豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

心や気持ちを分かち合うには…伊達市~函館市~北斗市

2008-12-12 18:05:55 | ファース本部
特定財源を原資にした定額給付金が難しくなり、福祉対策に見込んだタバコ増税も実施されないようです。また独立法人の廃止計画が完全に骨抜きになった言う報道がありました。
麻生総理には、誰のために何を為すのか言うビジョンと実践ための目標計画や方針、そして関係する人々とのコンセンサスを得る努力が不足しているように思えてなりませんが…

国民のための政治だと言いっても、国家あっての国民なのだと言う理屈も不当ではありません。卵と鶏の議論と同じなので、利害が絡んで反対する勢力は、主張する理論武装の理屈に用いているように思います。善しとする人の腹を読む…駄目と言う人の腹を読む…人の心の裏の裏を読む…政治の世界は、まさに腹の読み合いで方向が決るのだと言います。

政界だけでなく、家づくりを行う住宅産業も腹の読み合いがあると言います。
どんなに腹の読み合いを行っても、政治も家づくりも結果が全てなのです。政治家も口先だけでは直ぐに中身が露呈する事になり、見た目がどんなに素晴らしい家づくりを行っても、適切な性能が完備されていなければ、住んでから確実に不具合が具現化するのです。

昨日は洞爺湖の隣、伊達市の工務店、小松工務店さんを訪れました。社長の小松文雄さん、奥さんの房枝さんは、理屈なしで快適さを実感できる家づくりを標榜しています。
明日の土曜日と日曜日は、ファース構造見学会を開催する準備をしておりました。
構造見学会はまさに、住んでからの快適、安心、省エネを為すための部分を、仕上がって見えなくなる前に公開するイベントで、仕上がった内覧会よりはるかに意義があります。

昨夜の懇親会では、小松社長や奥さまとお付き合いがあり、ネットサービスを運営している伊達市議会議員の小久保孝重さんともご一緒できました。私も、小松社長も、小久保さんも、麻生総理が会頭を勤めた事のある青年会議所(JC)のメンバーでした。
青年経営者で組織するJCでは「腹の読み合い」などは教わりませんでしたが…

一緒に撮った写真がミス削除したので、小久保さんの名刺を載せました。プロフィールを見ると、小久保さんの人生もまたダイナミックで起伏に富んだ経緯を歩んでおられます。
小久保さんは、その経験で地方自治政治の透明化と純真さを念頭に活動をしておりました。

「北の湘南」と言われる伊達市ですが今日は大雪でした。伊達紋別から特急で帰社しましたが、北斗市もまた濡れた重い雪が…明日は気温がうんと下がり、軽い雪になりそう…
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情熱こそ最大の苦難攻略法…札幌~苫小牧~伊達市

2008-12-11 22:30:09 | ファース本部
「経営の苦難を乗り切る対処法」と言うテーマの研修会に参加した事があります。
工務店に限らず、多くの企業が経営難に怠っていると言い、その苦難を乗り切る対象方法があったら是非、勉強したいと言う思いで講演に聞き入りました。

喰うために、遣らされている仕事では、その仕事ぶりを見ればすぐに解ると言います。
自分の意思で仕事に没頭している人は、目が活きていて、燃えるような瞳をしており、全身から溢れてくるような情熱が伝わってくるものだと言うのは私も納得です。
年齢に関係なく、20代の社員であろうと、60代の経営者であろうと、この溢れるような情熱は同じように伝播すると言います。

仕事に没頭して情熱を燃やしていれば全身からオーラを発散するもので、それこそが情熱だと言います。企業を為した創業者は、一戦を退いた時点でも、仕事に向かった時の表情がとても厳しくなり、そして時折見せる優しい笑顔に全身から漲るようなオーラが…講師の話が延々と続き10分間の休憩が入り、休憩後に「究極の苦難対象法」を伝授するとの事でした。

講義に入り約束の究極の苦難対処法を言います…「それは情熱を燃やし続ける事だ」…
この一言でした。期待の反動で少しコケそうにはなったのですが…
解説は、仕事の出来る人は、とにかくエネルギッシュであり、仕事にも、遊びにも、全ての時間経過を、情熱を燃焼しながら人生を愉しんでいるからだと…

講義を聴いていた人の中には具体的な対処法を期待した人が多かったと思います。
しかし、人生を愉しみ、あるいは愉しめる様になる事、それこそが究極の苦難対象法なのだと、あらためて実感したものでした。仕事を愉しみ、与えられた仕事に没頭し、情熱を燃やす事で、幸福の道は必ず拓けて来そうな気が致します。

