ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

セイン 2011

2016-02-12 | スペイン/ポルトガル
Bodega Vinessenes Sein 2011

PP92という・・・ ホンマかいや!
昨年買って、半年寝かせて保管してました。で、強さのある赤ワインが飲みたくなったので開栓。南仏系のワインに多い混醸用セパージュのイメージのムールヴェードル主体で60%(シラー40%)ですが、思ったより柔らかいですね。

安かったはずだけどとリストを見て・・・ ビックリです。某ショップで何度も特価が出てたので、てっきりシールの92に釣られて大量に仕入れたものの試飲してみるとPPが出鱈目で、こりゃイカンと廉売しているのかと思ってました・・・・・ ハハハ ^^; PPはそんな話もよくありましたからねえ。

今更ですが、このワインは購入価格であればビックラポンです!! にしても、92はちょっと大袈裟。89~90なら納得でしょう。



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デ・ムリェール デ・ムリェール シャルドネ 2014 

2015-12-06 | スペイン/ポルトガル
De Muller De Muller Chardonnay 2014

スペインのシャルドネ100%は初めてです。スペインにはこんなお値段でコスパの良いワインもあるんだと改めて感心。開栓当初からフルーツ香が漂い、甘味もダレなくきちっとして、酸もすっきりしていて、なかなかイケます。



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コト・デ・ゴマリス ゴマリス X(エキス) アルバリーニョ 2013 

2015-06-18 | スペイン/ポルトガル
Coto de Gomariz Gomariz X Albariño Ribeiro 2013

久々に気泡がグラスについたワインに出会いました。なんのこっちゃって思える話ですが、二酸化硫黄が少ない証拠かと思います。決して良いとか悪いとかという判断はしませんが、極力使用しない意志の現れかと思います。

開栓当初からボトル口から熟したフルーツの香りがいい感じで発ってます。若いワインですが甘酸バランスも2日目からは取れてきて、暖かい国のイメージが広がるようなフルーツ感が充実した味わいがいいです。いろいろ試してみましたが、どーも合わせる総菜がよー分からんなあというところもあり、たぶん魚介のパエリアやアクアパッツァあたりが好いのでしょう。 ・・・ウ~ンつまみを作る時間がなかったからなあ ^^;




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ヴェンタ・モラレス オーガニック 2013

2015-04-12 | スペイン/ポルトガル
Venta Morales Organic Tempranillo 2013

オークラのマルシェ・デ・ヴァンで見つけていたワインです。その時は試飲してなかったのですが、ヴェルデホのNisiaを購入するときに見つけて、一緒に買ったものです。

ヴィンテージ2013のテンプラニーリョは、たぶん硬いだろうと思ってましたが、既に柔らかく強さがあるのに飲み疲れないバランスの良いなかなかのワインです。



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ボデガス・オルドネス  ニシア 2013

2015-03-15 | スペイン/ポルトガル
Grupo Jorge Ordoñez  Bodegas Jorge Ordóñez Nisia 2013

立体感のある凹凸ラベルが個性的で気に入ったこともありますが、これは良いワインですね。ヴェルデホ100%のスペインワインです。インポーターのミレジムさんの取り扱いであることは、先のマルシェ・デ・ヴァン2015で出会ったのですが、当日はいろんなワインを試飲して酔いもあったので、どうかなという思いもあったのですけど、試飲の印象は正しかったと実感。2011はPP91だったようで、ヴィンテージ評価の低い’11でPP91なら、’13の方が良さそう(未発表)なのでP92-93あたりが出るかも。 *^^*

開栓当初から温度が低いにもかかわらず、香りは軽く木の実、鞣革、グレープフルーツや桃、一種ヴェルデホの香りと言えるバラ、金木犀など。柔らかそうな反射のある液面、粘性も十分そうに見えます。味わいも雑味がなく、同じヴェルデホ100%のキンタルナ2013と比べても雑味のような苦味がない。キンタルナで感じた苦味は雑味だったんですねえ。 デタ! 味覚音痴 ^^; 

<3日目>
甘酸っぱさが後引くようになりグラスが止まりません。雑味も微塵も感じません。果実の甘みが強いのですが、酸の強さとミネラル感で旨さの厚みを形成しています。こんなに若いヴィンテージのなに、粘性のある液体が3日目で素晴らしいバランスになっている。廉価なワインですが、元々どんなワインも常識的な値段で取引されていたはずです。故に、このVVのワインは、熟成したらどんな凄いワインになるのか試してみたくなりました。



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リオハ ソトマイヨール ベンデミーア・セレクショナーダ 2010

2015-03-07 | スペイン/ポルトガル
Rioja Sotomayor Vemdemia Seleccionada - Domeco de Jarauta 2010

アタックは柔らかく拍子抜けですが、後引きが弱いのですが、特段の違和感もなく普段飲みには問題ないです。
でも、リオハのテンプラニーリョ(100%)ってこんなんだっけ (?_?)



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ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ・イ・レオン  キンタルナ 2013

2015-03-05 | スペイン/ポルトガル
Vino de la Tierra de Castilla y Leon  Quintaluna 2013.

ヴェルデホ100%のスペインワインです。粘性も高かそうで、足がなかなか出ませんでしたが、少しのタイムラグの後、ジワーッと出てきました。

色調は薄く、樽熟成はないと思われます。香りは、第一印象がミュスカデのようで、ミネラル香も柔らかさ感じます。味わいは、果実の凝縮感に弱さを感じます。また、セパージュの特徴でしょうか、余韻にホンの少し苦味がありますが、嫌みはないです。

ホテルオークラのマルシェ・デ・ヴァン2015で出会い、気に入ったボデガス・オルドネスのニシア (Nisia) が、これと同様にヴェルデホ100%のワインですので、これは是非とも比べてみたいですね。



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ラファエル・カンプラ・ドス  2011  

2014-11-18 | スペイン/ポルトガル
Rafael Cambra Dos 2011

スペインワインですが、セパージュは CS40% CF40% Monastrel20% です。開栓当初は、香りに醤油ぽい香りが(酵母か?)ありましたが、消えました。あれは何だったのでしょうか。

香りはもちろんボルドー系が中心で、クラス的には出来の良いブルジョワ級で通用するかと思います。味わいは、モナストレルの20%は僅かながらデータを見ているので感じますが、ブラインドであれば分からないでしょう。そういう意味では Côtes de Bourg とか Entre-deux-Mers とか周辺ボルドーのような感じがあります。

初日と違ってバランスアップして、2日目は違った顔が見えます。コスパの良いこういうワインって、普段飲みには有り難いですね。



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アルベット・イ・ノヤ アルベット・イ・ノヤ シャレロ エル・ファニオ 2011 

2014-11-14 | スペイン/ポルトガル
Albet i Noya SAT Albet i Noya Xarel.lo el Fanio 2011

廉価なワインですが、ミネラル感を背景とする酸味と程よい甘味。ちょっと残るけれど自然な苦味。グラスに気泡は付着しませんが、舌先に僅かな発泡も感じます。

シャレロ100%のワインは初めてで、香味からワインの新世界に出会ったような錯覚に陥りそうで、大きい要素は70年という樹齢もあるのでしょうか、余韻までの優しい味わいに面白いと感じました。

<モトックス情報>
原産国:スペイン
地方:カタルーニャ
地区:ペネデス
原産地呼称:ペネデスD.O.
品種:シャレロ 100%
醗酵:ステンレス・タンク醗酵   
熟成:83%卵型コンクリートタンク熟成 6ヵ月
    17%樽熟成6ヵ月(ハンガリー産アカシア樽、225L、新樽比率10%)
年間生産量:12000 本
栽培面積:5ha
平均収量:27.5hl/ha
樹齢:70年
土壌:赤粘土の混じった石灰質
コンクール入賞歴:(2011)ペネデス・シャレロ・コンペティション 2013 金賞



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マルケス・デ・カセレス アンテア・バレル・フェルメンテッド 2011

2014-10-31 | スペイン/ポルトガル
Marques de Caceres Antea Barrel Fermented 2011

インポーターのアルカンさんによると、産地はスペインのリオハ。セパージュはヴィウラ主体で、マルヴォワジー少量とのこと。 ・・・って、ラベルに書いてある内容のみですね。 えらく簡単ですが、それら以外の情報がないの? 非公開ならそれも情報だから、それならそう記載してもらえるといいのでは。

少し残した3日目が一番美味しい。甘みを抑えていてそれなりにバランスが取れてきているのですが、一方でエッジに残る苦味に違和感が残ります。まだ早いのかもしれませんが、現時点ではその違和感がちょっと・・・。



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ボデガ・ラ・ソテラーニャ シエテ・シエテ 77 ルエダ 2013

2014-09-16 | スペイン/ポルトガル
Bodega la Soterrana Siete Siete 77 Rueda 2013

セパージュは、初めて味わう葡萄のヴェルデホとビウラ。味わいの特徴としては、ヴィオニエとグルナッシュ・ブランの混醸のような・・・。

香りは、白系ブーケがあって、柔らかくミネラル香が漂っていて、薄っすらと苦みがあり、ちょっとしたヴィオニエの亜種ように感じます。
味わいは、たぶん収量の問題で(三国情報では不明)しょうが、どこか葡萄の味わいが薄目に感じるのがちょっと物足らない。 でもまあ、引っ掛かりもなくスーッとグラスが空いてそれなりに美味しい。廉価ですし気軽にシーフード用に1本ストックしておいても良いですね。

