CHASSAGNE-MONTGRACET 1er François D'ALLAINS
この造り手は新進で全然知らなかった造り手でした
私は基本的にネゴシアン物は買わない主義です
市場で見かけるのはRullyやACブル、ムルソーで
今回、偶然にシャサーニュ1er 2008が5本だけ手に入った
購入後に詳細を調べていくと
どうやらネゴシアンものという域を通り過ぎているようで
ひょっとしたら想像以上かも ・・・ ( ̄_ ̄ i)
というのもこのシャサーニュ1erは
特級モンラッシェを角を挟んで2面接する Branchotと
もう一つが、程近い Rebichetの2つの畑から造られている
この造り手のシャサーニュ1erはそういう意味でも超希少であるように思える
で、分かる範囲で調べてみたのですが・・・
フランスの造り手のWEBを見てもシャサーニュ1erを造った年は2007のみ掲載されている
ところが、私が買ったのは2008 ・・・ なんで (?_?)
可能性としては買い葡萄であるが故に、掲載するだけの本数がまとまらなかったんだろう
であれば、もっと08は希少性があるのかも知れない
実はネゴシアンものは余り信用してなくて、在庫は極僅かな本数だけど・・・
タルデュー、ポテル、リケール、ボワイヨ(多分 a Meursault)ぐらいだろうか
香りは
鞣革のしっとり感はあり、白花、黄花の入り混じった
下草や土っぽさがミネラル香をタップリ抱えて
数年後?熟成を楽しみにさせてくれる好いワインだ! \(^_^ )
味わいは
シャサーニュの柔らかさがある割に
キリッとしていて、甘味を抑えているのに果実味がしっかりとある
酸もすっきり綺麗で厚みがある割にすっぱ過ぎない
開栓直後から将来を感じさせる、旨み、美味しさをイメージさせてくれる
楽しみですね!
若飲みタイプだと聞いていましたが
でも流石に、最低でも5年以上の熟成があった方が良さそうですね
トロミも2時間程度で滑らかな厚みに変化して
特級モンラッシェを彷彿とさせるBlanchot & Rebichet と言えるでしょうか
・・・そうこうしていると
閉じ気味だったのが、物凄い勢いで鞣革香を放ってきており、醸すと言った方が良いだろか
円熟味を増すまで大切に寝かせたいと思うワインです (~~)/