写真は昨日訪問した札幌市内のファース工務店、大興技建で撮ったのですが、白髪の紳士が社長の石田時也さんと、常務で奥様の石田千恵子さん、右が専務の佐藤正明さんです。
先輩経営者の石田社長は、いつも明るく前向きで情熱的です。
だから大興さんと言う会社は明るく元気です。石田社長のその情熱ぶりに感銘を…

今日は札幌から雪の少ないと言われる伊達市に入りましたがドカ雪に見舞われています。
雪の中ですが伊達市では、生き生きとした人々と会話が出来ました。
明日は陸路で北斗市本社に帰社の予定です。
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感性を磨くとは…恵庭市~札幌市

2008-12-10 20:44:14 | ファース本部
私も含めて創業者の方々は、企業経営するにあたり営業や経理などの基本的な事を勉強したと言うより、むしろスタートして実践しながら身体で学び取ったと言う事でしょう。
経営学と言う基本は勉強できても、その時代背景や市場環境、そして自らの身体能力や思考能力がそれぞれ異なり、教科書を読んでの経営などは、実践できる訳でありません。

創業者にとってその市場背景で経営を行う事は、手本がまったく無いも同然です。
前に進みながらも手探り状態で掴み取るしかないのでしょう。
実際に教科書で教わった事を社会で実践できることはとても少ないと思います。

経営者が重視するのは『直観力』だと、ある経営コンサルタントが言います。
直観力とは多くの経験、特に失敗と成功の積み重ねでインプットされた情報から得たもので良いか、悪いかを瞬時に見極める力です。またこの人は役に立つ人か、立たない人かをも、瞬時に判断し、この仕事を進めるか、辞退するかの判断なども、様々な情報や資料を検証しつつも、最後は「直観力」で選択するのでしょう。

企業経営に必要な直観力は、家づくりにおいて素人の建主さんが行う場合、とても大きなリスクが伴う場合があります。

テレビコマーシャルやパンフレットなどで、造形や機能などを潜在観念でインプットさせ結果的に悔いの残す買い物をする事が多いと言います。
ハウスメーカーの営業マンの第一印象で一生一代の家づくりを安易に契約する場合が多いと言います。
やはり鋭く底を見通せる直観力は、多くの情報を肯定的な受け止めて感性を磨き上げる事なのでしょう。

今日は北海道電力の関連会社「ほくでんサービス」札幌支店を訪問し、土居支店長(写真)と懇談して参りました。土居さんとは平成元年からの付き合いですが、彼こそ暖房も含めたシステム電化を電力会社の受け入れさせた先駆者です。土居さんと一緒に蓄熱暖房機のレンガを持ちながら、道内を回った事を思い出します。
そのオール電化住宅が今や全国で当たり前に建築されています。

土居さんの先見の明があってこそ現在のオール電化住宅なのですが、彼の時代を見据えた感性があっての事でしょう。
穏やかな一日の札幌でしたが夜は雨になりました。明日は伊達市方面に…

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人との出会いが人生の彩となる…北斗市~函館空港~丘珠空港~札幌市内

2008-12-09 20:42:56 | ファース本部
仕事とのために飛行機で移動すると言う事は、相応の費用がかかります。
相応の費用をかけても移動するには、その費用に対する効果がのぞめるからでしょう。
頻繁に機内で会う人は、必然的に費用対効果の在り得る仕事人と言う事になります。

よく空港や機内で見掛ける人が、たまたま自分の隣に座席についた時、どちらともなく声を掛け合い、話のはずむ事がありますが、あの時のふとした出会いが自分自身や自分の会社の動向を動かしたと思える場合があるものです。 

ある哲学者のコラムに、自分の生き様を変えるような出会いは、人生で最低3度くらいは必ずあるものだと言います。結婚相手となった妻との出会いなどがその典型なのでしょう。
そして子供の誕生で新しい命との出会いがあります。

幼稚園や学校では、生涯の恩師と仰ぎみられる人の出会いがあるかも知れません。
職場では厳しくとも優しい眼差しを持った上司や先輩との出会いがあるのでしょう。
人生の全ては出会いから始まると言っても言い過ぎではありません。
小さな出会いを大切する事で、必ず大きな出会いに巡り会う事になるのでしょう。

