豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

幸せの定義を思考する…北斗市

2015-08-31 18:09:33 | ファース本部
本当の「幸福」とは何かと思考してみると、人生価値観などは人それぞれに異なることから100人100様の「幸福観」がありそうです。
何もない平凡な事とは、退屈で詰らない事のように思いがちです。しかし、自分の体調に問題があったり、身内が病気や怪我をしたりした時などに平凡さの大切を感じるものです。

私達は「独りだけで何が出来るか」と思った時、実は何も出来なくなってしまうものです。私自身もそのように実感したことが幾度もありました。
社会に何が出来るかではなく、平凡な暮らしの中から自分の無理なく出来る事を見出して行く事が賢明なのでしょう。

調停業務では大金持ちが亡くなり、その人の遺産相続紛争を目の当たりにしました。
トビ職の先輩は、決して大きな家に住んでいなくとも、優しい奥さんと気立て良い娘さんと孫達に看取られて逝った姿が幸せそうでした。お金や資産の有無は、幸せ尺度になりません。

今日は終日、社内業務の自分の執務室で原稿執筆や、新しく開発しようとしている起案に対する裏付け情報を検索するなどのデスクワークに専念をしておりました。
私達は、特別な人間になろうと意識せずとも、その平凡な生活の中から少しでも、社会貢献出来る自分がいるのかも知れません。

ふと自分の執務室の右手の窓から見た函館山が稜線をクッキリと際立たせて佇んでいます。明日から9月、このように日々を坦々と平凡に過ごせる事はこの上ない幸せなのでしょう。
写真の遠くに見える函館山も肯いているように感じてしまします。
さて明日はまた札幌移動となりますが今度は空路に致します。

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