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ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ロジェ・サボン シャペル・ド・マイヤック リラック 2010

2012-12-29 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
ROGER SABON Chapelle de Maillac LIRAC 2010

ロジェ・サボンのLIRAC2010は、価格、ワインの香味、熟成の期待感等々隠れた銘酒として超ご贔屓ワインになってしまいました。セパージュは、グルナッシュ主体のこのワインはピノとは明確に違うのですが、ピノのような優しく芳醇で口中の広がりと余韻の美しさが、前回掲載の通り、あまりにも実力値と購入価格とが掛離れれてて久々に唸ってしまいました。 ◎_◎; 

先日、偶然に特価でヴィンテージ2009を見つけて・・・・・・ と思って購入し到着してみたら、何とヴィンテージは”2010”  ・・;

まあ、ヴィンテージとしては09より10の方が良いのですが・・・・・ 
これで、VT10は結果的ケース買いになってしまいました。超好みの超お気に入りワインで、市場にはもうないと思っていましたので特段に残念ではないのですが、スッキリしませんね。ショップのレベルというか、いい加減さがよく分かる誤掲載に、また当たってしまいました。

ところで、グラスを仏製のレーマン(LEHMANN)の手作りの口吹きグラスに替えてみました。ステムも細く、肉厚も薄く、重量もリーデルやシェフ&ソムリエ等マシンメイドと比べて圧倒的に軽く、一種独特の形状から、香り立ちにセパージュの特徴がよく出るようになりました。赤白兼用に購入したのですが、いろいろ試しながらワインライフを楽しみたいですね。



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ロジェ・サボン シャペル・ド・マイヤック リラック 2010

2012-11-01 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
ROGER SABON Chapelle de Maillac LIRAC 2010

いやー! このワインは既に美味しい。

やはり、Vintage2010は近年まれにみるビッグヴィンテージかもしれません。
この造り手のCNdPはよく見かけますが、このキュベは(割当量かな?)本数が少ないのか、余り見かけません。市場は、CNdPが有名になり過ぎて、日本ではなかなか手が出せませんので、こういうワインに出会えると嬉しいですね。

香りは、シラーが先立ち、味わいはグルナッシュ主体っぽいです。
若いゆえのピュアなジュースぽさもあり、土っぽさ、革、生肉、紫系のブーケ等々の香と若干抑え気味の酸も綺麗で、5年先10年先20年先を楽しめるような期待が持てます。セパージュは、ネットで海外情報を調べるとグルナッシュ・シラー・ムールヴェードルとあり、サイトによってはそれらにプラスでカリニャンとありました。しかしながら、調べた範囲では割合の記載が分かりませんでした。香味からは、セパージュは(たぶん)グルナッシュとシラーで80%~90%程度か、・・・ムールヴェードルとカリニャンで大凡10%~15%程度でしょうか? ・・・・・これがなかなか当たらないものなんです。

こういう葡萄の配分が分からないのもいいですねぇ!!!
ブラインド・テイスティングしているようであり、ミステリアスであり・・・。

購入価格からみれば、ビックリするくらい廉価で入手したのですが・・・。 このワインを味わえば、5倍も10倍もするCNdPは買えないでしょう。まあ、いくら出したとか、エチケットとか、ブランドで買われる方には全く知りえないワインとして、そっとしておいてほしいワインです。 パーカーさん評価しないでね!? ^^ゞ。



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アンドレ・ペレ サン・ジョセフ ブラン 2010

2012-10-30 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
Andre PERET Saint Joseph Blanc 2010

南仏で主として栽培されている2つのセパージュ、ルーサンヌ(Roussanne)50%、マルサン(Marsanne)50% で造られているワイン。

ルーサンヌは、Beaucastel Blanc VVが樹齢100年前後のこのセパージュ100%で造られていますが、この葡萄は、病気などに対して強くなくて栽培が難しいと聞いています。恐らく、栽培は、手間暇掛けてのことなのでしょう。手間は掛かるけれどフルーティなアロマが魅力で、ローヌ系の白ワインには数パーセント程度の混醸をするものが多いのも事実。

マルサンヌは、シャプチエが造るERMITAGE CUVEE DE L'OREEがこのセパージュ100%で造られています。わたしは、このシャプチエのワインを1回(2011.07Espace-Vineux JAPON)しか飲んでいないので何とも言いにくいのですが・・・・・その時は熟成20年で未だ酸が元気良くて、かなり長熟系かと思ったものです。

今回のこのワインは、セパージュのルサンヌの割合が高かったことと、最近お気に入りのアンドレ・ペレが造り手であること。そしてローヌ地方の2010は良いと思っていることから纏め買いをしておきました。

