ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ドメーヌ・ジャン・ガローデ ボーヌ 1er クロ・デ・ムーシュ 2006

2015-12-31 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
Domaine Jean Garaudet Beaune 1er Cru Clos des Mouches Rouge 2006

ジャン・ガローデは、2006を最後に後継者がいないまま蔵を閉めてしまいました。良い造り手だったのですが、ワイン価格も良心的で、それでいてしっかり飲ませてもらえる。お金儲けは蔵の存続に必要ですが、必要以上に、あるいは実力以上の価格で流通しているワインが沢山あるのに・・・・・ お高くなったブルに一石を投じるものかも。

クロ・デ・ムーシュはドルーアンの白が有名ですが、ジャンも持っていたんですね。しかも赤で。飲んでみての印象は、このボーヌよりも隣に位置するポマールのノワゾンが好みでした。ま、ヴィンテージの良し悪しもあるかもしれません。

評価としては、’06はやはり葡萄の弱さというか果実味の薄さを感じます。それなりに美味しいのですが、葡萄の出来を左右する天候の問題が大きな年だったんでしょうか。

末筆ですが、皆様、どうぞ良い年をお迎えくださいませ。



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ドメーヌ・ピエール・アンドレ コルトン・シャルルマーニュ GC 1999

2014-05-23 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
Domaine Pierre André Corton-Charlemagne Grand Cru 1999

このワインは、2002年だったか、ラベルにある幾何学模様の屋根(が売り?)の大変綺麗なシャトーへ立ち寄った時に買い求めたもの。あれから13年もセラーに寝かせていたんですね。当時は既にEUROでしたが、記憶にあるのは円の記憶で、4千円程度でしたっけか。あ、そうそうショップは当時、シャトーの奥の半地下にあって、小さい看板でKIRINと入っていたかと思います。今ではメルシャン扱いのようですが・・・。

香りはミネラル感がびしっとあり、蜂蜜が少し漂い、白系のブーケがいいです。味わいは、熟成15年で未だ熟成途中。それでも、グラスの足が開栓当初は薄くか細かったのですが、1時間ほどで太く滞留時間が長くなって、GCらしくなりました。

2日目もしっかりしていて、酒躯と酒質が良く分かるようになります。コルシャルは難しいAOCですが、家のご意見番がこれ美味しいよと宣っていますが・・・・・ ご機嫌で撃沈している姿を見ていると本当に分かっているかどうか・・・。実際のところは、まあこれなら一先ずといったところでしょうか。



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ドメーヌ・カシャ・オキダン コルトン クロ・デ・ヴェルジェンヌ GC 2009

2013-01-13 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
Domaine Cachat Ocquidant CORTON Clos des Vergennes 2009

やはり先日の・・・
ミッシェル・グロのH・C・d・N2009は、ブーちゃんでした。開栓日は何とか少し飲めましたが、翌日は・・・・・ で、泣く泣く3/5ボトル廃棄しました。これまで運よくあまり出会わなかったのですが、昨年後半から出くわしますねえ。これがワイン会ならと思うと汗します・・・。


いつもの焼き鳥屋のオッちゃんの手作り串をツマミで気軽にやりたいなと思い・・・・・ そういや今年はまだオッちゃんの焼き鳥食べてませんでした。
そんな飲み方も結構好きで、焼きあがるまでオッちゃんと何だかんだと話しして・・・・・。久しぶりに、軟骨入りの棒状の塩焼きつくねで、これが結構ワインに合うんです。 *^_^*

ところで、このワインはコルトンGCでありながら、線が細く、コルトンに似合わず既に飲めるのが昔のコルトンと大違い。先回が去年11月に初飲みで、妙に陰というか線が細くて、GCと言えども?が付くと記載していたら・・・・・ アメブロのGeorgesさんからのお話しでは恐らくClos des Vergennesは日当たりの良くない低地らしいことは分かりました。 ま、考え方としては、VT09でなかったら香味にがっかりでもっとショックだったでしょうね。でも、今日のボトルは、前回よりもボトルの状態はいいのですが、このボトルで最後で在庫整理です。



