクレマンが美味しかったので購入したもの。色調は熟成食と言うかガーネットが綺麗です。香りは、強くはないですが小梅が香りヴォーヌロマネっぽいです。味わいは、良いヴィンテージの割りに果実味が弱めで、甘酸っぱさに物足りなさを感じます。

それなりに良いワインですが、クレマンの時ほどの好印象ほどではなくやっぱりメゾン物と言わざるをえないか。



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ドメーヌ・パトリック・ユドロ オート・コート・ド・ニュイ レ・コロンビエール 2010 

2014-02-11 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Patrick Hudelot Hautes Cotes de Nuits Rouge Les Colombieres 2010

このワインは、ACブルが良かったので購入した蔵の最上位の H.C.d.N に畑名のコロンビエールが付いたもの。ワインは、HCdN クラスだし直ぐ飲めるだろうとメチャ期待のオート・コートでしたが、これが現時点では、早過ぎで樽が邪魔してバランスが崩れてて、ちょい期待はずれ。それでも、ロバートソンの残りを飲んだ後にもかかわらず、知らぬ間にボトル半分空いちゃいました。 ^^;

酸の入り方と樽の利き方から、間合いを取るべきのようです。良い意味でこのクラスでも造り手の気合が入っていて、少なくともあと3~4年程度(かな?)は寝かせるワインで、薄めなりに数年後に熟成を楽しませる造りかも。

開栓して3時間経過して、余韻の酸とタンニンから香味に熟成の片鱗を感じました。2日目、3日目の様子を見てから再追加を考えましょう。

<2日目>
バランスが取れてきておりいい状態です。タンニンがしっかりしていて、酸が丸くなって余韻を綺麗にしています。熟成時間をきちんと取ってやれば、結構上級のキュベと間違えるかも。 ~_~;

<モトックス情報>
原産地呼称:A.O.C.ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ
品種:ピノ・ノワール 100%
醗酵:ステンレス・タンク(5000L)&オーク樽(3500L)   
熟成:ステンレス・タンク(5000L)&オーク樽(3500L)熟成 12ヶ月 瓶熟成 6ヶ月以上
年間生産量:76800 本 (ACブル:57,600本)
栽培面積:12ha
平均収量:48hl/ha (ACブル:54hl/ha)
樹齢:25年 (ACブル:15年)



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ドメーヌ・ミッシェル・グロ オート・コート・ド・ニュイ ブラン 2010

2013-07-03 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Michel GROS H・C・d・N Blanc 2010

ミッシェル・グロの白ワインは、ヴィンテージ2010もなかなかいいです。開栓直後は、ちょっと水っぽかったのですが、徐々に馴染んできてバランスアップしました。

ただ、直前ワインで素晴らしかったコルディエのヴェルジッソンを飲んでいただけに、香味の凝集度に白屋さんとの差を感じて今一歩感は仕方ないでしょう。グロとコルディエの値段は数百円の差でしたから・・・・・ ~_~; 
技量はさておき、収量が恐らく倍以上の差があるだろうと思うのですが、この差が大きいのでしょうか。

グロの白も気に入っていただけにちょっと凹みます。・・・今回は赤ワインにしておけばよかった(溜息)



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ドメーヌ・アンドレ・ショパン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・モン・ド・ボンクール 2010

2013-05-14 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Andre CHOPIN Côte de Nuits Villages Les Monts de Boncourt 2010

AOCのCôte de Nuits Villagesの位置は、国道(National)74号線沿いのコト・ド・ニュイの末端で隣がコト・ド・ボーヌのラドワになります。そのAOCの中央部の山側にあるのがボンクールです。

完熟パイナップルなど酸にのったフルーツが前回と変わらずいいです。それでいて、ピシッとして襟が立った折り目の入ったYシャツのようなメリハリが気持ちいいです。(変な表現で<(_ _)>)

まあ、飲み飽きしない後引きがあるいいワインです。そこらへんの1erでは・・・・・ と言ったお気に入りです。



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ドメーヌ・ミッシェル・グロ ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ 2010