味わいは、香味にフルーティで予想通り。強いてあげれば、流石に若いだけあって、セパージュ間に段差があります。でも、フレッシュでフルーティで厚みがあって美味しいですね。このワインは、拾い物でした。 



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隠れた銘酒!! アンドレ・ペレ サン・ジョセフ 2009

2012-09-09 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
SAINT-JOSEPH 2009 Andre PERRET

ローヌ周辺には北のサンジョセフや、南のヴァケラスやジゴンダスなど日本ではマイナーかもしれませんが、銘醸地といえるいいワインを醸すAOCが沢山あります。
このワインもその一つであり、ドメーヌであることは、DOMAINEが入っていませんが、PROPRIETAIRE=所有者、VITICULTEUR=栽培者で分かりますね。

このワインは、アンドレ・ペレの唯一造る赤だとか。
ペレは、コンドリューでヴィオニエの名手として有名ですが、なんのなんの。赤もいいですね。所謂、余り教えたくない造り手です・・・・・、と言うより規模が小さいのか市場では余り見かけません。

まあ、わたしの舌では、テロワールに忠実に造っているなんてまでは分かりません。が、シラー(100%)種の葡萄の果実味が素直に旨い!! 葡萄の持つ個性を素直に表現しているのは、良く分かります。スパイス云々は置いても、ギガルやシャプティエなどから、焦げパンのイメージがシラーにはあったのですが・・・・・葡萄の旨さもさることながら、余韻が綺麗です。

これいくらで買ったんだっけ?!



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VdP・デュ・ガール ロッカ・モラ ヴィオニエ 2010

2012-07-05 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
このワインは、何度かお世話になっている、ヴィーヴァンクラブの加勢さん主催の試飲会(参加費1,000円)で気に入ったワイン。AOCは、Vin de Pays du Gard(ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール)は、一度旅行した、世界遺産で有名な「Pont du Gard(ガールの水道橋:下の写真参照)」のガール県になるようです。
(クリックで拡大)


F30150 Roquemaure は、LIRACとCNDPの中間地点でしたが、VdPなのでガール県扱いのより広域の扱いになるんですねえ。

でも、わたしにはこのワインは、ヴィオニエ種で、”購入後”2年以内に飲んでください”と早飲み推奨されていて、しかもピュアな味わいが好み。これぞ、正しくフランスの食中酒。どこか、四恩醸造に通じるような、片意地張らない、格調は不要だから美味しく飲んでねって言われているようなイメージが広がります。売価も2kで、QUALITE-PRIXなワインです。

塩味の焼き鳥、スナックの明治コパンでも、なんでも。ビール代わりに、このワインで合わせてみれば分かります。夏の暑い日にキンキンに冷やして飲むのも好いですね。



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3日目が旨い! セグリエス タベル ロゼ 2010

2012-04-13 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
このワインは、3日目になって余韻の雑味やバタつきがなくなり、バランスも良く、ボトルに少し残していたのが正解でした。

これはアタリ! アンリ・ド・ランザックさんいい仕事してますねえ~ *^_^*v

ロゼでここまで後引きを促されたのは初めてです。ウーン、やっぱりVintage2010は2009より葡萄が強いですね。ボジョレーヌーボーが確か09より10の方が強かったと・・・・・。


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シャトー・ド・セグリエス タベル ロゼ 2010

2012-04-12 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
Chateau de Segries Tavel Rose 2010

綺麗な濃い目の赤系ロゼが、桜の時季にマッチして、やはりオシャレです。

それもこれも、このワインが美味しいからそうのように感ずるのでしょう。人は勝手ですから、美味しくなければ、綺麗な色にも見えなくなるし・・・・印象で変わるものです。

そう言えば、フランス産のロゼは、駐在時代にプロヴァンスのDomaine OTT(AOC BANDOL)や頑固親父(アンリ・ド・サン・ヴィクトール)の造るChâteau de PIBARNON(AOC BANDOL)を夏場に飲んでいました。特にシーフードに合わせるとかそんな意識もなく、気軽に自宅の和食に合わせていたかと・・・ビール代わりだったような。

で、このワインは、私淑のamebaのGeorgesさんのお薦めもあり試し買いしたものです。香りにグルナッシュであることが明確に出ていて、力強さがあり、ロゼにすることによってチェリーや苺の香りを伴い、素直に美味しい。ただ、余韻のフェードアウトの仕方に難があって、まあVintageからいって無理もないのですが・・・