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ドメーヌ・カシャ・オキダン コルトン クロ・デ・ヴェルジェンヌ GC 2009

2012-11-11 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
Domaine Cachat Ocquidant CORTON Clos des Vergennes 2009

コルトンというと長熟であるが故に、若いときは酸っぱい、硬い、そんなイメージが走るのですが・・・
そしてこのワインは、この造り手の1年前に飲んだLadoix les Madonnes VV 2009 が良かったのもあって、コルトンGCの割に5k程で割安感があったので試し買いしてみました。

いただいてみると、従来からのイメージとはちがって、”コルトンGC”の割りに早飲みが利くのはいいのですが・・・・・。 コルトンで、しかもGCで、早飲みタイプなのか (?_?)
それもあってなのか、厚みや複雑味を感じない ・・・・・GCなのですが、堅さやタンニン、酸味、深みや余韻に風格が弱いワインかと思います。
・・・クロ・デ・ヴェルジェンヌってコルトンGCの何処にあるモノポールなんでしょうか!?

香味において、カシャ・オキダンのワインで言えば、ラドワVVが一番良かったように思えます。



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蘇った2日目のラペ コル・シャル 2002 

2012-03-20 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
昨日はどう転ぶか分からなかったのですが、ひょっとしてという思い・・・浮いた酸と果実味の無さがまとまってくればと・・・少し期待していました。

今日は、温度が12度くらいまで上がってくると、果実味・・・・若いマンゴーや完熟系のリンゴ・・・・・が出てきました。この出方をみると、おそらく3日目や4日目にはもっと尻上りしてきそうです。真面目に今日は後引きを促されてグラスが進みます。 (*^_^*)

と言うことは、この代替わりしたラペのVintage2002のコルシャルの場合、
初日の香味に落胆した方は多かったのではないかと思われます。・・・・・なんじゃコリャ!パリコンクール2004銅賞は飾りかぁ!! なんてね。
2日目は、ワインソース等料理酒にしようかなんて思っていたら、・・・・・なんじゃコリャ!別人やん!! なんてね。

ワインって同じ変化をするものはない故にホント面白いですね。甘みの出方から言えば、昨日の抑えられたところから、今日は解放された伸びやかさがなかなかです。ミネラル感は、初日の余韻の苦味がなくなってきて、2日目はその硬質感が全体を締めてきて凛凛しく、やっぱりコルシャルだなあと思えてきます。このクラスでパリコンクールに出すのもなんかなあと思いますが、まあ銅賞の意味合いはあるでしょう。

恐らく、このワインは熟成15年=2017年あたりを目安にして、それ以上でも問題ないのかもしれません。少なくとも現時点では初日の状態では、水平試飲では話にならなかったでしょう。これだから、CChというAOCは、Vintageによる落差の激しさから結局難解になるのでしょうか。

<3日目3/21記載>
味わいのバランスが絶妙になってきました。旨いです!
香りは、初日からあった鞣革香に石灰や鉱物のミネラル香、蜂蜜香がが中心。スワリングすると、蜂蜜に完熟フルーツ香がかぶってきます。好いですねえ *^_^*v
4日目までは旨いのでワインを残せそうにないです。


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ドメーヌ・ラペ コルトン・シャルルマーニュ 2002 

2012-03-19 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
DOMAINE LAPET CORTON CHARLEMAGNE 2002

CChって、分かりにくいAOCと言われているのが定番。確かにそうかもしれません。でも、多分どこかに”コルトン・シャルルマーニュ”という響きでつい買ってしまう自分がいるのも事実だと思います。

駐在していた時代に、旅行しながら現地に行って買い求めたのがピエール・アンドレのCCh1999。確か、シャトーを訪問したときには、KIRINが既に買収したあとだったと思います。そんなことはさておいて、綺麗な幾何学模様の屋根が似合うシャトーをバックに家族で記念写真を撮ろうとしたもの。で、帰りに、シャトーの一角にあるショップで、しゃきしゃきの女性店員さんと話して決めたのがcch1999。実は、この頃は白ワインを余り飲まなかったので、3-4千円のCCh1999なのに、何と”記念の1本”しか買ってないのです。日本で1万円以上するのなら、ダースで買っておきゃよかった。(涙)

