ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

L & A リニエ モレ・サン・ドニ 2002

2013-07-28 | モレ・サン・ドニ/CSD/CDR
Lucie et Auguste LIGNIER MOREY-SAINT-DENIS 2002

前回飲んだときに次は2015年かと書いてました。先読みを読み違えましたか。 ^^;

MSDの村名ですが、実に葡萄が旨くて、さり気なくスーッと入っていく飲み口が好みです。味わいは、正しくピークにあって、自分好みのワインに舌鼓。

時に熟成した味わいは、極端に言えば、伝える言葉がない。そういう時に熟成の妙味があるんでしょう。いつもの味ではない、時に味わう葡萄の美味しさが嬉しいものです。



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メゾン・フランソワ・ラベ クレマン・ド・ブルゴーニュ NV

2013-07-25 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
Maison François Labet Cremant de Bourgogne Brut NV

泡が細かく味わいもピノ100%でしっかりしていて、シャンパーニュもこの泡の価格では太刀打ちできないでしょう。但し、熟成してもオレンジピールが出てくるとは思えませんが、コスパでは間違いなく最右翼です。

泡が切れてもスティルワインとしても美味しく飲める、泡も素地がしっかりしたものはいいですね。




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アンドレ・ペレ サンジョセフ ブラン 2010 

2013-07-23 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
Andre PERET Saint Joseph Blanc 2010

ルサンヌ(Roussanne)50%、マルサンヌ(Marsanne)50% で造られているワイン。このワインは引き締まってて、好みであるルサンヌと思われるフルーツの香味がふわりと降りてくる、そんな味わいがいいです。

ボトルは急遽冷やしたのですが、十分冷えてなくて高い温度(22℃)で飲み始めました。でもまあ、このルサンヌは、比較的高めの温度が塩梅の良いセパージュですから、ちょい高過ぎにしてもそれなりに美味しく飲めます。

2012-10-302013-01-20と飲んで半年ぶりの3本目です。当初計画では、1-2年に1本ずつ飲んで変化を楽しもうと思っていたのですが・・・・・ 在庫があと2本のみになりました。 安くて美味しいワイン故に無くなるのも早そうです!! ^^;



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ドメーヌ・シルヴィ・エモナン ジュヴレ・シャンベルタン VV 2005

2013-07-20 | ジュブシャン/マルサネ/フィサン
Domaine Sylvie ESMONIN Gevrey Chambertin VV 2005

久々にジュブレの女傑、ドミニク・ローランの奥さんシルヴィーのワインを開栓しました。セラーで結構寝かせてたので少しはこなれてきたかと思ってたのですが・・・。

やはり、このワインは熟成10年が目安で、そこから何年たったワインという風な長期熟成ワインのようです。村名ですがホント強いワインですねぇ、8年熟成したのに2~3年目の状態と ・・・極端に言えば・・・ あまり変わってないのでは。

香りは、スミレなど紫系ブーケ、下草香に僅かなニンニクっぽい香り、野趣の出始めか。味わいは、タンニンを久々に感じつつ、酸味の広がりが思ったほど広がってない、でも果実味は引き篭もりながらも心地良さを出しています。

2日目は、冷やしていたこともあって酸味が立ってバラバラの味わい。あっらー ~_~;



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マルティネリ シャルドネ マルティネリ・ロード R・R・V 2008

2013-07-17 | アメリカ/カナダ
Martinelli Chardonnay Martinelli Road Russian-River-Valley 2008

前回の状態から2/2本目は早めに飲まないといけないかなと思ってました。マルティネリ・ロードはこれでお終い。

前回同様に酒石酸が多いです。今回はコルクに付着してなかったのですが、ボトルネックに付着していたものを拭き取ろうとしたら、輪っかの姿ままで(違うかも? 写真参照)瓶底に落ちてしまいました。というのは、この酒石酸と一緒にろ過されていない果皮らしきものが結構な数でコロコロ瓶底を転がっているので、・・・潰されてないので綺麗に姿が残って・・・ ひょっとしたらこの搾りカスから雑味が出てたかもしれないと思いまして。

上澄みだけを飲んでみると、味わいは結構ピュアです。と言うことは、ボトル差があるにせよ前回は酒石酸がボトル内に落っこちて大したことないといったものの、実は味わいにエライ差を生んでいた・・・・・ 大したヤツかも知れない。 ^^;

香りは、熟したパイナップル、ミネラル香、乾いた革、白系ブーケ等々。味わいは、完熟パイナップルを中心に酸味もしっかりありますので、ブラインドならシャサーニュ1erと思うかも。ま、今回の香味であれば、購入価格3.5Kは拾い物でした。

<2日目>
味わいの余韻に苦味のある塩っぽさを感じます。これってジオトニー・ランチでは感じなかったのですが、同じRRVでも違うのでしょうね。良い経験をしました。



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ドメーヌ・ジェラール・セガン ブルゴーニュ・ルージュ キュベ・ジェラール 2010  

