ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ ブルゴーニュ ピノ・ノワール オー・スレ 2012

2016-01-31 | ACブルゴーニュ
Clos du Moulin Aux Moines Bourgogne Aux Seurrets 2012

久しぶりにACブルでそこそこ満足できるワイン。フランボワーズの香や邪魔にならない樽香、バラを感じさせるブーケ感など上のクラスかと思わせます。
と言っていたら、2日目はホンの僅かに雑味が出てきてしまいました。好いワインですが、贅沢なACブルと思ってましたのでちょっと残念!

<モトックス情報>
「オー・スレ」はポマールのコミューンに位置する畑で、シャトー・ド・ポマールの前に位置しています。ポマールの中では低地になっており、この地域では特に素晴らしい条件を備えた畑として知られています。樹齢40年ほどの樹が植えられており、生産量はわずかに5000本未満という限定生産のピノ・ノワール。

醗酵:セメント・タンク 主醗酵後、オーク樽にてML醗酵
熟成:オーク樽熟成 12ヶ月(仏産、228L、新樽10%)
栽培面積:1ha
平均収量:25hl/ha
樹齢:40
土壌:粘土石灰質
オーガニック情報:ビオディナミ / ビオロジック
オーガニック認証機関:Ecocert



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ラ・ジブリオット ブルゴーニュ 2013

2016-01-08 | ACブルゴーニュ
La Gibryotte Bourgogne 2013

10年ぶりくらいかな? 久しぶりもあって、ネゴス物だったと思いますが、値頃感のある価格だったので試し買いをしてみました。

ジュブレのコルクが入っているのでジュブレの葡萄を使っているのでしょう。ヴィンテージが若いのもありますが、酸がたって、果実味に弱さがあり、ALC臭もまだ強く、今開けるべきワインではありませんでした。

ACブルのクラスですので無理は言えませんが、 ・・・この出来ではもう試すこともないでしょう・・・ 2~3年?寝かした方が良さそうです。



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ジェラール・ラフェ ブルゴーニュ・パストゥグラン 2008 

2015-02-13 | ACブルゴーニュ
Jerard Raphet Bourgogne Passetoutgrain 2008

こりゃあ・・・・・・ダメですね。(×_×;) パスグラは滅多に飲まないのですが、飲むには頃合いの良さそうなヴィンテージでしたので試し買いしてみました。

ヴィンテージの悪さ加減もあるでしょうし、クラスの問題もあるでしょうし、凝集感もさっぱりですし、このクラスに文句言っても仕方ないのですが、かろうじて飲めるだけマシなのか?! でも、フランス外の他地域であれば、値段的にも十分なワインがあることを考えると、裾ものでも手を抜かず良いものを造って欲しいですね。



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(T_T) ドメーヌ・ジョセフ・ロティ グラン・オルディネール 2010 

2014-10-21 | ACブルゴーニュ
Domaine Joseph Roty Bourgogne Grand Ordinaire2010

残念ながら軽いブッショネ。開栓時にコルクがボトル内に落ちそうになりました。スポンジのようなフニャフニャ・コルクで、これでよく液漏れを起こさなかったものだと思います。

まあ、ブッショネは軽いので雑味感があるワインとして飲めるだけ飲んじゃえと少し飲んで・・・ ご意見番からの提案で、ビーフシチューに使うことになり一安心。でも、贅沢なビーフシチューですよね。



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ドメーヌ・マシャール・ド・グラモン ドメーヌ・ド・ラ・ヴィエルジュ・ロメンヌ 2010 

2014-09-18 | ACブルゴーニュ
DOomaine Machard de GRAMONT Bourgogne Pinot Noir Domaine de la Vierge Romaine 2010

同じくNSGの親戚筋かと思われますベルトラン・マーシャル・ド・グラモン NSG テラス・デ・ヴァレロ 2006 を確か半ダースくらい購入して、ブログ記録では 2009/11月 と 2010/03月 のみ記載になっています。今回のワインは、グラモンの本家筋(かな?)なんですかねえ、たぶん初めてです。

ベルトランも薄目でしたが、これも若干薄目で好みのワインです。じわっと染み入る滋味深さがあって、輪郭もハッキリしていますし、甘酸にタンニンが合わさるバランスの良さがこのクラスとしては申し分ないです。そうそう、これもホンの僅かながら梅鰹が余韻にあって、VRに近いNSGの葡萄が入っているかのようです。いずれにしても、素性の良さは、蔵の良さに2010のヴィンテージの良さ(WAは'14.9.18時点でブルは未発表)が合わさったものと言えるかもしれませんね。