今日は、古くからお付き合いのある工務店さんを訪ね、ご縁の深さを共有しつつ、以後もそのご縁を大切にして行く事を確認しあいました。いくら古い付き合いであっても、その時の出会いは鮮明に覚えているものです。その人のご縁をまた後継して行く事が大切です。

写真は札幌でいつも泊まるホテル前から狸小路を撮ったもので、ここでも、出会いと別れが重なって見えるようです。今日はプロペラ機に乗って快晴の初冬の空を飛んで来ました。
明日も札幌に留まる事になりそう…


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裁判員制度・素人裁判員がその裁判から学ぶもの…北斗市

2008-12-08 18:31:23 | ファース本部
朝礼での当番社員による3分間スピーチで、裁判員制度をテーマにした内容がありました。
現在、選挙人名簿から抽出された裁判員候補者に、一次指名の郵送物が届きはじめ、様々な動揺を与えているようです。重罪を裁く裁判に素人の一般人がプロの裁判官と同じ立場で臨む事は、何も知らない我々一般人に大きな不安を与えるのは当然の事でしょう。

裁判員に指名されて困惑し、なんとか辞退したい思う人々も多く存在いたします。
確かに物理的な要素があって参加出来ない人々も実際にいる事でしょう。
裁判員に一次指名されてもその後、何回かは自分の立場や考えを主張する機会があり、それ相応の然るべき理由があれば、首に縄をつけても法廷に引き出す事などありません。

私は家裁の家事調停委員を努めており、調停室で事件当事者の苦悩と向き合い、一緒に葛藤する事で、自分自身の人としての在るべき姿を垣間見る事が多々在ります。
不謹慎な事なのかも知れませんが、調停と言う業務から自分自身の生き様を顧みる事が出来てとても有意義な事であり、人のためと言うより自分自身のためなのです。

重大犯罪には、罪を犯した被告人が居てその家族や関係者がいます。一方、そこには被害者やその家族、関係者の存在があります。人間社会の片隅で起きた重大事件にも多くの人々の悲痛な状況を見る事になるのでしょう。裁判員が裁判に参加すると、その審理過程でその重大犯罪が発生した背景や状況を見たり聴いたりする事になります。

当然、プロの裁判官のアドバイスも貴重ですが、素人としての感性や視点も生かされるべきでしょう。そして、その裁判を通じて素人裁判員は多くの教訓や、人としての在り方を学ぶ事になるのです。つまり、被告人を裁く事と言う事は、自分の人生の方向性を見極め、自分自身の人生に裁定を下す事と等しいように思えてなりません。

裁判員になれる確率は一生涯にたった一度、しかも何千人に1人と言う低い確率です。
3分間スピーチでの弊社の女性社員は、もし自分に裁判員の指名が来たら不安ながらも積極的に参加すると言う主張でした。私は、彼女の主張に感銘し、とても誇りに思ったものです。
写真は、裁判員制度用に準備された、ある裁判所の法廷を傍聴席側から撮ったものです。

今朝はマイナス8℃と冷え込んだ北斗市でしたが、明日はもっと寒い札幌へ…
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暖かい家ってどんな家…北斗市

2008-12-06 12:57:03 | ファース本部
今日の北海道北斗市は、朝から軽いフワフワ雪や、時折、ボタン雪のような大きな雪が降っており温暖地域の九州でも雪が舞っていると言います。
日本列島の冬は、沖縄県を除く、全都道府県で暖房の要らない地域はありません。
真冬に九州、四国に行くと何処を出歩いても、寒い、寒い、寒い…

氷点下の北海道から10度も気温の高い温暖地に来たにも関わらず寒いのは、空気が乾燥していて、人の身体から強烈に水蒸気を蒸発させ体温を奪い易くなるのです。

暖かい家と言うのは隙間がありません。暖房すると空気が膨張して軽くなり、家屋の上部に在る隙間から外部に漏れて冷たい空気と入れ替わります。つまり冷たい空気と人間の居る場所が家屋の底辺(床の上)と同じ位置になるのです。

人が生活するとかなりの水蒸気を発散させています。隙間が無ければこの水蒸気を家屋内に保有して、人の身体から水分の蒸発をし難くして、体温を奪われないような環境を保持する事も可能です。北海道のような氷点下の畑の中に存在するビニールハウスは、気密性能だけで内部の気温と湿度を管理しています。

