ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

シャトー・ド・セグリエス タベル ロゼ 2010

2012-04-12 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
Chateau de Segries Tavel Rose 2010

綺麗な濃い目の赤系ロゼが、桜の時季にマッチして、やはりオシャレです。

それもこれも、このワインが美味しいからそうのように感ずるのでしょう。人は勝手ですから、美味しくなければ、綺麗な色にも見えなくなるし・・・・印象で変わるものです。

そう言えば、フランス産のロゼは、駐在時代にプロヴァンスのDomaine OTT(AOC BANDOL)や頑固親父(アンリ・ド・サン・ヴィクトール)の造るChâteau de PIBARNON(AOC BANDOL)を夏場に飲んでいました。特にシーフードに合わせるとかそんな意識もなく、気軽に自宅の和食に合わせていたかと・・・ビール代わりだったような。

で、このワインは、私淑のamebaのGeorgesさんのお薦めもあり試し買いしたものです。香りにグルナッシュであることが明確に出ていて、力強さがあり、ロゼにすることによってチェリーや苺の香りを伴い、素直に美味しい。ただ、余韻のフェードアウトの仕方に難があって、まあVintageからいって無理もないのですが・・・

実は、昨日の泡と一緒に開けていたので、今日は2日目でした。初日は、余韻の最後にひっかかりと雑味のような苦味のバタつきが残ります。2日目は、僅かにバタつきが残りますが、苦味が薄れてきて可也クリアになり・・・ロゼとしては可也のレベルに入ってきたかと思います。PP91ですが、将来性はあるといえるでしょう。

わたしにとって、グルナッシュ系ワインをこれだけ若くして飲むことはないのですが・・・・・ロゼと言うことで開栓したものの、2010は余りにも若い。で、2日目以降の状態を見て、2年程度の熟成用にStockをするかしないか決めようと思っての事でした。

ワインの合わせは、鯖の味噌風味を焼き物にして試してみました。マリアージュとは言いませんが、なかなか味噌の甘みとロゼの甘みがいい具合にマッチして、それなりに和食でいけそうですね。(恐らく、西京味噌でもOKかな?)

<セパージュ>
グルナッシュ 50%
サンソー 30%
クレレット 10%
シラー 10%

ロゼは、赤ワインに比較すると、グルナッシュ以外は若干混醸率を変えていて、赤にないクレレットが混醸されているのがポイントかも。



にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

にほんブログ村 酒ブログ 今日飲んだ酒へ
にほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。