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ドメーヌ・ド・ロシュバン ブルゴーニュ ピノノワール ヴィエイユ ヴィーニュ 2012

2014-08-01 | ACブルゴーニュ
Domaine Rochebin Bourgogne Rouge Vieilles Vignes 2012

悪くはないですが水っぽさが残ります。価格の割に雑味が少なめなのでそれなりに飲めます。香りだけなら新世界のピノといった風情ですが、ま、価格的に仕方ないのかもしれません。ここのワインは、どちらかと言えば白の方が良さそうです。



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ドメーヌ・ギヨ・ブルー ブルゴーニュ ピノ・ノワール  2011 

2014-03-02 | ACブルゴーニュ
Domaine Guillot-Broux Bourgogne Rouge 2011

この造り手の3年前の白のレ・ジュヌヴリエールが良かったので、ACブルを見つけて購入。
このクラスですので大した期待はしてませんが、
ブルゴーニュの南端に位置すると言えるギヨのピノを時間による変化を楽しんでみました。

好みの気持ち薄めのワインです。
(開栓すぐ)
開栓したては酸味がたってます。
ビオの影響だけでなく若さもあってか、香りがこもる様なところがあります。
甘みが押さえつけられているのでもうちょっと待ちましょう。
(30~40分後)
少~し甘みが出てきたか・・・・・酸味がマイルドになりつつ
ミネラル香があるのですが弱く、ALC臭に混じって紫系のブーケが出てきました。
(60分~以後)
液温が上がって、じんわりとピノらしい甘みが出てきました。
やっと少しバランスが取れてきたかなという段階でしょうか。

<2日目>
初日と変わりないのですが、酸が強めで安定してきました。まあ、これぐらいであれば
酸が強めでも問題はありません。つまみにしたがんもがポン酢で美味しくいただけました。

<モトックス情報>
品種:ピノ・ノワール 100%
醸造・熟成醗酵:コンクリート・タンク   
熟成:オーク樽熟成 6ヶ月(228L、新樽使用せず)
年間生産量:10000 本
栽培面積:3ha
平均収量:45hl/ha
樹齢:15年
土壌:粘土石灰質
オーガニック等の情報:ビオロジック
オーガニック認証機関:Ecocert



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ドメーヌ・パトリック・ユドロ ブルブルゴーニュ ピノ・ノワール 2010 

2014-01-22 | ACブルゴーニュ
Domaine Patrick Hudelot Bourgogne Pinot-Noir 2010

パトリック・ユドロって、アラン・ユドロ・ノエラの縁戚? モトックス情報にはそれらしき情報記載はありませんが、このワインはACブルですが香味がいいです。
このワインは、色調が薄目で、ジュブシャンのような紫系の香味があります。決して強くはないのですが、優しくじわっとです。ACブルでも優しいピノが、薄味ですが美味しく味わえるのかと感心。
 
早速、上級キュベか別のヴィンテージを探してみると、なんと HCdN までしかありませんでした。HCdN は、きっと気合い入れて造っているんでしょう。で、勝手な思いを巡らせつつ早速手配してみました。 *^_^*v



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ドメーヌ・アラン・シャヴィ ブルゴーニュ・シャルドネ 2010 ④

2014-01-14 | ACブルゴーニュ
Domane Alain Chavy Bourgogne CHARDONNAY 2010

アラン・シャヴィの ACブル'10 は、このボトルで4本目で最後です。
過去は、酸が元気良すぎでバタつきがあって、落着くのに1日は間を置かなければならなかったのですが、やっとこさアタックも落着いてきてバランスも少し良くなりました。

A・シャヴィは好みの造り手で、VT'10は良いヴィンテージと期待して購入したのですが、普通のヴィンテージと大差なく ACブルでも熟成に4年程度をみておかなければならない、ある意味で技量を感じさせる造り手と思えます。恐らく、2日目は果実味が前面に出てきて、好いバランスのワインに変貌するのではと推測して・・・・・。

<2日目>
酸が僅かに落ち着きましたが、今一歩です。残っているワインを変化を期待して数日置いてみますが、ACブル(クラス)では期待値を下げないと限界があるのでしょうか。総体的にブルはACブルクラスでは難しいですね。せめて村名というのが現実かも。



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ドメーヌ・アラン・シャヴィ ブルゴーニュ・シャルドネ 2010