今回のワインは、比較的安定しているピエール・アンドレではなく、私淑するamebaの某師が、随分昔の話しとして苦い思いをされたけれども、代替わりして……という話しを思い出しました。
このワインも、代替わりしてからのものですし、予備もまだあるので熟成状態を知りたいのと、兎に角11年目に入っているし、とゴタクを並べておけばショックも軽いかなあと思いつつ開栓。さて、どうでしょう。

粘性はいいのですが・・・・・優良Vintageの割りに果実味が弱い。パリコンクールで2004の銅賞を取っていますが・・・・・?でしょうか。やっぱりこのAOCは難しいですね。ミネラル感のある苦味が余韻にあるのですが、まだ若いっちゃあ若いか! バランスが崩れているというより、未だ取れてないというよな若さを感じます。

2日目の変化に期待して今日は一先ずこれにてオシマイ。 (~~)/


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J・M・ボワイヨ ボーヌ 1er エプノ 2006(2日目)

2011-10-27 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
Le lendemain(翌日)

全然落ちてないですね
余韻のかすれるような苦味も変化無く(強くなってない)そのまま

変化と言えば、酸化によって渋みが増した程度でしょうか
今日も美味しく飲めるワインです

そういう結果を見るにつけ、余韻の苦味が・・・・・アー勿体無い!

いい白ワインの造り手はいい赤ワインを造るという話はよくある話ですねえ
ジャンの白ワインはStockがありませんので、ちょっと探してみたくなりました

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J・M・ボワイヨ ボーヌ 1er エプノ 2006 

2011-10-26 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
J・MARC BOILLOT BEANE 1er EPENOTTES 2006

決して正解というわけではありませんが
05より06の方が熟成が早いと思っているからですが・・・・・・どんなものでしょうか

セラーの開けやすいものからという論理も成り立っています
ヴィンテージ2009はACブルクラスがあるけれどもせめてあと半年我慢でしょう
こういうときの根拠というのがStock価格ですから、何とも弱い根拠だなあと思いつつ開栓

ジャン・マルク・ボワイヨは白屋かと思っていましたがどうしてどうして
赤の”Epenotte”もなかなか良いですねえ

色調はやや濃い目
既にガーネットに近くなってきています

香りに
生肉や牧草があって、僅かに鞣革もあって
ブーケは強いてあげれば色の濃い赤系の花でしょうか
この香りの構成はニュイのAOCでは見られませんから分かりやすいかも知れません

味わいは
抑え気味に感じる甘みですが、酸とのバランスが取れている分十分に思えます
やはりバランスがそう感じさせるのでしょう
開栓1時間半で余韻にかすれたような苦味があるのが気になります
購入価格は3.5k ・・・・・この価格であればこの苦味は許せる範囲でしょうか

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ドメ-ヌ・デ・クロワ ボーヌ 1er ボーヌ レ・ブレッサンド 2006 (2日目)

2011-10-01 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
BNAUNE 1ER LES BRESSANDES 2006 DOMAINE DES CROIX (le lendemain)

2日目の落ちが心配・・・・・と言うイメージありました

が ・・・気持ち苦味が強くなりましたが、何とか持ちこたえました

ウ~ン香りも味わいも今一歩です

飲める範囲ですが、苦味が出てきているのも残念です
美味しいと言いつつ、流石に家内も分かったようです

エチケットにもしっかりBeuneの醸造者と記載がありますから
このワインは本拠地のブレッサンドなのでピュアなワインを期待をしていたので

ここ最近のワインは連続してハズレでした (悲)

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ドメーヌ・デ・クロワ ボーヌ 1er レ・ブレッサンド 2006

2011-10-01 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
BNAUNE 1ER LES BRESSANDES 2006 DOMAINE DES CROIX

先回のジルーのVolnay1996は、恐らく既に逝っていると思いつつ
開栓翌日にバキュバンをとって飲んでみました
やはりブッショネでもないのに、ボトル差があったにせよ、保管が悪かったにせよ
こういうワインを絶賛できるよなあとショップ(うきうきワイン)の宣伝に逆に感心
というかジルーが廃業した理由はこうした信頼性からではなかったのでしょうか
一度でもこういう経験をすると、やっぱり足が遠のきますね
結局、ワインは料理酒でも使えそうにないので1/3廃棄しました
  ・・・・・でもよーく我慢して2/3も飲んだなあ (^^;


