お菓子や海苔などのパリパリ感を保持させるには、パック内に湿気を取る乾燥剤を入れる必要があります。この乾燥剤は掴まえた湿気を逃がさないようにしています。
ところが湿気を掴まえると言う事は、水分がそこに存在する事を意味いたします。
室内が乾燥した時、そこに存在する湿気を放出させるように処方したものが調湿材です。この調湿は、木材、炭、活性炭、ゼオライト、貝殻の内装仕上げ材、珪藻土、そして調湿を意識して加工した建材などでも効果を見る事が出来ます。
木材など多孔質素材の全てが、吸湿と排出を繰り返すので調湿効果があると言えます。
問題は、その湿気の吸着力と保持力のキャパシティーにあるのでしょう。
直ぐ吸って直ぐに吐き出すようでは、実質的な調湿効果を期待する事は困難なのですが、吸排出する素材の事の全てを「調湿材」と読んでいるのが実情です。
ファースの家は、シリカゲルを改良した専用調湿材「スカットール」を床下に平均200kg程度を敷設しています。もともと乾燥剤であったシリカゲルを相対湿度60%で吸着し、40%以下で放出するように処方したものです。シリカゲルメーカーとの壮絶な技術バトルの結果に出来上がったものです。スカットールは嵩にして約60%の湿気吸着量があり、重量で120kg、つまり120リッターの湿気を保有出来るキャパなのです。
スカットールは調湿材であって加湿機能を持っておりません。
抱えていた湿気を吐き出してしまえば、ただの硝子の破片と同じになってしまいます。
家屋内での人の営みで自然に排出される湿気を、吸ったり吐いたりしながら湿度を一定にするようにしています。また家の隙間が多ければ抱えた湿気が逃げて行ってしまうため、このような調湿材の効果を期待する事は無理なのです。調湿の出来る家とは、使用する調湿材のキャパと家の性能が大きく関わっているのです。
写真は、今日撮ったのですが北斗市内でスカットールを納入する時期が近い施工現場です。
建主さんは調湿、断熱、気密、そして何故、電化なのかの意義を充分に検証したうえで、ファースの家にしたと言います。
調湿、断熱、気密なんて目に見えるものではなく、後回しにされる場合が多いのです。
今日はファースに辿り着くまでのプロセスを建主さんから聞いて来ました。
とにかく家を売ろうとしない実直さと、建主が住んだ後の事に重きを置く姿勢が決め手と…
ブックマークやリンク集も以前のサイトから
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ブログ総集編
函館市・北斗市周辺の方々は
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室内が乾燥した時、そこに存在する湿気を放出させるように処方したものが調湿材です。この調湿は、木材、炭、活性炭、ゼオライト、貝殻の内装仕上げ材、珪藻土、そして調湿を意識して加工した建材などでも効果を見る事が出来ます。
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直ぐ吸って直ぐに吐き出すようでは、実質的な調湿効果を期待する事は困難なのですが、吸排出する素材の事の全てを「調湿材」と読んでいるのが実情です。
ファースの家は、シリカゲルを改良した専用調湿材「スカットール」を床下に平均200kg程度を敷設しています。もともと乾燥剤であったシリカゲルを相対湿度60%で吸着し、40%以下で放出するように処方したものです。シリカゲルメーカーとの壮絶な技術バトルの結果に出来上がったものです。スカットールは嵩にして約60%の湿気吸着量があり、重量で120kg、つまり120リッターの湿気を保有出来るキャパなのです。
スカットールは調湿材であって加湿機能を持っておりません。
抱えていた湿気を吐き出してしまえば、ただの硝子の破片と同じになってしまいます。
家屋内での人の営みで自然に排出される湿気を、吸ったり吐いたりしながら湿度を一定にするようにしています。また家の隙間が多ければ抱えた湿気が逃げて行ってしまうため、このような調湿材の効果を期待する事は無理なのです。調湿の出来る家とは、使用する調湿材のキャパと家の性能が大きく関わっているのです。
写真は、今日撮ったのですが北斗市内でスカットールを納入する時期が近い施工現場です。
建主さんは調湿、断熱、気密、そして何故、電化なのかの意義を充分に検証したうえで、ファースの家にしたと言います。
調湿、断熱、気密なんて目に見えるものではなく、後回しにされる場合が多いのです。
今日はファースに辿り着くまでのプロセスを建主さんから聞いて来ました。
とにかく家を売ろうとしない実直さと、建主が住んだ後の事に重きを置く姿勢が決め手と…
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