豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

切迫した発電現場を見る…福岡県内

2012-09-08 20:14:56 | ファース本部
福島原発以降、どこの電力会社も電力の安定供給のために人知れない苦労をしています。
原発がままならない状況から火力発電にその大半を委ねているようです。
しかし、解体してスクラップ直前の火力発電装置を稼働させていますが、極めて不安な状態で、常にバックアップ体制が不可欠となるそうです。

その電力バックアップとは、夜や雨、曇りの時に使用できない太陽光、風が吹かなければ廻らない風力なのでなく、困った時に直ぐでも発電できる内燃機関発電機です。
今日は電力事情に詳しい友人の案内で、福岡県内のエンジン発電を行う施設を見学してきました。
セキュリティー確保のため場所と名前は伏せるように言われました。

エンジン発電は、汎用性が高く始動性が良いために、非常用として用いられます。
多くは、ディーゼル発電機とガスタービン発電機が多いようで、見学した施設でもこの2種類の内燃機関で発電機を行っておりました。

ディーゼルエンジン発電は標準的な発電装置です。大きなトルクを持つ船舶用エンジンが採用されているそうです。私達が使用する電気は、スイッチを切ったり入れたりするため、常時変動する負荷に対して安定出力が出来るそうです。

このディーゼルエンジンより環境負荷の小さいガスタービン発電は、排出ガスがクリーンで低微粒子になり、硫黄酸化物などを排出しません。
現在ではLPGや自噴ガス、メタン発酵ガスなど燃料の多様化に対応が図られています。
ディーゼルより静粛性が高く低振動だそうですが、装置設置に多額の費用が高額だと。

写真は大型ガス発電装置ですが3000kwです。原発一基100万kiwiですから、この装置が333台で原発一基分と云う事になります。
原発事故以降は、節電を掲げながらも誰もが何気に電気を使用しています。

発電現場の事情を熟慮すると、電力現況を冷静にそして正確に把握して協力することが肝要では。 
さて、雨天だった福岡ですが夕方には綺麗に晴れ上がりました。
明日は名古屋経由で北海道に帰ります。

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