さてさて、口直しに開栓したのは最近評判の件のカミーユ・ジルー出身のデ・クロワ
カミーユ・ジルー系統のワインにちょっと意地になっているかなぁ・・・・・

このクロワのワインは全く別の店で購入
価格的はVolnay1996が3.1Kで、Beaune 1er2006が4.3Kで、1.2の差は村名と1erの差でしょう
ジルーのVolnayとクロワのBeauneはVintageが10年違いますし
クロワがジルーにいた時代とは全く世代の違う造り手ですから味わいのギャップが楽しみです

香りは
ワインの香り立ちが今一歩ですねえ
閉じてるというものではなさそうです

味わいは
バランスもそこそこで若い分小気味の良いフルーツもあっていいです
ただちょっとした輪郭的な苦味が余韻にあるのが気になります

2日目の味わいで落ちそうな気配ですが
もしもこの苦味が強くなっていたらダメワインですねぇ

ただ、Vintage2006は往々にして、味わいに弱さのあるワインもありますから
その時はもう一度、良年のVintageで試してみたいです

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ペルナン・ヴェルジュレス ブラン 2007 ドニ・ペール・エ・フィス

2011-08-08 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
PERNAND-VERGELESSES BLANC 2007 DEMIS PERE ET FILS

ドニのワインは 1er SOUS-FRETILLE 2003を飲んで以来
この造り手の白ワインの良さを気づかされたのが 1erのスー・フレティーユでした

ペルナンは良い思い出のないAOCでしたが
ドニのワインを味わってからは完璧にイメージが変わったことは確か
購入価格も2710円で、以前こそ村名で3千円台であったことからみれば買いやすくなりました


香りは
若いワインであること、そのフレッシュさ、硬さのあるミネラル香や弱めのパイナップル香

味わいは
香りの通りで、最初は角張った酸に、舌に残る僅かな苦味にも思えるようなミネラル
時間が経つうちに、トロミとともに若いパイナップルが中心のフルーツが・・・
まだ硬いのですが、若飲みなりに楽しめる域に入ってきました


酸が立ちすぎのワインは、本来は好みではないのですが
小一時間くらいで甘酸っぱいパイナップルが美味しいと感じられるようになりました
イメージとしてスー・フレティーユ’03の延長線上にあり、良いワインであると実感

まあ、Vintage2007のイメージは、2-3年は酸が強く機嫌が悪く扱いづらい
でも、峠を越えると、一転してバランスが取れてくる、そんなイメージです
故に、このワインもまだ硬さは残るものの、2時間ほど待てば解けてきます
たぶん来年以降の熟成5年からが目安でしょう


最初はINAOグラスで、開かないのでグラスを変更

デュポン・ティスランド コルトン・ロニェ GC 2003

2011-06-24 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
CORTON-ROGNET GC 2003 Dupont TISSERANDOT

開栓するのは5年から10年程度は早いかと思いつつ
開けちゃいましたねえ
まあええか ・・・・・ って時々やってしまうのですけど

開栓して1時間で硬さが丸~柔らかくなってきました
樽がビシビシ利いて好きなタイプではないなあと
 ・・ ・・・・・最初は、やっぱり早かったかと大後悔
過熟果の多かったVintage2003のワインは、2~3年前に結構処分しましたが
このワインは2本とも、AOCから様子見をしていました  ・・・で、大正解!


