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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

組織は成熟期にこそ改革を…北斗市

2010-12-02 16:52:59 | ファース本部
企業や組合などの組織は、大きくなればなるほど官僚的になると云われます。
世界の国家をまとめる国際連合などは、悪い意味での官僚の象徴組織と云われます。
国家を代表し国連で訴えて具体的な実践の伴う決議は殆ど期待できません。

我国日本は、優秀な官僚と志のある政治家とのコラボレーションで戦後の経済復興を成し遂げたと云われます。その官僚は現在、厳しく糾弾されていると云う現実もあります。
組織を守る事と自己保身が第一となり、国民の小さな出来事が見えなくなるからでしょう。

企業も含め、組織形態には、創成期、成長期、成熟期、衰退期と業態4時期があります。企業の寿命も、何もしなければ30年前後とまで云われています。企業だけでなく、複数以上の人々で為す組織には、業態4時期が在りそうです。どんな組織でも業態が出来上がるまでは右肩上がりに成長しますが、この3番目の成熟期に何を為すかが大切なのでしょう。

組織は、常に瑞々しい清流を注ぎ込むような改革と撹拌が不可欠のようです。
特に成熟期は、守りばかりに終始すると、あっけなく衰退期へと突入してしまいますが、成熟期こそ足元に清流が流れ込むような行動を実践すべきなのでしょう。

自社の弱みを掌握出来もしないのに、他社の弱点は手に取るように判るものです。
それを指摘、糾弾したところで自社にとって何のプラスにもなりません。むしろ他社の弱点から学ぶ姿勢こそが、清流を注ぎ込む動機になるのかも知れません。

今日は、隣の上磯中学校を訪問してきました。写真は校長の野戸誠一さん(左)と教頭の海野厚二さんです。当校は生徒数678名の大規模校ですが学級運営、学校経営が極めて安定し、生徒達の礼儀作法や1人1人の穏やかさに具現化されています。しかしながらそれでも先生方は、子供達の企画や提案に耳を傾け、常に清流が注がれ込む仕組みづくりを吟味しています。

学校も企業も組織は、成熟期にこそ改革を実践しなければならないようです。
寒さが増した事を実感する北斗市の一日でした。
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