<三国ワイン情報>
生産国:スペイン
生産地域:カスティーリャ・レオン
格付け:DOルエダ
品種:ヴェルデホ80%、ビウラ20%
土壌:石灰質、砂質ローム質
栽培:樹齢20年、垣根仕立て、株仕立て
発酵:12時間のコールド・マセラシオンの後に破砕。ステンレスタンク15日間。
発酵温度:12-14℃
熟成:5千-4万リットルのステンレスタンクにて。
熟成期間:発酵後、2ヶ月間のシュール・リーを経て、濾過した後、瓶内熟成。
受賞・ポイント歴:マドリッド・ソムリエ協会、ベスト・ルエダ・ワイン(2008)
           ミハス(マラガ)・ソムリエ協会、ベスト・ルエダ・ワイン(2008)
           ティエラ・デ・サボール(カスティーリャ・イ・レオン州の高品質な産物に
           対する認定)
媒体掲載:Selection誌(ドイツ) サマーワイン2011 三つ星(最高賞)(2010)
      ガイア・デ・カタス2011(レオン州発行のワインガイド)掲載



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ボデガス・ブリエゴ ヴァンディミア・セレクショナーダ リベラ・デル・デュエロ 2011  

2014-07-07 | スペイン/ポルトガル
Bodegas Briego Vendimia Seleccionada 2011

このワインは、ショップではヴィンテージ2011とありましたが、ラベルにはヴィンテージ標記らしきものはありません。2011とあったのは別ラベル(写真中央)に”cosecha 2011”しかなく、調べてみると、ナントこれが”収穫年”でした。イヤー分かりにくいですねぇ。何かコンペに出た証と思いきやヴィンテージ表示とは・・・。 (^^;

葡萄は(たぶん)テンプラニーリョ100%。飲み口としては、飲みやすいのですが、芯がぼやけているように感じます。敢えて言うならば、VdPのような居酒屋で気楽な感じで、暑い時にでも冷やして飲める赤ワインと言った風情。




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ボデガス・アスル・イ・ガランサ アブリル・デ・アスル・イ・ガランサ 2012 

2014-06-07 | スペイン/ポルトガル
Bodegas Azul y Garanza Abril de Azul y Garanza 2012

ボルドーのようで、そうじゃない。しからばリオハかという具合になるのでしょうが・・・
スペインの赤は基本的にテンプラニーニョが好きで、リオハを見つけてる試してみてはいました。悪くはないのですが、モトックス情報の入賞・評価歴は下駄はき過ぎでしょう。CSが10%のようですが、ハッキリ言って混醸しているのが分かりません。

良い印象を持てないのは、余韻に舌に残る雑味のような酸が美味しさを半減させているからでしょう。じゃあ、時間を置けばいいのかというと、こればっかりはこの造り手のワインと初対面ですので分かりません。イメージ的には余韻のバタツキがおさまれば他が落ちるような気がします。要するに若飲みタイプにしたが故の歪のような。・・・・ちょっと言い過ぎかもしれませんが。

<モトックス情報>
原産国:スペイン
地方:エブロ
原産地呼称:ナバーラD.O.
品種:テンプラニーリョ 90%/カベルネ・ソーヴィニヨン 10%
醸造熟成:醗酵:コンクリート・タンクでマロ・ラクティック醗酵   熟成:50%をオーク樽熟成 3ヶ月(フレンチオーク、ハンガリアンオーク、アメリカンオーク)
年間生産量:85000 本
栽培面積:16ha
平均収量:42hl/ha
オーガニック等の情報:ビオロジック
オーガニック認証機関:CPAEN
コンクール入賞歴:(2012)インターナショナル・オーガニック・ワイン・アワード 2013 金賞(94点)
海外ワイン専門誌評価歴:(2012)「ステファン・タンザー 2013」 90点



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カザ・アグリコラ・アレクシャンドレ・レ・レウヴァス アトランティコ 2012

2014-03-20 | スペイン/ポルトガル
Casa Agricola Alexandre Relvas lda. Atlantico Tinto 2012

初めて買ったポルトガルワインです。アタックも軽く普段飲みに問題ないです。若いヴィンテージなのにもかかわらず、タンニンがビッシリと言うのではなく口当たりが軽いです。ブッションがブッショネ対策品と思いますが、短さからも寝かせるタイプではなさそうです。

セパージュは、トリンカデイラ 34%/アリカンテ・ブーシェ 33%/アラゴネス 33% とのことですが、全て初めて味わう葡萄です。自然な苦味が少しありますが、苦味がセパージュの特徴なのでしょうか。・・・でも初めて味わうって楽しいですね!! 

余韻から感じるのは酸化が早そうで、推測でいえば、恐らく明日までに空けないとダメかもしれません。体調も優れず、久々に休肝日を2日間も取りましたので、調子も上がってきたので明日にグラス2杯程度残してみましょう。

<2日目>
余韻でわかる程度ですので飲めなくはないですが、やはり酸化のニュアンスが舌に残ってグラスが進みません。

<モトックス情報>
原産国:ポルトガル
地方:アレンテージョ
原産地呼称:ヴィーニョ・レジオナウ・アレンテジャーノ
醗酵:ステンレス・タンク   
熟成:オーク樽熟成 3ヶ月(225L)
年間生産量:80000 本
栽培面積:35ha
平均収量:53hl/ha
樹齢:7~9年



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