ビニールハウスは太陽熱を取り込んで、地べたに蓄熱して保熱します。太陽の出ている時は日差しの通るビニールで良いのですが、夜などは気密性能に加えて断熱力が必要です。保湿の出来るような気密性能と、その湿気に耐えられるような断熱材との組み合わせです。

暖かい家は、気密、断熱、日射熱の取り込み、蓄熱、保湿、調湿の要素を性能として保持していなければなりません。

写真は、北斗市のファース本部の敷地内で様々な断熱、気密ボックスをつくり、性能ストレス実験を行っている様子です。複数の断熱材種類を用い家づくり、何社かの断熱材メーカーの協力を戴き最善の品質と施工法を吟味しています。

何回かのシーズンを経過させ、暖かい家、涼しい家の性能と性能変化の確認作業を行った後に住宅システムとして採用されます。一朝一夕で完成しない住宅システムです。
おそらくこのような実験は、時代背景に合わせてバージョンアップされ、未来永劫に続く事になるのでしょう。

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元気で明るく素直な人が得をする…北斗市

2008-12-05 18:18:05 | ファース本部
「おはよう!!」このように朝、出社して出会った社員から、笑顔で元気な声で声を掛けられますと何か、とても得した気がするものです。このように思わせてしまう社員もまた、たったそれだけの事で、すでに多くの得をしている事になります。これは、空港のチェックカウンターの地上係員などにも同じ事が言えるのでしょう。

笑顔で明るく対応して戴くと、うちの独身社員の嫁さんに…とか、そうだ、まだ独身貴族を気取っている息子がいて、その嫁さんにとかと想いが込み上がってくるものです。
実際に明るく元気な人が様々な場面で得する事がとても多いのです。

元気で明るい人間になるには、ものごとを「プラス思考」で考えるようになっています。事の成り行きを楽観的に思考し、意識的にそうする習慣をつける事によって、自然に明るい雰囲気が身に付いて行く事でしょう。

また素直な人と言われるのは、他人の言葉を肯定的に謙虚に聞ける事の出来る人です。人の話を否定的に捕らえると、最後まで話が至らないうちに反発したりする場合があります。相手に嫌悪感を与えるだけでなく、貴重で役立ったかも知れない情報を断絶します。

人々の構成で成り立つ社会にあって、自分の現在は、多くの人々の支えによるのだと思えば、おのずと人様に感謝の気持ちを持って接する事が出来るようになります。
感謝の気持ちが、相手の心を開き、心が通じ合ってこそ信頼を得られるのでしょう。
元気で明るく、笑顔と素直さは、人様の信頼を得る事の出来るとても大切な要素です。

この大切な要素を発揮するには、暇もお金もかかりません。自分が幸せになるためには、もっとも効果的な要素とも言えるでしょう。写真は昨日、弊社、東京事務所を訪問してくれた三協立山アルミ、住宅建材部(FC担当)の大岡久美子さんと撮りました。
大岡さんの屈託のない素直な笑顔は、営業開発の大きな武器になりそうです。

今日の北斗市は終日、肌寒く小雨が降り続き曇って暗い一日でした。こんな時に、明るく元気な笑顔を向けられると、曇った気持ちがスッキリと……特に女性だったら尚更に…

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家族の力は尊いもの…岡山~岡山~東京~函館空港~北斗市

2008-12-04 19:53:52 | ファース本部
NHK連続ドラマ「篤姫」の中で、大阪から薩長軍に追い詰められて江戸に逃げ帰った15代将軍、徳川慶喜を篤姫は、その不甲斐なさを叱責しつつも、徳川の家族の一員だとして護り切る行動にでます。篤姫は薩摩藩、島津家の分家から本家の養女となり、島津本家から公家養女の段階を経て13代将軍、徳川家訓に嫁ぎ大奥を率いる立場となりました。

篤姫が薩摩の実家に思いを馳せながらも、徳川家に嫁いだ自分の身の上は、日本国の最高権力者、徳川家のために身を尽くし、国家の平和を司る事が使命だと信念を固めたのでしょう。
篤姫が歴史に名を残す人物となったのは、徳川家に関わる人々ばかりではなく、配下にある大奥の女性、家臣、更には日本国民全てを家族と位置づけた事なのでしょう。

時代変革を察知しながら国全体を見渡すと、徳川家が将軍職から辞退し、数百年も培った江戸城での栄華までも捨て去る英断が出来たのでしょう。その結果、江戸城の無血開城の平和的方法で近代政治へと踏み込む事が出来たと言います。自分に関わる者は全て家族、広く言えば志(こころざし)を同じくする者、そして日本人は皆が家族だと…

事を為すための最初の一歩は、自分独りですが、妻帯すると妻がパートナーになるのでしょう。
ビジョンが見え始め、目指す方向が一致すると、兄弟、両親などの家族がコアとなり、夢や希望に向かって行動する事になります。必然的に行動を共にする者が、みな家族と言う篤姫の考えを理解出来るような気が致します。

昨日は岡山駅に程近い、三晃建設さんと言う工務店を訪問しました。まさに家族コラボレーションで工務店経営をなさっておりました。写真は、三晃建設さんの本社で撮ったのですが、私の隣から社長の長男のお嫁さんで丹生慶子さん(ボランティアで子育てサポートを運営)、次男の丹生孝則さん(工務担当)、長男の丹生昌憲さん(営業担当)、岡山地区販売代理店、備前アルミの元家会長さん、そして三晃社長の丹生和憲さんと、財務担当で奥様の丹生美鈴さんです。

「家を中心にした家族が人生の根源となる」と言う、丹生社長の家づくりに対する理念に家族全員が共感、共鳴し、その理念に向かって家族が其々の得意分野を生かしながら活動しています。私達とも理念を共有出来るので近々にファースの仲間に加われるでしょう。

今日は、岡山から東京事務所に移動して業務を行った後に、北斗市本社に帰社しました。
気温、岡山17℃、東京15℃、北斗市3℃、やっぱり北海道は寒冷地…
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役所と民間企業の大きな異なり…北斗市~函館~東京~岡山

2008-12-03 23:23:48 | ファース本部
国民一人当たり、1万何がしのお金を与えて景気浮揚を図ろうとする定額給付金の政策が、具体的な施策運用面で暗礁に乗り上げているようです。この定額給付金は、総額が2兆円にも及ぶ国家的な大事業と言う事になります。国民ひとり当たり1万数千円のお金を貰い、直ぐに消費して景気浮揚になるような工夫がもっと必要なのでしょう。

いずれにしても一国の総理が打ち出した政策ですが、いざそれを実行する言う場面になると、その実務面での課題問題が壁のように立ちはだかるものです。
企業経営でも、経営者の方針を実践しようと、その行動に移る時、具体的な障害が見えてきます。その具体的な課題をどのようにしてクリアーするかがテーマとなります。

総額2兆円もの給付金を配布するにも、一律給付で400億円、所得別給付にすると800億円もの配布費用がかかるそうです。何を行うにも総論賛成、各論反対と言う場面があり、ここでどのような知恵と工夫が為されていたかが問われる事になるのでしょう。

政治の世界では、政府与党などの執行者側が総論を起案しますと、野党の方が各論を掘り出して反対致します。この構図は古今東西、どこでもいつでも変わらないようです。
政治も企業経営も、結果が全てなのですが政治においては、責任者の辞任で収拾します。
しかし、企業経営は、株主などに多大な迷惑がかかり、辞任して済ますだけになりません。

今日は早朝便で北海道から東京に移動して、東京電力本社を訪問し、省エネ技術動向の情報交換を行いました。写真は本社ロビーで迎えてくれた本社営業部のデザインセンター課長、西村秀之さん(左)と同じく、住宅グループ課長、林啓太郎さん(右)と撮りました。
日本10社の電力会社で一番の規模を誇る東京電力は、まさに役所のような機構に感じます。

しかし電力会社は、れっきとした民間企業であり、税収で運営する役所と異なり、収支バランスが要求されます。ビッグカンパニーの東京電力でも、原油高騰などで原価が嵩み、不況などで電力供給が少なくなると、我々と同じように資金回転が鈍くなるそうです。役所のように感じる電力会社ですが、省エネ工夫や仕事繰り、人繰りなど懸命な取り組みを行っており、お役所仕事とまったく異なる業態です。

今日の朝は北斗市の自宅で朝食、昼は東京で昼食、夜は岡山で晩御飯を…
午後は岡山市内の工務店を訪問(明日紹介)するなど、動きの大きな一日でした。
明日は今日の逆になりそうですが、この時間には北斗市の自宅にいたいものです。
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世代交代を恙(つつが)なく…北斗市