実は、昨日の泡と一緒に開けていたので、今日は2日目でした。初日は、余韻の最後にひっかかりと雑味のような苦味のバタつきが残ります。2日目は、僅かにバタつきが残りますが、苦味が薄れてきて可也クリアになり・・・ロゼとしては可也のレベルに入ってきたかと思います。PP91ですが、将来性はあるといえるでしょう。

わたしにとって、グルナッシュ系ワインをこれだけ若くして飲むことはないのですが・・・・・ロゼと言うことで開栓したものの、2010は余りにも若い。で、2日目以降の状態を見て、2年程度の熟成用にStockをするかしないか決めようと思っての事でした。

ワインの合わせは、鯖の味噌風味を焼き物にして試してみました。マリアージュとは言いませんが、なかなか味噌の甘みとロゼの甘みがいい具合にマッチして、それなりに和食でいけそうですね。(恐らく、西京味噌でもOKかな?)

<セパージュ>
グルナッシュ 50%
サンソー 30%
クレレット 10%
シラー 10%

ロゼは、赤ワインに比較すると、グルナッシュ以外は若干混醸率を変えていて、赤にないクレレットが混醸されているのがポイントかも。



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面白い裏ラベル:ラ・バディアンヌ レ・ブイッソン 2008

2012-02-23 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
あっらー( ̄_ ̄ i) やっちゃいました!!

昨日は、確認のためにグラス一杯分のM・トマのSILEXとセグリエのLIRACをそれぞれ飲んで、少し飲みが足りなくての開栓だったので、裏ラベルを見てなかったのですが・・・・・・・今日気がついたら間違い記載をしてました。(汗・・・汗汗)

まず、エチケット原文を見るとセパージュは、「昔からあるプロヴァンスのCEPAGE:Carignan,Mourvedre,Cinsaultで造ってます。」との記載。昨日、ショップのWEB情報でムールヴェードル(MV)とシラー(SR)って書きました。が、ホントはムールヴェードルは共通で、【誤】シラー →【正】カリニャンとサンソ-でした。 m(__)m

でも、他の取扱いショップの宣伝でも同様に間違えています。PR文面:MV60%・SR40% → ラベル文面:MV・CG・CNの3種で混合比率記載無し。思うに、(たぶん)Vintageによって混醸比率を変えてる可能性はありますが、ショップのPR文では、04も07も同じでMV60%SR40%で・・・(?_?)

次に、原文は「Les Bouissonsは、イノシシ(一家)が森と葡萄畑の境界で行ったり来たり徘徊するところ」と解釈できます。それを意訳すると恐らく、”Les Bouissons”とは法的に藪にいると撃てないけれど、畑に出てくれば撃てるという”その境目のところでのイノシシとの攻防”のようなことはラベルに記載がないので、ジャン・リュック・ポワンソから聞いた話なのでしょう。 ・・・「なんでイノシシの話しが載ってるの?」なんて。

もう少し原文をみると、
「バリック樽は5~10年もので、SO2は加えない(使わない訳ではない?)。熟成は18ヶ月で、無濾過で滓引きなし。」との情報も記載されています。

ネゴス物ですが、こういう価格も味わいも良いワインを上市するのですから、ちゃんと宣伝して欲しいですね。
まあ、相変わらずインポーターはエエ加減なものですし、ショップもそのまま素通りです。推測ですが、混醸は3種で、Vintageによって混醸割合の変化はあるのでしょう。あくまでも、恐らくです。

それと、エエ加減な飲み手でありました・・・・m(__)m 

追伸: 飲み頃は、今~4-5年で14℃ とあります。
     鳥の砂肝の七味風味の塩焼きと相性が良かったです。 

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ジャン・リュック・ポワンソ  ラ・バディアンヌ レ・ブイッソン 2008

2012-02-22 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
La Badiane Les Bouissons COTE de PROVENCE 2008 Jean-Luc-POINSOT

花札の猪のような・・・・でも、荒々しくないワイン。香りは、グルナッシュとシラーが香ってるなあと思いきや、ムールヴェードルとシラーだという。あっらー、また間違えました! ま、嗅ぎ分ける力はそんなレベルなんですね。(汗) 分かってから再度嗅ぐと、確かにスパイスの香りが違うか・・・・・(^^ゞ

ショップの情報では、≪レヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス誌≫ 『若きヴィニュロン、ベストワイン、明日のスター』 とのことです。

このワインは、香りはそこそこですが、味わいに特徴があります。SRのグリエ香が抑え気味で、どちらかと言えば熟成させたSRのような柔らかさがキャラクターでしょう。・・・・決してエッジにレンガすら入っていませんが (◎_◎)