2013-05-09 | HCDN/CDNV/その他
Domaine MichelGROS H・C・d・N Rouge 2010

開けたては堅さと篭るような味わいです。
このグロのHCdNの場合は、VT05が良かったので、先ずそのイメージで比較してしまいます。

確かにまだ酸味が強めですが、そのようなヴィンテージの若さよりも癖のない(複雑味のないジュース的)標準的なピノを味わせてくれます。時間とともに状態はよくなりますが、我に返ってみるとHCdNですし、M・グロであれば、これぐらいは飲ませてくれる安定した造り手だと思えます。



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ドメーヌ・アンドレ・ショパン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2010

2013-03-27 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Andre CHOPIN Côte de Nuits Villages 2010

たぶん早くはないだろうと思いつつ開栓しました。ヴィンテージ2010は、やはり好いですねえ。
ワイン造りはアルノーでしょうが、優良年のVT10でこの造り手ですから尚更美味しいのでしょう。

香りは、
NSGのようにも、ジュブレのようにも、苺やスミレから感じます。村名AOCですが、香り立ちもしっかりしています。

味わいは、
既に甘酸のバランスも良く、タンニンも綺麗に入って、価格に見合わない素晴らしいワインだと思います。

飲んでて思うことは、同じCdNVの先般飲んで美味しかった白ワインのLes Monts de Boncourt 2010 (標高は?ですが山側でした)と同様に10年くらい熟成させてみたいですね。



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ドメーヌ・アンドレ・ショパン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・モン・ド・ボンクール 2010

2013-01-29 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Andre CHOPIN Côte de Nuits Villages Les Monts de Boncourt 2010

アンドレ・ショパンは、赤は誤:ミュルジュ1/30訂正→ 正:ミュルジェ(”ール” と「NSG 1er Murgers」の綴り字”r”から小さく発音するのでは? 日本ではミュルジェと記載が多いですが 修正3/27:”ミュルジェ”でOK!) など知る人ぞ知る若手の美味しいワインの造り手という記憶ありますが、白は初めてです。あまり大きいドメーヌではないのでしょうが、職人気質的にきっちり造っているのが伝わってきます。

香りは、
開栓当初は石灰のようなミネラル香がボトル口から漂ってますし、若いパイナップル、白花のブーケ・・・etc

味わいは、
ミネラル感の堅さが残るものの、フルーツやブーケの”香り”に未だ負けている(比例的でない)のですが、甘ったるさがない、けれども果実をイメージさせる味わいがいいです。 (1/31カタカナ表記違い)シャーニュ的な、と言うか、そこら辺のシャーニュよりも”らしい”ワインです。

珍しく白を飲まない家内が一緒したのですが、曰く「高級ワインの味がする」・・・だそうで、素人のくせにやるなぁ!

このワインは、2010が4本しか入手できませんでしたが、今でも期待感一杯に美味しく飲めます。 が、せめて5~6年熟成、できれば8~10年熟成してからブラインドで銘醸と比較試飲すると面白い結果が出そうです。いわゆるパリ事件的な・・・・・ ーー;

<追伸>
ワイン名に「Les Monts de Boncourt」とありますので、「ボンクールの山々」とあり、故に割と高台にあるヴィラージュ畑と思います。




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ドメーヌ・ミッシェル・グロ H・C・d・N 2009

2013-01-11 | HCDN/CDNV/その他
Domaine MichelGROS H・C・d・N Rouge 2009

ミッシェル・グロのワインは、安定してますね。 ・・・と言いつつ。

でも・・・・
香りにごくごく微量の腐臭があり、余韻の最後に雑味のような苦味が僅かに残ります。アーア、こりゃコルクの写真の通りで、ブーちゃんに当たっちゃったかな ーー;

でもでも、お腹壊さない程度ですから、勿体無いし、飲めるから飲んじゃいましょ。 ^-^; ・・・・・




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