ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

シャトー・ガイヨン キュヴェ・プレスティージュ 2010

2014-09-29 | ボルドー
Château Gayon Cuvée Prestige 2010

このボルドーは、届いてからああそうだったと思いだした、2013ギド・アシェットの”coup de coeur(一目惚れ)”だったようです。だからどうしたっていうものですが・・・。

クラスはボルドー・シュペリウールで、特価で夏目漱石1人でしたので、気軽に晩酌に良いですね。セパージュは、メルロー50%、カベルネソーヴィニヨン45%、カベルネフラン5%ですが、香味にメルロを中心にちゃんと感じさせます。

今日は、海鮮アヒージョとスペインオムレツ、バゲットのお供にしたのですが、若い割に十分満足できる晩酌ワインです。アルカンさんって、過去の経緯からみても泡含めなかなかのワインを仕込んでいますねえ。 ・・・ゴチャゴチャ言ってたらボトルが結構空いてきました。それなりにバランスが良く飲みやすいんでしょう。 #^.^#



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カ・ルガーテ ソアーウ゛ェ クラッシコ サン・ミケーレ 2012 

2014-09-26 | イタリア
Ca' Rugate Soave Classico San Michele 2012

カルガネーガ100%のワイン(ピエロパン以来)を久し振りに飲みました。で、結果としては、ちょっとガックリですね。

思っているよりも余韻に残る苦味が強い。ピエロパンと無意識に比べてしまうのがいけないのだろうが・・・。このインポーターさんのワインは、ずっと以前から好みに今一歩のイメージがある。

味わいの要素が団子状態で、一つ一つがゴチャットしてて分かりにくい。美味しいかと聞かれると、凝集感がなくホワッとしていて、 ???になってしまう。白ワインであれば、酸と甘みのメリハリがなければ、決して美味しいとは言いずらいでしょう。

まあ、このクラスの廉価なワインに言いたい放題であるが・・・。逆に、だからこそ中心線をブラさずきちっと造れば面白いのですがねえ ^^;



Degustation用を兼ねてブラックグラスを購入しました。香りと味わいを吟味するには良いですねえ。
色調は見られませんので、先ずは赤か白か、からスタートできますので・・・。私を含め結構なレベルと思っている方々でもハマりますよ!


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ドメーヌ・マシャール・ド・グラモン ドメーヌ・ド・ラ・ヴィエルジュ・ロメンヌ 2010 

2014-09-18 | ACブルゴーニュ
DOomaine Machard de GRAMONT Bourgogne Pinot Noir Domaine de la Vierge Romaine 2010

同じくNSGの親戚筋かと思われますベルトラン・マーシャル・ド・グラモン NSG テラス・デ・ヴァレロ 2006 を確か半ダースくらい購入して、ブログ記録では 2009/11月 と 2010/03月 のみ記載になっています。今回のワインは、グラモンの本家筋(かな?)なんですかねえ、たぶん初めてです。

ベルトランも薄目でしたが、これも若干薄目で好みのワインです。じわっと染み入る滋味深さがあって、輪郭もハッキリしていますし、甘酸にタンニンが合わさるバランスの良さがこのクラスとしては申し分ないです。そうそう、これもホンの僅かながら梅鰹が余韻にあって、VRに近いNSGの葡萄が入っているかのようです。いずれにしても、素性の良さは、蔵の良さに2010のヴィンテージの良さ(WAは'14.9.18時点でブルは未発表)が合わさったものと言えるかもしれませんね。



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ボデガ・ラ・ソテラーニャ シエテ・シエテ 77 ルエダ 2013

2014-09-16 | スペイン/ポルトガル
Bodega la Soterrana Siete Siete 77 Rueda 2013

セパージュは、初めて味わう葡萄のヴェルデホとビウラ。味わいの特徴としては、ヴィオニエとグルナッシュ・ブランの混醸のような・・・。

香りは、白系ブーケがあって、柔らかくミネラル香が漂っていて、薄っすらと苦みがあり、ちょっとしたヴィオニエの亜種ように感じます。
味わいは、たぶん収量の問題で(三国情報では不明)しょうが、どこか葡萄の味わいが薄目に感じるのがちょっと物足らない。 でもまあ、引っ掛かりもなくスーッとグラスが空いてそれなりに美味しい。廉価ですし気軽にシーフード用に1本ストックしておいても良いですね。

<三国ワイン情報>
生産国:スペイン
生産地域:カスティーリャ・レオン
格付け:DOルエダ
品種:ヴェルデホ80%、ビウラ20%
土壌:石灰質、砂質ローム質
栽培:樹齢20年、垣根仕立て、株仕立て
発酵:12時間のコールド・マセラシオンの後に破砕。ステンレスタンク15日間。
発酵温度:12-14℃
熟成:5千-4万リットルのステンレスタンクにて。
熟成期間:発酵後、2ヶ月間のシュール・リーを経て、濾過した後、瓶内熟成。
受賞・ポイント歴:マドリッド・ソムリエ協会、ベスト・ルエダ・ワイン(2008)
           ミハス(マラガ)・ソムリエ協会、ベスト・ルエダ・ワイン(2008)
           ティエラ・デ・サボール(カスティーリャ・イ・レオン州の高品質な産物に
           対する認定)
媒体掲載:Selection誌(ドイツ) サマーワイン2011 三つ星(最高賞)(2010)
      ガイア・デ・カタス2011(レオン州発行のワインガイド)掲載