価格1,800円税込なら数本Stockしたいワインです。

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シャトー・ド・セグリエス リラック 2005 

2012-02-20 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
CHATEAU de SEGRIES LIRAC 2005

熟成7年で、ピークぴったりで旨いと言う域に入ってます。(悦)

エッジに僅かにオレンジが入ってきており、グラスに注ぐ色調が好みの色合いで、LIRACにしては比較的薄めの色で、濃い目のブルと言ってもいいぐらいです。香りに、ほんのりとニンニクと生肉ぽさ、下草っぽさもあってなかなかですね。ただ、味わいに複雑味が若干足りないのですが、すそ野のワインとしては大変満足な味わい。

そりゃ、購入価格は1,350円税込ですから、正しくアタリ! やりますねえモトックス。最近の普段飲みではお気に入りワインが多くて・・・・・良いインポーターです。(感謝!)

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ドメーヌ・デュセニュー メラン・オデッセ リラック 2009 (2)

2012-02-05 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
MAYRAN ODYSSEE LIRAC 2009 Domaine Duseigneur

昨年11月に飲んで気に入ったワインで、追加しておいたものです。
前回の試飲の印象がそうだったのか、再検証をしてみましょう。

今夕食の牛肉の挽肉を使ったチャプチェにあうかなとイメージもあり、また4ヶ月ぶりにグルナッシュを飲みたくなったのも手伝って開栓してみました。

ブッションを抜いた瞬間、前回気が付かなかったのですが、ボトル口から完熟葡萄の香りが芳香のように香ってきました。甘美さのある果実香がいいですねえ。でも、しっかり酸があってこの価格帯ではありえないバランス。そして、前回感じた後引きがグラスを進めます。・・・・・確かに硬さはあるのですが、それ以上に旨さが勝ってます。

写真にあるように、ABマークに丁寧に「VIGNOBLE BIO-DYNAMIQUE(ビオの葡萄畑)」とエチケットに記載。このワインは、2日目も3日目もしっかりしていて、自然で造りの良く、2日目以降の状態から、Super QUALITE-PRIXなワインでしょう。

で、最近、気に入っているワインって、何だかモトックスが多いなあと・・・・・
このインポーター、取扱のワインが面白いですねえ。

PS:
サッカーオリンピック出場をかけてU23がシリアと現地でのマッチです。清武や宇佐美など不在ですが、絶対勝ってほしいですね。

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メラン オデッセ リラック 2009 ドメーヌ・デュセニュー

2011-11-10 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
MAYRAN ODYSSEE LIRAC 2009 Domaine Duseigneur

いやー参りました
このワインの価格に合致しない香味に降参です (^^;
価格は1200円(税込) ・・・・・ってStockリストを見て再確認しました

確かに厚みやコクは薄っぺらくなく、そこそこあるのでウーンですね
それよりも飲み飽きしない、敢えて言えば後引きがあること自体、ホントにびっくりです
普段飲みであればこれで十分と言えます

実は最初にINAOグラス1杯半のデュックのシルヴィアンヌをいただいてから
鴨のスモークが余ったので、仕方なく開栓したワインでした
開栓した限りはシルヴィアンヌとの飲み比べ、熟成感の差を見るためだったのが・・・・・・・ (汗)
もちろん熟成感が違うのは当たり前ですが、シルヴィアンヌと+-見ていくとチャラですね、旨いです
因みにALCは14度ですがアタックから軽やかで度数を感じさせないのもびっくりです

パリの人気店のフィリップ・フォルブラ氏のル・ビストロ・デュ・ソムリエ他、アラン・デュカスがプロデュースのオー・リヨネや三ツ星ギイ・サヴォワなど数多くのレストランでも愛されているとのこと

このインポーターのコメントまんざらではないと実感
ホント、探せばまだまだフランスにはQUALITE-PRIXな美味しいワインはありますね 

<インポーター情報>
AOC:リラック
セパージュ:GN 60% SR20% MV20%
醗酵:セメントタンクにて主発酵(セメントタンクにてMLF)
熟成:セメントタンク熟成5ヶ月/瓶熟成12ヵ月
オーガニック等の情報 ビオディナミ
オーガニック認証機関 Biodyvin

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コート・デュ・ローヌ キュベ・シルヴィアンヌ 1999

2011-11-08 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
CUVEE SYLVIANE Cotes du Rhone 1999 CH D'HUGUES

デュッグのフラッグシップのシルヴィアンヌに使われる葡萄の耕作面積は約1ha
樹齢はおよそ30~50年のGN60%、SR30%、MV10%
手摘み収穫でマロ発酵の後に軽くフィルターを通しオークの新樽で樽熟成とのこと

