ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ドメーヌ・ジェラール・セガン ブルゴーニュ・ルージュ キュベ・シャンタル 2010

2013-08-29 | ACブルゴーニュ
Domaine Gerard Seguin Bourgogne Rouge Cuvee Chantal 2010

シャンボール・ミュジニーの云々とか・・・
何じゃそりゃ? ハッキリ言ってキュヴェ・ジェラールとどう違うの (?_?) っていう感じですね。

どっちかって言えば、このシャンタルよりキュヴェ・ジェラールの方が好みでした。で、このワインは初日がバランス悪くてブログアップするのも面倒って思ってたんですが・・・・・ ハハ ^^; 



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ニコラ・ジョリー サヴニエール クロ・ド・ラ・クレ・ド・セラン 1998

2013-08-24 | ロワール
Nicolas Joly Savvennièrres Clos de la Coulee de Serrant 1998

随分久しぶり ・・・フランスで開栓して以来10年以上ぶりか?・・・ の開栓です。
熟成20年程度で開けようと思ってましたが、まあええかって5年も早く開けちゃいました。 ~_~;

当時のわたしのワイン知識では、この開栓時期が難しいと言われるワインの飲み方は良く分かってなかった。けれども、兎に角味わってみたいの一身で3-4年物での開封だったかと。故に、当時の情景を思い出せばメチャクチャな若飲みで、単純に葡萄汁がやたら甘いなあというワインでした。

そう、開栓したのはVintage1992だったかと思います。セラーにはVT92は後1本しかないのですが・・・・・。勿論、液体の色調は薄めでしたから、今日のような黄金色には程遠かったですね。

このVintage1998は、運よく甘めのモワルー系ではなかったようで、程よい甘みと酸味でバランスが最初から素晴らしくて、舌鼓を打っています。確か、開栓して1~2日置いてから飲んだほうが良いとか言われてたような・・・・・ でも既にメチャ旨です。ま、15年、これがシュナンの熟成かと・・・・・ ある種、先般のBeaucastel Blanc VV 1999 に近い感動があります。

そう言えば、今年4月にパリのワイン会、Espace-Vineuxの先輩のご自宅でVintage1996(このワインだけ撮り忘れ ^^;)を飲ませてもらったのを覚えていますが、その時のVT96は若干シェリーが入ってきていたのを思い出しました。N・ジョリーは、モワルーになるくらい遅摘みしますから推して知るべしでしょうか。

いずれにしても、VT98はいいピークで開けたかと思います。



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ドメーヌ・ド・ラ・ルヴトゥリ ミュスカデ S・M S・L ル・フィエフ・デュ・ブライユ 2010

2013-08-19 | ロワール
Domaine de la Louvetrie Muscadet Sevre et Maine Sur-lie Le Fief du Breil 2010

スクリュープルが壊れて以来昔のようにラギオールで開栓をしているのですが、いい加減にしたらコルクの先っぽが折れちゃいました・・・・・ *_*;;

でも、ルブトゥリの最上級だけあって、甘酸っぱい果実が美味しいです。

このワインの内容は前回を参照ください。



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ヴァーナー・エステイト シャルドネ アンフィシアター 2010

2013-08-16 | アメリカ/カナダ
Varner Estate Chardonnay Amphitheater Block 2010

RP氏の母国というには意味合いとして大袈裟すぎるか、というか、思いっきり下駄履いた評価のものが多くて ・・・わたしにとってはですが・・・ その割りに値段もそこそこするので買ってから後悔することが多くて・・・・・ ~_~;

今回は、ヴァーナーのVT10を意識的に早開けしてみました。で、やはりと言うか、これが早くなかった。でも、若いだけに複雑味に欠けるのは、どこの国だろうが産地だろうが同じですね。

軽い石灰等のミネラル香、革、白系のブーケなどなど。先般飲んだ下位キュベのフォックスグローヴとは、ミネラル感と酸が予想よりも軽やかに且つしっかりあったのが一線を画すところか。いずれにしても、ブルに比べると軽めに感じられるところがカリシャルの特徴かなと思えます。値段相応と言えばそうですし、PP94だったかと思いますが、とんでもないのでは?!

<2日目>
塩焼きの手作り焼き鳥がなんとまあ合うこと!! 
葡萄の美味しさ・・・・・ 甘みと酸味がマッチして美味しい。ワイン単体では今一かもしれませんが、ワインの軽さと果実味が丁度良い。ハズレかと思ったのですが、このワインは5年以上で丁度良い味わいを与えてくれるのかも。 ^^ゞ



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ドメーヌ・ロジェ・サボン シャペル・ド・マイヤック リラック 2010

2013-08-13 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
Domaine ROGER SABON Chapelle de Maillac LIRAC 2010

4ヶ月ぶりのローヌのリラックです。
表題ページの写真はワインの雰囲気が感じられる良い写真が撮れました。

このワインは、大多数の方は美味しいと言うでしょうが、数人は好みでないと言うでしょう。何故かと言えば、香味にちょっと造った感があり、アルコール臭が未だ自然でないように感じてしまう部分がある。まあ、若いワインなので仕方ないところでしょうが、この造った感がなくなるのに5年程度はかかるのでしょう。

このクラスのワインに値段があまり関係はないのは重々わかってるつもりですが・・・・ 恐らくCNdPとLIRACの蔵出しに大差はないでしょう・・・・・ あるとすればAOCによるセパージュの混醸数の差くらいかと思っています。

クラスマン3星の南ローヌの雄、Beaucastel のVintage 1997か1998あたりと飲み比べたくなりましたので次に開栓してみますか。 *^_^*V



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クリスチャン ビネール カッツ・アン・ビュル ピノグリ 2009

2013-08-10 | アルザス/ジュラ/サヴォア
CHRISTIAN BINNER Katz'en Buiies pinot gris Petillant Naturel 2009

興味本位で買い求めてみましたが、赤茶けたビネールのピノグリって面白いですね。好みの問題はあるかもしれませんが、こういうワインも時にはいいかも。

ペティヤンで、開けたては結構シュワシュワを感じます。今時の暑さだと少しは泡っぽさがあると飲みやすいものです。



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シャトー・ド・ロレ ブリュット クレマン・ド・ロワール NV

2013-08-05 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
Château de l'Aulee Cremant de Loire Brut N.V. 

この泡なかなかいいですねぇ。飲めばとても1.5K程度で購入したなんて思えないでしょう。

泡の持続性もそこそこ良くて、流石に瓶内二次発酵の泡ではあります。セパージュはシュナンブラン100%とのことで、ちょっと酸味が不足気味ですが、葡萄の甘みが十分活かされているかと思います。

Beaucastel VVの後でも飲むのに十分耐えられる、値段度外視の泡でしょう。お薦めです。 *^_^*



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シャトー・ド・ボーカステル C.N.d.P ヴィエイユ・ヴィーニュ 1999

2013-08-03 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
Château de Beaucastel Châteauneuf-du-Pape Blanc Cuvée Roussanne Vieilles Vignes

ルサンヌ100%のワインを家内の誕生日に合わせて超久しぶりに開栓しました。

当時は仏人でも嵌っている人でないと、年間7,000本ほどのこのワインは入手しずらく、何を隠そう私自身もワインショップ”Le Repaire de Bacchus ”で仲良くなった店長に、入荷したら取り置きを頼んでおくわけです。所謂、常連客でないとそんなことはできませんでしたから結構通いました。 ^^;  ・・・故にもちろん現地調達品です。

今日は興味がある方にお教えするために現地店名を記載しましたが、パリでボーカステルを求めるのであれば、Le Repaire de Bacchus というパリ市内のCaveチェーン店(特に16区と17区)で求めるのが手っ取り早いでしょう。

さて、セパージュの熟成も”今日”が最高度に美味しいです。正直言って、これほどとは想像していませんでした。実は2年前に飲んだときに結構きていたので、シェリーが少し入ってきただろうかと思っていたのですが・・・・・ ところがどっこい、全くのピークでして。 ホント熟成ってボトル毎に違いがあって読めないですねぇ(汗)

このワインは今までの白の概念が瓦解するほど美味しく、2003年頃でしたか、当初のPPでは97点ほどでしたが、PPなんて消し飛んで、まったくどう表現していいのか言葉が見当たりません。写真の通り鼈甲のような色調から、水飴を通り越してフルーツ爆弾炸裂ですし、酸が抑えられているのですが、複雑かつ重ね合わさるコクに逆に圧倒されます。これは、ホントに凄いワインです。ヴィンテージ1999は現地含めて今回が3本目かとうろ覚えですが、過去最高のVVです。



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