2013-07-15 | ACブルゴーニュ
Domaine Gerard Seguin Bourgogne Rouge Cuvee Gerard 2010

セガンのワインは、過去において当たりハズレが極端に分かれて懲りていたのですが、5月に飲んだラヴォー・サン・ジャック05のなかなかの味わいのイメージが残っていたので、優良ヴィンテージ10に期待しての購入。

ジュブレをスケールダウンしたような、小ぶりですが結構ピュアなワインです。ACブルですが、ジェラールの名前を冠するACブルだけあります。色目も薄めで ・・・ラヴォーに比べると遥かに薄い・・・ 小さな苺、軽く鞣革、紫系のブーケなど正しくジュブレのミニチュア版です。購入価格2Kからみれば拾い物ですね。 (^_^

この蔵は、エチケット最下欄に「propriétaire et viticurteur」=「生産者元詰・葡萄栽培者」ですから、DOMAINEと同じです。一般的には仏語表記でDOMAINEの方が分かり易いのですが、この表記方法を選択しているのでネゴシアン物は一切扱ってないと言う意思表示かもしれませんね。




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ダルデュイ ブルゴーニュ シャルドネ 2010   

2013-07-12 | ACブルゴーニュ
D’Ardhuy Bourgogne Blanc 2010

このワインは、フィラディスの輸入ラベルに”ドメーヌ”と記載していますが、エチケットの何処を探しても「DOMAINE」の証左がありませんのでネゴシアン物ですね。DOMAINE物はエチケットの”Ardhuy”の文字の真上にDOMAINEと入れているようです。

インポーターは、”ドメーヌ・ダルデュイ”とは生産者名であって、このワインそのものが「DOMAINE」物ではない訳ですから、飲み手が誤解をしない表示をするべきではないでしょうか。  ーー;

ワインは、優良なVT10にしてはちょっと水っぽさがあったのですが、温度が上がりオイリーさが僅かに出てきて少し良くなりました。ま、2K弱のネゴシアン物のACブルからみて悪くはない。でもフィラディスのWEB(ショップも引用)に、「ピュリニー村とムルソー村のブドウを使用」って記載がありますが、味わいと宣伝文句のイメージが掛け離れています。低地の水捌けの良くなかった畑だったのでしょうか。



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ラ・レッチャイア・ディ・パッツィーニ レッチャイア・ミレニウム 2004 

2013-07-09 | イタリア
Lecciaia Rosso di Toscana Millennium 2004

色調は思っていたよりも薄めですが、味わいが濃いーですね。

開栓当初は、サンジョベーゼ満開で、ちょっと薬っぽさを残しつつもストレートな味わい。諸々の取扱ショップを見てみるとどこも前宣伝バリバリですが、宣伝しすぎではと思う。

2日目は、若干の生臭さというか、ビオ臭的?な香りがちょっと鼻につきますが、味わいはまあまあです。好みではないですが、これはこれで価格的な面も考慮すれば良しでしょう。



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アグリコーラ・ディボン ディボン ブリュット ロサド NV

2013-07-07 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
Agricola Dibon   Dibon Brut Rosado NV

このカヴァは、ガルナッチャ(仏語名:グルナッシュ)100%です。グルナッシュの泡は、初めてで興味津々です。

ところで、インポーターラベルが何処にもないのですが、こんなのって法的にOK? 中身に何かあったらどうするんでしょう。でも、しっかりしていますので、まあいいっか・・・ *_*;;

泡は、最初は勢い良いのですが持続性がなく、恐らくシャルマン方式か。この泡はそんな事よりも、香りに苺キャンディ、味わいに赤果実に由来する甘酸っぱさがあってなかなか。しかも、泡が抜けた後のスティルワインとしてもいけます。

買値はなんと1kと庶民の味方。今日のように暑い日は、気軽にビール代わり(でも11.5%)に飲めていいですね。



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ドメーヌ・ミッシェル・グロ オート・コート・ド・ニュイ ブラン 2010

2013-07-03 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Michel GROS H・C・d・N Blanc 2010

ミッシェル・グロの白ワインは、ヴィンテージ2010もなかなかいいです。開栓直後は、ちょっと水っぽかったのですが、徐々に馴染んできてバランスアップしました。

ただ、直前ワインで素晴らしかったコルディエのヴェルジッソンを飲んでいただけに、香味の凝集度に白屋さんとの差を感じて今一歩感は仕方ないでしょう。グロとコルディエの値段は数百円の差でしたから・・・・・ ~_~; 
技量はさておき、収量が恐らく倍以上の差があるだろうと思うのですが、この差が大きいのでしょうか。

グロの白も気に入っていただけにちょっと凹みます。・・・今回は赤ワインにしておけばよかった(溜息)



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