「住んで快適な家」は、住まなければ快適どうかなど解りません。
売れる家は、快適そうに見える家なのです。
つまりは「快適そうな家」と「真に快適な家」は大きく異なります。
快適そうに見える家は、住んでからの快適を保証する術がありません。
真に快適な家は、見えない部分の断熱仕様、気密構造、蓄熱容量、窓ガラスの機能、サッシの断熱、換気扇の種類、冷暖房の方法などと小難しいハードを巧みに組み込んでいます。
ところが、施主様の多くは、その住んでから感じる温熱性能、光熱費などに無関心で外観デザイン、内装意匠、キッチンセント、家具、建具などの見える部分に目を奪われるのです。
見えない部分の断熱仕様より、200万円もする自動式キッチンセットに関心を示します。
私達のような調湿性能のエンタルピーなどと、難しい説明などは誰も聞いてくれません。
家を腐らす結露、カラカラ乾燥、カビ、ハウスダストなどは、湿度を一定にする調湿機能が備わっていないからです。人の健康、家の健康の多くは調湿機能で救われます。
多額な投資を行って一生涯身を置くことになる家づくりです。
地域工務店は家を売ってはなりません。
家は、工務店が造って、建主さんと一緒に育てることが必須となります。
地域工務店は、その地域の住民に慕われ、建築した家の建主様に信頼され、建主様や地域住民の口コミ紹介で工務店経営されなければならないのでしょう。
逃げも隠れも出来ない地域密着型工務店の宿命なのです。
そのためには、真に快適な家に必要な、確たる家の性能の研究開発が必要です。
今日も北斗市本社で研究開発の仕事を行い、夕方のフライトで札幌に移動してきました。
9月最初のブログは札幌にて更新することになりました。写真は札幌から見た夕焼けです。
明日は栗山町でのイベントに参加します。

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