グラスに注ぐ段階でその色調にレンガが入ってきて
  ・・・・・久しぶりにグルナッシュの熟成感を味わえました
南仏のピノと呼ばれるグルナッシュですが、根本的に違いますね
柔らかさの中に強さのある味わいが余韻まで続いていいです

確かにボヤケがないというとウソになるかもしれませんが
3kを切った価格帯のワインではトップクラスでしょう
開栓即に動物臭が香ってきて思わず気持ちの中でガッツポーズですね
過ぎない程よい果実味や土っぽさにボヤケの部分が消し去られました

まあ、自分にはこのワインでも十分満足です

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ヴァンデミオ アマデウス 2009

2011-10-09 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
AMADEUS 2009 VINDEMIO AOC VENTOUX

鹿児島の指宿へ会議出張していて更新ができていませんでした
初体験の砂蒸し風呂って、温度調整してくれていて、波音を聞きながら温まるってなかなかのもでした
開聞岳、長崎鼻、池田湖、日本最南端の西大山駅などなど観光もできました


さて、このワインは2006年が初出荷になる新進気鋭のヴァンデミオ
AOCの VENTOUX は1973年にVDQSからAOCワインに昇格したもので
余り耳慣れてないかもしれませんが GIGONDASやVACQUEYRAS の南側を取り巻くように隣接
西側には シャトー・ヌフ・ド・パプやリラック を控えている、見方によっては銘醸地かもしれません

この造り手のVintage2007の最下位キュベのREGAINを8月に千年葡萄家で飲んでみて
思ったよりも熟成4年にしては既にバランス良く、美味しく飲めましたので
フラッグシップのAMADEUS(PP93)を、Vintage2009にかかわらず若飲みをしてみました
PP93はVintage2007に続いてのことで
  ・・・アマデウスは2007と2009の2回のみの優良年しか造らないようです
  ・・・平均収量15hl/haで樹齢60年を超えるVVのグルナッシュ(GN80% SR20%)
  ・・・ビオディナミ(Bio-Dynamie)

香りは
ALC臭が強く正しく色調のようでインキー
フルーツ香やミネラル香など裏側には潜んでいる・・・・・そんなイメ-ジが広がります
まあ良くあるボルドーなどの若い時に樽が香っている状態です

味わいは
果実味と言うよりも甘みが立ち過ぎてバランスが崩れています
要素の一つ一つはクリアで良いのですが、Vintageが若い分だけバラついているのは仕方ないでしょう

要するに(飲めるけど)このクラスでの若飲みでは幼児虐待みたいになってしまいますね
イメージ的には銘醸BEAUCASTEL98の若い時に似ています
まあ、最低でも5年程度は熟成させるのがベターですね

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ボーカステル・ブラン VV 1999 & ル・ギャレ・ブラン 2002 ミニワイン会

2011-09-17 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
CNP BEAUCASTEL BLANC VV 1999 
 & COTE-ROTIE LE GALLET BLANC Francois VILLARD

千年葡萄家でのミニワイン会
この店はワインBARからか、料理がタパスのようで、飾らず美味しくて
それでいて価格敵にも良心的で、その気になれば、ワインに重心をおけるので気に入っています

まずは店のCAVAとビールでスタート
今日は南北ローヌをテーマとしてみました

赤ワインは北ローヌの昨年1月に飲んだF・ヴィラールのギャレブラン
最後に南ローヌの白のボーカステルと言う順番でいただきました

ワインの強さで飲む順番のバランスを考えて、CNPの白を最後に回しました
連れの後輩諸氏は、赤白ワインの順序を逆になっているので少々戸惑っていましたが
ワインを飲んでみて、何故変えたか理解できたようです

さて、コト・ロティのル・ギャレ・ブランは優しい赤ワインに仕上がって
今ひとつのVintageではありますが、熟成感満載で、深み厚み広がり、そして優しい余韻に満足でした

最後のボーカステルは、昨年のFRのワイン会で飲んで以来で
PP97は伊達ではないことを納得でした
元々、このワインはFRのワイン会で出会って、白ワインにハマッたきっかけワイン

 ・・・・・当時に飲んだのはVintage1997で、取り扱っているショップを発見して
      その店だけでなく、系列店を調べて手当たり次第に集めたものでした

このワインの熟成した時の水飴のような蜂蜜の香味は格別ですね
後輩諸氏も 「(色調を見ながら)これは白ワインですよね」とか
       「今まで飲んできたワインとは別世界です」とか

等々、美味しく楽しくワインを楽しめました (悦)


デジカメ忘れで写メのこの1枚だけ

下の写真は保管していた記録用の写真


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