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ドメーヌ・デュセニュー オデッセ リラック 2010 ③

2014-09-13 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
Domaine Duseigneur Odyssee Lirac Rouge 2010

このワインは、好みのLIRACの普段飲みワイン。
2011年11月に'09を初飲みしてからストックするようなりました。'10は、ヴィンテージが超優良なためにまだまだ強くて、2日目にはグンと良くなって、美味しさが引き立ってきます。廉価なワインですが決して侮れないです。いわゆる 「無名ワインだけど」 これを掘り出したバイヤーは良い目・・・じゃなく良い舌してますね。(^^)



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ドメーヌ・アラン・ブリュモン シャトー・モンテュス マディラン 2007 

2014-09-10 | ラングドック/南西地区/マディラン
Domaine Alain Brumont Château Montus Madiran 2007

このワインはいわゆる黒ワイン。
実は開栓して5日目です。グラスの底も見えない濃さ、で、強いワインが故にホントに5日目でちょうど良い。
クラシックな良いワインだと思いますが、でもまあ、最近はこういうワインは余りお目にかからなくなったし、都合2本買ったのですが、それは昔懐かしい葡萄(タナ(TN)80%、それにカベルネ・ソーヴィニオン(CS)20%を混醸)だから。

やはりワインのスタイルから見ると、最低でも10年以上寝かさなければ実力発揮できないワインなのでしょう。



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ドメーヌ・パトリック・ユドロ オート・コート・ド・ニュイ レ・コロンビエール 2010 ②

2014-09-08 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Patrick Hudelot Hautes-Côtes-de-Nuits les Colombières 2010

この造り手のワインは、以前にコメントでsss68さんからニュイにいろいろある旨の情報をいただき、この蔵の仏語WEBを見てなかったら、Échezeauxをセラー保管の熟成用にと思わなかたのですが・・・。
その時にインポーターのモトックスに上級キュベの取り扱いについて問い合わせると、逆に取扱いが中止になったとのこと。で、モトックスWEBを確認すると(WEBはありますが)WEBからワインリストが消えています。

と言うことで問い合わせて判明した輸入中止ワイン! ・・・あっら~ (T_T) ものですが・・・ 拠所ない事情があったのか、まあ、優良な造り手なのに(どこも)輸入再開しないんでしょうね。

このワインは、ちょっと濃い目で、甘酸バランスとタンニンの状態もこのクラスでは申し分ないレベルです。ましてや2日目の方が良くて、軽く鞣革、薄っすら生肉など獣臭的要素が出てきており値段に見合わない・・・・・ 若干強めの酸とタンニンから見れば、十分10年くらい熟成しそうですし、渋みまでもが後引きを感じさせます。この蔵のCMかVRできればÉchezeauxが入手できれば嬉しいですね。難しいと分かれば尚更かな。



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ドメーヌ・アンドレ・ショパン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・モン・ド・ボンクール 2010 ③

2014-09-04 | HCDN/CDNV/その他
Domaine Andre CHOPIN Côte de Nuits Villages Les Monts de Boncourt 2010

アンドレ・ショパンはNSGのミュルジェなど赤が気に入っていたのですが、何気に買った白が初めて出会ったお気に入りになりました。VT'10の4年目で、香りが少し閉じに入ってきてないか、ちょっと早すぎないか? ・・・と思いつつ。1本目 2本目

なかなか入手しづらいリーズナブルなワインですが、最後の1本は6年後の熟成10年で ・・・待てないかもしれませんが・・・ でもまあ、十分寝かせてから開栓しましょう。

家内が、ピザ等レシピ本を近くのBOOKOFFで見つけてきてプレゼントしてくれました。ウ~ン、どういう意味でしょうか ?_?;;;

<2日目>
半熟のパイナップル満載に素晴らしい変化しました。閉じていたわけではなくて、ミネラル感と酸の状態から、何年後かに白鳥に様変わりするために一旦アヒルの子に変わる、そういった意味で閉じ始めかもしれませんが・・・。



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トマス・フォガティ メルロー サンタ・クルーズ・マウンテンズ 2009

2014-09-01 | アメリカ/カナダ
Thomas Fogarty Merlot Santa Cruz Mountains 2009

手軽なワインのつまみタルトフランベを作りました。今回はベーコンが少なかったので、甘塩の生ハムで代用。評判はいいけどやっぱりベーコンが美味しいとか。

そばのこね鉢で粉を練り上げ

2枚分作りましたのでボール2つに分けて発酵

オーブンレンジで焼き上げ

250℃までしか上がらないので焼き上げが弱いのが・・・・ 窯が欲しいなあ


イオンで2千円福袋をやっていて、当たったのがこのワイン。聞いたこともないので調べてみると、イオン価格で5千円弱のワインでした。スタンフォード大付属病院の心臓外科医のドクター.フォガティが設立したワイナリーらしいです。えらく無名なワインの様相ですね。

熟成5年ですが、アメリカの早期熟成型だろうと思い開栓したら、案の定、若い割に美味しく飲めます。ただメルローにしてもボルドー右岸と比べるとアタックから軽めで、それでいて果実味が充満しています。軽めなのでフランベをつまみにして楽しめました。



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