硬さのあった初期の1時間から、ウソの様に香りも味わいも開いてきました
  ・・・でもでも、若飲み(すぎかなぁ)であることには間違いないです (^^;

色調は
ピノと言うより、ボルドーといっても通用する色調 (写真の通りです)
グラスの底が見えないピノってホントに久しぶりです
La Misssion HAUT-BRIONのVT77程度であれば、このワインの方が濃いですね
足も太く、長く、多く出てて ROGNETのイメージにピッタリです

香りは
久しぶりのセメダイン香がるのですが・・・・・最初の硬さはこれでした
腐葉土、動物臭(獣臭に近いかも)、生肉、紫や黄のブーケ、石鹸・・・これはミネラルでしょうか
香りの移り変わりがスワリングする度に変化するのが嬉しいですね 
2時間もするとグラス口から漂う芳香さがでてきて、このワインの強さに痺れます (*^_^*)

味わいは
綺麗な酸に葡萄の持つ自然な果実味と、タンニンがビッシリあるのにとんと感じさせない
既に素晴らしいバランスです
バランスも俄然アップして、C'est Perfect! ・・・・・の一歩手前でしょか

そういや、造り手がそういうワイン造りを目指しているとのコメントだっけか
CDNではない、隠微さではなく、どことはなく明るさを・華やかさを感じる
そういう意味でCDBなんですねえ 
   ・・・・・でもでも、それもエチケットを見ながらだからでしょう
完全ブラインドであれば、まあ違う回答をしたかも知れませんねえ
まあそういう目でエチケットを見ながらも
回帰原点は”美味しい”か”不味いか”なんですよね(汗)

(途中で気が付きました)これってALC13.5もあるんですねえ
              どうりで酔いも違うはずですね ・・・・・・・・・・ 

2002年のシャルム・シャンベルタンがペロミノを抜いて98点獲得したというのも満更でもないのかも
あと1本ありますが
やはり、ちゃんとしたROGNETは少なくとも、後10年以上(都合20年ほど)必要ですね!!



ワインへの嗜好の変化か? 

2010-10-13 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
BEAUNE CLOS DES MONSNIERES 2002 Pierre LABET


ワインは嗜好品とよく言われる
確かにそうだと言えるのですが・・・・

このワインは6本購入し、在庫もあと1本になりました
1本目が8/10のブログUPの日ですから、今日で約2ヶ月で5本消費しました

最初の印象はなかなかでした・・・・

5本目ともなると、実は飲み飽きてきたわけです
美味しいワインであれば
飲み飽きはしないのは勿論で、少なくなると在庫の本数が気になるものですが

このワインはハーフでもあり、廉価であったこともあり
フルボトルの合間の調整ワインのような存在として利用している

そんな風にワインの印象も変わったのか
或いは試飲能力がなかったのか
はたまた、その両方だったのか

言い訳すれば
惚れた目には痘痕も靨だったのか・・・・熱も冷めるとアレー (^_^;)


ペルナン・ヴェルジュレス 1er レ・カラドゥ 2006 ジャン・リケール

2010-09-12 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
PERNAND-VERGELASSES 1er LES CARADEUX 2006 Jean RIJCKAERT




ヴェルジュレスは畑のLieu-Ditによってはシャルルマーニュを名乗れる畑もある
一方でウーンと言わざるを得ないワインもある難しいAOC

在仏中は明確に避けて通ったAOCだったが・・・
一部の優良なドメーヌを知ればQUALITE-PRIXなワインに出会える産地でもある

リケールはヴェルジェでギュファンと共同でネゴシアンとしてやってきただけあって
VT05のムルソー・ヴィルイルなどは変化の後には唸らされたものだ

過去からネゴシアン物は出来るだけ避けてきたし
先般、某ショップの某白ワインの名手の案内があったが、ドメーヌ物より安価であったが
購入を見送ってしまった・・・・・その翌日には完売していた

そんな私だが流石に2千円で買えるとなるとコスパと造り手で買ってしまった (^^;)
そんなことを言いつつも、コルシャルにほぼ隣接する畑SOUS-FRETILLE が気に入っている
だから離れてはいるがこのワインを試しにと思って1本だけ購入した



06は酸味の柔らかなワインが多く
ご他聞に漏れず刺々しさもなくサラリとしつつも厚みを少し感じさせる
果実味も十分にあるが、酸味との渾然とした一体感はない
そういう意味で口中で美味しさを感じつつも、もちろん球体的なハーモニーはない

そりゃあ価格的に言っても無理だ!
それでもたった2千円とは・・・・・(^^;)