豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家の温熱性能2020年仕様とは…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2015-08-07 17:40:53 | ファース本部
改正省エネ基準が施行され国交省、経産省、環境省が設置した「低炭素社会に向けた住まい方推進会議」は、2020年まで全ての新築住宅を対象に新基準適合の義務化を実施します。
いわゆる高気密、高断熱の新基準を適合しなければならず、加えて「一次エネルギー消費量」を明記しなければ確認申請がおりなくなります。

一次エネルギー消費量とは、使用する電気、ガス、石油などのエネルギーを熱量表記です。
これは、冷房、暖房、換気、照明、給湯などの設備機器の性能から算出します。
太陽光発電などの設置有無も、外皮(高気密高断熱)性能と一緒に評価されます。
2020年仕様とは、家の断熱性能に加え、省エネ機器を搭載している事が必須となります。

私達は平成元年の27年前からこの仕様に見合うようなスペックの家づくりを行ってきました。
当時は奇人変人扱いをうけたものですが、ようやく社会が追い付いてきたようです。
添付の計算書などは、ソフトが市販されております。
また設計事務所なども対応してもらえると思います。
しかし計算上の理屈と現場で発生する事象は大きく異なります。

断熱性能を高めるため、断熱材の厚さを増すなどで計算上でのクリアーは可能です。
しかしながら高気密高断熱などは、やればやるほど想像外の事象に見舞われるものです。
私達はこの27年間で何度も辛苦を舐めてきました。
特に高温多湿の温暖地の気密断熱は、更に難易度が大きくなります。

最終的には、空気を封印した断熱材の湿気対策、木材の腐食対策、カビや有害ガス対策、乾き過ぎの対策、多湿対策など「水分管理」がキーワードなるのでしょう。
特に夏場の湿度は、エアコン室内機に接触した時点で凝縮熱と言う熱に変わります。

夏場は、湿気を入れない工夫が冷房省エネに大きく関わって参ります。
冬場は、湿気を逃がさない工夫を行うことで暖房熱を抑えることでの省エネとなります。
私達ファース本部は、既に2020年以降の進化した仕様で家づくりを実践しております。

さて、8日連続の猛暑日で記録更新した東京から北斗市本社に戻ったら気温20℃です。
穣太郎がコスモス畑の草取りを手伝っていましたが、肌寒いくらいです。
明日は、福地建装ユーザー会が主催する「わくわく木工ランド」のイベントを開催するため、ハウジング事業部のスタッフが準備に没頭しておりました。

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