豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

直達日射と庇の出幅…北斗市・本社

2022-11-11 16:50:00 | Weblog
直達日射と庇の出幅…北斗市・本社
窓の庇は住宅の外観デザインにも大きく影響を与えます。
デザインに特化した有名な建築家の設計する建築物の多くに庇はありません。
庇を付けなくともガラスにLow-E機能を付けることで日射熱をある程度は抑制できます。

一方で高名なデザイン建築士の作品で、窓ガラスにLow-E機能を用いたモノは極めて少ないことも現状だと云う事です。
画像は、ファース本部敷地内につくった実験ハウスです。
今日11月11日11時11分、あえて1並びで太陽高度の高い時間の日射熱量を測定しました。

外気温7度でしたが内部気温は、60度とサウナ状態になっています。
この実験ハウスは、多層断熱ガラスを使用しており、入った熱を放熱し難く造っています。
我家の新築住宅には、この多層断熱ガラスを北側に取り付けました。

特殊なLow-E機能を施したトリプルガラスを複層とは6枚のガラスを使います。
3枚ガラスを2重にすると、2層のアルゴンガス層を、乾燥空気層を挟み、もう一組のトリプルガラスにすると熱貫流率が0.023w/㎡h、グラスウール断熱材250㎜に相当します。

栃木県那須塩原市の星野アルミ建材さんに試験体を造って貰い、法政大学の川久保俊教授には、特許出願の作用理由を添えてファース本部と共同出願しました。
Low-E機能だけでは、抑え込みが限定的あり、この庇の出幅を実験中です。



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