豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

学歴と社会活動…函館~北斗市

2008-12-13 17:33:09 | ファース本部
先日のニュースである学校が、通常授業の終了後に校舎を学習塾に開放し、希望する生徒に対しそのまま学校教科以外の受験対策の学習塾を開始したと言います。このような教育の実態に対して賛否両論があり、賛成意見や否定意見などが紹介されておりました。
安定した人生を送るため、官庁や一流企業に就職する事が目標なのでしょう。

現在の社会風潮を見れば一流大学を出た人は、確かに安定した職場を得られる確率が高くなる現実があり、懸命に努力してそのような職場に就職したいと思うのでしょう。
しかしながら役人や一流企業、安定企業が収容できる人員数は極めて限られています。
毎年100万人もの卒業生が社会に巣立って行きますが、官庁とか一流企業の引き受け収容数が5万名程度と言われますから、95万名もの方々が中小零細企業に就職します。

国民の大多数がこのような安定企業とは言えない職場で生計を立てているのが現実です。
首尾よく官庁や一流企業に就職したからと言って安心で穏やかな生活ばかりと限りません。
大きな組織の中では、機構改革や能力競争などが行われ、零細企業と異なるストレスを受ける場合があります。

私は中学を出てそのまま社会人として活動してきたので受験戦争などとは無縁でした。
同じ中卒でトビ職の仲間だった人は、決して裕福ではありませんが、奥さんと二人で心豊かで穏やかな生活を愉しんでいるように思います。

家づくりなどにおいては、身体で習得した技能や技術が生かされる仕事です。大工さんや左官屋さんなどの職人は、修行年齢が若ければ若いほど良い技能を身に付け易くなります。
社会構成としては、中卒者、高卒者、大卒者、大学院生などがバランスよく輩出される風土や仕組みを作り上げる事が出来れば思うのですが…

写真は全国月刊誌「理念と経営」に掲載された、ファース本部の全社員の集合写真です。
この弊社23人のうち、大卒者が2名、中卒者が私も含め6名、残りの社員全員が高卒者です。
それでも弊社の研究部門や事業推進部門は、一流大学を卒業した官僚や一流企業人と対等に仕事を進めていると思っています。志を強く持てば、勉強はいつでも出来る事を実践中です。

北斗市は昨日から冷え込んで今日明日は、最高気温がプラスにならないみたいです。
今日は孫たちの遊戯会を見学してきましたが、ちびっ子と先生達の活躍に感銘を…
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