2008-12-02 18:32:26 | ファース本部
私達は確実に年齢を重ねて行き、必ず世代交代が必要となります。
自分が行って来た事を、人に任せる時には、大きなストレスを感じる場合が多々あります。
自分の信念、思想と異なっているように見えてしまうのでしょう。
人の人生には時間的な限りがあります。しかし、企業や工務店経営は未来永劫、代々継いで行かなければなりません。

特に工務店経営の場合は、出来上がった家を建主さんと一緒に生涯にわたり、育てあげて行かなければなりません。その技能、技術や理念などの継承が必須となります。
とかく自分が優秀だと思っている人は、何でも自分でやらないと気がすまないものです。 しかし、どんなに優秀であっても、与えられた時間は皆が一緒であり、この公平に分け与えられた時間をどのように配分して成果に継げる事が出来るかがポイントなのでしょうか。

忙しい忙しいと奔走する人はその割に成果が伴わないものです。
人に任せる事が出来ない人は、自分の身体範囲の極めて限られた成果しか期待できません。

今日は、工事現場の仮設作業を行い、久々に足場の上での高所作業を行ってきました。
以前、トビ職だった時は、リスのようにピョンピョンと駆け回る事が出来ていたのですが、5m程度の足場の上では確実に身体がかなり硬くなっているようです。
硬くなっているのは、必ずしも身体だけでなく、頭の思考も固くなっていそうに思います。

工事現場では、経験を生かして若い作業員よりはるかに段取りが上手く、教えられる事もあるのですが、体力と身のこなしが確実に衰退している事を実感したものです。
家づくりのようなチームワークで行う仕事は、人に任せられるようになって初めて一人前だと私は思うのですが…

写真は先週、東京会場で行った研修会で弊社の智専務(当方の次男)の講義の様子です。自分と異なる視点で講義の切り口をつくって行くのですが、任せれば育つものなのですね。
世代交代が恙なく継承されるには、技能技術より、信念や思想伝達が重要だと思われます。

今日は北斗市市役所を訪問、また現場作業を手伝い、デスクワークで相談回答などと、範囲の広い業務内容でした。明日は早朝便で東京に飛び、東京と岡山で業務予定が…
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輝ける人生を送ろう…函館~北斗市

2008-12-01 18:36:41 | ファース本部
私達はとかく見た目だけで人を判別してはいないでしょうか。
姿勢が良くて肌も瞳も綺麗な典型的な美人は、そうでない人より確実に得をしているように思えます。見た目が綺麗な人は、心や気持ちも美しいと思わせる雰囲気が漂うものです。
しかし、多くの経験から綺麗さと心の美しさとは必ずしも比例するものではありません。

初対面の人々を、美男、美女とかの顔の美醜で見る場合が多くあります。
常に容姿端麗で人々から大事にされた人は、ひがみっぽさが無くて溌剌と見えて美しさを際立たせますが、それが鼻持ちならない可愛げのなさに見える事もあるのです。

決して美人と言えないような人でも、持ち味があり、魅力的な個性に満ち溢れている人も多く存在いたします。人間的な魅力は、外見や顔の美醜とはまるで関係ない、内面から湧き出るような温かさや穏やかさを感じられる事にありそうです。

この内面から湧き出る人間的な魅力は、オーラのような光を放して輝いているように感じます。昨日読んだ本に自分が経験した痛みや悲しみは、その分だけ人を優しくさせ、一筋に打ち込んだ人生の年輪は、その分だけ人を感動させ、人の輝きは、年齢や性別、そして容姿とも関係なく、身も心も健康であれば、誰もが、いつでも輝き続け、そして輝いている人は、とてもエネルギッシュであると言う記述が印象的でした。

今日の午前中は家事調停業務で、家裁の調停室に詰めていましたが、紛争を終結して新しい人生をスタートする際に、調停当事者を励ます言葉として「輝ける人生の在り方」を話します。相互が罵り合ってボロボロに傷ついた調停当事者でしたが、調停で合意すると、従来から内包していた人間的な持ち味が一気に湧き出てくるものです。

他人どうしが一緒になって家庭生活を行う場合、相手の内包した人間的な魅力を相互が認め合う事が大切です。調停合意の後に見せる輝きが、普段の家庭生活で醸し出せれば、家庭裁判所などに来る事など無かった事と思うのですが…家づくりにおいても、家そのものに内包する、人を優しく包む居住空間を見据える事がとても重要な事のように思われます。

写真は先週末の土曜日に羽田空港のターミナル吹き抜けを撮ったものですが、輝くオーロラをイメージしたモニュメントだと言います。輝ける人生を送りましょう…
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