2013-10-05 | ACブルゴーニュ
Domane Alain Chavy Bourgogne CHARDONNAY 2010

今日は台風23号の影響で朝から雨模様。台湾近辺を通過して中国へ向かうような予報でしたが、誕生してからずいぶん成長したんですね。

さて、4月に飲んで以来で、どう変化したか。 
半年で酸も落着いてきましたが、ACブルのクラスですのでちゃんと飲めば不満も残ります。雑味があるのは仕方ないでしょうが、自分好みの造り手ですから、これはこれで・・・ それなりに美味しいです。



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ドメーヌ・ジェラール・セガン ブルゴーニュ・ルージュ キュベ・シャンタル 2010

2013-08-29 | ACブルゴーニュ
Domaine Gerard Seguin Bourgogne Rouge Cuvee Chantal 2010

シャンボール・ミュジニーの云々とか・・・
何じゃそりゃ? ハッキリ言ってキュヴェ・ジェラールとどう違うの (?_?) っていう感じですね。

どっちかって言えば、このシャンタルよりキュヴェ・ジェラールの方が好みでした。で、このワインは初日がバランス悪くてブログアップするのも面倒って思ってたんですが・・・・・ ハハ ^^; 



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ドメーヌ・ジェラール・セガン ブルゴーニュ・ルージュ キュベ・ジェラール 2010  

2013-07-15 | ACブルゴーニュ
Domaine Gerard Seguin Bourgogne Rouge Cuvee Gerard 2010

セガンのワインは、過去において当たりハズレが極端に分かれて懲りていたのですが、5月に飲んだラヴォー・サン・ジャック05のなかなかの味わいのイメージが残っていたので、優良ヴィンテージ10に期待しての購入。

ジュブレをスケールダウンしたような、小ぶりですが結構ピュアなワインです。ACブルですが、ジェラールの名前を冠するACブルだけあります。色目も薄めで ・・・ラヴォーに比べると遥かに薄い・・・ 小さな苺、軽く鞣革、紫系のブーケなど正しくジュブレのミニチュア版です。購入価格2Kからみれば拾い物ですね。 (^_^

この蔵は、エチケット最下欄に「propriétaire et viticurteur」=「生産者元詰・葡萄栽培者」ですから、DOMAINEと同じです。一般的には仏語表記でDOMAINEの方が分かり易いのですが、この表記方法を選択しているのでネゴシアン物は一切扱ってないと言う意思表示かもしれませんね。




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ダルデュイ ブルゴーニュ シャルドネ 2010   

2013-07-12 | ACブルゴーニュ
D’Ardhuy Bourgogne Blanc 2010

このワインは、フィラディスの輸入ラベルに”ドメーヌ”と記載していますが、エチケットの何処を探しても「DOMAINE」の証左がありませんのでネゴシアン物ですね。DOMAINE物はエチケットの”Ardhuy”の文字の真上にDOMAINEと入れているようです。

インポーターは、”ドメーヌ・ダルデュイ”とは生産者名であって、このワインそのものが「DOMAINE」物ではない訳ですから、飲み手が誤解をしない表示をするべきではないでしょうか。  ーー;

ワインは、優良なVT10にしてはちょっと水っぽさがあったのですが、温度が上がりオイリーさが僅かに出てきて少し良くなりました。ま、2K弱のネゴシアン物のACブルからみて悪くはない。でもフィラディスのWEB(ショップも引用)に、「ピュリニー村とムルソー村のブドウを使用」って記載がありますが、味わいと宣伝文句のイメージが掛け離れています。低地の水捌けの良くなかった畑だったのでしょうか。



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ドメーヌ・レイモン・デュポン・ファン ブルゴーニュブラン ショーム・デ・ペリエール  2011

2013-06-12 | ACブルゴーニュ
Domaine RAYMOND DUPONT-FAHN Bourgogne Blanc Chaumes des Perrieres 2011

PR広告を見ているとホントは村名畑だったが土を盛ったのでACブルの格下げになったとか。でも飲んだ印象ではあくまでも上物ACブルか普通の村名。

既に十分飲める域ですが、ヴィンテージの割りに酸とミネラル感のメリハリが弱い。ここら辺は、良く言えばムルソーの柔らかさはあるんですけどね・・・。香りにシロップ付け花梨など柑橘、味わいは甘みが走って中膨れした感じが先般飲んだベリンジャー・プライベートリザーブに近くカリシャル的。なんだか最近はブルもこういうタイプが多くなっているのでしょうか、長熟のムルソーのイメージと違って早飲みタイプであることもカリシャル的かと。

いずれにしても、ヴィンテージは若いですが今飲んで美味しいワインです。

<2日目>
酸味が綺麗にでてきて随分メリハリを感じます。これなら来年も試してみたいですね。



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