豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

役所と民間企業の大きな異なり…北斗市~函館~東京~岡山

2008-12-03 23:23:48 | ファース本部
国民一人当たり、1万何がしのお金を与えて景気浮揚を図ろうとする定額給付金の政策が、具体的な施策運用面で暗礁に乗り上げているようです。この定額給付金は、総額が2兆円にも及ぶ国家的な大事業と言う事になります。国民ひとり当たり1万数千円のお金を貰い、直ぐに消費して景気浮揚になるような工夫がもっと必要なのでしょう。

いずれにしても一国の総理が打ち出した政策ですが、いざそれを実行する言う場面になると、その実務面での課題問題が壁のように立ちはだかるものです。
企業経営でも、経営者の方針を実践しようと、その行動に移る時、具体的な障害が見えてきます。その具体的な課題をどのようにしてクリアーするかがテーマとなります。

総額2兆円もの給付金を配布するにも、一律給付で400億円、所得別給付にすると800億円もの配布費用がかかるそうです。何を行うにも総論賛成、各論反対と言う場面があり、ここでどのような知恵と工夫が為されていたかが問われる事になるのでしょう。

政治の世界では、政府与党などの執行者側が総論を起案しますと、野党の方が各論を掘り出して反対致します。この構図は古今東西、どこでもいつでも変わらないようです。
政治も企業経営も、結果が全てなのですが政治においては、責任者の辞任で収拾します。
しかし、企業経営は、株主などに多大な迷惑がかかり、辞任して済ますだけになりません。

今日は早朝便で北海道から東京に移動して、東京電力本社を訪問し、省エネ技術動向の情報交換を行いました。写真は本社ロビーで迎えてくれた本社営業部のデザインセンター課長、西村秀之さん(左)と同じく、住宅グループ課長、林啓太郎さん(右)と撮りました。
日本10社の電力会社で一番の規模を誇る東京電力は、まさに役所のような機構に感じます。

しかし電力会社は、れっきとした民間企業であり、税収で運営する役所と異なり、収支バランスが要求されます。ビッグカンパニーの東京電力でも、原油高騰などで原価が嵩み、不況などで電力供給が少なくなると、我々と同じように資金回転が鈍くなるそうです。役所のように感じる電力会社ですが、省エネ工夫や仕事繰り、人繰りなど懸命な取り組みを行っており、お役所仕事とまったく異なる業態です。

今日の朝は北斗市の自宅で朝食、昼は東京で昼食、夜は岡山で晩御飯を…
午後は岡山市内の工務店を訪問(明日紹介)するなど、動きの大きな一日でした。
明日は今日の逆になりそうですが、この時間には北斗市の自宅にいたいものです。
ブックマークやリンク集も以前のサイトから
家スペシャルfasオフシャルサイト毎日更新
ブログ総集編
函館市・北斗市周辺の方々は

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする